昨日今日と、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み」を読んでいます。
シリーズ1作目がなかなか面白かったので、というか、舞台が旭川で、
それもばっちり知っている地域が出てきてね、
頭の中で「あそこのことか?」なんて探しながら読むと面白ささらに増量、
付箋貼って地図見ながらチェックしちゃってます。
で。
その本の中で「あれ??」と思う一文を見つけた。
「だが、これは人の手の跡に間違いない。おそらくは女だ。個人差はあるが、大抵の場
合、女は薬指が人差し指より短い。まぁ、私のように、薬指の方が長い女もいるがね」
そう言って、櫻子さんは自分の手を見せた。確かに櫻子さんの手は、人差し指より薬
指の方が長い。対する僕も同じだけれど、僕の方はほとんど長さが変わらなかった。
「これ、何か関係あるんですか?」
「胎児期に受けた男性ホルモンの量によって、薬指の長さが決まるんだ。長い人間は、
より男性的だという事だよ」
なるほど、確かに櫻子さんはちょっと……女性的じゃあない。
ー櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み/太田紫織 P124より引用ー
え?人差し指と薬指の長さなんて人によって違うものなの?
この文を読んですぐに自分の手を、指の長さをチェックしてみました。
左手。壁に押し当てて写したので、指先が少し丸まってしまっています。
大雑把な測り方ですが、薬指が人差し指より8ミリメートルほど長い。
右。一目瞭然。
大雑把に定規を当て測ってみると、1.3ミリメートルほど薬指が長い。
ばりばり男性的じゃないか(笑)。
いやぁ、私、みんなこういう指をしているものだと思っていました。
人差し指のほうが長い手を見てみたい。アスパラのあれも嗅いでみたい。
サンプル自分しかないもんな。
明日は娘が帰ってくるので調べてみよう。きっと薬指が大胆に長そうだ。