いえ、
円山クラスをおちょくっているのではありませんから…
昨日の円山、
普段あまりない場面に遭遇いたしまして…
登山道を歩いておりますと、
なんだか休んでいるというより、
困っている風のご夫婦がおられまして…
御主人は地面に座り登山靴を脱ごうとし、
奥様はその横で心配そうに佇んでいる。
その登山靴を見てみますと…
靴底が半分剥がれておりまして、
ぱっくりワニの口みたいな状態でして…
うわぁぁぁぁ、
本当だ本物だぁぁぁ。
劣化して底が剥がれた話はネットで何度も見ておりますが、
実際に剥がれた靴底、
剥がれた靴を履いているかたにお会いしたのは初めてでして…
我が身に置き換えると鳥肌ぞぞぞですわ。
恐ろしい…嫌だ…永遠にパスしたい…
でね、
余計なお世話、
お節介かもしれませんが声をかけまして…
『ビニールテープ持ってますけど、
応急処置に使いますか?』とね。
御主人の驚いた顔っ(笑)。←笑ってる場合ではなかったんですけど。
普段から私の山道具の中には、
まず使わないだろうなと思うけどお守り&安心材料的ブツが、
なにやらブツブツ詰まっておりまして…
コッシーくんからまずビニールテープを出しまして…
切る小型のハサミも出しまして…
伸縮包帯や細引きもありましたけど、
縛るよりはテープの粘着性のほうがズレないかと。
テープで靴底ぐるぐる巻きにしまして…
反対側の靴底も剥がれかけておりまして…
両方ぐるぐる巻き…
ぐるぐる巻いたけど、
やっぱり普通の状態ではないわけでして。
円山低いですけど、
木の根や岩の段差が結構ありますから…
引っ掛けなければいいのですが。
無事登山口まで戻れたでしょか…
下山後、
登山口近くのベンチで自分の靴底チェックと、
どろどろの泥を小枝で落としながら、
自分がそうなった場合どうしたら一番なのかなんて考えていたんです。
すると…
けたたましい悲鳴が。
えっ?何っ??
悲鳴と叫び声と足音がどどどと近くになりまして。
見ると若い女の子がカラスに襲われてるっ…
逃げ、走り回る女の子を、
カラスが超低空でまとわりつき威嚇し、
何度も何度も襲いかかっているのです。
TVの画像なんてもんじゃありません。
あのしつこさ、
完全に狙い撃ち襲撃でして…
何があったのか分かりませんが、
一緒に逃げている母親や、
ベンチに座っている私を含む数人には目もくれず、
ひたすら女の子(10代後半ぐらい?)にロックオンでして。
彼女の唯一の武器は手に提げたレジ袋。
これをもの凄い遠心力で襲い掛かるカラスに向かってぶん回す…
どうもその袋の中は食べ物系の箱が入ってるようでして。
母親が、
『袋捨てなさいっ』と走りながら叫ぶのですが、
捨てたくても捨てたら武器がなくなるわけでして…
あれだけぶん回したら絶対食べられなくなってるって…
ベンチのある広場を何度もぐるぐる逃げ回っておりまして。
助けてあげたいっ。
でも私にいったい何が出来る??
武器もないし、
ツェルト不携帯。
ツェルトがあったら頭を覆って大師堂にでも避難できたか??
熊笛吹いたらカラス逃げる??
