11月2日の朝日新聞で「AIと私たち 労働と社会のゆくえ」というタイトルで大澤真幸氏のインタヴューが掲載されていた。考えさせられた。
大澤氏は次のような趣旨のことをいいます。
「AIが進化しても人間にしかできない仕事が残されるだろうと言われてきた。しかし実際は『創造性が必要な仕事』、『社交性が求められるやりとり』、『マニュアル化できない例外的阿出来事』など、『人間に残される』とされてきた仕事こそ生成AIは得意としている。」
これは衝撃的です。
はたしてこれはどういう結果になるのか。私は教員をしていたので学校教育を例にしていいます。最近の学校教育も「GIGAスクール構想」が始まり、その結果どうなっていくのかを考えると、動画で授業が行われるような時代になりつつあるような気がします。教育産業が動画を通じて学校に参入し、学校の教員はその監視係になってしまいそうです。いよいよ日本の学校はベネッセの下請けになってしまうのです。教員不足も解消して万々歳というところでしょうか。
しかしそうなると本当に人間は何をすればいいのでしょう。そしてこれから世界はどうなってしまうのでしょう。本気で考えなければなりません。
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