銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

トイレット(2010)

2010-08-31 | 映画:ミニシアター


「みんな、ホントウの自分で、おやんなさい」

この日も前半の上映は満席だったようだ。それにしても荻上監督作品、人気あります。特に本作に固執していたわけではないが、、、、。でもこの人気はやっぱり普通じゃあないものね。ということで、観ることにしました。
それでどうだったのか?はいなかなか面白かったです。外国人の3兄妹と日本のばーちゃんの心の触れ合いなんですが。
ばーちゃん役のもたいさん、セリフが全然ありません。いや、最後の方で1回だけあります。
「モ―リ、クール!」だけ、、、(笑)もたいさん自身もセリフがないのに、ラッキーだったとか。でもセリフなしでの演技、かなり難しいんじゃないかしら?

STORY(キネマ旬報より拝借)

北米東部。とある企業の実験室に勤務するレイ(アレックス・ハウス)は、誰とも深く関わらないことを信条に生きてきた。彼の唯一の趣味は、ロボット型プラモデルでのひとり遊び。ところが母の葬儀の直後、ひとり暮らしのアパートから、レイはやむなく実家に舞い戻るはめになる。そこには、引きこもりのピアニストの兄モーリー(デイヴィッド・レンドル)と、ちょっと勝気な大学生の妹リサ(タチアナ・マズラニー)、猫のセンセー、そして“ばーちゃん”(もたいまさこ)が暮らしていた。ばーちゃんは、彼らの母親が亡くなる直前に日本から呼び寄せた3兄弟の祖母。英語が全く話せないばーちゃんは自室にこもりきりで、トイレから出てくるたびに深いため息をつく。そんなある日、以前母親が使っていた古いミシンを見つけたモーリーは、「布を買いに行きたい」と、ばーちゃんに訴える。心の病のモーリーは4年間、外に出られずにいたのだ。そんな彼にばーちゃんは無言で札束を差し出す。一方、ばーちゃんがエアギターのコンテスト番組に見入っているのを知ったリサは、自分もコンテストに出ようと決意、そのための資金をばーちゃんはまたも気前よく無言で出してくれた。予測不可能なことをやらかす3人に、レイの平穏な日常は破られ、ついキレてしまうこともあったが、そんなとき、ばーちゃんはレイのために餃子を焼いてやるのだった……。モーリーが出場するピアノ・コンテストの日がやって来た。お手製の花柄のスカートをはいたモーリーがステージに登場すると、客席にざわめきが起きる。4年前にコンテストの演奏途中で緊張のあまり吐いたことがトラウマになっていたモーリーだが、今また緊張でパニック寸前の様子。そのとき、ばーちゃんが立ち上がりモーリーに大声で呼びかける。モーリーの見事な演奏が始まった……。
 
4人と1匹の猫との奇妙な生活。。。。。日本人のばーちゃん、英語が話せるわけでもない。言葉の壁はあるものの、いつしか壁を越えていく。そうしてばらばらだった3人兄妹の間に不思議な絆が深まっていくのだ。
 

ばーちゃんはこの家にやって来てからほとんど食事も取らずに部屋にこもっていた。そこで3人はばーちゃんを慰めるため、スシパーティをすることにしたが。
ばーちゃん、一個だけ口にしただけで、何も言わずに部屋へ、、、、。
 


ミシンでスカートを縫いたい!とモ―リ、ばーちゃんは札束を何枚か手渡す。
何故かばーちゃんはお金持ちだった。


レイは2人の勝手な行動に振り回され、切れることもあったが、そんな時ばーちゃんは手作り餃子でレイの心を癒してくれた。


ばーちゃんから手作り餃子を伝授。


このシーンが大好きだというもたいさん。

何気なシーンが何か心を和ませてくれます。


謎の女(妙な服を着た女性)にはサチ・パーカー
監督たっての希望で、サチ・パーカー出演となった。


エアギターコンテストに出たいというリサ、ばーちゃんから出場するための参加費用をゲット!
エアギターなしでのパフォーマンスも見どころだ。このシーン、私的に大好きでした。

レイはばーちゃんのため、日本のウォシュレットトイレをプレゼントしたいと考えていた。火事の保険が3000ドル入ったのでそれでトイレを購入したが、残念ながら、ばーちゃんはそれを見ることなく他界してしまう。


印象的で面白かったシーン。。。。。

レイが職場の同僚インド人とのやり取りが何とも言えず。

私の隣に座っていた女性は涙ボロボロ状態でした。もたいさんの存在が光っている作品でしたね。

 

※モーリーが弾くクラシック曲。あまり有名ではない名曲とのリクエストに選曲された。

  • ため息フランツ・リストの、3つの演奏会用練習曲・第3曲変ニ長調
  • 『伝説』第2番(フランツ・リストの、2つの伝説・第2曲『波の上を歩くパウラの聖フランソワ』)
  • ヴァルトシュタインベートーヴェンの、ピアノソナタ第21番ハ長調
  • 解説(ウィキぺディアより拝借)

    かもめ食堂』『めがね』から3年ぶりの荻上直子監督による、構想から5年をかけた家族の成長をテーマにした異文化交流映画第3弾。日本の映画でありながら全編英語で、日本人はもたいまさこが唯1人のキャスティングとなり、兄弟役にはオーディションで若手のカナダ人俳優が起用された。トイレットというインパクトのある題名は『かもめ食堂』でフィンランド人のスタッフが日本のトイレに感激した時に閃いたと言う。ロケはカナダ・トロントで約20日間に渡り撮影された。


    荻上直子監督 もたいまさこ デヴィッド・レンドル

    メディア 映画
    上映時間 109分
    製作国 日本/カナダ
    公開情報 劇場公開(ショウゲート=スールキートス)
    初公開年月 2010/08/28
    ジャンル ドラマ
    映倫

    G

    オフィシャル・サイト
    http://www.toilet-movie.com/

     


     

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    ゾンビランド(2009)★ZOMBIELAND

    2010-08-30 | 映画:ミニシアター

     目指せ、奴らのいない夢の遊園地へ
                    32のルールを駆使して生き残れ!!

    いよいよ公開されました。観て来ましたよ!ゾンビランド。この日はキャタピラー、トイレット、すべて満席。そしてゾンビランドも上映開始直前、とうとう満席となりました。
    主人公コロンバス演じるジェシー・アイゼンバーグの軽妙なナレーションがこの作品の面白さを盛りたてていますね。最後の締めを聞いていたら、何とラジオのDJでのナレーション的だったということでそこでまた受けちゃいました!

    ゾンビ映画なのですが、皆が想像する無茶苦茶怖いゾンビ映画ではありません。確かに人間を襲い、生き血を吸うんですが、、、、。これはゾンビそのものより、ゾンビと絡む人間たちのお話と言った方が良いと思います。

    ニ度撃ち、ニ度轢き、ニ度打ち、ニ度刺し、、、、、。ゾンビは一度では死にません。だから留めを刺しましょうって感じです。妙にこのニ度が頭の中にずっしり残ります。
    おデブな人が狙われるという発想もあるいみ。的をえてるかもしれません。
    やっぱり血も美味しいんじゃないかしら??


