図鑑や標識プレートを見ると、その名前はカタカナで表記されていて、
区切るところを間違えると、ちょっと違う種類のものになってしまったりします。イメージがね。
クマガエソウ、いえ、クマガイソウだって、熊谷草と漢字で書けばすとんと納得だけど、
「クマがいそう」とだって読めちゃう。あ、私だけでしょか。
疲れたカラダとアタマでまわる植物園も最後の方の灌木園となると、もう思考能力も集中力もがくんと落ちてきます。
これね、その場で読んでまるっきり意味がわからなかった。
ヒポクラテスとかヒポポタマスとか、なんだかそっち系の名前だなと。
区切るところを間違えたのね、ヒロハノヘ、ビノボラズって読んでしまった(笑)。
なんだか哲学者みたいな名前だなと。ヒロハノ、ヘビノボラズだわ。
こんなに可愛らしい姿なのに、
棘、棘、棘。
葉も、棘。
棘、棘、棘。
これはヘビも降参だわ(笑)。
おお、今日三角山へ行ったんだけど、なんだか予感というかニオイがするなと思ったら、
やっぱりヘビに遇ったわ。今年初のヘビとの出遭い。
また名前の話を続行しますが、
ライラックなら馴染みがあるけれどムラサキハシドイとなるとどうもピンとこない。
ライラック祭り→ムラサキハシドイ祭り
ライラック並木→ムラサキハシドイ並木
もうすでに区切るとこをずれて読んでしまった方もいらっしゃるのでは。
ムラサキハ、シドイ。ハではなく、ワで読んでしまうと別世界になってしまいます。
つぎつぎ現れるプレートを読みながら、ライラックには悪いと思いつつ、ついつい。
ウスゲハシドイ。これはきびしい一撃だ。
残念ながらウスゲハシドイはまだこんな状態でしたが。
ウスゲシナハシドイ、アカバナウスゲシナハシドイ、ワタゲハシドイ、ハンガリーハシドイ、ヘンリーハシドイ。
どんだけシドイんでしょ。いや、違う、これはハシドイだと自分で自分を叱る。
ツルシキミ
ウコンウツギ
ハナズオウ
これね、去年か一昨年も書いたと思うけど、西野の家の庭にあったのよね。
こんなに立派じゃなくて、ひょろっと細いのが数本。
今思うと西野の家の庭は豪華だったな、いろいろな木が植えてあった。
住んでいた当時はただただ手入れが大変で植えてある種類や名前なんて考えなかったけど、惜しいことをしたな。
かなりの数のキバナノアマナがあってね、ここだけじゃなく通路のあちらこちらにもこんなふうに倒れていて、
咲いているときだったらちょっと嬉しい眺めだったのではと。
この日のお目当てのひとつは博物館にある南極資料だったのに、
耐震改修工事中で見学できず。残念。
かわりに温室をちら見。
両側から写してどうする(笑)。
以上、北大植物園でした。近近再訪でしょか。