銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

8月の家族たち(2013)**AUGUST: OSAGE COUNTY

2014-04-26 | 映画:シネコン

 愛しいからこそ憎らしい

先日、MOVIX京都にて鑑賞。いやあこれはなかなか面白かったです。流石のメリルに私は目が釘つけに!!やっぱり凄いわあ~~!!!
口腔癌に冒されているという母親という設定なんだけど、、、、。これがまた上手いんだよね。薬漬け、タバコ中毒。口腔癌なのになんてことなの?!って思うくらいどうにもならない役が良く似合う。久々に見入った私です。
その娘役にジュリア・ロバーツ。これまた気のきつい女性で。ジュリアもメリルに劣らず凄い上手いんだ!

もうもうこれはメリルVSジュリアって感じです。もちろん脇を固める俳優陣も良いのですが。ユアン演じるジュリアの夫ビル。気が弱い割には浮気をしているらしい。その2人の娘ジーンにはあのアビゲイル・ブレスリン。14歳という設定らしいけどこれはちょいと無理あり。でも多感な少女をこれまた見事に演じていた。ユアンにしても、ブレスリンにしても出番はそんなにないんですが・・・・。2人とも存在感あり。

他にはあのギルバート・ブレイクで印象深いジュリエット・ルイスもジュリア演じるバーバラの妹カレンで登場。久しぶりに観ました。

他にはこの2人↓


親子役で登場。クリス・クーパー&ベネディクト・カンバーバッチ

 さてお話は・・・・。

あらすじ(allcinemaより)

 8月のある暑い日。父親が失踪したとの知らせに、滅多に顔を合わせない三姉妹がオクラホマの実家に集まる。長女のバーバラは反抗期の娘に手を焼き、夫との関係にも問題を抱えていた。自由奔放な三女カレンは怪しげな婚約者を同伴し、ひとり地元に残る次女アイビーはいまだに独身のまま。そんな娘たちを迎えた母バイオレットはガンで闘病中ながら、相変わらずの歯に衣着せぬ毒舌ぶりで、いつしか家族の間に不穏な空気が漂い始め…。

 
カレンの怪しげな婚約者はバーバラの娘ジーンにドラッグを勧めたり・・・・と色々あちらこちらで問題勃発します。


どちらかといえば群像劇なのですが、でも核になるものがあるので。苦手な人にでも見やすい作品かもしれません。っていう演技者ばかりだから余計良いのかな?

 
なんといってもこの2人の絡みがこの作品の見どころですよね。

それから亡くなった主人が雇ったネイティブ家政婦がこの作品に味を添えているところも見ものかもしれません。

バーバラの家族、ビルとジーンも後味悪いままこの家を去っていきます。また次女のアイビーはベネディクト・カンバーバッチ演じるリトル・チャールズとの恋を反対されることに反発して、家を飛び出します。(これにはそれなりのわけがあるんですけどね。)ネタばれすることになるので秘密(笑)

三女のカレンも婚約者への不信感を持たれたことに対して反発。もちろんこの家を出て行くことに・・・・。

とまあそれぞれがわだかまりを持ったまま去って行くことに。。。。。。

つまり完結!そしてハッピーエンド的には終わらず、この後どうなったのか?疑問をぶつけられるような感じです。

解説(allcinemaより)

トレイシー・レッツによるピューリッツァー賞&トニー賞W受賞の傑作舞台を、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガーはじめ実力派豪華キャストの競演で映画化した群像コメディ・ドラマ。父親の突然の失踪をきっかけに、オクラホマの実家で久々に顔を揃えた母親と三姉妹が、互いに衝突しながら繰り広げる濃密な愛憎の行方を描く。監督はデビュー作「カンパニー・メン」で高い評価を受けた俊英ジョン・ウェルズ。

 

メディア 映画
上映時間 121分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2014/04/18
ジャンル ドラマ/コメディ
映倫

G

 

 

オフィシャル・サイト
http://august.asmik-ace.co.jp/
 
 
 
 
 
 
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013)*THE WORLD'S END

2014-04-20 | 映画:シネコン

 自由のために飲んで戦え!!

久しぶりの投稿です。先週、Tジョイ京都にて鑑賞。エドガー・ライト監督&サイモン・ペッグがタッグを組んだ新作ということで楽しみにしていました。

感想。う~んいつものように釘づけになれない。なんだろう?ちょっと退屈な感じ。後半街の人間たちが人間じゃないことが判明!しかもトイレの中で・・・・。

青い液体をまき散らす何とも不気味なロボットのようです。目も光ります。その人間たちを倒しながら12軒目までの酒場を目指します。

 地図を見せるサイモン・ペッグ演じるゲイリー・キング

いやに眠気が来る私、ウトウトと闘いながらの鑑賞。今までのシリーズらしいけどなんだか引き付けられないものが。タランティーノさんはとても絶賛しているんですけどね。

 そうそうサイモンの相棒、ニックも登場!


