綾辻行人の講談社ミステリーランドシリーズの一冊。
あらすじはウィキから
少年の日の思い出のなかに建つ館、それは「お屋敷町のびっくり館」。……不思議な男の子トシオとの出会い。囁かれる数々の、あやしいうわさ。風変わりな人形リリカと悪魔の子。七色のびっくり箱の秘密。そして……クリスマスの夜の密室殺人!
このシリーズって、今まで読んだ3冊はミステリーというよりも怪奇ものに近いんですけど、これから先のシリーズはどうなのでしょう。
個人的には、冒険ものの要素が強い方が好みなんです。ケストナーの「エミールと探偵たち」みたいな。あれって、そんなにミステリー臭くないけれど、北村薫の初期作品の雰囲気がありませんか。ちっぽけな推理だけど、犯人は捕まえたのですから。