    ゾンビ、ゾンビ、ゾンビ。。。。。。!

    何と!ビル・マーレイが登場。これってカメオ出演ではないですよね。本人役で登場です。しかもゾンビに化けてです。、ゾンビ顔にメイクしていた。えらく白塗りしていました(笑)ゴースト・バスターの音楽♪も流れたり。。。。。

      

    ストーリー(キネマ旬報より拝借)

    新型ウィルスの爆発感染によって、人類の大半が人喰いゾンビとなってしまった世界。大学生のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)はテキサス州ガーランドでも数少ない生き残りの一人だった。臆病で胃腸が弱く、引きこもりでネットおたく、当然童●の彼は“生き残るための32のルール”を作り、慎重に実践して生き延びてきたのだ。そんな彼が両親の住むコロンバス州オハイオへと向かう旅の途中、屈強な腕力と抜群の射撃テクニックを持つ男、タラハシー(ウディ・ハレルソン)と出会い、彼の車に同乗させてもらう。タラハシーは過去の辛い経験からゾンビを心底憎み、ゾンビを退治することを楽しんでいた。二人が廃墟と化したスーパーで迫りくるゾンビたちを倒していると、ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)という詐欺師姉妹が現れる。彼女たちは、コロンバスとタラハシーを騙して彼らの武器と車を奪い逃走するが、やがて安全のためにお互いの必要性を感じ、行動を共にすることになる。コロンバスはウィチタからオハイオが既に壊滅状態であることを知らされ、実家に戻ることを断念、3人と共に旅を続けることにする。目的地はロサンゼルス郊外にある遊園地“パシフィックランド”。そこには「ゾンビとは無縁の天国がある」と噂されており、彼らはその噂にかすかな望みをかけたのだった。途中、4人はビバリーヒルズの高級住宅街にあるビル・マーレイの家を物色、いままでの悪夢が嘘のような楽しい時間を過ごした。そんな中、コロンバスはウィチタに仄かな想いを寄せるが、姉妹はある朝、男たちを残して“パシフィックランド”へと向かった。姉妹は貸し切り状態の夜の遊園地で思う存分楽しむが、付近に蠢く無数のゾンビたちが現れ、姉妹を取り囲んできた。絶体絶命の危機の中、コロンバスとタラハシーが完全武装で駆けつける。果たして彼らはこの地獄を生き抜くことができるのか……。


    隣人の可愛い女の子役にはアンバー・ハード
    コロンバスのアパートの住人406号室の可愛い女の子、ゾンビに襲われたらしく。
    コロンバスが目を覚ましたら、何とゾンビに、、、、、。部屋に入れたのが運のつき

    さて何とか上手く生き延びたコロンバスが両親に会うため、旅に出た途中出会った男はこんな奴。


    バットでバンバンゾンビを倒す!

     

     
    バンジョーも武器に早変わり

    タラハシーは好物の菓子トゥインキーを探すため、この大型スーパーへ。2人は廃墟と化した大型スーパーで、迫りくるゾンビ軍団を倒しながら、ウィチタとリトル・ロックと名乗る姉妹と出会う。
    プロの詐欺師だった彼女たちは、妹のリトル・ロックがゾンビに噛まれたと偽って、一度はコロンバスとタラハシーの武器と車を奪い逃亡するのだが、、、、。


    妹リトルロックにはあの名子役アビゲイル・ブレスリン
    おぉ~しばらく見ないうちに大きくなったね。


    姉ウィチタには、エマ・ストーン
    コロンバスは彼女に惚れちゃう

    銃捌きも凄いタラハシ―


    ウディ・ハレルソンはこの役がぴったりです。かなりクレイジーな、、、、?


    4人はパシフィックランドに向かって旅を続けるが、行く手にはゾンビたちが容赦なく現れる。

    途中、彼らはビバリーヒルズの高級住宅街にあるハリウッド・スター(ビル・マーレイ宅)の豪邸を物色し、楽しい数日を過ごした。4人の友好関係は深まり、特にコロンバスのウィチタへの想いは強くなるが、ウィチタとリトルロックはある朝、男たちを残して消えてしまう。

    またまたトンヅラされてしまう

    さてトンヅラした姉妹はいよいよ憧れのパシフィックランドに到着した。ここは遊園地です。絶叫マシーンが色々登場します。
    夜の遊園地、静まりかえったマシーンに電源を入れてさあ楽しもうとしました。その光を遠くから発見したゾンビたちが、光をめがけてやって来ます。


    ヤバい状況になってきました
    ついに2人はジャイアントドロップメテオに乗っかり上に上がりますが、、、、。
    ジャイアントドロップメテオは約50mから猛スピードで落下する超絶叫マシーンですが、実際この映画のマシーンはどのくらいの高さなのかは分かりません。

    それでも容赦なくゾンビは2人を追いかけて来ます。わあ~どうなるの?


    ピエロもゾンビ


    冴えないコロンバスも大活躍


    遊園地でのタラハシ―、コロンバスの活躍もなかなか凄いですよ。


    ウディ・ハレルソン タラハシー


    ジェシー・アイゼンバーグ コロンバス

    解説(allcinemaより拝借)

     全米で大ヒットを記録した痛快ゾンビ・コメディ。ゾンビであふれかえる世界を舞台に、偶然出会った孤独な男女4人がゾンビのいない楽園を目指して繰り広げる命がけの大陸横断旅行を、ブラック・ユーモアと過激なバイオレンス描写で描き出していく。出演は「ラリー・フリント」のウディ・ハレルソン、「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ、「キューティ・バニー」のエマ・ストーン、「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。監督はこれが長編デビューのルーベン・フライシャー。


    右の方がルーベン・フライシャー監督

    メディア 映画
    上映時間 87分
    製作国 アメリカ
    公開情報 劇場公開(日活)
    初公開年月 2010/07/24
    ジャンル アクション/ホラー/コメディ
    映倫 R15+

     
    http://www.zombieland.com/ (英語)

    http://www.zombieland.jp/ (日本語)


     

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    ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009)

    2010-08-27 | 映画:ミニシアター

     三人なら、生きられる。

    シネコンでの上映がありましたが、結局鑑賞することが出来なかった本作。みなみ会館にて再上映されたので、最終日滑り込みました。
    安藤サクラさんがまた登場しています。最近気なる作品には彼女が出ていることが多いですね。特に美しい方ではありませんが、演技をする彼女は何かオ―ラがある。印象深いのはやっぱりあの「愛のむきだし」でしたね。
    キモい役でしたが、インパクトありました。そして今回はけだるくてブスなカヨちゃんです。やりまくりの彼女ですが、心は凄く寂して、、、、。愛してくれる男を求めているという設定です。またこれが本当に上手いですよ。

    男性陣も良いですね。2人とも美形です。松田翔太君、高良健吾君、こんな2人にナンパされてついて行かない女性がいるとは、、、、、?私なら絶対ついていきますよ!

