僕はあまりにも君に無関心だった。
京都シネマにて鑑賞。どうしても観たかった作品。期待通り素晴らしい作品でした。主演のジェイク・ギレンホールの演技がなんといっても良い!ナイトクローラーの彼の演技から彼の演技にハマっていました。今回もその期待通り素晴らしい。
ジェイクの役は、出世コースに乗ったエリート銀行員。順風満風の生活を送っていたのだけれど、ある日の朝・・・・。突然の事故で妻を失ってしまう。ところが最愛?の妻ジュリアを失っても一滴の涙も出ず、悲しみさえ無感覚状態。そんな自分に気づく。
あ!あの永い言い訳と似ている?と思ったが、、、、その先がちょいと違っていた(笑)いやいや似ているかな。あまりにも妻のことに無関心だったことに気づくのだ。ほんまに彼女を愛していたのか?どれだけ彼女のことを知っていたのかと。意外にこういう夫婦あるかもしれないね。
考えたらこういう状況になって初めて気づくということもあるかもしれない。それにしても無関心だったとはね。
義父役にはクリス・クーパー
義父の納得させる言葉が面白い!「心の修理も車の修理と同じだ。まず隅々まで点検して、組み立てなおすんだ!」と・・・・・。
この言葉が引き金となってジェイク演じるデイヴィス・ミッチェルは身の回りのあらゆるものを破壊し始める。
この状態が半端やない。人が変わったようにやり始める。会社のトイレ、パソコン、妻のドレッサー等々。このジェイクの狂ったようなところが、なんかすがすがしいものがあった!ナイトクローラーの主人公と重なるのなあ。
義父も驚き桃の木!こいつ狂った?観ている私はああもったいないわ~~!無茶苦茶や 終いにはふとしたことがきっかけで知り合った、クリス・モレノ少年と自らの結婚生活の象徴である家まで・・・・。
クリスと意気投合!
あらゆるものを破壊していく中で、主人公デイヴィスは妻が遺していたいくつものメモを見つける!な、なんと・・・・。それは内緒
この破壊行為で彼は再生できるのかなあ?色々考えさせられた。
クリスの母、カレン(ナオミ・ワッツ) 彼女とはなんだかいい感じ。最後まではどうなるのか?わかんないけど。
あらすじ(allcinemaより)
エリート銀行員のデイヴィスは、いつものように妻の運転する車で会社へ向かう途中で事故に遭い、自分は助かったものの、妻を失ってしまう。しかし彼は涙が出ないどころか、悲しみすら感じていない自分に気づいてしまう。彼女を本当に愛していたのか分からなくなってしまったデイヴィス。やがて“心の修理も車の修理も同じだ、まず分解して隅々まで点検し、再び組み立て直せ”との義父の言葉が引き金となり、彼は身の回りのあらゆる物を破壊し始める。一方で、自動販売機から商品が出てこなかったと苦情の手紙を会社に送ったことがきっかけで、苦情処理係のシングルマザー、カレンと知り合い、彼女と息子のクリスと交流を持つようになるデイヴィスだったが…。
解説(allcinemaより)
「ダラス・バイヤーズクラブ」「わたしに会うまでの1600キロ」のジャン=マルク・ヴァレ監督がジェイク・ギレンホールを主演に迎え、妻の突然の死で心が壊れ、ふとしたきっかけから破壊衝動を抑えられなくなった男の再生への道のりを見つめたヒューマン・ドラマ。共演はナオミ・ワッツ、クリス・クーパー。
とにかくジェイクが素晴らしい、また彼のことが好きになった一本です。時間も程よいくらいで中身がギュッと詰まっている作品。観た人、ジェイクの魅力にはまっちゃう、、、、。これ絶対!!
メディア | 映画 |
上映時間 | 101分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ファントム・フィルム) |
初公開年月 | 2017/02/18 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | PG12 |
夫婦で観るのよしかも・・・・。
このシーンでジェイクのダンスシーンもお薦めだよ!
オフィシャル・サイト
http://ame-hare-movie.jp/