6月15日 めざましてれび
東日本大震災後、薄型テレビの価格が一段と下落している。
震災直後に消費が落ち込んだことがきっかけで、
3月に平均単価が5万円台に突入した。
去年1月以降の薄型テレビの平均単価の推移は、
去年の年末にかけてやや上昇しているが、
これはエコポイントが半減したことから駆け込み需要があったためとみられる。
その後価格は下がる。
今年3月にはエコポイントが終了するので
大きな駆け込み需要があるのではないかと思われていたが、震災の発生。
調査会社BCN アナリスト
「震災による消費低迷で、
エコポイント終了前の駆け込み需要に備えていた大量の在庫が残ってしまい、
処分するため値下げが加速した。」
32型薄型テレビの市場価格推定(6月6日~12日)
シャープ AQUOS 5万7900円
東芝 REGZA 4万8900円
ソニー BRAVIA 5万6900円
パナソニック VIERA 5万9500円
日立 WOOO 4万8600円
32型の旧式のものは3万円台まで値下がりしている。
7月に地デジへの完全移行があるが、
価格を押し上げるほどの大きな需要というのはなさそうである。
GFKジャパン アナリスト
「完全移行の後は需要減少が避けられない。」
薄型テレビはなぜ安くなるのか?
〇量販店が店頭で"安さ”をアピールして安値を競う商品である。
〇「3Dテレビ」など新製品への関心が低い。
〇海外需要が多く規格が各国ほぼ同じなので大量生産で安くなる。
〇他の家電よりも作りやすく海外メーカーも参入してくる。
その結果、5月の国内薄型テレビ販売台数は
前年比80,2%と増えているにもかかわらず
販売額は20,2%しか増えていない。
各テレビメーカーにとってテレビ事業は利益に結びつかない、と伝える新聞もある。