3月31日 おはよう日本
“子ども手当”にかわって新たに“児童手当”を支給する法律が
30日 参議院本会議で可決・成立した。
年収960万円程度を基準とした所得制限が導入される。
所得制限に届かない世帯への支給額は(月額)
3歳未満が1万5,000円など今と同じ。
所得制限の対象世帯(月額)にも当分の間の措置として
中学生以下一人につき5,000円が支給される。
新しい支給額は6月から9月までの手当てが支給される今年10月からである。
宝くじの1等の当せん金の上限を引き上げる法律も30日に成立した。
1枚300円のくじの場合
上限が現在の3億円から7億5,000万円に増額される。
食品に含まれる放射性セシウムの基準も来月から
1キログラムあたり100ベクレルなどと大はばに厳しくなる。
去年の焼肉チェーン店での集団食中毒事件をうけて
飲食店での提供が認められるかどうか検討されてきた牛の生レバー。
厚生労働省の部会は食中毒の有効な予防策がないとして
提供を禁止すべきだという結論をまとめた。
罰則を伴う新たな基準がつくられ
今年6月にも飲食店での提供が禁止される。
厚生労働省の部会 山本茂貴部会長
「制御する方法がまだはっきりみつかっていないということで
今後暖かくなって食中毒が増えてくる時期にむけ
現時点ではどうしても禁止せざるをえない。」
離婚届が民法の改正に伴い4月1日から変わる。
離れてくらす親が子どもに会うための面会
そして養育費の記入欄が新たに設けられる。
国の調査では離婚で8割以上の母親が子どもを引き取る。
母子家庭の平均年収は210万円ほどにもかかわらず
養育費を受け取っているのは19%にとどまっている。
子どもとの面会をめぐるトラブルも目立っている。
“会わせてくれない”“会わせたくない”
という声をうけて離婚届が新しくなる。
養育費や面会についての記入に法的拘束力はない。
記入無しでも受理される。