映画『リトル・エッラ』を見ました。不器用な女の子のほほえましい成長物語でした。
エッラはサッカー好きな女の子です。エッラはおじさんのトミーが大好きです。トミーを独占したくてたまりません。両親が旅行にでかけるので、トミーと一緒に過ごそうとします。ところが、トミーの恋人スティーブがやってきます。エッラにとってスティーブは邪魔な存在です。そこでスティーブがとんでもないいたずらをしかけます。
そのいたずらがひどすぎます。ネズミをカバンの中に入れたり、最後にはスティーブの髪の毛にバリカンをいれてしまいます。絵本が原作のようなので、絵本のなかではお遊び的で許されるようないたずらなのかもしれませんが、映画でそれをやるとちょっといただけません。そしてそれをやさしく対応する大人もさすがにスウェーデンという感じなのですが、私には違和感を覚えます。
そのいたずらのおかげでトミーとスティーブの関係がおかしくなります。しかしトミーもスティーブは本当にやさしい人です。エッラはふたりのやさしさに気付き、ふたりをもとのさやにおさめようとします。この成長がほほえましい。
やさしい時代の、ドタバタメルヘンです。
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