愛しいからこそ憎らしい
先日、MOVIX京都にて鑑賞。いやあこれはなかなか面白かったです。流石のメリルに私は目が釘つけに!!やっぱり凄いわあ~~!!!
口腔癌に冒されているという母親という設定なんだけど、、、、。これがまた上手いんだよね。薬漬け、タバコ中毒。口腔癌なのになんてことなの?!って思うくらいどうにもならない役が良く似合う。久々に見入った私です。
その娘役にジュリア・ロバーツ。これまた気のきつい女性で。ジュリアもメリルに劣らず凄い上手いんだ!
もうもうこれはメリルVSジュリアって感じです。もちろん脇を固める俳優陣も良いのですが。ユアン演じるジュリアの夫ビル。気が弱い割には浮気をしているらしい。その2人の娘ジーンにはあのアビゲイル・ブレスリン。14歳という設定らしいけどこれはちょいと無理あり。でも多感な少女をこれまた見事に演じていた。ユアンにしても、ブレスリンにしても出番はそんなにないんですが・・・・。2人とも存在感あり。
他にはあのギルバート・ブレイクで印象深いジュリエット・ルイスもジュリア演じるバーバラの妹カレンで登場。久しぶりに観ました。
他にはこの2人↓
親子役で登場。クリス・クーパー&ベネディクト・カンバーバッチ
さてお話は・・・・。
あらすじ(allcinemaより)
8月のある暑い日。父親が失踪したとの知らせに、滅多に顔を合わせない三姉妹がオクラホマの実家に集まる。長女のバーバラは反抗期の娘に手を焼き、夫との関係にも問題を抱えていた。自由奔放な三女カレンは怪しげな婚約者を同伴し、ひとり地元に残る次女アイビーはいまだに独身のまま。そんな娘たちを迎えた母バイオレットはガンで闘病中ながら、相変わらずの歯に衣着せぬ毒舌ぶりで、いつしか家族の間に不穏な空気が漂い始め…。
カレンの怪しげな婚約者はバーバラの娘ジーンにドラッグを勧めたり・・・・と色々あちらこちらで問題勃発します。
どちらかといえば群像劇なのですが、でも核になるものがあるので。苦手な人にでも見やすい作品かもしれません。っていう演技者ばかりだから余計良いのかな?
なんといってもこの2人の絡みがこの作品の見どころですよね。
それから亡くなった主人が雇ったネイティブ家政婦がこの作品に味を添えているところも見ものかもしれません。
バーバラの家族、ビルとジーンも後味悪いままこの家を去っていきます。また次女のアイビーはベネディクト・カンバーバッチ演じるリトル・チャールズとの恋を反対されることに反発して、家を飛び出します。(これにはそれなりのわけがあるんですけどね。)ネタばれすることになるので秘密(笑)
三女のカレンも婚約者への不信感を持たれたことに対して反発。もちろんこの家を出て行くことに・・・・。
とまあそれぞれがわだかまりを持ったまま去って行くことに。。。。。。
つまり完結!そしてハッピーエンド的には終わらず、この後どうなったのか?疑問をぶつけられるような感じです。
解説(allcinemaより)
トレイシー・レッツによるピューリッツァー賞&トニー賞W受賞の傑作舞台を、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガーはじめ実力派豪華キャストの競演で映画化した群像コメディ・ドラマ。父親の突然の失踪をきっかけに、オクラホマの実家で久々に顔を揃えた母親と三姉妹が、互いに衝突しながら繰り広げる濃密な愛憎の行方を描く。監督はデビュー作「カンパニー・メン」で高い評価を受けた俊英ジョン・ウェルズ。
メディア | 映画 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(アスミック・エース) |
初公開年月 | 2014/04/18 |
ジャンル | ドラマ/コメディ |
映倫 |
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