少し古い話で恐縮である。ブログ「の~んびりタイランド 2」の2014年11月24日記事「東南アジア陶磁博物館の再開館記念式典」に記載されていた、後絵(あとえ)のことが気になっていた。チェンマイの業者により蟷螂、蟹、昆虫、人物、幾何学文の後絵がつくられているとの内容であった。
当時、BKK、チェンマイ、KLと13カ月間の放浪の旅に入ったばかりで、この記事を見てのコレクションの真贋再確認はできていなかった。本年1月下旬に帰国し、少し時間に余裕ができたので、再確認することにした。
その後絵記事により、多少とも疑問に思えるのは下記3点である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/6a/56667fe8746f96ba114c68a863414fcf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e6/4c15f7657dc6faba04742d91937ac3d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2d/b58ed30f0410f4279a5c5f73a68dee86.jpg)
上2点は麒麟文と考えている。しかし、最上段の立ち姿で見返りの聖獣は角がはっきりしないことから、麒麟かどうかはっきりしない。
素人ではあるが、これらについて再確認したい。先ずは最上段の聖獣文である。
<続く>