毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 92

2014-06-29 23:59:59 | 

 

ああ、やってしまった!日焼けよ日焼け、顔面直射よ、顔が熱もってるわ。

過剰摂取してしまったカロリーを消費しようと(娘が帰省していたので)走りに行ってきたんです。

風が物凄く強く吹いていたし、曖昧な曇り空だったので、帽子をかぶらずに家を出たんです。

この帽子ってのが曲者で、私もう泣きたくなるくらい似合わない。キャップっていうの?あの形は最悪です。

なのに、現場に着いてみると、お日様がんがんよ。顔面にがんがん降り注ぐ。

帽子で、あのつばで、いったいどれくらい日差しを遮ってくれるかわからないけれど、

ないよりはあったほうがいいに決まっている。

というわけで、頬骨の上にコットンでパックしながらパソコンに向かっているけれど、

いったいどれだけの効果が期待できるのでしょうか。溺れる者は藁をもつかむ、綿も貼る。

 

92回目の17ページ6行目です。

この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。

(今回は空行・扉が2冊もあった)

あとは雑文です。どんどん説明も雑になってきたいるなぁ。

 

 

 

 

 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み/太田紫織

 慣れというものは恐ろしいもので、最初は耳鳴りにも思えた物騒な歌詞のヘビメタも、

 

 

 

 猫を拾いに/川上弘美

 

 

 

 ぼくの鳥の巣探検/鈴木まもる

 

 

 

 

 11/22/63 下/スティーヴン・キング

りかごで(あるいは、箪笥の抽斗のなかで)ようやく眠

 

 

 

 

さて、シリーズ2作目の櫻子さんですが、どうでしょね、私は舞台が旭川ということで、

ついつい場所探しをするのを楽しみに読んでしまっていますが、

全然旭川の地理がわからない人がこれを読んだとすると、どこまで楽しめるのか。

私は面白いんだけど、意外と好き嫌いが分かれそう。

櫻子さんの口調やラノベっぽいこの表紙がちょっとと言う人も多いのでは。

2作目となると慣れでしょか、あまり鼻につかなくなったかも。

で、やっぱりこの舞台となるエリア、知ってるのね、たまたま帰省していた娘に、

「ツインハープのそばのファストフードっていったら」

「あそこしかない」

「でしょ」

「でしょ」

旭川のソウルフードのジュンドックで盛り上がったり、

科学館の近くの大型書店といえばコーチャンフォーだ、

「あそこの交番って知ってる?」

「常口のとこじゃ」

「ああ!」

「ふっ、近いし」

本当に近いんです(笑)。ビロウドヒラタシデムシにマイマイガなんてのもでてくるし。

さらに3話目はなんと宮の森の高台にある高級住宅街のお屋敷が舞台。札幌遠征だ。

 

  「帰りに円山動物園に連れて行ってやろう。あそこには、タンパク質分解酵素法で作ら

 れた、アミメニシキヘビの骨格標本が飾られている。あの標本は類を見ないほどに素晴

 らしい出来だ、まさに神の領域といって過言でないよ。―以下略―」

 

そういわれれば、確か骨が(骨格がというべきか)展示してある部屋に細かい骨のトンネルのような

くねくねした長いものがあった記憶がある。行ってみるか。

ただ、この3話目はあまり面白くなく読み終えたけど。

 

 

 

久しぶりの川上さんはついさきほど読了。一日で読み終えてしまった。

わりとノーマル川上かと思えば、やっぱり川上さんかと思ってしまうのもあり、

まぁ21篇もあれば好みもわかれてしまうけれど。

読んでいて西加奈子さんの「炎上する君」が浮かんできてしまった。

「金色の道」と「炎上する君」の読後感の共通点とは。なんだろう。

深く考える前に一日が次に移ってしまいます。

 

 

いつかこのブログに載せられる日がくればいいのですが。

ヒヨドリの巣を見つけました。

私の目の高さよりちょっとだけ高い所にあり、巣の中は覗き込めないので、

親鳥が留守な時にカメラ(スマホ)で中を写し、卵が4つあることは確認できています。

それで、ヒヨドリの抱卵、孵化について知りたいと図書館に行ったけどなかなか見つけられず、

巣マニア?の著者の本を発見、ヒヨドリに関して面白いことが書いてあったので借りてみました。

その面白いことというのが、

この鈴木さんの耳にはヒヨドリの鳴き声が「ミドリー、ミドリー」と聞こえるのだそうです。

鈴木家では抱卵するヒヨドリの奥さんはミドリという名で呼んでいるのだそうです(笑)。

といわけで、今日もヒヨドリのミドリさんは卵をあたため鎮座しています。

昨日あたりから巣が臭うようになった気が。昔、祖母の家の裏庭にあった鶏小屋のような臭いがする。

狙われなければいいのだけれど。

 

さぁキングだ。厚かった。厚いってもんじゃない、それも上下巻の上下2段。読み応えありすぎ。

JFKを救うため、過去の世界へと「兎の穴」からおりてゆくのですが。

読みながら、きっとこういう展開になるんでないか、現世界とどうやってつじつまを合わせるんだなんて、

いろいろ想像しながら読んでいたのですが、どれも大外れの結末が待っていました。

前回も「ケツの穴」の名言が出てきましたが、今回もまた載せましょう。

 

  「きこえただろう?いわせてもらえば、自尊心なんて

ものは全身のなかで決して日のあたらないケツの穴にで

も突っ込んでおけばいい。―以下略―」

 

いやぁ、どうしてキングって「ケツの穴」とか「クソ」が好きなんでしょね(笑)。

それは置いておいて、あまりにも長くてこれはどこの「共鳴」だったのか、

ほどほどの長さだったら再読して再び味わってみる、なんて考えられるけど、

これほど長い上下巻上下2段編成だと、再読するよりこのままでもいいかぁと手打ちしてしまいます。

そうかぁ、最後(小説の最後部分ではなく、ジェイクが最後に過去に戻り選択したこと)はこうなるんだと、

そこでまずやられてしまうでしょ、そしてラスト。

訳者あとがきに載っていましたが、「シャイニング」の続編も出るのだそうです。

キング預金しておかなければ(笑)。

 

以上、17ページ6行目でした。