    袴田事件で袴田巌を演じたあの新井浩文さんは、今回はもうもう許せない悪い奴。何とケンタとジュンを虐める陰湿な男裕也役。

    映像は何かチ―プな感じがします。昔懐かしいシュチュエ―ションのように思うんですが、どうでしょうか?
    それにしても痛いです。施設出身の2人の環境はあまりにも苛酷。来る日も来る日も、でかくて厚い壁を壊す作業。先に何があるというのでしょうか?
    現在も若い人には生き難い時代、ここに登場する若者と同様、生きている先に、何があるのか。つまり生きる目的のようなものがあるかどうか?


    ジュンが通りすがりで出会ったゆみかの話した、将来の夢や希望。この言葉にジュンは理解できなかったのがとても印象的でした。ジュンは何を思い、生きて来たのかですよね。

    ケンタ役、松田翔太
    亡き父、松田優作の次男

     ジュン役、高良健吾


     カヨちゃん 安藤サクラ
    俳優奥田瑛二の次女

    さてお話は、、、、、。

    とことんどん底で生きる施設出身の2人の青年ケンタとジュン。兄弟のように育った2人は工事現場ではつり(壁を壊す作業)の仕事をしている。低賃金で劣悪な労働環境。職場の先輩、裕也の理不尽で執拗ないじめを受けていた。

    ある日2人は夜の街にナンパに出かけ、ブスな女の子、カヨちゃんに出会う。それ以来ジュンはカヨちゃんの部屋に転がり込んでいた。

    裕也がケンタをいたぶるわけ→裕也の腹には消えることなく何本もの傷痕があった。その傷はケンタの兄・カズによるものだった。ケンタが13歳の頃、カズが起こした幼女誘拐未遂事件。カズはその事件のことで馬鹿にした裕也の腹をカッタ―で何度も切りつけたのだ。その賠償金として、裕也はケンタの給料を天引きしていた。

    ケンタ君は言った。

    世の中には2種類の人がいる。1つは人生を自分で選べる人。もう1つは選べない人。オレたちは選べない人。

    ある深夜、ケンタとジュンは仕事場へ向かった。付いて来るカヨちゃん。今夜2人はある計画を実行。何と裕也の愛車をハンマーで壊し逃げることだった。

    裕也の車の上に乗り力いっぱいハンマーを振り下ろす2人。カヨちゃん歓声!2人はカズのいる網走に行くことを決めた。

    もう後戻りはできない。こうして3人はお金も知恵もない旅が始まるーーー。

    車はひたすら北へと向かう。カズのことを思いだすケンタ。「兄貴なら何かをぶっ壊してくれると思った。でも壊しても、抜け出せない。ぶち壊して、こっから抜け出して、光の中へ、アタラシイセカイへ、、、、、。

    旅先で出会う人々

    闘犬を飼う謎の男、同じ施設で育った片目の洋輔、夢を語るキャバ嬢のゆみかちゃん。次第に少しづつずれてゆくケンタとジュン。

    再びカヨちゃんと再会し、3人は北海道へ上陸。網走刑務所に着いたケンタはカズと面会。「ぶっ壊したらアタラシイセカイがあるんでしょ?」と言うがカズは異様な目つきで味気ない返事をするだけ。ケンタは動揺、涙した。
    刑務所を出て、あてもなく海岸線を走る3人のバイク。それを追いかける車があった。裕也である。ケンタはバイクで裕也に突進!銃声が響き。ケンタは転倒。


    夜、野原で座る3人。盛り上がるキャンプファイヤーの若者たち。女を蹴っ飛ばしたことから、殴りあいに、、、、、。荒れ狂うケンタにジュンが呼んだ。ジュンの手に拳銃が握られている。
    ぶっ壊して抜け出すんだ!おまえとは違う」ジュンに近づいたケンタにジュンは引き金を引いた。
    血まみれのケンタを抱えるジュン。車でその場を去る。
    ラストは、、、、。やっぱり悲しい結末かな。

    ぶっ壊したらアタラシイセカイがあると信じていたのに、、、、、。何もなかった。

    解説(allcinemaより拝借)

    「ゲルマニウムの夜」でデビューを飾った大森立嗣監督が、居場所もなく閉塞感を抱えた3人の若者の逃避行を描いた青春ロード・ムービー。出演は「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」の松田翔太、「ボックス!」の高良健吾、「愛のむきだし」の安藤サクラ

    その他のキャスト

    カズ  宮崎将    洋輔   柄本佑  闘犬の男  小林薫

    スナックのママ   美保純   菊ちゃん  柄本明   ゆみか  多部未華子


     

    メディア 映画
    上映時間 131分
    製作国 日本
    公開情報 劇場公開(リトルモア)
    初公開年月 2010/06/12
    ジャンル 青春/ドラマ
    映倫 G

    オフィシャル・サイト
    http://www.kjk-movie.jp/

     

     

     

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    トロッコ(2010)

    2010-08-24 | 映画:ミニシアター

     

    京都シネマにて鑑賞。結構評判が良い作品だったので気になっていた。幼い兄弟が父親の故郷台湾で過ごすひと夏の物語。この2人の兄弟が何気に良い。お兄ちゃんの敦がちょっと母に反抗気味で、母はそんな敦に手を焼いている。すぐに母に怒鳴られるもんで、敦はますます頑なになっちゃうんだ。ゲームしていたら、取り上げられるし、ジュースを飲むと、飲みすぎだとこれまた取り上げられちゃう。母自身も敦の反抗的な態度を改めさせたいんだろうね。そんな微妙な母子の関係が映像を通して上手く表現されていた。

    2人の父親は台湾人だった。遠く故郷を離れて日本で記者として働いていたが、不慮の事故なのか?突然亡くなってしまったようだ。その辺は明らかにされていない。


    父の遺灰を持って日本からやって来た兄弟はおじいちゃんの元へ。

    尾野真千子さんといえば、河瀬直美監督とタッグを組んだ殯(もがり)の森が今も記憶に残っている。実はまだ28歳だそうで、偉く落ち着いた感じの女優さんだ。今回は2人の男の子の母親役というのもそんなに違和感がない。年齢を知ってちょっと驚きましたが。

    さてストーリー(キネマ旬報より拝借)

    夏、8歳の敦(原田賢人)と6歳の凱(大前喬一)の兄弟は、旅行ライターの母・夕美子(尾野真千子)に連れられ、急死した父・孟真の遺灰を届けるため、父の故郷である台湾東部の花蓮近くにある小さな村を訪れる。村ではおじいちゃん(ホン・リウ)と、台北に住む孟真の弟・孟堅(チャン・ハン)とその妻・華心(ワン・ファン)が母子を迎える。

    台湾東部の山間の村におじいちゃんの家があった。昔懐かしい団らん風景が印象的だ。
     
    敦は父に貰った、トロッコを押す少年の古い写真を持っていた。その少年は、戦前のおじいちゃんだった。写真の場所を忘れてしまったおじいちゃんは兄弟を連れて、トロッコの線路を探し始める。おじいちゃんは、トロッコが日本に繋がっていると思っていたと兄弟に語る。おじいちゃんに日本から、恩給欠格者の通知が届く。おじいちゃんは、数日前に退院してきたおばあちゃん(メイ・ファン)にそれを無言で渡す。夕美子は子供たちを寝かせると、夫を失い1人で子供を育てる不安を吐露する。
     
