さすがに今年は暑い。この暑さの原因はラニーニャ現象だという。最近はラニーニャとエルニーニョが交互にやってきている。普通の年がない。なぜなのだろうか。
ラニーニャ現象というのは南米ペルー沖の海水温が下がることである。その結果フィリピン沖の海水温が上がり、その結果日本上空の偏西風が北に蛇行し、日本が熱くなるという理屈のようだ。今年の梅雨が短かったのは、北に蛇行した偏西風のおかげで梅雨前線が押し上げられたせいだという。
昔、エルニーニョとかラニーニャという現象が言われ始めたとき、それはペルー沖の海底火山のせいだという説明を聞いたことがある。だとしたらこんなに頻繁に起こるのはおかしい。そこで調べなおしてみると、実はエルニーニョとラニーニャの原因がまだはっきりとわかっていないのだという。だとすれば環境破壊がその原因だという可能性もある。
日本が暑いということは、世界のどこかでは寒い地域があるのかもしれない。だとすれば地球温暖化とは言えない。しかし世界中の平均気温が上がっているという調査結果をみたこともある。それが事実だとすればやはり環境破壊を食い止める必要がある。
科学的な知見を持ち寄って、議論をし、それを整理していく過程が必要だ。何が正しいのかがわからない。近年の暑さが、やはり環境破壊のせいならば、別次元の対策が必要である。
冷静な議論とそれを一般に広めるマスコミ等の努力を期待する。
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