闇と光、人間と魔法の壮大なる戦いが始まる
5月23日、MOVIX京都にて鑑賞。とりあえず、話題作なもので鑑賞することに。前作の“ライオンと魔女”も鑑賞しましたので・・・・。
今回も前回のスタッフとキャストでの再結集ということです。第二章は、“ナルニア滅亡”という衝撃の事実から幕を開けとなります。ほぉ~~なるほど何か面白そうだところで、前作はうっすらと記憶に残っているのですが、確かあのべペンシー兄妹がロンドン郊外のお屋敷に行くところから始まりましたよね。そしてそのお屋敷の中にナルニア国へ通じる道があったというような感じでした。あの場面が今も結構印象深いです。洋服ダンスの向こうは別世界不思議な国がある
そんな始まりがちょっとロマンティックでファンタジーだったのが、今回はちょいと雰囲気が違いました。
舞台は1年後のロンドン。あの勇ましき4人兄妹は、普通の学生として、ロンドンで暮らしていた。地下鉄で汽車待ちの4人は、不思議な風に包まれた瞬間、何と白い海岸に立っていた。そこは何処なのか?というと彼らが去ってから1500年後のナルニアだったというわけで。驚くことにこのナルニア国は滅亡寸前だったのである。そんな魔法の国を救うために、この偉大なる4人の王を蘇らせたのである。
ペペンシー兄妹の治めた黄金時代から1300年の歳月が流れたナルニア国。かつて全能なる王アスランに祝福され、生きとし生けるもの全てが幸福に包まれていた魔法の国は、戦闘民族テルマール人に征服され、もはや存在しない。人間たちに迫害され生き残ったナルニアの民は森に逃れ、この暗黒の世界に再び光をもたらす者の出現を待ち続けていた。一方、テルマールの王宮では、亡き王の弟ミラースが、正統な王位継承者カスピアンの暗殺を企てる。“伝説の四人の王”を呼び戻すと言われる魔法の角笛だけを手に城から逃亡した美しき王子は、テルマール人が決して足を踏み入れない森の奥深くで、ナルニアの民と出会う…。
今回、登場のカスピアン王子(ベン・ハーンズ)はうわさのイケメン俳優。しかし彼はこの映画に登場するまで、まったくの無名俳優だったそうです。ロンドン生まれの26歳。
前作同様、壮大なスケールです。だけど、今ひとつ乗れなかったのは何だろう?新しいキャラクター、カスピアン王子も登場して面白くなりそうと期待していたのですが。様々な動物キャラも登場このシリーズでも最も人気の高いキャラクターの一人、ネズミのリーピチープも映像化され登場だし、4人兄妹もパワフルな活躍だったし・・・・・。テルマール王位を狙うミラースとべペンシー兄妹、長男ピーター(ウィリアム・モーズリー)との一対一の勝負もなかなか見ごたえあったけれど。これなら他の作品でもありがちだからかもしれませんね。ディズニー映画独特のファンタジー性が何故か?あまり見られず、どうも戦闘シーンが目立っていたようにも思います。
前作は白い魔女の登場シーンなども神秘的で、かつ恐ろしさもかもし出していて、何かおとぎ話の映像美があふれていたけれど・・・・。何か今回はリアルさが際立ち、ファンタジー性に欠けていたようにも思います。やはりその辺でもう少し夢のある冒険ファンタジーになってほしいです。
5月20日、東京六本木ヒルズアリーナにて「ジャパンプレミアム」が開催されたときのキャスト陣です。
何と、長男ピーターを演じたウィリアム・モーズリーはこのシリーズで出番は終了だそうです。これからも俳優として、他の作品に登場することでしょう
メディア | 映画 |
上映時間 | 150分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ディズニー) |
初公開年月 | 2008/05/21 |
ジャンル | ファンタジー/アドベンチャー/ファミリー |
出演: | ジョージー・ヘンリー | ルーシー・ペベンシー |
スキャンダー・ケインズ | エドマンド・ペベンシー | |
ウィリアム・モーズリー | ピーター・ペベンシー | |
アナ・ポップルウェル | スーザン・ペベンシー | |
ベン・バーンズ | カスピアン王子 | |
ピーター・ディンクレイジ | トランプキン | |
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ | グロゼール | |
セルジオ・カステリット | ミラース | |
ワーウィック・デイヴィス | ニカブリク | |
コーネル・ジョン | グレン・ストーム | |
ヴィンセント・グラス | コルネリウス博士 | |
ダミアン・アルカザール | ソペスピアン卿 | |
シェーン・ランギ | アステリウス | |
声の出演: | リーアム・ニーソン | アスラン |
ケン・ストット | 松露とり(トリュフハンター) | |
エディ・イザード | リーピチープ |
※2時間30分という長い作品でした。結構疲れました次回作、第3章に期待したいと思います。