5月31日 おはよう日本
オリンピック招致委員会の内部資料である5月30日のプレゼンテーション戦術書。
招致レースを勝ち抜くための念密な計画が練られていた。
先月 行われた招致委員会の戦略会議。
(招致委員会 国際・戦略広報担当部門 鈴木徳昭部門長)
「今コミュニケ―ションの上で最も優位に立っているのがイスタンブール。
イスタンブールを戦略的に意識してコミュニケーション戦略を立てていく。」
イスタンブールは開催理念が明確である。
ヨーロッパとアジアの懸け橋となり
イスラム圏で初めて
という分かりやすいメッセージを打ち出している。
イスタンブールの開催理念にどう対抗するかがポイントだった。
「こちらが向こうを意識してどういう風に凌駕していくのか。」
(鈴木徳昭部門長)
「同じ土俵で戦ったら向こうの方が魅力的になる可能性が高い。
“WHY&HOW”の戦いに持ち込むことが重要。」
導き出した戦術は“WHY&HOW”。
なぜオリンピックを開くのかという開催理念。
どうやって開くのかという開催能力。
二つを兼ね備えた都市としてアピールする。
(鈴木徳昭部門長
「東京が最もHOWの部分 開催の実現能力が強いというのがある。
WHYとHOWを打ち出すことが東京の強みを最も打ち出していくことと考えている。」
5月30日 ロシア サンクトペテルブルグ プレゼンテーション本番。
(招致委員会 竹田恒和理事長)
「WHYとHOWは切り離せない。
一方がなければもう一方も成り立たない。」
まずは東京の強みであるHOWの部分を新たに作った映像で紹介する。
最新の映像技術で競技会場や交通網が整っていることを示し高い開催能力を印象づけた。
そしてWHYの部分。
(竹田理事長)
「私たちの“WHY理念”は明確。
次の世代につながるすばらしい五輪を開催すること。」
(鈴木徳昭部門長)
「“なぜというWHY”と“いかにということ”をきちっと伝えることができた。
今の方向性は間違いないのでその方向性を
いかにさらに高めていくか。
あるいは改良していくか。
そういうことに取り組んでいくべきだと思っている。」
東京のプレゼンテーションは一定の評価は得たがこれがそのまま票につながるほど単純ではない。
今後の日程
6月 世界各地の五輪委員会の総会(スイス)
7月 IOC委員にプレゼンテーション
9月7日 IOC総会(アルゼンチン)
東京が今後 IOC委員の心にどれだけ響く訴えをできるか
招致活動はいよいよ難しいステージに入ってくる。
オリンピック招致委員会の内部資料である5月30日のプレゼンテーション戦術書。
招致レースを勝ち抜くための念密な計画が練られていた。
先月 行われた招致委員会の戦略会議。
(招致委員会 国際・戦略広報担当部門 鈴木徳昭部門長)
「今コミュニケ―ションの上で最も優位に立っているのがイスタンブール。
イスタンブールを戦略的に意識してコミュニケーション戦略を立てていく。」
イスタンブールは開催理念が明確である。
ヨーロッパとアジアの懸け橋となり
イスラム圏で初めて
という分かりやすいメッセージを打ち出している。
イスタンブールの開催理念にどう対抗するかがポイントだった。
「こちらが向こうを意識してどういう風に凌駕していくのか。」
(鈴木徳昭部門長)
「同じ土俵で戦ったら向こうの方が魅力的になる可能性が高い。
“WHY&HOW”の戦いに持ち込むことが重要。」
導き出した戦術は“WHY&HOW”。
なぜオリンピックを開くのかという開催理念。
どうやって開くのかという開催能力。
二つを兼ね備えた都市としてアピールする。
(鈴木徳昭部門長
「東京が最もHOWの部分 開催の実現能力が強いというのがある。
WHYとHOWを打ち出すことが東京の強みを最も打ち出していくことと考えている。」
5月30日 ロシア サンクトペテルブルグ プレゼンテーション本番。
(招致委員会 竹田恒和理事長)
「WHYとHOWは切り離せない。
一方がなければもう一方も成り立たない。」
まずは東京の強みであるHOWの部分を新たに作った映像で紹介する。
最新の映像技術で競技会場や交通網が整っていることを示し高い開催能力を印象づけた。
そしてWHYの部分。
(竹田理事長)
「私たちの“WHY理念”は明確。
次の世代につながるすばらしい五輪を開催すること。」
(鈴木徳昭部門長)
「“なぜというWHY”と“いかにということ”をきちっと伝えることができた。
今の方向性は間違いないのでその方向性を
いかにさらに高めていくか。
あるいは改良していくか。
そういうことに取り組んでいくべきだと思っている。」
東京のプレゼンテーションは一定の評価は得たがこれがそのまま票につながるほど単純ではない。
今後の日程
6月 世界各地の五輪委員会の総会(スイス)
7月 IOC委員にプレゼンテーション
9月7日 IOC総会(アルゼンチン)
東京が今後 IOC委員の心にどれだけ響く訴えをできるか
招致活動はいよいよ難しいステージに入ってくる。