世界で最も住みやすい街はどこ?
「住めば都」というけれど、やっぱり環境がよくて楽しい街で暮らしたい。
英カルチャー誌が6月に発表した、毎年恒例の「住みやすい街」ベスト10。
第1位 ミュンヘン(ドイツ)昨年4位↑
「イタリア最北の街」。
そう呼ばれることもあるドイツ第3の都市ミュンヘンは、
アルプスの麓に位置し、南欧を思わせる雰囲気が漂う。
バロック様式の建造物が建ち並ぶほど良い広さの市内には
美術館や劇場などの見どころが多く、
ビールによくあうバイエルン料理も魅力。
BMWが本社を構え、テクノロジー分野でも同国をリードする一方で、
市民には年間7週間の有給休暇取得が義務付けられている。
失業率、犯罪率ともにドイツで最低水準。人口136万人。
第2位 コペンハーゲン(デンマーク)昨年2位→
やっぱり北欧は人気です。
北欧らしい美しい街並みに、世話好きな人々。
そしてどこへ行くにも自転車というとてもエコな街。
昨年末にCOP15(気候変動枠組条約締約国会議)を開催し、
環境美化に市民と行政が一丸となって取り組む。人口53万人。
第3位 チューリッヒ(スイス)昨年1位↓
スイスは経済的にも安心。
UBSやクレディ・スイスなど多くの金融機関が本社を置くスイス最大の経済・文化都市。
世界中から移住者が多く、起業家にやさしい。
交通インフラも整備され、移動は快適。人口38万人。
第4位 東京(日本)昨年3位↓
なんと、ランクインしました!
かつては「コンクリートの街」と揶揄された巨大都市だが、
街並みは清潔で、人々は親切。緑化運動も広がる。
羽田空港のハブ化への期待も高い。人口880万人(区部)。
第5位 ヘルシンキ(フィンランド)昨年5位→
自転車で回れるくらいの小さな街。
自転車で回れるくらいの小さな街に、モダンな建造物が並ぶ。
北欧の充実した福祉制度に、無償の教育、
そして無料のWi-Fiと生活環境もすばらしい。人口58万人。
第6位 ストックホルム(スウェーデン)昨年6位→
欧州で一番キレイな空気が吸える場所。
欧州でいちばんクリーンな空気を吸っているのはおそらくこの街の人々。
自然豊かな環境都市で、公共交通機関のじつに75%が再生エネルギーで動く。
人口83万人。
第7位 パリ(フランス)昨年8位↑
やっぱり一度は住みたい憧れの街。
洗練された通りにおしゃれなカフェやブティック、とパリの魅力は尽きない。
市内と郊外を高速鉄道で結ぶ計画にも期待が集まる。
人口220万人。
第8位 ウィーン(オーストリア)昨年7位↓
若きアーティストが集まる場所。
音楽の都ウィーンには近年、若きアーティストたちが集まりエネルギーにあふれている。
時間に正確な交通機関と手厚い社会福祉制度は魅力的。
人口170万人。
第9位 メルボルン(オーストラリア)昨年9位→
活気にあふれた南半球の街。
祭りにサッカー、食と楽しみが多い文化都市。
シドニーのような洗練された雰囲気はないが、
近年は高い経済成長を誇り、地元産業も活気あふれる。人口390万人。
第10位 マドリード(スペイン)昨年12位↑
新旧入り混じった魅力の多い街。
新旧入り混じった魅力にあふれるスペインの首都。
市内に海水浴を楽しめる人工ビーチをつくるプロジェクトも進行中で、今年中に完成予定。
人口330万人。