あの時の笑顔

今日は雨が時より降り、前日からの雨の影響もあって
グランドは使用不可。
体育館も使えないので、
屋根のある中庭でラダーや手ノック、素振りでお終い。

午後からの高学年のリーグ戦も流れて、
ウチで犬神家の一族でも観よう。っと
今、日本映画専門チャンネルであのシリーズをやってるんですよ。
やっぱり金田一さんは石坂浩二だよなぁ
昨日は11時過ぎから悪魔の手毬歌を観だして、気が付いたら1時過ぎに
寝坊するところだった

でも、マネージャーが
「今日アイツらのデビュー戦だ」って
アイツらってのは、中学の新チームの事
「アソコは人工芝だから、試合してるハズ」って事で
代表の車でマネージャーと三人で出発

相手は強豪私立中学。
クジ運ワル過ぎ

グランドに着くと
試合は既に始まっていて、「まぁ負けてんだろうな」って感じで
傍に行くと
Ａ－Ｃが三塁コーチに
試合中なのに「勝ってますよ」って声をかけてきた。
集中しろってって
勝ってんの

「エースがヒット、マツがバント失敗したけどヒットで繋いで、
Ｏックンがタイムリー。その後は言わないけど」
「君が三振ね」
「違います、ファーストフライです」
「あっそ」

話しているうちにチェンジ。

ピッチャーはエースだと思ったら
エースはキャッチャーに
ピッチャーは、副キャプテン。
「アイツが投げるなんて」って感慨深げなマネージャー

スローカーブをうまく使って、無失点。
傍に居たＡ－Ｃのパパが
「六つのアウトのうち四つ三振ですよ」って

内野安打で出たエースに四球のマツ。
キャッチャーのエラーの間にそれぞれ進んで
無死二、三塁。バッターは三番オックン

あの、Ｏックンが三番だよ
Ｏックンの打席を見ると
どうも右打ちをしているみたい。

何にも考えてないで野球をしていたＯックンが
考えてるよ。もうそれだけで感無量。

そして、右中間に2点タイムリー。
塁上でガッツポーズのオックン。
あのガッツポーズとダブって

これで3-0

もしかして。って盛り上がったけど
最後は地力の差が出て、敗戦。

色々と課題が見えたけど、
それは私の言う事じゃないしね。

試合後、ちょっとだけＯっくんと話せて、
「凄い、良かった」とだけ

Ｏックンはあの時の同じ笑顔を返してくれました