道の向こうから男子高生二人(推定年齢17歳)、
ひとりは、仮にハルキとすると、ハルキは自転車、
もうひとりを仮にトシキとすると、トシキは自転車にあわせて早歩き、
スピードをあわせるためなのか親愛の情なのか、
自転車に乗っているハルキは右手を早歩きしているトシキの左の肩に置き、
ふたりの間にはいい感じの速度とバランスと仲よし同士の共有している一種の空気感がぎゅっと詰まってて、
おお、男子高生、まぶしいなと、私はこちらから向こうに向かって歩いていたんです。
で、すれ違うまであと5メートルってとこでハルキ(仮名)が、
「おい、いくぞ」と言ったかと思うと、
「お~~~」と4秒間ぐらい、「お」を引っ張るように「お~~~」と声をだすと、
それを引き継いでトシキ(仮名)が、
「っぱい!!」と、きりっと結んだ。
すぐにまたハルキが、「お~~~」、トシキが「っぱい!!」と応える。
繋げると「お~~~っぱい!!」。
なんだなんだ、ふたりがかりでおっぱい連呼をしている(笑)。
小学生と違うのは、自分で言って自分で笑いこけたりしないとこ。
私の横を「お~~~」「っぱい!!」と息の合った掛け合いで通り過ぎてゆきました。
一人で心の中で、あるいはアタマの中で「おっぱい、おっぱい」と連呼するより、
ふたりで分担して声に出したほうがいいんでしょか。
それとも何かの掛け声?
わかんないけれど。
一週間前に写していたスズラン。