     
    おばあちゃんは子供たちを預かることを提案するが、起きていた敦がそれを聞いていた。翌日、おばあちゃんが救急車で運ばれ、夕美子も病院へ行く。このまま置いていかれると思った敦は、凱を連れて森へ行く。
     

    台湾といえば、阿里山森林鉄道を思いだす。このシーンはその鉄道と重なって見えた。
     

    青年役のブライアン・チャンは、台湾の人気俳優らしい。
    初めは2人ともハイテンションだったけど、、、、。だんだん森の奥に進むにつれて。
     
    おじいちゃんが日本に繋がっていると言っていたトロッコで、日本に帰るつもりだった。写真の線路はなくなっていたが、林おじいさんが植林に使っているトロッコを見つける。寺で鳥を捕まえてくれた青年(ブライアン・チャン)に押してもらい、トロッコは加速する。東京で勉強したいと語る青年は、日本は海の向こうだと呟く。トロッコは深い森に入っていき、辺りは霧に包まれる。

    泣きじゃくる弟を勇気つけながら、一緒に歩く。お兄ちゃんは弟に弱みを見せることなく、たくましく見えた。
     
    林おじいさんの家に寄ろうと立ち止まったとき、不安が頂点に達した凱が線路を走り出す。敦が凱を追い、兄弟は家までの遠い道のりを歩き出す。夕方、兄弟を探し回った夕美子の元に2人が帰ってくる。夕美子は思わず敦を責めるが、敦の不安に気づき、彼を強く抱き締める。夕美子は3人でここに留まるつもりだとおじいちゃんに告げるが、おじいちゃんは日本に帰るよう促す。
    夫に先立たれた夕美子の心情、子供たちの日本への望郷の思い、、、、。様々な思いが場面の中で見え隠れするのがとても印象深かった。
     

    いよいよおじいちゃんとの別れる日がやって来た。またおいでと声をかけるおじいちゃん。
    夕美子たちが去った後、一人佇むおじいちゃんの姿は何ともいえない悲しい表情だった。そして家へ戻る後ろ姿に哀愁さえ感じる。
     
    冒頭台湾の鉄道などもちょこっと見ることができたのだが、その後はほとんど台湾らしい風景はあまり見られず、残念でしたね。
     
    台湾は色々な国から統治されている。日本には何と50年間もの間統治されてきた。
    高齢の方は結構日本語を話される人も多い。15年前、私も台湾訪れたことがあるが、現地のガイドの方は大変日本語の上手い方だった。
     
    解説(キネマ旬報より拝借)
     
    芥川龍之介の同題小説を翻案し、台湾を舞台に描く家族の物語。監督は、篠田正浩監督などの助監督を経て本作でデビューを果たす川口浩史。撮影は、「春の雪」のリー・ピンビン。出演は、「殯の森」の尾野真千子、「戯夢人生」のホン・リウ。台北金馬奨映画祭正式招待、ムンバイ映画祭インターナショナル・コンペ部門出品。
     
    メディア 映画
    上映時間 116分
    製作国 日本/台湾
    公開情報 劇場公開(ビターズ・エンド)
    初公開年月 2010/05/22
    ジャンル ドラマ
     
    オフィシャル・サイト
    http://www.torocco-movie.com/
     
     
     
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    特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010)

    2010-08-21 | 映画:シネコン

     原題:THE A-TEAM

    東宝シネマズ二条にて鑑賞。お目当てはブラッドリー・クーパーです(笑)とにかく彼が見たくて行ったようなわけです。原題はシンプルにザAチームなんですね。
    あ!2時間ぎりぎり切れるんだ。でも結構長く感じました。途中一度睡魔に襲われました。ヤバいよ。頑張って観ないと(汗)随分前から予告がじゃんじゃんやっていたので、楽しみにしていたのに、、、、、。ヤバいぜ!

    さて本作は日本では1985年10月から1988年11月までテレビ朝日で放映されたテレビドラマです。アメリカのNBCで製作されたもので1話1時間枠だったようです。観た記憶はないけれど、このタイトルは何となく覚えていました。

    人気があったテレビドラマの映画化の企画は1990年代からあったそうで、いくつものストーリーの原案も。中には湾岸戦争をストーリーの背景に組み込むという話もあったらしいですが、、、、。

    ストーリー

    《Aチーム》最強伝説の始まり★メキシコ

    米軍のハンニバル(ジョン・スミス大佐)(リーアム・ニーソン)がメキシコの荒野の道を通りかかったワゴン車のドライバーに拳銃を突きつける。ハンニバルは麻●組織に処刑されかけている戦友、フェイスことテンプルトン・ペック中尉(ブラッドリー・クーパー)を救出するため急いでいた。

    モヒカン頭のB・A・バラカス軍曹(クイントン・ジャクソン)がレンジャー部隊に所属していたことを知ったハンニバルは、瞬く間に彼と意気投合。すかさず処刑現場にワゴン車突っ込ませ、一味との銃撃戦の末、フェイスの奪還に成功する。
    その後3人はとある病院に駆け込む。ここで頭のいかれたスゴ腕パイロット、マードック大尉(シャ―ルト・コプリ―)が操縦するヘリに搭乗。追跡する一味の武装ヘリをアメリカ領空へと誘い込んで大破させる。こうして4人の命知らずの特攻部隊〈Aチーム〉が誕生した。

     

    汚された《Aチーム》の栄光☆イラク

    一気にお話は8年後。幾多の特殊ミッションを遂行、輝かしい戦歴を刻んだ《Aチーム》の4人は米軍の生ける伝説となっていた。イラクでの務めを終えて撤退しようとしていたハンニバルは、CIAのリンチから聞き捨てならない情報を告げられる。
    ゲリラ集団が米ドル紙幣の原版を盗み、巨額の札束と共にバグダッドから運び出そうとしているというのだ。誇り高きハンニバルは民間人のパイクという男が率いる傭兵たちにその任務を譲れず、上官のモリソン将軍に《Aチーム》の出動を直談判。
    フェイスの元恋人、国防犯罪調査局の女性大尉ソーサ(ジェシカ・ビール)の監視をかいくぐり、練りに練った作戦の準備を進めていく。

    ゲリラを豪快に蹴散らした《Aチーム》は見事にドル紙幣原版を奪い返すが、モリソン将軍が乗ったジープが突然爆破。その混乱にまぎれ、原版は何者かに持ち去られてしまう。「これは罠だ!」とハンニバルが悟ったときはもはや後の祭りだった。軍法会議にかけられた《Aチーム》は4人全員階級を剥奪され、監獄送りを宣告される。

    復活を果たした《Aチーム》の逆襲★ドイツ

    半年後。軍刑務所で服役中のハンニバルのもとにリンチが現れ、盗まれた原版で印刷されたドル紙幣がチュ―リッヒで見つかったと報告にやって来た。この日を待っていたハンニバルは仮病を使って脱獄。それぞれの刑務所や病院に収容されていた3人と合流。軍の輸送機に乗り込んだ4人は、その動きを察知したソーサと無人戦闘機の追跡をふりきって逃亡する。


    彼らはドル紙幣の原版を持ち逃げした犯人パイクを追う。ドイツのフランクフルトに向かった4人は、パイクのアジトである高層ビルのフロアに奇襲をかけ、原版の入ったケースを奪い返す。そしてパイクとともに行動していたアラブ人らしき男を逮捕する。
    このアラブ人ですが、その正体は何とびっくりえぇ~という意外な人物でした。

    《Aチーム》捨て身の最終決戦へ!☆ロサンゼルス


    フェイスのこの実験が作戦の一つだ。

    やがてパイクの背後で暗躍する黒幕の存在が明らかに。自分たちの無実を証明できる唯一のキ―パソンを失ってしまったハンニバルは一かばちかの賭けに打って出ることを決意。リンチ、ソーサもそれぞれの思惑を抱いて行動する中、ハンニバルがすべての落とし前をつける場所に選んだのはロサンゼルスの港だった。
    果たして《Aチーム》を罠にはめ、巨大な陰謀を仕掛けた真の犯人はいったい誰なのか?そして誇り高き《Aチーム》は汚名返上を成し遂げることができるのか?
    最終決戦の結末はいかに、、、、、!

