もうタイトルなんて考えたくない。
私のウォークマンに数か月前から『レリゴー』が入っていて、
走るときに他の曲と一緒に聴いているのですが、すぐ飽きるかと思いきや、意外にも飽きない。
ついつい ♪ レリゴー、レリゴー と走ってっしまいます。
数週間前にテレビの5秒英会話だったかな?
レリゴーは「ほっといて」とか「そのままにしておいて」という意味だと言っていた記憶が。
となると、松たかこさんのほうで聴いたほうがモチベーションアップになりそうだけど、
相変わらずインディナ・メンゼルさんで走っています。
レリゴーの2曲前がこれ。
あ、レリゴーじゃなくてLet it goね、ついつい感化されてます。
あ、そういう話ではなかったんだ。
図書館へ行ったんです。
返却期限が今日までの本4冊と、取り置き期限の近い、予約していた本を2冊。
ここ数か月、自粛というか反省というか、少しは手持ちの本を消化していこうという意識がちゃんと芽生えてて、
図書館に行っても返却&受け取りをメインとし、館内はあまりぷらぷらしないようにしているんです。
ぷらぷらすると絶対数冊ついつい借りてしまうことになっちゃうし。
今日は、予約していた本2冊と、突然読みたくなった車谷長吉さんの本だけを借りるつもりで行ったのですが。
うっかり。
不覚にも大切な大切な私の眼鏡を家に忘れてきてしまった!痛恨の極み。
もうね、全然見えません。
まだね、単行本の背表紙ならいいの。
車谷さんの本は文庫でね、棚にずらっと並んだ背表紙の文字の小ささ、これ読み取るのが至難の業。
ほら、車谷さんの「く」、あるいは「か行」を集中的に探せば事が足りると思うでしょ。
これが、小説でもエッセイでもなく、分類がよくわからない本で、
そうなると全部の文庫の棚の背表紙とにらめっこで、それに図書館の本って、たとえば車谷さんなら「か行のク」のところにおさまっているかというと、そういうわけでもない。
いやぁ、見えん。棚から離れれるだけ離れてもよく見えん。
奇跡じゃ、奇跡じゃあっ。
なんという、いたわりという愛じゃ。オウムが心を開いておる。
子どもたちよ、私のめしいた目の代わりによく見ておくのじゃ。
霞む背表紙見ながら、こんな時にまで、婆様のセリフがフルで浮かんでくる。
本当、誰か代わりに背表紙読んで欲しい。
苦労しながら棚の小さな文字を追っていると、冲方さんの天地明察(上下)が静かにおさまっているのを発見。
そういえばずいぶん前に読みたくて、でも予約入れている人がいっぱいで諦めた本だ。
冲方丁の「丁」の字は私の目でも判読できてね(笑)。目に優しい名前だ(笑)。
結局借りてきてしまった。
もう眼鏡忘れないように常に首から下げておきましょか。
アタマにも刺してね、ぐさっと、いえ、挿す、この漢字であってるかな。
ジンズでもう1本でしょか。