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海外勤務はイヤ!若手社員グローバル化に逆行

2010-12-23 22:02:01 | 報道/ニュース
  12月14日 めざましテレビ


  グローバル時代に逆行するように、海外赴任に対する若手社員の意欲がしぼんでいる。

  今春の新入社員    (産能大調べ)
   海外で働きたいと思わない  49%
   6年前の調査に比べ、20,3%増えた。

  海外勤務したくない理由  (産能大調べ)
   リスクが高い 56.1%  
   自分の能力に自信がない  54,6%
   魅力を感じない   44,4%
   家族に負担がかかる   28,6%

  「治安や環境が心配」
  「孤独に耐えられないかも」
  「出世が待っているというより、スペシャリストという特殊な立場に進んでしまいそう」

  以上のような不安もあり、日本国内で不自由なく働きたいという安定志向も垣間見える。

  もし海外赴任を命じられたら
  「退職覚悟で断固断る」 2004年度 2,8%
                 2007年度 3,6%
                 2010年度 5,3%

  新入社員が「働きたい地域は?」  (産能大)
   アメリカなど先進国 67,8%
   中国など新興国 34,6%
   東南アジア、アフリカなど途上国 25,0%

  新入社員の意識と企業のニーズが食い違っている。
  企業としては新興国・途上国に打って出たいという中での若手社員のこの意識。
  ある大手電機メーカー人事部長は
  「海外が身近になりすぎて、海外赴任にワクワクした気持ちを抱く若手が減ったのでは。」

  もちろん積極的に海外どこへでも行くという人材もいる中で二極化では内科という指摘もある。
  海外赴任に消極的な意識の若手社員が少なくない中で、
  世界の競争に日本企業は勝てるのか。

  8日付日経新聞に、ユニクロが海外事業拡大のため、
  国内すべての店長を海外へ派遣することを決めたという記事があった。
  国際的に通用する人材を早期に育てるということがねらいである。

  ファーストリテイリング 柳井正会長
  「国内に左右されネイグローバルな経営体制を作らないと生き残れない。」
  と強い危機感を示している。

  少子高齢化・国内市場縮小という中で、企業としては海外に攻めるしかないが、
  海外赴任「NO」という若手が多いという調査結果は心配である。







  















   































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