消毒液と絆創膏ならあるけれど…
なんか本当無力でした…
ただの傍観者…
その親子は逃げ回りながら、
やっと道路を渡りまして。
道路より向こうまでカラスは襲いには行きませんでした。
女の子の心に受けた傷は大きいだろな…
うちの久しく会ってない若くて綺麗なお嬢さん、
つまりうちの娘ですが、
高校時代カラスに襲われておりまして。
自転車で通学中、
突然頭を爪でががっとやられまして…
血が出ておりました。
以来カラス恐怖症です。
帰り道に咲いていたミヤコグサ。
なんだか精神的にどっと疲れ、
いろいろ考えてしまった昨日の円山だったのでした…
円山クラスをおちょくっているのではありませんから…
昨日の円山、
普段あまりない場面に遭遇いたしまして…
登山道を歩いておりますと、
なんだか休んでいるというより、
困っている風のご夫婦がおられまして…
御主人は地面に座り登山靴を脱ごうとし、
奥様はその横で心配そうに佇んでいる。
その登山靴を見てみますと…
靴底が半分剥がれておりまして、
ぱっくりワニの口みたいな状態でして…
うわぁぁぁぁ、
本当だ本物だぁぁぁ。
劣化して底が剥がれた話はネットで何度も見ておりますが、
実際に剥がれた靴底、
剥がれた靴を履いているかたにお会いしたのは初めてでして…
我が身に置き換えると鳥肌ぞぞぞですわ。
恐ろしい…嫌だ…永遠にパスしたい…
でね、
余計なお世話、
お節介かもしれませんが声をかけまして…
『ビニールテープ持ってますけど、
応急処置に使いますか?』とね。
御主人の驚いた顔っ(笑)。←笑ってる場合ではなかったんですけど。
普段から私の山道具の中には、
まず使わないだろうなと思うけどお守り&安心材料的ブツが、
なにやらブツブツ詰まっておりまして…
コッシーくんからまずビニールテープを出しまして…
切る小型のハサミも出しまして…
伸縮包帯や細引きもありましたけど、
縛るよりはテープの粘着性のほうがズレないかと。
テープで靴底ぐるぐる巻きにしまして…
反対側の靴底も剥がれかけておりまして…
両方ぐるぐる巻き…
ぐるぐる巻いたけど、
やっぱり普通の状態ではないわけでして。
円山低いですけど、
木の根や岩の段差が結構ありますから…
引っ掛けなければいいのですが。
無事登山口まで戻れたでしょか…
下山後、
登山口近くのベンチで自分の靴底チェックと、
どろどろの泥を小枝で落としながら、
自分がそうなった場合どうしたら一番なのかなんて考えていたんです。
すると…
けたたましい悲鳴が。
えっ?何っ??
悲鳴と叫び声と足音がどどどと近くになりまして。
見ると若い女の子がカラスに襲われてるっ…
逃げ、走り回る女の子を、
カラスが超低空でまとわりつき威嚇し、
何度も何度も襲いかかっているのです。
TVの画像なんてもんじゃありません。
あのしつこさ、
完全に狙い撃ち襲撃でして…
何があったのか分かりませんが、
一緒に逃げている母親や、
ベンチに座っている私を含む数人には目もくれず、
ひたすら女の子(10代後半ぐらい?)にロックオンでして。
彼女の唯一の武器は手に提げたレジ袋。
これをもの凄い遠心力で襲い掛かるカラスに向かってぶん回す…
どうもその袋の中は食べ物系の箱が入ってるようでして。
母親が、
『袋捨てなさいっ』と走りながら叫ぶのですが、
捨てたくても捨てたら武器がなくなるわけでして…
あれだけぶん回したら絶対食べられなくなってるって…
ベンチのある広場を何度もぐるぐる逃げ回っておりまして。
助けてあげたいっ。
でも私にいったい何が出来る??
武器もないし、
ツェルト不携帯。
ツェルトがあったら頭を覆って大師堂にでも避難できたか??
熊笛吹いたらカラス逃げる??
消毒液と絆創膏ならあるけれど…
なんか本当無力でした…
ただの傍観者…
その親子は逃げ回りながら、
やっと道路を渡りまして。
道路より向こうまでカラスは襲いには行きませんでした。
女の子の心に受けた傷は大きいだろな…
うちの久しく会ってない若くて綺麗なお嬢さん、
つまりうちの娘ですが、
高校時代カラスに襲われておりまして。
自転車で通学中、
突然頭を爪でががっとやられまして…
血が出ておりました。
以来カラス恐怖症です。
帰り道に咲いていたミヤコグサ。
なんだか精神的にどっと疲れ、
いろいろ考えてしまった昨日の円山だったのでした…