     CIAのリンチ役にはパトリック・ウィルソン
    お久しぶりです。ウォチメン以来かも。少し痩せたかな?

     
    ソーサ役にはジェシカ・ビール


    フェイスと良い雰囲気でしたが、ここではお預け(笑)

    《Aチーム》のメンバー


    ハンニバル(ジョン・スミス大佐)リーアム・ニーソン
    実生活では仲の良かった奥さんを事故で亡くされ、さぞかし残念でしょうね。


    フェイス(テンプルトン・ペック)ブラッドリー・クーパー
    女たらしとか言われていたけど、やっぱり格好良いです。最近はかなりブレイク。


    マードック(H・M・マードック)シャールト・コプリー
    第9地区でブレイク

    B.A.(B・A・バラカス)
    クイントン・“ランペイジ”・ジャクソ
     飛行機が怖い、暴力はしないなんて言ってましたが。

     


    ブラッドリー、凄い肉体美♪
     

    解説(allcinemaより拝借)

    1980年代に日本でも人気を博したアメリカの同名TVシリーズをスクリーンへと昇華したアクション・エンターテインメント。ひょんなことから結成された個性的な特殊部隊4人組の破天荒な活躍を痛快かつスリリングに描き出す。出演は「96時間」のリーアム・ニーソン、「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のブラッドリー・クーパー。監督は「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」のジョー・カーナハン。

    そして製作総指揮にはリドリー・スコットトニー・スコット兄弟が関わっていたんですね。凄い!!

    感想:アクションはかなり凄いなあと思いました。演じておられる皆さん、大変ですよね。まあストーリーはこんなもんでしょうか。

    メディア 映画
    上映時間 118分
    製作国 アメリカ
    公開情報 劇場公開(FOX)
    初公開年月 2010/08/20
    ジャンル アクション/アドベンチャー
    映倫 G

    ところで、エンドクレジットの後、少しだけおまけがありました。ブラッドリーさんが登場しています。雰囲気的に続編ありそうな感じがしますが、、、、。どうでしょうね。

    オフィシャル・サイト
    http://movies.foxjapan.com/ateam/

     

     

    Comments (11)
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    魔法使いの弟子(2010)

    2010-08-18 | 映画:シネコン

     原題:THE SORCERER'S APPRENTICE

    この夏、ディズニーが贈るNY魔法大戦争!

    レイトショ―にて鑑賞。ニコラス・ケイジが、ジェリー・ブラッカイマーにこの作品を持ちこみ、映画化となったらしい。たくさんのヒット作を送り出しているブラッカイマー、「プリンス・オブ・ペルシャ」が先ごろ公開されたところですが、これが今一つだったので、今回はどうかな?となんて思ったり、、、、、。

    ということで感想です。まあまあ良かったのではないかと。お話的にはパーシー・ジャクソンとオリンポスの神々に似たような感じではありますが。パーシーの場合、実は本人自身も知らない半神、半人だったという事実。今回の場合、主人公デイヴが実は、邪悪な魔法使い“モルガナ”のとどめを刺す有能な魔法使いだということだということが後に判明するという事実。
    どうもこういうパターン化されたものが何故か多いんですね。でも本作は意外にもつまらなくなかったのは、魔法使いたちのそれぞれの味があったからかしら、、、、。
    ニコラス・ケイジ扮するバルサザールというキャラ、ロングヘアーでそれなりに良い雰囲気がありました。キャスティングという点ではバッチリかな。
    敵対するマキシム・ホルヴァートには、あの17歳の肖像のアルフレッド・モリ―ナ。彼だとはまったく気づきませんでした。そういえば見たことあるなあというくらいの印象。彼も変装することで、その役に上手くハマっています。

    そしてモニカ・ベルッチ。出番は少なかったものの、こういう古典的な役にとてもマッチしていて、ミステリアス。ニコラス演じるバルサザールもそうですが、2人とも良いですよね。

    主人公デイヴを演じたジェイ・バルチェルだが、見たことがるような?トロピック・サンダーに出演していたらしいので、それが記憶にあるのか、、、、、。芸歴は長いようです。現在28歳の彼は12歳から子役として活躍していたそうなので16年もこの世界にいるんですね。

     

    さてストーリー(allcinemaより拝借)

    太古より人間の知らないところで魔法使い同士の戦いが繰り広げられていた。今は亡き善なる魔法使いマーリンの弟子バルサザールは、恋人の魔法使いヴェロニカの犠牲により、1000年以上に渡りどうにか幽閉している邪悪な魔法使い“モルガナ”にとどめを刺し、戦いを終わらせることができるマーリンの後継者となる“選ばれし者”を探していた。ところが現代のニューヨークで、ついに見つけた“選ばれし者”は、テスラコイルの研究に没頭する気弱な物理オタクの大学生、デイヴだった。バルサザールは混乱するデイヴを強引に自分の弟子にして、彼の秘めたる力を覚醒させるべく特訓を開始するが…。


    ニコラス・ケイジ、今回の魔法使いバルサザール役が本当にお似合いだったよ。後ろにはあのアルフレッド・モリナ

    古典的な要素だが、何故かニューヨークシティをバルサザールやホルヴァートがスポーツカ―でカーチェイスしながら疾走したり、ワシや牛のオブジェが動き回ったりというアクション満載なのが何か新鮮な感じもする。
    また主人公ディヴが科学オタクということで科学の力を使うところも面白いかも。

    今作は、1940年に製作されたディズニーの名作アニメ「ファンタジア」に収められた一編「魔法使いの弟子」が基になっているそうです。

    製作・主演を務めたニコラス・ケイジによる企画、「子供の頃に自分が見て感銘を受けた『ファンタジア』を現代の家族にも見て欲しいと思って製作した」とのこと。
    今回、『ナショナル・トレジャー』のスタッフが再結集して製作されたというのも見どころのようですね。

    解説(allcinemaより拝借)

    ナショナル・トレジャー」に続き、ジェリー・ブラッカイマー製作、ニコラス・ケイジ主演、ジョン・タートルト―ブ監督のトリオで贈るファンタジー・アドベンチャー大作。ディズニー・アニメ「ファンタジア」の“魔法使いの弟子”パートをモチーフに、現代のニューヨークを舞台に勃発した善と悪の魔法使いによる最終決戦の行方と、そこに巻き込まれた一人の青年の運命を描く。共演はジェイ・バルシェル、モニカ・ベルッチ、アルフレッド・モリナ。

    メディア 映画
    上映時間 110分
    製作国 アメリカ
    公開情報 劇場公開(ディズニー)
    初公開年月 2010/08/13
    ジャンル アクション/ファンタジー/アドベンチャー
    映倫 G
    オフィシャル・サイト
    http://disney.go.com/disneypictures/sorcerersapprentice/ (英語)
    オフィシャル・サイト
    http://www.disney.co.jp/deshi/

     

     

     

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    ベスト・キッド(2010)★☆THE KARATE KID

    2010-08-16 | 映画:シネコン

     あの伝説が北京で甦る!

