スマホマーケティング | |
クリエーター情報なし | |
日本経済新聞出版社 |
『スマホマーケティング』吉田健太郎
本書は、
スマホとスマホ時代の生活者の実態。
メディアとしてのスマホの実態。を明らかにする本で、マーケッター必読の書と言える。また、ポストスマホ時代も意識して書かれているも面白い。
⇒スマホの価値のコアはコミュニケーション。
⇒スマホは、コミュニケーションデバイスでありながら、認知メディアであり、理解メディアであり、チャンネルでもあります。205
⇒コミュニケーションツールを起点としたプランニングが必要。85
<各年代層別メディア>
15〜59歳の約70%が「スマホがない生活は考えられない」と言っている。6
15〜59歳のスマホ保有率は80%を超えている。16
50代以上:新聞、雑誌
30〜40代ビジネスマン:PC
20代:スマホとテレビ
⇒20代にとってかつての新聞の役割をLIFT(LINE,instagram,facebook,twitter)が担って来ている。143
<スマホと脳>
スマホ=脳の外部拡張:
スマホのヘビーユーザーは、スマホと利用者が一体化しています。スマホが自分の目や手、頭脳の一部になっていて、思考せず感覚で利用しているのです。56
⇒IOTは脳の外部連携が、スマホもしくはそれ以外のデバイスとともに連携されていくイメージなのだろう。
<情報接触態度の変化>
★ スマホで忙しくなった消費者 62
生活者は中身を理解したり、実態を把握したり、実態を確認したり、他と比較したりといったことが短時間で出来ないと、消費行動プロセスから離脱してしまいます。
⇒
ニュースアプリ、オークション・フリマアプリだけが伸びている。全体的なアプリストアの利用率は減っている。
★ 情報はスキャンするように見る 71
テキストも画像も区別せずに、ざっと画面をスキャンし、気になる単語や画像があるとそこで、目を留め、内容を確認するようになっている。
⇒
◎デジタル広告/デジタルコミュニケーションの基本
◇ 5つのセンサー 75
•本能型センサー
空腹時に美味しい写真を見せるなど。本能に根ざした反応
•趣味型センサー
好きなアーティスト、野球チーム、アニメなど趣味にまつわる情報に反応。
•季節型センサー
ハロウィンコスプレなど、季節ごとの催事に反応
•話題型センサー
周囲でトレンドになっていることに反応
•刷り込み型センサー
テレビCMなどから、短期的に集中的に発信している情報に刷り込まれる反応
⇒
instagram/自分専用の雑誌
⇒最も楽に情報が得られるツール 124
instagramはリアルな友人のつながりがメインとなっている。
今:成熟スマホ時代 13
ポストスマホ時代に向けた過渡期
情報コミュニティ:
仲の良い人、趣味の会う人と繋がっておくことで、自然と自分に関係がある情報だけが視界に入ってくるようになるもの。32
googleからtagleタグるへ 35
2015年〜2018年:余計なことをスマホでしなくなってきている。
アプリ利用率の低下/スマホ初期は「何か面白いアプリあった?」という会話があったが、今はデータ制限で変わって来ている。38
⇒スマホで新しいことをしなくなっている。
<消費とスマホ>164
「納得購買」の5つの分類
1. SNS映え、乗っかり、話題共感型の納得要素
2. 後で高く売れるかも!?投資回収型の納得要素
3. 今だから、最後の1つ タイミング型の納得消費
4. オーソリティや友人•知人経由 レコメンド型の納得要素
5. 自分だけ、こんな人だけ オンリーユー型の納得要素
「逃げ道消費」の4つ171
1. リスクテイク型 3000円以下ならとか、イメージが違うかったら売るとか
2. 理解回避、人依存型
3. 過去完結型 自分の経験を頼りにする
4. 企業の思うつぼ型
<スマホマーケティング7つのテクニック>180〜
1. 購買の起点は興味の顕在化 利用シーンの自分ゴト化
2. スマホだからこそ会話を意識 無理矢理観のない広告の取り扱い
3. 行為に繋がるキャラクターディレクション 若年層は、tiwtterを物知りtでうんちくを語る友人、instagramを流行をつくる女友だちなどとキャラ化している。
4. スマホ完結型カスタマージャーニー
5. 分かった気になる動画で攻略
6. 生活者を動かし情報濃度を高める 空気の醸成
7. 面と線2つのPDCA
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