銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

映画「レディ・マクベス」アップリンク京都にて

2020-12-21 | 映画:ミニシアター

 

12月6日鑑賞。やばいよ!こんな凄い愛なら、男なら誰しも引いてしまうはず。女の気持ちにスイッチをつけたのは使用人のセバスチャン

17歳という若さで裕福な家庭に嫁いだキャサリン。年がはなれているせいか、旦那には興味さえ持たれず・・・。ある日使用人セバスチャンの誘惑が彼女の欲望に火が付く。欲望の果て、旦那や義父を殺してしまう。そのやり口がこれまた凄く・・・。旦那を滅多刺し。愛とはいえ、ここまでやるか?

 

 

   

情事にふけるセバスチャンとキャサリン。観ている私も唖然としか言いようがない。それにしても欲望の果ては何か悲しいものがあった。こういっちゃなんだけど、フロレンス・ビュー中々この役ハマっていましたね。

映画「レディ・マクベス」予告編(出演:フローレンス・ピュー )

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映画「生きちゃった」京都みなみ会館にて

2020-12-15 | 映画:ミニシアター



11月28日鑑賞。久しぶりにみなみ会館まで。作品は仲野太賀と若葉竜也という今が旬の若手俳優W主演の「生きちゃった」を鑑賞して来ました。監督は「町田君の世界」の石井裕也。なんと監督オリジナル作品

あらすじ

幼なじみの妻・奈津美と5歳の娘・鈴と暮らす山田厚久は平凡だがそれなりの生活をおくっていた。厚久には幼なじみの武田がいる。ある日、会社を早退して帰宅すると、妻と見知らぬ男が情事にふけっているところを目撃する。あまりにも急な出来事に戸惑いを隠せない厚久は自らの感情に蓋をするしかできなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、予期せぬ方向へと向かっていく…。

 

感情を蓋することしかできない厚久。何か彼の態度が情けなく、観ている私もイライラしてしまう。奈津美も浮気をしておきながら、居直るのも腹立たしい。その浮気相手がとんでもない奴なのに、別れるどころか奴の借金を肩代わりする奈津美の気持ちも理解出来ず。借金のためにヤバイ仕事に手を出す。挙句の果て奈津美は殺されてしまう。それなのに厚久が奈津美の家族から拒否されるのがなんで?とてももどかしさを感じた。

 




映画「生きちゃった」最終予告

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映画「ヒルビリー・エレジー −郷愁の哀歌−」アップリンク京都にて

2020-12-10 | 映画:ミニシアター

11月16日鑑賞。真紅さん、いつも情報ありがとうございます。ひょっとしたらスルーするところでした。実話ベースのお話です。主人公JDバンスの回顧録「ヒルベリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」の映画化。

  

じんわりと泣けてくる作品でした。エイミー・アダムスのダメ母親・・・。もがき苦しむ姿がなんとも言えない。そんな母親を見ながらJDの辛い気持ちも痛いほど分かる。祖母を演じたグレン・クローズ、さすがの貫禄。無骨だけど、熱いハートにほっとする。こんな家族の愛にも思わず泣けてきた。それにしてもこんな環境にも負けずJDはぐれる事もなく。。。。素晴らしい青年に成長したのは、この家族があったからかもしれない。

あらすじ


名門イェール大学に通うJ.D.ヴァンスは、理想の職に就こうとしていたとき、家族の問題によって記憶から消そうとしていた苦い思い出のある故郷へ戻ることを強いられる。故郷で彼を待ち受けていたのは、薬物依存症に苦しむ母ベヴ。快活で利発な祖母マモーウとの思い出に支えられながら、彼は自分の夢を実現するために自分自身のルーツを受け入れなくてはならないことに気づく――。

 

映画「ヒルビリー・エレジー −郷愁の哀歌−」予告編(出演:エイミー・アダムス )

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映画『おらおらでひとりいぐも』京都シネマにて

2020-11-30 | 映画:ミニシアター

 

  

11月12日鑑賞。第158回芥川賞と第54回文藝賞をダブルで受賞した若竹千佐子のベストセラ―小説を沖田修一監督が映画化。田中裕子と蒼井優が2人一役で演じた人間ドラマ。

