本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

男道 : reProfesional#167

2009-03-13 00:54:51 | reProfesional
男道
清原 和博
幻冬舎

このアイテムの詳細を見る


話題の清原の自叙伝です。
世間的に話題になっているのは、桑田との一説ですが、男の生き様を通して、パワーを得たいという人にも十分なためになる本だと思います。
人生の中で、仕事におけるモチベーション、成果を決めるのは、いかに自分を自制して、愚直に自分の信念にもとづいて、努力を、人の何倍もの努力を続けられるかということに尽きるそういうことを改めて気づかされます。
よりよい人生を送るには、強い信念の元、進化をし続けなければならない。
仕事をよりよくする上では、まず自分自身の人間性を磨くことから、始めなければならないということを改めて、実感させられます。

・・・

話は、清原が子供時代に、リトルリーグに出会い、人に感動を与えるということに、目覚めたことから、
「誰も見たことのないような大きく、美しいホームランを打つ」という信念の元、現役を全うするところまでを巨人への想い、仰木監督への感謝とミッションというように、彼の人生が振り替えられる。
清原が野球人として、野球をビジネスとして、行う人物として、成功した大きな要素が、
1.執念を持ち、「大きなホームランを打つ」という信念を、
お客様をそれを通して感動させるという信念を追求し続けたこと
2.リトルリーグ時代からの経験から、基礎練習・体力づくりの大切さを紳士に実践したこと
があると思う。

《 感動的な言葉 》

・「人に与えられたじかんっは、一日24時間しかない。それは誰だって同じなわけで、24時間でどれだけ自分を成長させらるかが勝負なのだ。ならば、自分は一日24時間のすべてを野球のすべてを野球に打ち込めばいいと思った。ぼく以上に、野球に打ち込んでいる人間はいない。だからぼくは、誰にも負けない。そう信じることができたのだ。」
→仕事でも、人生でも、自分の信念、生き様を集中しきり、誰にも負けないくらい、自分のやるべきことを24時間打ち込む!!

・「練習こそが、見えない未来を切り開く唯一の鍵」
→自分を磨き、自分の携わる商売。周りの人の最高の状態を最善の努力を尽くし、望む。人生で、仕事でまず、大事なことは、謙虚になり、人間性を磨き続けることだろう。

・「全力で戦うのが難しいのは、全力を振り絞るのが難しいからだ。その苦しさを乗り越えさせてくれるのが、『親孝行』なのだ。自分自身よりも自分を愛してくれた人がいることを知り、その思いに報いようとしたとき、人は本当の力を発揮するのだ」
→人を慮り、最良の判断をできる人間に。

・ピッチャーとバッターの関係性を述べている中で~
人が本当に分かり合おうと思えば、心と心でぶつかり合い、自分の全存在をかけて戦うことが必要。戦う事でしかわかりえないものもある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする