毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

祝・top of the 八剣山

2010-05-15 23:08:08 | 定山渓


誰にだって苦手なものはある。
誰にだってどえらい怖いものがある。



私の怖いものランキングトップ10に居座っていた八剣山。
涙目、
見ただけで太腿に熱いシビレが走る八剣山。



今日ついに山頂を踏むことが出来ましたっ。








お祝いは夫のお土産の紅白まんじゅう。
…何故ゴルフで紅白まんじゅう??
…深く考えてはいけない。




八剣山は突然やってきまして。


昨日の夜ブログを開くとヒデさんご夫(http://blog.goo.ne.jp/hk2008yamaxlr250r)から八剣山行きのお誘いが入っておりまして。

私ね、
今年こそは八剣山登らなくちゃって思っていたんです。
お山を歩き始めた頃、
一番最初に見た八剣山登山を書いてあったブログの記事。
その恐ろしさがトラウマになり、
ビビりまくり、八剣山は絶対ダメよこれと白旗掲げまして。


結局私が読んだ記事は運悪く登山道を間違いナイフリッジを歩いたやつだったのですが。
そんなこと知らんっ。
恐怖がひしひしとインプットされちゃいましてね。


でも。
間違えた記事だけではないんです。
結局怖いんですわ、あの岩とザレと薄さが。
何故あんなに薄いっ。


それに八剣山まで行くのは大変ですし。
公共交通機関を乗り継ぎ、
かつ恐怖の八剣山と向かい合う。
これを乗り越えなければならないのはわかっていても、
ずるずる今年も先延ばしの後回しになってしまうかななんてね。


そこにヒデさんからのお誘いですっ。
嬉しいし心強いっ。
同行させていただきました。









振り向けば八剣山っ。
太腿にアドレナリンが走るっ。
でも涙目にはならず。
誰かと一緒っていいものなのね。








恐怖の岩塔とブランコのコラボってのもなかなか私にはすごいっ。
ちなみに、
ブランコってやつもこの歳で乗るとなかなか激しく三半規管直撃なアトラクションですから(笑)。










ボケました…









てっぺんさえ見えなければ怖くないですから、
ここまでは騒がず平常心でまぁ歩けていたかなと。









で、見え始める…


足元も岩が現れ、どきどき感で二の腕にアドレナリンが走り始め…









写しあってどうする…
いえ、偶然ですから(笑)。
ヒデさんとキューティーな奥様。
仲のいいご夫婦っていいよなと。
私と夫なんて冠婚葬祭のみ共に行動ですから(爆)。











フデリンドウ。
もう咲いているのね。









しゃき~んっ。








こんなところで立ち眩みになっても困るけど、
フデリンドウってどうしてこんなに小さく美しいんでしょ。








道が細くなり始め、
私も心細くなり始め、










ひぃぃぃぃぃぃぃっ。
きた・・・   と心の中で静かに叫ぶっ。










下には何もない…
すと~~~~~~~~~んっ。










行かないって。
誰がそんなとこ行くものですかっ。










もう足元しか見れないってね。
ちょっと視線を広くくるりと見回すと、
さわわっっと血の気が引くのがわかります…
見ちゃいけない、
見ちゃいけない。








ひっ…









い、今私はあのモヒカンに立っております…
ナイフリッジと呼びなさいって?
だって怖い、でら怖いっ。


もうね、言葉出ないの。
ど真剣一本勝負っ。


と言いつつ、








やっぱり、ひぃぃぃぃぃぃぃぃっ。
この高度感、許してぇ…
あそこ(右上池)から来たのよ、あそこの豆つぶよ。









ぐぉぉっ。
う、美しい、綺麗、ステキ、でも怖すぎるって…





怖すぎたけれど、









着いたっ。
無事山頂踏めましたっ。
ヒデさん、奥様、ありがとうございますっ。









ただただ美しく怖いっ。


今画像を編集していてもなんだかざわっと(笑)。
思い出し怖いってのも得なのか損なのか首筋ぶるるでして。
ほら、鳥肌たっているって(笑)。


続きは明日にします。
少し離れないとお布団の中で思い出して叫びそうです。