 

あらすじ

ひとり暮らしをする75歳の桃子(田中裕子)は、東京オリンピックの開催に日本中が湧く1964年に、その熱狂に導かれるように故郷を飛び出して東京に来た。それから55年の月日が流れ、母として二人の子供を育て上げ、夫・周造と夫婦水入らずの穏やかな余生を送ろうとするが、その矢先に彼に先立たれてしまう。突然の出来事にぼうぜんとする中、彼女は図書館で借りた本を読み漁るように。そして、46億年の歴史をめぐるノートを作るうちに、見るもの聞くもの全てに問いを立て、それらの意味を追うようになる。


彼女の心の声=寂しさたちには青木崇高、濱田岳、宮藤官九郎 彼らが音楽に乗せて内から外へと湧き上がる力を桃子の孤独な生活を賑やかなへと変える。

何だか今の私と重なるような気がした。というのもここ3カ月、桃子さん同様孤独な生活をしているからだ。(今は母と一緒です)しかしいつか遅かれ早かれ母の方が亡くなる可能性は強い。そんな自分へのメッセージ作品なのかもしれません。田中裕子さんと実は同世代・・・。そんなこともあってか?この作品にリスペクトを感じたのでありました。

 

映画『おらおらでひとりいぐも』予告(90秒・11/6)

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映画『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』京都シネマにて

2020-11-13 | 映画:ミニシアター

10月26日鑑賞・・・。ハリポタでブレイクしたダニエル・ダドクリフ君の主演作。実話ベースだそうです。ラドクリフ君、ハリポタのイメージが強くて、どうなるのか?と思ってましたが、払拭されたかな。

あらすじ(ウイキペディアより)

1978年南アフリカ共和国ティム・ジェンキンスティーヴン・リーアパルトヘイトの撤廃を訴えるパンフレットを頒布したために逮捕され、プレトリア中央刑務所で服役することになった。収監後、2人は反アパルトヘイトの運動に従事して投獄された人々と親しくなり、集団での脱獄を計画し始めた。

密談を重ねた末、木工の作業を課されていたティムは監視の目を盗み、刑務所の鍵を木で複製することにした。準備が整った後、ティムたちはお手製の鍵で脱獄を試みるが、その過程で次々とトラブルが発生するのだった。

中々スリリングでした。あまり期待はしていなかったのですが・・・。楽しめました!まるで嘘のようなお話でしたが、ティム・ジェンキン(ラドクリフ君演じた人物)のノンフィクションだそうです。

 

ティム・ジェンキンと他2名が脱出成功!めでたし

 

映画『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』予告編

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映画『博士と狂人』京都シネマにて

2020-11-08 | 映画:ミニシアター

 

10月18日鑑賞・・・。メル・ギブソンとショーン・ペン初共演の作品。これは観ないといけないと思い早速行って来ました。

世界最大の英語辞典オックスフォード英語辞典」誕生に隠された真実の物語を描く。全米で大反響を呼んだサイモン・ウィンチェスター原作のノンフィクション「博士と狂人―世界最高の辞書 OEDの誕生秘話」の映画化。

久しぶりに見たメル・ギブソン、えらく老けてしまいびっくり。私のイメージにある彼はアクション俳優でしたが。こんなに重厚感ある役がお似合いになるとは感慨深いものがありました。対するショーンも還暦を迎えて、このような作品での役柄は実にお見事としか言いようありませんね。一見難しい作品なのかと思いましたが、非常に分かりやすく良かったです。

あらすじ

貧しい家に生まれ学士号を持たない学者マレーと、エリートながら精神を病んだアメリカ人の元軍医マイナー。辞典づくりという壮大なロマンを共有し、異端の天才たちふたりは固い絆で結ばれていく。だが、大英帝国の威信をかけた一大事業に犯罪者が協力していることが明るみになるとプロジェクトは暗礁に乗り上げ、ついには、時の内務大臣ウィンストン・チャーチルや王室をも巻き込んでいくことになるのだが――。

 

マレー役にメル・ギブソン、マイナー役にショーン・ペン

映画『博士と狂人』本編映像

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『シカゴ7裁判』アップリンク京都にて

2020-11-03 | 映画:ミニシアター

 

