本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

エマニュエル・トッドの思考地図を読む 

2021-03-21 19:28:34 | 2021風の時代 フリーランスから経営者へ
エマニュエルトッドの思考地図

【学びたいこと】
頭脳を覚醒させる

【概要】
①この本
著者:歴史人口学 の専門家
思考についてのプロフェッショナル2

②-a思考と予測について
◆予測
適切なデータを収集し、きちんと分析していけば、それが将来どうなっていくのかを見通すことは決して不可能でないのです。1

◆予測
芸術的なもの207

◆思考するということ
:アイデアを得ること
:ある現象と現象の間にある偶然の一致や関係性を見出すということーつまり「発見」をするということ89
:混沌から法則を見出すこと23
:暴力に反対すること24
調子の狂ってしまったこの現実世界で何が起こっているかを見通し、それがこれからどうなっていくかを考えること6
Dis-cover おおいを取り外すこと
偏見から離れること
◉経験主義
事実(ファクト)を何よりも重んじる立場。79
◉思想ではなく事実から始めよ117
著者・デュルケーム『自殺論』
統計的な観点から社会と歴史を認識する107

②-bよりよく社会を眺めるための条件
◆社会をよりよく理解するための条件121
外在性=自分の何かしらかがマイノリティに属していること121
◆外在性
★★★アウトサイダーであれ124
逃げる、あるいは外に出るためには、精神的に少しだけ「ずれている」というのもいいかもしれません。
アイデアが浮かぶのは鬱状態に陥っているときなのです。137
まともではない思考をしてみたり、とっぴな関連性を見出したりということができなければいけないのです。135
軽い精神障害というのはもしかするとアドバンテージになる可能性もありますね。
自分の社会やすぐ目の前にある現実から少し外れたところにいるのですから。135

①この本のコア
◆思考の見取り図 トッドの
インプット→着想→検証→分析・洞察→予測(結論づける勇気)
 →インプットしたデータを無意識のレベルで混ざり合うほど定着させる100
読書 分野横断的に読む53
データを蓄積すること

◉私にとって偉大な学者、研究者というのは驚くべき数字や常識を逸したようなデータに出会っても、それを拒絶しない人110

★★★0-0-0自分のなかに図書館をつくる。
私の仕事の95%は読書です。45
着想は事実から生まれる86
「いま買わなかったらお前は一生これらの本を買うことはないだろう」47
考えるということは、ひたすらに本を読み、知識を蓄積していくことなのだと。39
何かを学び、新たなことを知ったときの感動こそ、私が大切にしてきたものです。
そのときの極度の興奮状態はたぶんどんな女性にも感じることのなかったものではないかというほどのもの。40
考えるというのはデータを蓄積するということ。30
考えるのではなく、学ぶのです。最初に学ぶ。そして読む。27
創造的知性とは、すでに手元にあるデータを説明する、あるいはかたちづくるために脳にあるさまざまな要素を自由に組み合わせ、関連づけることができる知性を指します。34
そのように本を読み続け、さまざまな情報を収集し、自分の頭のなかにデータを蓄積していくと、ある時点で自分の脳がデータバンクのようになってきます。43

◆社会を考える
機能不全や一見関係ないもののつながりに気づくということ。36

◆今の社会
拠り所となる価値観の希薄化
小さなアトム化した信条を拠り所とする人々あふれている104



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