東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

岡田記念館・別館扇島

2010年11月16日 06時50分32秒 | Weblog
栃木の続きである、
550年の歴史があるという岡田家は代官屋敷だが、、
後年の頭首の作った別荘が扇島である、今から100年前の大正時代に完工した、



外観はどうってことはないのだが、
10年掛かって作り上げたという内容は、



柿木の床柱、



なんとか竹の鴨居、



あえて横に張ったという一枚板の扉、



廊下はすべてにわたって欅の一枚いた、



廊下のうえには、ながーい檜の丸太、
向こうに行くにしたがってガラスが小さくなっている、





天井には屋久杉



一間半の床の間は、たて、紫檀、敷居は、黒檀、長押はタガヤサン



敷居にはものすごく硬い材料を使っているからまったくヘリはない、



もう一枚廊下の写真、
このヒノキの木は近所に生えていたもので、びっくりするような大きい製材だ、
これだけの苦労をして作ったのだから、10年を要したのが分かる、完成したとき当主は70歳だったそうだ、惜しむらくは外観がそんなに美しくない事。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (オヤジな私)
2010-11-16 21:04:25
素晴らしい建物です。
内部が小樽(?)の、にしん屋敷に似ています。
外観はともかく、よくぞここまで手を入れましたね。

還暦を迎えてからの大きな仕事に取り組みましたね。
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別館扇島 (anikobe)
2010-11-16 21:38:38
外観からは思いも及ばない内部の、贅を尽くした素材の数々、全く感動的な建物のご案内でした。長い年月をかけた拘りに納得しながら、拝見しています。
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オヤジな私さま (東京老人)
2010-11-17 06:45:19
にしん屋敷みていないのですが、
たぶんきっとにているとおもいます、
材料をそろえて設計したのでしょうね、

写すの忘れていますが、2階への階段が、
現代風の踊り場つきになっていました。
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anikobeさま (東京老人)
2010-11-17 06:52:53
ここは、最近まで食事を出していたのですが、
そのせいで、手入れが行き届いていて、気持ちいいです、ひずんだガラスもほとんどそろっているようです、
説明が上手、アルバイトでなくご先祖のことが分かってて分かりやすい、
褒めちぎってしまいました(笑い)
コゴトじじいはどうしたの?
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