サム役にはロザムンド・パイク、そしてゲイリーのおさななじみ役オリヴァー・チェンバレンにはシャーロックやホビットでお馴染のマーティン・フリーマンとかなり豪華なキャストです。

この人、顔をやられて半分なくなってしまうんです。不気味な感じもありながらプッと笑えそうな?でも周りのお客さん爆笑じゃあなかったなあ。やっぱり皆今一つなのかしら。

あらすじ(allcinemaより)

イギリス郊外の町ニュートン・ヘイヴン。ここに、いまや冴えない中年オヤジに成り下がったゲイリーらかつての悪友5人組が集結する。目的はただ一つ。学生時代に果たせなかった“パブ・クロール(パブのハシゴ呑み)”を今度こそ完遂すること。こうして5人は、ゴールとなる“ワールズ・エンド”という店を目指し、一晩で12軒のパブを巡る過酷な挑戦を開始する。そんな中、町では思いもよらぬ事態が静かに進行していたのだが…。

そういえば一昨年観た「宇宙人ポール」は結構良かったんですけどね。ニック・フロスト&サイモン・ペッグコンビものなら絶対間違いなしと思っていただけにちょっとショックです。


右端のスティーヴン・プリンス役の彼は、パディ・コンシダインでしたね。彼はホットファズ 俺たちスーパーポリスメンにも出演していた俳優さん。

その他、あのピーター・ペイジ役にエディ・マーサンも出ていました。本当に豪華キャストなのに、、、、。とても残念です。その一言につきます。

解説(allcinemaより)

「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のエドガー・ライト監督とサイモン・ペッグ&ニック・フロストのゴールデン・トリオが、前2作と合わせて3部作の完結編という位置づけで贈るSFアクション・コメディ。幼なじみの冴えないボンクラ中年男5人が、故郷の町でおバカなパブ巡りを敢行する中で、想像を絶する大騒動に巻き込まれていくさまを、往年のSF映画へのオマージュ満載に描く。

SFアクションコメディの3部作、最終作品、これはこけたんじゃあないかな?なんてえらそうなことを言ってますが。見られたかたのご感想をお待ちしています。

メディア 映画
上映時間 109分
製作国 イギリス
公開情報 劇場公開(シンカ=パルコ)
初公開年月 2014/04/12
ジャンル SF/コメディ/パニック
映倫 PG12

 

オフィシャル・サイト
http://www.worldsend-movie.jp/
 
 
 
 
 
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MUD*マッド(2012)

2014-04-08 | 映画:ミニシアター

 あの夏、ぼくらは逃亡犯と友達になった――

京都シネマにて鑑賞。すでにDVD化されている作品。2週間の限定上映といいことで観て来ました。ダラス・バイヤー・クラブのマシューとは違い、筋肉もりもりのマッド役。今回はわけあって逃亡犯です。

いやあ青春ですね。この2人の少年のミステリアスな夏が何ともいえない味わいがありとても身近に感じます。男の人なら味わったことありそうな・・・・。昔、ヒットしたまさにスタンド・バイ・ミーですね。

まったりのんびりした感じでそんなにスリル感はない。それだけにちょっと眠たくなりそうな場面も・・・。ちょっとヤ・バ・イ(--〆)

2人の少年の一人エリスには、「ツリー・オブ・ライフ」のタイ・シェリダン。こんな子だったっけ?全然記憶にないです。

 微妙な少年の心を上手く演じていましたね。

 
エリスの友人ネックボーンにはこの作品で映画初出演となったジェイコブ・ロフランド君

この2人のひと夏の不思議な体験。島にボートで出かけ、木の上に引っかかったボートを発見。自分たちのものにしようと中に入るとすでに先客が・・・・。その先客がマッドという得体のしれない男だった。

 わけありそうなマッドにずるずると引き込まれていく少年たち。

彼の話が本当なのか?どうかわからないけど色々と手助けを始めるわけです。大人の世界を垣間見て行く少年たち、そしてマッドとの友情を描いて行きます。

脇を固める俳優陣も結構豪華!

  
マッドの恋人?ジュニパー役にリース・ウィザースプーン  ネックボーンの親代わりの叔父ゲイレンにはあの マイケル・シャノン


マッドの恩人トム・ブランケンシップにはサム・シェパード

 
映像がなかなかお洒落です。ノスタルジックな感じもしますね。

ラスト近くにちょっとアクションぽい場面もありますが。全体にそれぞれ人間の心理描写がこの作品のメインですね。

 

あらすじ(allcinemaより)

南部のアーカンソーに暮らす14歳の少年エリス。ある日彼は、親友のネックボーンとミシシッピ川に浮かぶ島へと探検に繰り出す。そして2人は、洪水で木の上に打ち上げられたボートに寝泊まりしている怪しげな男マッドと遭遇する。マッドは愛する女性ジュニパーのために殺人を犯して追われる身で、この島でジュニパーと落ち合い、一緒に逃亡する準備をしていると告白する。エリスはその話に引き込まれ、愛する2人の逃亡を成功させようとマッドに協力するのだったが…。

途中マッドに裏切られたと泣きわめくエリスの姿も印象的でした。その後、蛇のいる川に落ちてしまうエリス。咬まれてえらいことに、、、、。


必死にエリスを救おうするマッドにはぐっと来ます。

メディア 映画
上映時間 130分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東京テアトル=アース・スター エンターテインメント)
初公開年月 2014/01/18
ジャンル ドラマ/サスペンス/青春
映倫

解説(allcinemaより)

長編2作目の「テイク・シェルター」が高い評価を受けた注目の新鋭ジェフ・ニコルズ監督が、少年のひと夏の冒険と成長をビターに描いた青春サスペンス・ドラマ。謎めいた危険な男と出会った14歳の少年2人が、彼の逃亡を手助けようとする中で、単純には割り切れない大人の世界を垣間見ていくさまをミステリアスかつほろ苦いタッチで綴る。少年役は「ツリー・オブ・ライフ」のタイ・シェリダンと新人ジェイコブ・ロフランド。彼らを危うい冒険に誘い込む謎めいた男に「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒー。その他、サム・シェパード、マイケル・シャノン、リース・ウィザースプーンら実力派が脇を固める。

 

オフィシャル・サイト
http://mudmovie.net/
 
 
 
 
 
 
Comments (2)
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