中津市歴史博物館は中津城址の一画に在った。折角だから城址に再建された復興天守をパチリ。
黒田官兵衛(如水)が築城し、細川忠興が完成させた。 享保2年(1717)からは、奥平家の居城となった。
官兵衛はしたたかだ。秀吉の軍師となり天下をとらせた後は、豊前中津に冊封された。『関ケ原』では、九州の西軍方を攻める。決着がつくと長政が博多に転封され、城は細川忠興が完成させた。その城も忠興が小倉に築城するに及び、小笠原家をへて奥平家の居城となった。その復興天守である。山川の河口に築城されている。旅の一葉であった。
<了>
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