クリエイティブマインド つくるチカラを引き出す40の言葉たち | |
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クリエイティブマインド
されど、広告で、物づくりの仕事でもあります。コピーだアートだ、クリエイティブディレクターだ!アイディアだ!ソリューションだ!と相も変わらずカタカナを氾濫させているのも事実だけど、じつはまず職人気質を身につけることが不可欠な職業なんです。おのれの手を動かし、みずからの身体を動かす無いことには、すべて何にも始まらない。4
仕事は遊びです。かなり本気の。そして同時に真剣勝負です。7
正しくても、おもしろくなきゃ、意味が無い 24
価値の変容を生み出さないものは広告じゃないんだ。27
→広告のいちばんのダイナミズムは、なんといっても、世の中に新しいものの見方を提案することです。49
電池切れになるまで脇目もふらず全力で遊ぶ。そんなふうに仕事をしたいですね。35
不安があるから、自分の力を振り絞るし、甘えがちな自分を鼓舞して高めていくことができる。とくになにかを生み出す仕事には、ないと困るものだといえるでしょうね。54
たとえば広告でいえば、新しい技術を使っているからという理由で、消費者が「あの商品が欲しい」と思うようになるわけではありませんよね。そこに新しい価値が提示されていたり、それに対してなるほどと共感したりするから、気持ちが動くんです。62
本来クリエイティブとは、単なるものづくりではなくて、コミュニケーションを成立させたり、コミュニケーションを成立させるために必要な問題解決をしたりするものなんです。65
やっぱりものをつくるという行為は、ロジカルでもなければ、デジタルでもないなとつくづく思います。根本は自分の中にあるアイデアや感覚といったイロジカルなものを、肉体的に具現化していく行為なんです。74
アイデアとは、自分のなかから浮かび上がってくるものなんです。83
つまり、アイデアとは思い出すもの。
要するに、思いつけるかどうかじゃなくて、思い出せるかどうかが重要。ということは、思い出せる材料が自分の中にストックされていなくてはいけない。そのためにも、できるだけいろんなものを見た方がいいし、いろんな本も読んだ方がいいし、いろんなことを体験してみた方がいい。84
こんな時代だからこそ、何でも覚えておくように普段から心がけておいたほうがいい。
そう考えると、いろんなことを大切にして、人一倍、いろんなことを本気で楽しみ、好奇心を持っていろんなことに挑戦してみる、という日々の過ごし方が理想的ですね。85
<アイデアの見つけ方>
① 新しいコンテクストの発見と②説得力のあるロジックの構築③世の中の必要性そして④ストーリー、この4つそれぞれについて、これでもか、というくらい徹底してロジカルに思考を重ねていく。
するとある瞬間にパッと思考がジャンプして、いいアイデアが見つかる。88
アイデアとはだれかに対して働きかけるものだと、僕は考えています。91
すぐれた企画は、ほとんどがひとことでいえます。103
街に出て、見たり、聞いたりしたものが、記憶の中からアイデアと呼べるものを思い起こすきっかけになっているのかもしれません。111
プロフェッショナルとしてアイデアを考えるということは、「自分ならでは」をとことんまでつきつめて、「自分にはこれしか出せない」と開きなおれるところまで考えなくちゃいけない。124
なるべく自分で自分を決めつけないで自由にしておくこと。そうでなければ、いろんな課題に対応できませんし、なによりものづくりを自由に楽しめなくなりますよね。143
本気で人や時代を動かそうと思ったら、受け手をいい意味で裏切らなくちゃ行けない。要するに、ブレークスルーを生み出す手がかりは、むしろみんながやろうとしていることとは「逆」のほうにあることが多いんです。153
ガソリンや電気がなければクルマが走らないのと同じで、ものづくりをする人たちにも燃料が必要なのだけど、僕は希望がそれだと思っています。183