ポプラ文庫 ほしおさなえ作
4巻以降の話が、短編連作で描かれている番外編第2弾です。
みんながそれぞれ、いい形で生きている様子が描かれていて、5巻の時の重苦しさがないのが、読んでいて楽でした。
今、世界中がコロナで大騒ぎで、子供たちは卒園式や入学式も満足にできていません。
これからの世の中がどうなっていくのか、全く予想が付きません。
それでも、私たちは生きていかなくてはならない。
読んでいると、最後の卒園式のシーンが、たった、一年前まではみんながコロナなんて心配しないで、こんな卒園式ができてたんだなって。
過去の地震の被害にあった方たちは、もっとつらい思いだったんでしょう。
本の感想とは関係なくなってしまいました。
全巻通して読むことをお勧めします。