新型コロナウイルスは感染が終息に向かっているようである。やっと日常が戻ってくる。心が少し楽になる。しかし安心してはいけない。第2波は必ずやってくるという説があるからだ。
第2波がやってくる可能性は高く、もし第2波がくれば大変なことになる。新型コロナウイルスが感染拡大するのは気温が5度~11度の時であるという説がある。現在ロシアで流行がピークになっていることを考えるとこの説はかなり説得力がある。もしこの説が正しいとすれば、今後しばらくは感染の心配はないが、冬になる前にもう一度感染のピークがやってくることになる。そしてそれは今回並み、あるいは今回以上の状況になる可能性もある。もう一度この混乱が来たら経済が持たない。
今必要なのは、第2波が来た時のための準備である。たとえばPCR検査がもっと短時間で簡単にできるようにしておくこと、あるいは抗体検査をできるだけたくさんおこなっておくことが必要である。また、テレワークや遠隔授業ができるような環境整備が必要である。
私は高校の教員なのでひとつ提案したいのは、現在の高校3年生は入試制度の混乱に加えて今回の新型コロナウイルスの混乱のせいで大変な思いをしている。高校3年生にパソコン1台を贈与するくらいのことをしてもいい。もしもう一度休校しなければならないときにそれを使って遠隔授業ができるようにである。苦労をかけた代償としてそれくらいのことをしてもいいであろう。
第2波が来た時に、準備ができていなかったら政治の責任である。たとえ第2波が来ても、被害が最小限に抑えられるように準備しておく必要がある。
本当に得体の知れない、見えない敵と戦うのは容易なことではないですね。
>もう一度この混乱が来たら経済が持たない。
そうですね~、自粛も大切ですけど、これこそ死活問題です。
>第2波が来た時のための準備である。
果たして西村担当相に内閣は目の前のつじつま合わせがやっとでそこまで考えているのか心配です。
高校3年生は特に気の毒ですね。
やれ遠隔授業だの、9月入学、新学期導入だの高校3年生のことは何も考えていないような気がします?
本当に「パソコン1台を贈与する」時代が来ていますね!