    15日、MOVX京都にてレイトショーで鑑賞しました。人気があるんですね。遅い時間ですが、結構お客さん入っていました。この日はずっと満席状態だったようです。
    ウィル・スミスの息子さん、ジェイデン君すっかりお兄ちゃんになりました。見ようによったら、女の子にも見えます。華奢な身体で、これだけのアクションをこなすので、びっくりしました。大変だったでしょうね。

    さてこの作品は80年代にブレイクした「ベスト・キッド」のリメイク版。今回は舞台が中国、北京です。ジェイデン君の両親、ウィル・スミスジェイダ・ビンケット=スミス
    が製作に関わっています。家族でのコラボなんて凄いですよね。


    さてジェイデン君の師匠役にはあのジャッキー・チェンが登場。カンフーならやっぱりこの方じゃないとね。
    ところが原題のタイトルは、カラテキッドである。カンフーなのに何故かカラテなんだろう。まあ疑問は残りますが、、、、。

    さてお話ですが、これはオリジナル版同様です。
    今回もキネマ旬報さんより拝借しました。

    父を亡くし、母親と2人で暮らしをしている11歳の少年ドレ(ジェイデン・スミス)。彼は母(タラジ・P・ヘンソン)の転職を機に、アメリカから中国・北京に引っ越してくる。言葉も文化も違う新天地での生活に馴染めないドレだが言葉や文化の違いに戸惑いつつも近所の美少女に心ときめかせる。ところが、近所のカンフー少年チョンたちにいじめられる。ドレは彼らから逃げてばかりいたが、ある日、マンションの管理人ハン(ジャッキー・チェン)に助けられる。実はカンフーの達人であるハンは、自分を守るために使うことを条件に、ドレにカンフーを教える。ドレはカンフーの訓練にひたむきに取り組み、同時に、逃げずに立ち向かうことの大切さも学んでいく。やがてドレは、チョンとのカンフー決戦の日を迎える。
     

    美少女かな?ドレは彼女と仲良しになったが、、、、。
     
     ついに彼らに復讐をするが、そのことでまた追いかけられることになる。このシーンはさながら大人のアクションシーンも顔負けするくらい凄い。追いかけるチョンたちも負けてはいない。

    逃げ切ることが出来なくなり、ドレはチョン一味にコテンパンにやられる。危機一髪のところに管理人ハンが現れ、ドレを救う。
     
     ジャッキーの活躍はこのシーンくらいかしら。
     
     
    ハンとドレは、チョンが習うカンフー道場へ出かけ、チョンの師匠にチョン達の暴力を静止させようと訴えに行くが。
     
     
    カンフー大会でチョンに勝てば、いじめをさせないという条件になる。ドレはハンから、カンフーの教えを請うことになる。
     
    この日からハンのドレへの特訓が始まる。しかし、特訓は来る日も来る日も、服を脱いだり着たりというものだった。
     
    雨の日も、、、、、。
     
    いつになったら術を教えてくれるのか?ドレはイライラしていた。こんなことばかりして、大会で勝つことができるのか?
     
    この辺から、ドレとハンの関わりが中心となって物語は進んで行きます。ハンの心の傷がやがて明らかになってきます。ドレはそんなハンの心の傷を癒すかのように。特訓を通じて次第に2人の心は一つになるような、信頼関係も芽生えていくようです。
     
     
     
     
    いやいや凄いです。
     

    身体だけの特訓ではなく、心の修行へとお山へ、、、、、。
     

    山頂近くで、ドレが見たのは、コブラと女性の姿だ。
    コブラに合わせて女性が顔を動かしている。
     
    ドレはこの状況をハンに話すと、何とコブラが女性を真似ているというのだ。これこそ武術に必要なものだという。なるほどう~んよく分かりませんが。
     

    このシーンは親子のように微笑ましい。
     
    ジェイデン君、かなり鍛えたのでしょうね。凄い柔らかいです。
     
    足もこんなにあげられるなんて!!
     
    いよいよ大会当日
     
     
     
     母やハリー、メイが見守る中。
     

    ドレは勝ち進んで行きます。
     
    ところがチョンの師匠、汚い手を使い、ドレの勝利を阻もうとする。
     
     
    ドレの足を狙えという師匠のアドバイスで、足を狙うチョン。見事に足を蹴りあげ、ドレは負傷。このまま試合を続行するのは難しいと言われるが、、、、。
     
    ドレはハンにあることを頼む。それは、、、、、。奇跡は起こるのか?ラストはぜひ劇場でご覧下さい。
     
     
     
    解説(allcinemaより拝借)
     
    80年代に大ヒットした「ベスト・キッド」を、舞台を中国に移してリメイクした感動ファミリー・ドラマ。主人公の少年役には本作の製作を務めるウィル・スミスの息子で、デビュー作「幸せのちから」でも高い評価を受けたジェイデン・スミス、師匠役にジャッキー・チェン。母と2人で北京に引っ越してきたアメリカ人の少年が、カンフーとの出会いを通じていじめを克服し成長していく姿をさわやかに綴る。監督は「ジュエルに気をつけろ!」「エージェント・コーディ」のハラルド・ズワルト
     
    メディア 映画
    上映時間 140分
    製作国 アメリカ/中国
    公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
    初公開年月 2010/08/14
    ジャンル アクション/ドラマ/ファミリー
    映倫 G
     
     
    最高の師匠がくれたもの──
    それは、逃げずに立ち向かう勇気。
    オフィシャル・サイト
    http://www.sonypictures.com/movies/thekaratekid/ (英語)
    オフィシャル・サイト
    http://www.bestkid.jp/
     
    ※大人も子供も楽しめてお話も難しくないので、良かったです。2時間20分という長さでしたが、飽きることなく観れますね。
     
     
     
     
    Comments (12)
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    ソダーバーグ監督作品鑑賞その2▼Bubble/バブル(2005)

    2010-08-15 | 映画:ミニシアター


    ソダーバーグ幻の監督作 

    ということで、「ガールフレンド・エクスぺリエンス」鑑賞後引き続き、本作を鑑賞しました。2005年の作品だそうです。個人的には、この作品の方が好きです。
    まったくタイプの違う作品です。改めて、ソダーバーグって凄い人だと思ったけど。この作品は5年前だしね。やっぱり最近の作品より昔の作品のほうが良いような。