10月16日鑑賞。ソーシャルネットワークやマネーボールで有名なアーロン・ソーキン監督最新作。ネットフィリックスが配信しているそうなのですが・・・。やはり映画館で観たいと思い、アップリンクが再開するのを待って鑑賞しました。実はこの監督作品、どちらかというと苦手。案の定、前半はちょっと馴染めず。というのも裁判で使われる専門用語が理解出来ず、とにかく字幕を追いかける事に必死でした。後半になってようやく裁判の内容が分かりはじめ面白くなってきました。


アーロン・ソーキン監督

あらすじ(ウキペディアより)

1968年8月28日、イリノイ州シカゴ民主党の全国大会が開かれていた。同大会では、大統領選の候補者たちベトナム戦争にどう対処すべきかという問題を盛んに議論していた。その頃、会場近くのグランド・パークでは、ベトナム戦争に反対する活動家・市民がデモのために集結しており、その数は1万5000人を超えていた。デモが大いに盛り上がった結果、一部の参加者が民主党大会の会場に押しかけようとしたが、警官隊はそれを制止していた。警官隊がデモ参加者を警棒で殴ったり、彼らに向かって催涙ガスを発射したりしたところ、怒った参加者が石やビンを投げるなどして応戦した。

この騒乱の結果、双方合わせて数百名の負傷者を出し、16人(警察官8人、デモ隊8人)が起訴されることとなった。このうち、暴動を扇動した容疑で告訴されたデモ参加者7人はシカゴ・セブンと呼ばれるようになった。本作はシカゴ・セブンの裁判の様子を描き出していく。 

 

良く観たら、キャストはかなり豪華!裁判長にはフランク・ランジェラ シカゴ7のメンバーにはサシャ・バロン・コーエン エディ・レッド・メイン。ジョセフ・ゴードンレヴィットも登場。

 

 

『シカゴ7裁判』予告編 - Netflix

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映画『異端の鳥』京都シネマにて

2020-10-27 | 映画:ミニシアター

 

10月9日鑑賞。雨の中行ってきました。昨年のべェネツィア国際映画祭にて、あの「ジョーカー」よりも話題を集めた作品だそうです。3時間と尺長めでした。淡々と少年の長くて辛い旅が続きます。確かに過酷・・・。それにしても行く先々でこんなに悪い人たち出会うなんて、運が悪い。たまに良い人にであったと胸をなでおろしたら、亡くなってしまう。救いようがないお話。そんな少年は意外にも強さはあって。悪夢のような出来事にも立ち向かうのは凄い。

あらすじ(Wikipediaより)

第二次世界大戦中、ホロコーストを逃れて東欧のある村の叔母のもとに疎開した1人の少年。しかしある日、その叔母が病死した上、火事で叔母の家も焼失、少年は身寄りを失くしてしまう。

たった1人であてのない旅に出た少年を、行く先々の人々は“異物”と見なし、ひどい仕打ちを与える。それでも少年は、なんとか生き延びようと必死でもがき続ける。

 

 

不気味な女性とのシーンがこの作品の中で一番不快感を感じました。性的な事を強要するのはやはり子供に酷い仕打ちなような気がしましたね。

 
ステラン・スカルドガルド、セリフ無しで、出番少なく残念でした。

バリー・ペッパーも久しぶりに見れて良かった!


少年を取り巻く大人たち・・・。悪い人もいれば仏のような人も。

追記 少年役を演じたのは無名だそうです。チェスキークルムロプからやって来たベルト君は、監督の目に止まったと・・・。

 
                     この方が監督さん。

映画『異端の鳥』/「戦争の非情さを感じる」本編映像解禁!10月9(金)TOHOシネマズ シャンテほか公開

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映画『フェアウェル』京都シネマにて

2020-10-20 | 映画:ミニシアター

   

10月4日鑑賞・・・。mid90sミッドナインティーズやミッドサマーなどの話題作でお馴染みのAスタジオ24の新作「フェアウェル」を鑑賞して来ました。本作もmid90sミッドナインティーズと同じように、全米4館から公開スタートして口コミで全米トップ10入りした大ヒットしたらしいですが・・・。確かに良い作品だと思いますが私的にはだめでした。好きな方、ごめんなさい!

