![]() | 地域を変えるデザイン――コミュニティが元気になる30のアイデア |
クリエーター情報なし | |
英治出版 |
デザインの定義:
▶問題の本質を一挙に捉え、そこに調和と秩序をもたらす行為
▶美と共感で多くの人の心に訴え、行動を喚起し、社会に幸せなムーブメントを興す行為 2㌻
→デザイン思考とは? 243㌻
地域が抱える社会課題の本質を心・身体・頭で直感的・身体的に捉える行為
多種多様なステークホルダーが共に持続可能な美しい未来の姿を思い描き、地域に眠る資源を活用した新しい仕組みや経験(コト)を創出する行為
▶デザインとは、複雑な社会課題に直面している地域が説くべき本質的な「問題」を捉える行為。住民の心に訴え、行動を喚起し、みんなが幸せな気持になれる「納得解」を創る行為なのです。237㌻
▶デザインとは、美と共感の力で人の心に訴える行為です。
気持ちを美しいカタチして人に届けることです。
そのためには、伝えたいと思っている発信者側の気持ちを深く
理解しなければなりません。伝える対象である受信者側の気持ちを深く
理解しなければなりません。伝える対象である受信者側の立場に共感し、
気持ちが伝わる方法を発見しなければなりません。
発信者、受信者双方のキモチに寄り添ったカタチ、
それが美しいデザインです。147㌻
過疎化を考える際に
▶集落の人には平凡な日常が、都市住民には非日常の体験となる。
→観光資源の発掘の視点:探られる島 家島は5年間をかけて大学生など島外の若者が家島の魅力を「屋外の日常風景」「産業の風景」「おもてなしの風景」などと発掘していった。
●近年、都市住民を中心に、余暇時間の増大や環境意識の高まりから、週末などに豊かな自然環境で過ごすライフスタイルのニーズが高まっています。123㌻
▶三重県の穂積製作所では、製材所の面白さをそのまま体験できる場所として、家具づくりスクールを開催している。
▶専門家の指導のもと質の高い「作品」を生み出すプログラムとして展開。島ヶ原地区の木材資源の価値を都市部にアピールし、地域ブランドとして育成することも狙っている。