復讐の先に、何があるのか。
東宝シネマズ二条にて25日に鑑賞。デカプリオがオスカーをゲット、また監督も監督賞を取ったという話題作。何と2時間36分という長さなので途中睡魔に襲われないかと心配だったが、見事最後までちゃんと鑑賞出来た!さて感想。長編作品ということもあってスケールはでかい。主人公のデカプリオもさすがにオスカー取っただけになかなかの演技だったと思う。特に熊に襲われるシーンは凄かった、どうのように撮影したものか?あの熊は本物?まさかそんなことはないよね。まあこのシーンが一番印象深い。
デカプリオ迫真の演技である。
おっと忘れちゃいけない敵対しているジョン・フィッツジェラルド役のトム・ハーディも良かった。彼は髪の毛を剃ってしまっているのか?えらい禿げたヘアスタイル。この役のためにここまでしたんでしょうね。彼もオスカー取ってもおかしくない感じがしたなあ。
正直なところ汚い作品で暗い。血みどろだし、その上寒そうな映像だし・・・・。デカプリオも撮影が辛かったと言っていたけど、まさしくそうなんだろうね。熊に襲われて、身動きとれなくなる瀕死の重傷シーンもこれまた良かったと思います。
一時は一体どうなるのか?と思いきやだんだん傷は回復。こんなことあるわけないやんと思いながらも観入る私(笑)
しかしよく考えるとこんな過酷な状態で生き延びる人ってあるのかな?と色々思いめぐらしながら鑑賞させてもらいました。
あらすじ(allcinemaより)
1823年、アメリカ北西部。狩猟の旅を続けている一団が未開の大地を進んでいく。ヘンリー隊長をリーダーとするその集団には、ガイド役を務めるベテラン・ハンターのヒュー・グラスとその息子ホーク、グラスを慕う若者ジム・ブリジャーや反対にグラスに敵意を抱く荒くれハンターのジョン・フィッツジェラルドなどが一緒に旅をしていた。ある時、一行は先住民の襲撃を受け、多くの犠牲者を出す事態に。混乱の中、グラスたち生き残った者たちは船を捨て陸路で逃走することに。そんな中、グラスがハイイログマに襲われ、瀕死の重傷を負ってしまう。ヘンリー隊長は旅の負担になるとグラスを諦め、ブリジャーとフィッツジェラルドに彼の最期を看取り丁重に埋葬するよう命じるのだったが…。
全体通してう~んちょっと物足りなさも。ストーリーがありがちな感じもしたりするし。俳優さんは皆素晴らしい人ばかりなんだけどね。音楽はあの坂本龍一さん。重厚でかつ暗さのある感じだったが、映像とマッチしていたように思う。
ニ三日前に観たナイトクローラーの方が私的には好きですね。本作も悪くはないけど、ちょっと正統的な作品のような気がしました。
これラストのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)です。この終わりかたはまあ良かったのではないでしょうか。
解説(allcinemaより)
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がレオナルド・ディカプリオを主演に迎え、過酷な大自然の中で繰り広げられるひとりの男の壮絶な復讐劇を壮大なスケールで描いたサバイバル・アクション・アドベンチャー。共演はトム・ハーディ。第88回アカデミー賞では監督賞、撮影賞に加え、極寒の大自然を相手に体当たりの熱演を披露したレオナルド・ディカプリオが、みごと悲願の主演男優賞を初受賞した。
デカプリオも42歳らしい。いつのまにかそんな年になっていたんですね。
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督と。
メディア | 映画 |
上映時間 | 156分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(FOX) |
初公開年月 | 2016/04/22 |
ジャンル | アクション/ドラマ/アドベンチャー |
映倫 | R15+ |
オフィシャル・サイト
http://www.foxmovies-jp.com/revenant/