ミステリーランド第8回配本に二階堂黎人の作
あらすじは講談社BOOK倶楽部より
古代エジプトの秘宝≪ホルスの眼≫という名のメダリオン。この素晴らしさに心魅かれる男がいた。その名は怪盗アルセーヌ・ルパン。彼はそのお宝を頂戴するために、発掘者ボーバン博士に近づくが、博士の居城≪エイグル城≫で、ルパンを待ち受けていたのは奇妙な連続殺人事件だった。暗号文を手に死んだ老婆、財宝を荒らしたボーバン家への、生霊≪カー≫の復讐を口にする謎のエジプト人、城に出没するミイラ男、完全なる密室に置かれた脅迫状、そしてあらたに発生した連続殺人……。数々の事件を解決したルパンの頭脳をもってしても説明不可能な事件が続発し、人々を恐怖へおとしいれていく。果たしてこの前代未聞の難事件の犯人は誰なのか? ルパンはプライドをかけて事件に挑む!
本物のルパンシリーズといわれても、分からないくらいです。ルパンシリーズが好きな小学生に読んでもらいたい作品です。難点といえば、編集長に化けるのは良いのですが、本物はどうしているのでしょうか?新聞社もルパンのものなのでしょうか?
まあ、細かい点は本家本元もかなり怪しいので、そこらへんは気にしないで物語を楽しめばいいのかと思います。