    チラシもないし、もちろんパンフレットもない。情報はネットから検索してみたところ、何と公式ウェブサイトがありました。但し英語ですが(笑)
    身の周りでありそうなお話ですが、人間の心の揺れを微妙に上手く描いた作品だと思いました。誰もがこういう場面に遭遇したことあるのではないでしょうか。

    何とソダーバーグ監督が監督・撮影・編集の3役を勤め、製作費160万ドルという低予算で作られたインデペンでント映画です。また出演者はプロの俳優ではなく、撮影場所も出演者の自宅が使われたそうです。
    だけどかなりグレード高いものになっていますよ。

    スト―リ―(キネマ旬報さんより拝借)

    マーサ(デビー・ドーブライナー)とカイル(ダスティン・アシュレイ)は、オハイオ州の小さな人形工場で長い間働いている。孤独な二人は惰性で友達関係を続けていたが、若いシングルマザーのローズ(ミスティ・ウィルキンス)が新たに従業員として加わったことで、二人の関係は崩れていく。カイルとローズは次第に親密な関係となり、それを知ったマーサは取り乱し、ローズの陰のあるキャラクターに不信感を募らせていくのだった。そんな中、町で起きた一件の殺人事件が彼らの日常を崩壊させてしまう……。


    動画を観ても、人形だらけ。顔に、腕に、足に、、、、、。

    マーサはアメリカの典型的な太い女性。年齢は40代?それとも50代?彼女は老いた父と2人暮らしだった。父の介護をしながら、人形工場へ通う毎日である。
    カイルは20代の男性、若くて素敵な男性だ。彼はトレーラーハウスに母と一緒に暮らしていた。
    そんな2人は人形工場で働いていた。マーサはカイルにガールフレンドが出来たか?等色々聞き彼の事を親身になっている。年齢の離れた友情関係とも捉えられるが、微妙な関係ともいえる、、、、、。でも上手くバランスが取れているんだね。
    マーサの心理は多分、カイルに心傾いていたんじゃないか?なんて。。。。。

    ところがそんな2人の前にローズというシングルマザーが人形工場の新しい従業員として現れた。この女の出現で、2人の日常が大きく変化することになる。


    ローズはマーサやカイルとすぐに打ち解けるようになる、一緒にランチを取る毎日に。
    介護をするマーサにローズは以前介護施設で働いていたときの事を話す。辛い職場だったと、、、、、。


    カイルとロ―ズは喫煙者、ランチが終了すると今度は煙草を吸う場所に移動。マーサはそんな2人の姿が気になるようだ。
    親しくなるにしたがって、ローズはマーサの人の良いのを利用してか、様々な頼み事をし始める。ここでの仕事の終了後、車で送って欲しいと、、、、。気安くOKしたマーサは彼女を次の職場まで送る。ある家庭の清掃だったが。彼女は仕事をするどころか、その家のバスタブで入浴。そんな姿にマーサは呆れてしまう。
    翌日、マーサはカイルに彼女の行動を話す。とんでもない彼女の行動に少々不審感を持ち始める。

    ある金曜日、ローズはマーサにまた頼み事をする。自分が夜出かけるから、子供の面倒を見て欲しいという。気良くマーサは受ける。

    その夜、マーサは彼女の自宅へ。子供の寝かしつけや遊びを教えてもらった。その時ローズを訪ねて来たのは、何とカイルであった。マーサは相手が彼だという事に、驚きと心が揺れる。
    複雑な気持ちがマーサを襲う。

    カイルとローズはバ―で過ごし、その後カイルは自宅に招く。カイルは自分の将来を話す。貯金をしていることも。カイルの部屋で2人は過ごすのだが、、、、、。何とカイルが席を外した少しの間、ローズはタンスにあるカイルの貯金を盗む。
    何事もなかったかのように、遅いから帰るとローズ。
    家の近くで降ろしてもらったローズはマーサのいる自宅へ、、、、。

    マーサから子供の様子を聞いている途中、ローズの別れた元旦那がやって来る。
    ローズが旦那の金を盗んだというのだ。盗んでいない!と強く主張するローズと旦那だった彼とのもみ合いがマーサの目の前で起こる。
    結局彼はローズに追い出され、、、、、、。マーサが口をはさむが、ローズはマーサに罵倒的な発言。

    ここで場面は変わってしまい。ローズ宅から帰るマーサが映し出される。ダイナーによって夕食を取るマーサの表情は放心状態。何があったのか?

    翌朝、ローズが自宅で殺害されているのが見つかる。死因は絞殺だった。そばで子供が泣いているため、近くの人が不審に思ったらしい。

    刑事によって、捜索が開始される。元旦那、カイルに聞きとりがある。その夜の状況を調べ始めていたのだ。もちろん旦那もカイルも白である。
    そしてついにマーサに、、、、。最後にローズと接触があったわけだから、無論調べられるのは当たり前である。

    マーサはその日、髪を切りに美容院、そしてその後、カイルのために釣り道具を購入に。いよいよ刑事は、マーサ宅に。
    マーサはもちろん無罪を主張。指紋を取る事にも承諾。

    ローズへの不審感も刑事に話す。証拠はすべて残っていた。ローズの首に残っている指紋は明らかにマーサのもの。それでもマーサはやっていないと涙ながらに訴える。
    彼女は拘置所に収監。面会に来たカイルに無実を訴えるも、、、、、。

    ある時マーサは自分のやった事に、ハタッと気づく。それはあの夜の出来事だった。
    つまりマーサはローズを絞殺したことに、、、、、。

    ローズの出現で、マーサの何気ない日常は崩壊となってしまったのである。それにしても人生っていつどうなるのか?分からないもんです。明日は何が起こりどうなるのか?これを見てつくつぐ思いました。


    カイルがローズに惹かれたことはかなり打撃でしたね。

    どこかでこんなことが本当に起こっているかもしれませんね。

    解説(キネマ旬報さんより拝借)

    「チェ」2部作のスティーヴン・ソダーバーグが自ら監督・撮影・編集まで行い、自身の芸術性を凝縮させた作品。小さな町の人形工場で起きた殺人事件を巡り、孤独な住人とその内面に潜む狂気を繊細に描き出す。プロのキャストは一切起用せず、さらに撮影も全てキャストの自宅を使用するという実験的手法を採用した。

    メディア 映画
    上映時間 74分
    製作国 アメリカ
    公開情報 劇場公開(東北新社)
    初公開年月 2010/07/17
    ジャンル ドラマ/犯罪

     

     

    公式ウェブサイト(英語)

     

     

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    ソダーバーグ作品鑑賞その1★ガール・フレンド・エクスぺリエンス

    2010-08-14 | 映画:ミニシアター

     

    THE GIRLFRIEND EXPERIENCE(2009)


    職業は恋人

    スティーブン・ソダーバーグが実験精神で挑んだ作品。こういう発想は確かに凄いなあと思いました。主役に何と人気ポルノ女優を迎えて、しかも低予算でドキュメンタリーぽいドラマ仕立てです。これだけで、興味深々!監督、本当に人の心を掴むのが上手いですよね。

    京都みなみ会館で8月7日から上映開始され、ようやく観ることができました。サ―シャ・グレイは正真正銘のポルノ女優だそうです。う~んそんなに魅力的かな?やっぱり世の男性はサ―シャのような女性にセクシーさを感じるのかな?どうも彼女の良さは理解できないよ。そんでもって、あの眉毛が気になる。どうしてもあの眉毛を見てしまう。眉毛描き過ぎじゃない!


