歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

アヒルだって飛べるかもしれない!

2010-06-09 00:14:27 | Weblog
籠から飛び立つ鳥、羽ばたく鳥、私は自由を求める鳥に見立てていただけるようだ。
懸命に足掻いていた会社から開放され、自由。
今は、まだ地面をヨタヨタ歩いているくらい。
贅肉をつけなければ、そのうち飛べるかもしれない!
家畜に改良される前は、アヒルだって空を飛んでいたはず。

原点に戻ろう!

いつも買い物で通る経路に泰山木が数本ある。
ここの木は、私の背が届くところで花開く。(泰山木は10メートルにもなる)
白い優雅な、かおりのある花が今年も咲いた。
B5サイズくらいある大きな花。
開いて、たった1日でしぼんでしまう。
昨年撮った写真を見ると、6月9日だった。
自然は不思議!
小さな人間より偉大だとつくづく思う。


黙って本を読んでいても苦にならない人なので、いろいろな手に入る本を読む。
時には気を抜くために母に買っていった本をひきとってくる。
チョー高齢者には、さすがに推理小説、それも読みやすい文章の作者でないと無理。

そのうち、そう遠くなく、シリーズで研修会を企画するつもりでいる。
そのための勉強を毎日続けている。
経験だけでは、私くらいの経験では高が知れているから土台を作っておく必要がある。
介護関係だけを知っていても世間が狭くなる。
知識は広く知るに越したことはない。今の私にはその時間が許されている。

介護の土台は看護に由来していると私は思う。
基本の考えから、ケアの方法は同じだ。
もちろんリスクの捉え方も。
部下への指導法も同じことが言える。

数日前から枠を超えて「リーダーシップ論」を勉強している。
レポートを書かなくてはいけないから、理解し、読み込む、そして自分の言葉に置き換える必要があるので、繰り返し学ばないといけない。

アヒルが飛び立つには、それ相当の準備が要るよ!
何をどうしても自分の学びたい意欲を満たすためだからできる。
私が私のためにすることが、誰かのために役立てられるようになるようになった時、アヒルは飛べるのではなかろうか。