あらすじ(Wikipediaより)

ニューヨーク。ビリー・ワンは物書きになることを夢見て日々奮闘していたが、グッゲンハイム・フェローから選外になったという通知が来て落胆していた。そんな折、ビリーは両親から長春で暮らすナイナイ(ビリーの祖母)が末期の肺がんで余命幾ばくもないという事実を知らされた。両親は医者と結託してその事実をナイナイに知られないように努めており、彼女には「良性腫瘍が見つかった」と嘘の説明をしていた。

ナイナイの親戚たちはハオハオ(ビリーの従兄)が中国で結婚式を挙げることを口実に一堂に会することにし、ナイナイと最後の思い出を作ることにした。両親はビリーがナイナイに真実を告げるのではないかと思い、彼女にニューヨークに留まるよう言いつけたが、ビリーは言いつけに背いて長春へと向かった。ビリーは両親と口論になりかけたが、ナイナイに真実を伝えないと確約することで事なきを得た。そうは言ったものの、長春滞在中、ビリーは「ナイナイに嘘をつき続けるのは不誠実なのではないか」と悩み続けることになった。

本作は苦悩するビリーの姿を通して、東洋と西洋という二つの世界を跨いで生きるとはどういうことなのかを描き出していく。

お国がらビリーにすれば、祖母ナイナイに現状を伝える必要あると考えるのだが、長春に住む親せきたちは頑なに拒否。思いやる気持ちがないと思うのだろうね。う~ん私も知らせる必要あると思う。告知される事は辛いけど、真実を知る事の大事さはやはり必要なのでは?と思うのでありました。結局なところ、ナイナイは死ぬことはなく。これって彼女は本当に癌だったのか?

 

従兄が結婚相手に選んだのは日本女性でした。披露宴の席で歌った日本の歌が印象的でした。ところで何の歌を歌ったのか?覚えていません。

映画『フェアウェル』10月2日(金)公開/本予告

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映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』新宿武蔵野館にて

2020-10-15 | 映画:ミニシアター

 

東京日帰り通院旅行最終は時間があったので新宿武蔵野館で映画鑑賞。数年前に一度訪れたこのシアターはリニューアルされ見違えるように綺麗になっていました。

作品はイ・ヨンエ主演の「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」14年ぶりに復帰したイ・ヨンエは変わらず美しかった。しかし復帰作品がこんなにハードだなんて・・・。イ・ヨンエさん、お疲れさまでした。それにしても登場する人物の性格の悪さにため息。それも警察官が、その一味の首謀者なんだから、げんなり・・・。子供を食い物にする大人なんて、本当に最低!憤りとやるせなさが最後まで残る作品でした。テロップには虐待はしていませんと出たのですが、手錠や足かせはどうなのよ?とちょっと不信感を感じるところでありましたが。

あらすじ

看護師として働くジョンヨン(イ・ヨンエ)は、夫ミョングク(パク・ヘジュン)と共に、6年前に失踪した息子ユンスを捜し続けていた。捜索途中に起こった悲劇的な事故の後、憔悴しきった彼女の元に「ユンスに似た子を、郊外の漁村で見た」という情報が寄せられる。しかし、漁村へとやってきたジョンヨンの前に立ちはだかったのは、釣り場を営む怪しげな一家だった。口を閉ざす村の人々、非協力的な地元警察。この村は何かがおかしい…。

 

 

首謀者のホン署長役にはユ・ジェミョン 本当に憎たらしい!情けもなにもない卑劣な男

 

わけわからない一味の不気味さに立ち向かうジョンヨンの姿に思わず涙してしまいました。それにしてもどいつもこいつも酷すぎる。

後半のジョンヨンとホン署長のバトル・・・。本当におぞましさも。と言いながら、喰ういるように観てしまった私。どうかしているのか?

 

やっと再会できたのに、あまりにもせつない終わりに心痛みました。

 

シアター内に飾られていたポスターを見ると余計切なくなりました。

ブリング・ミ―・ホーム 尋ね人公式サイト

映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』本編映像

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