    やっぱり眉毛が気になるわ、、、、、。


    このアングルでの彼女は素敵かも。

    ストーリー(キネマ旬報さんより拝借)

    アメリカ大統領選を控えた2008年秋、ニューヨーク。街の人々は9月から始まった経済破綻の話題で持ち切りだった。高級エスコートのチェルシー(サーシャ・グレイ)はセッ○スだけでなく、本物の恋人と過ごすような経験を提供することで、1時間2000ドルを稼いでいる。彼女は中締めを通さず、自分でビジネスをコントロールする経営者でもあるという、新しい●春ビジネスの世界で揺るぎない地位を築いていた。チェルシーは顧客たちの理想のガールフレンドを演じるために、最先端のファッションに身を包み、日々自分を磨くための自己投資を怠らない。経済恐慌の予感が迫るなか、彼女のビジネスは順調だった。チェルシーは、彼女の仕事を理解する恋人のクリス(クリス・サントス)と、高級アパートで同棲している。チェルシーはさらにビジネスを発展させるためにウェブサイトを立ち上げ、エロチック鑑定家として影響力のある評論家の推薦文を貰い、検索サイトで名前がトップに出るよう、方法を考える。クリスはエリート相手のスポーツジムでパーソナル・トレーナーをしているが、時給125ドルのこの仕事に行き詰まりを感じ始めていた。クリスは顧客から、男性だけで行くラスヴェガス旅行に誘われる。クリスがそこのことをチェルシーに打ち明けると、2人の関係はぎくしゃくし始める。そんなある日、チェルシーがバイブルと仰ぐ人間学の本で、相性がぴったりだと書かれている男性客から電話がある。

    もっと衝撃的なシーンがあるのかと思っていましたが、意外に普通でした。濡れ場シーンもほとんどありませんし。話題のサ―シャが出ているだけで、特別どうってことないお話。

    エスコート嬢の内側がどんなものなのか?というのもそんなに詳細に描かれているわけではない(私が気づかないのかもしれません)


    恋人役のクリスは実際の名前もクリス・サントス。この人は何者なのか?
    もっと格好良い人の方が現実味あったんじゃないでしょうか。


    サングラスをかけている彼女もイケてる。

    ニューヨークのマンハッタンでエリートたちを相手に高級コールガールとして働くヒロインの日常をドキュメンタリー・タッチで追い、プロとしての矜持を持ちながらも将来への不安に揺れ動く姿を捉えるとともに、大都会で勝ち組として生きる男たちの赤裸々な人間模様をあぶり出していく。
    と書かれておりますが、映像からそんなに臨場感を感じるものはありませんでした。

    なんて好き勝手に言っております。好みかどうか?というより今一つ訴えかけるものがあまり感じられる作品じゃあなかったかな。

    せっかく彼女を起用したのだから、もっとエロティックな作品になっても良かったんじゃあないでしょうか。抑え気味過ぎるような気がします。

    メディア 映画
    上映時間 77分
    製作国 アメリカ
    公開情報 劇場公開(東北新社)
    初公開年月 2010/07/03
    ジャンル ドラマ
    映倫 PG12

    ニューヨークを舞台に、仕事とプライベートの間で揺れ動く高級エスコートの日常を描くラブ・ストーリー。監督は、「セックスと嘘とビデオテープ」のスティーヴン・ソダーバーグ。広告モデルやスマッシング・パンプキンズのPV出演など、活動の場を広げる現役ポルノ女優サーシャ・グレイが、一般映画初出演で主演を務めた。

    オフィシャル・サイト
    http://www.tfc-movie.net/girlfriend/

    ※ソダーバーグ作品鑑賞その2はあのバブルです。

     

    Comments (3)
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    銅版画の名手 深沢幸雄の軌跡

    2010-08-13 | 銅版画関連

     
    影(祈るインディオ)A 1975年山梨県立美術館蔵

    近現代版画史におけるマエストロ、深沢幸雄

    久しぶりに銅版画関連の記事です。先日、深沢幸雄さんの銅版画の展覧会を観に、東大阪市民美術センターまで行って来ました。東大阪という場所に出かけるのは初めてです。近鉄京都駅から、約1時間20分、東花園駅という駅まで乗ります。西大寺で、大阪難波行きの電車に乗り換えるのですが、普通か準急しか停まらないのでちょっと便利が悪い。東花園はあの有名な花園ラグビー場のあるところ。美術センターはその隣にあります。
    駅周辺は、こじんまりした街並。ラグビーの試合がある時は結構多くの人で賑わうようですが、、、、。それ以外はひっそりしたところのようです。

    さて駅から10分ほど歩いたところに市民美術センターがあります。

     美術センターの正面

    美術館のスタッフさんが、私を図書館の方と間違えられ、京都から来たと話すと、驚かれましたが。どうも集客率はやはりそれほどではないようです。
    1日に深沢先生の講演があったそうで、86歳の今も勢力的な活躍をされており、講演もなかなか中身のあるものだったそうです。来れなくて残念(涙)
    現在は銅版画はもちろんのこと、ガラス絵の製作のされているようです。

    展示作品はガラス絵、銅版画、併せて約100点。
    一つの作品にいくつかの技法を入れてあります。また自作のメゾチントの素地を作る機械「チンタラー1世」の紹介も。

    作品の一部を紹介(すべて、チラシからコピーしております)

     アシェンダの地下にて 1980年 山梨県立美術館蔵

     

     めし 1956年 南アルプス市立春仙美術館蔵

     


    凍れる歩廊(ベーリング海峡) 1978年 山梨県立美術館蔵

     

     夜の球体 1955年 山梨県立美術館蔵

     

    女帝 1967年 南アルプス市立春仙美術館蔵


      顔は迷路 1988年 山梨県立美術館蔵

    深沢幸雄 プロフィール

    大正13(1924)年、山梨県南巨摩郡増穂町(現南巨摩郡富士川町平林2012番地)。今年7月に満86歳を迎え、制作に対する意欲は今なお衰えることなく、銅版画においてもさらなる表現の可能性を模索。3年前に故郷の山梨県立美術館で開催された「深沢幸雄展ーいのちの根源を謳う」でこれまで自身が追求してきた「生」の世界が、代表的な銅版画とガラス絵、そして書や陶器により集大成として紹介されている。

     1995年にテレビで放映された番組もビデオで紹介されています。制作風景も見れます。

    東大阪市民美術センターHP 展覧会の詳細はこちらから。

    8月29日(日)まで開催されています。

    インク、道具などすべて手作りだということだそうです。(私が習っている岸中先生が話しておられました)

    山梨県立美術館での特別展の記事も併せて載せます。→こちら

    ※個人的には初期の作品が好きです。
     

     

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