今期は期待のドラマだらけだったのに、新型コロナウイルスのせいでほとんど始まってもいない。そんな中でテレビ東京のドラマ『行列の女神〜らーめん才遊記〜』は、単純なドラマなのだが、出演者が豪華でしかも題材がよく、おもしろく考えさせられることが多い。この新型コロナウイルスの中で最終回まで迎えられたのだから、奇蹟的なドラマだ。
そもそもなぜ日本ではラーメンが「国民食」のように親しまれるようになったのだろうか。私は一番大きな出来事はインスタントラーメンの普及だと考えている。チャルメラ、出前一丁、サッポロ一番が日本人の食事を大きく変化させた。そしてカップヌードルである。手軽な食事が安価で手に入れられる。底辺の普及から始まった。
インスタントラーメンの普及がきっかけとなりラーメン世代が生まれた。毎日のようにラーメンを食べる世代である。ラーメン世代はラーメンにこだわるようになり、「よりおいしいラーメン」を求めるようになる。有名ラーメン店が生まれ、中には経営戦略を駆使して企業努力をするようになる。
上品な味を求めるラーメン、量を求めるラーメン、刺激を求めるラーメン、クセになるラーメン等、今は様々である。そこには店主のこだわりがあり、それがまたドラマになる。
『行列の女神〜らーめん才遊記〜』は「日本人」のドラマだ。
私の子供の頃は、うどんだけでした。
中学くらいにマルタイの棒ラーメンのが出来、よく姉に鍋で煮て作ってもらったものです。
今のカップラーメンはとても美味しくなりました!!!