3月6日 国際報道2019
サンフランシスコ国際空港で月に100万円以上売り上げるのがユニクロの自販機。
日本では例がないがここではダウンジャケットも自販機で買うことができる。
ショッピングモールの自販機は熱々のラーメンが買える。
いまや生活雑貨から地元アーティストの絵画まで
自販機で購入できるものは多岐にわたる。
(利用者)
「人目を引くし
何が売られているか一目瞭然です。」
自販機による売り上げは全米で2011年から毎年400億円以上伸びている。
もともとアメリカでは
日本のように路上で自販機を見ることは極めてまれ。
自販機の商品や現金が盗まれる事件が相次ぐからである。
一方ひとの目が届きやすいホテルやショッピングモールなどでは今その数が増えている。
背景にあるのが景気拡大に伴う人件費の上昇。
自販機の方がコストが抑えられるとして人気が高まっているのである。
(自動販売機協会 CEO)
「従業員の確保が難しいので
企業は出店せず
代わりに自販機を置くようになっています。」
大手の自販機メーカーも市場拡大を見込んで新機種の開発に力を入れている。
今年4月に発売予定の自販機。
事前に個人情報などを登録したスマートフォンのアプリをかざすと
ドアのロックが解除。
(自販機メーカー CEO)
「商品が気に入らなかったら
戻して別の商品を選びます。」
買う前に商品を手に取って選ぶことができる。
商品の出庫状況はカメラやセンサーが識別し
ドアを閉めると
登録済みのクレジットカードに料金が請求される仕組みである。
開発したメーカーは今後
指紋や顔認証でロックが解除できるように開発をさらに進めたいとしている。
(自販機メーカー CEO)
「私たちは顧客に利便性を提供する。
今後も革新的な自販機をつくっていきたい。」