歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

言葉が通じない?

2008-12-19 00:22:30 | Weblog
意思の疎通とか、「ほう・れん・そう」とかいわれるが、
目の前で話している言葉が正しく理解されていないと感じることがある。
それが上司だったら、
「いうだけ無駄」となることだろう。
世代間ギャップ?
そういう問題とは異なっている。
たがいに判ろうとする姿勢がないと、言葉は通じない。

認知症の方への対応と同じである。

私も上司の上司に(?)
「よく指導してやってくれませんか」といわれたけど、
「バカらしくて言う気にもなれません」と答えたことがある。

それでもめげずに、再び(いや、三度か五度か?)うるさがられているのを承知で意見をし、スタッフ間の揉め事や性格の相違、精神面などを伝えている。
が、
そのフォローは、自分で関わるのでなくコッチに振ってくる。
だったら、知らせる意味があるのだろうか?

上司の指導を部下の私がする?
決定権も人事権もないのに?
なんか、ヘンなの!
マ、おかげさまで立場的には、とっても強いんですが・・・(笑い)


いやはや、今日もスタッフ間で一荒れして大雨。
仲が良いので、言えると思っていった言葉に腹を立て、
一人が職場放棄して帰ってしまった。
残った一人は泣いているという。
「行ってやってよ、あなたなら話が聞けるでしょう」看護師に状況を聞き本人のところへ行く。
何がどうしたのか聞きましたよ。
同じことを上司にも話したという。


上司の知らないところで、これまでにもスタッフをフォローしてきたが、
同じ問題に対しては2度はしない。
職場放棄したスタッフは、1年前に「辞める!」と騒いだ。
そのとき「自分のために1年頑張ってみては」と諭した。
2度目だし、1年過ぎたので、止めなかった。
そのことを、今日はじめて上司に話した。
なんにも感じなかったようだ。


介護職は、1人の退職者が出ると、管理者の姿勢によっては雪崩れ退社が生じやすい職場だ。
今、その危険が目の前に来ている。

世の中、離職者で溢れているというが、
介護職に関しては常に人手不足なのだ。
本当に働きたいというキモチがあるなら、飛び込んでくればいいのに。
この仕事、学歴・経験・年齢問わず。
人間が好きで真面目であれば働けるとおもう。
ただし、
高収入を得られることはない。

たまに、言葉が通じないことがある(笑い)