銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

GW突入!いよいよ5月に、、、、。観たい、気になる映画の数々

2012-04-29 | 映画全般

昼間と夜の温度差で体調管理が難しい今日この頃ですが、皆さんお元気でしょうか?

日中は真夏のような暑さになったりして、着るものも考えなければならないので困っております。さてGWに突入してシアターも混み混み状態かもしれませんね。

今月は結構色々な作品が目白押しです。京都で公開予定作品を個人的好みでとりあえずあげてみたいと思います。

今回も観たい、気になる等のチェックをつけて紹介。

観たい→◎ 気になる→○ とりあえずチェック→●

まずはシネコン上映作品

5月5日~

テイク・シェルター

5月11日~

幸せの教室

5月12日~

レンタネコ

キラー・エリート

ロボット

今話題のインド映画、、、。

恋と愛の測り方

5月18日~

ファミリー・ツリ―

5月19日~

ダ―ク・シャドウ

ジョニ―がヴァンパイア。

5月25日~

メン・イン・ブラック3

5月26日~

ミッドナイト・イン・パリ

ウディ・アレンおじさん作品

私が生きる肌

 

ミニシアター系

5月5日~5月25日

ポエトリーアグネスの詩

5月12日~

ル・アーヴルの靴みがき

大好きなアキ・カウリスマキ監督作品

5月12日~25日

フェイシズ

5月19日~

オレンジと太陽

5月26日~6月8日

アニマル・キングダム

キリング・フィールズ

 以上17作品。さてどれだけ観れることやら・・・・。

皆さん、素敵なGWをお過ごし下さい

 

 

 

 

Comments (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011)◆◇THE IRON LADY

2012-04-27 | 映画:シネコン

 世界を変えたのは、妻であり、母であり、ひとりの女性だった。

好き度:+5点=65点

MOVIX京都にて鑑賞。

後一週間で終了するということで、滑り込みで鑑賞しました。サッチャーさんといえばイギリス初の女性首相ということで、多くの人が知っている。晩年は認知症ということで表舞台には出ていないという。知っていることはそれくらいかしら。

それにしてもメリルさん、似ていました。もちろん演技もオスカーゲットするだけあってとても素晴らしい演技!特に晩年の認知症を患っている姿は本当にリアルです。歩き方や振る舞いもおぼろげた雰囲気もなかなか凄いです。メイクで上手く老けておられましたね。
「デニス!」と主人の名を呼ぶあの独特な甲高い声も何ともいえません。

旦那さんであるデニス・サッチャー役のジム・ブロードベントもウイットに飛んだキャラを上手く演じています。

マーガレットがもうすでに亡くなっているデニスとのやり取りも味わい深く、、、。普通こういう場面って違和感を感じたりするのですが、自然に溶け込んでいてとても良かったなあと思います。

現在、過去の映像が変わるがわる登場するのも上手くいっており、全体に飽きのこないような場面展開だったと思います。ただ政治や伝記というジャンルはどうも苦手な私にとってちょいとしんどい部分もありましたが。まあでもまだ分かりやすいほうかもしれません。

あらすじ(goo映画より)

雑貨商の家に生まれたマーガレット(メリル・ストリープ)は市長も務めた父の影響で政治を志すが、初めての下院議員選挙に落選してしまう。失望する彼女に心優しい事業家デニス・サッチャー(ジム・ブロードベント)がプロポーズする。


若き日のサッチャー役にはアレクサンドラ・ローチという女優さん これが映画デビューなのかしら?
若き日のデニス役にはハリー・ロイド。この人も映画初出演のようです。

「食器を洗って一生を終えるつもりはない」野心を隠さないマーガレットを、デニスは寛容に受け入れる。双子にも恵まれ、幸せな家族を築く一方で、マーガレットは政治家としての階段も昇りはじめる。


鮮やかなスーツに身を包み、議会へ足を踏み込む姿は勇ましいものさえ感じる。まさに闘う女はその名のとおり鉄の女

失墜した英国を再建する。それは気の遠くなるような闘いだったが、彼女はその困難に立ち向かう。愛する夫や子供たちとの時間を犠牲にし、マーガレットは深い孤独を抱えたままたった一人で闘い続けた……。現在のロンドン。どんなに苦しい時も支え続けてくれた夫・デニスは既に他界した。だが、マーガレットは未だに夫の死を認識していないのか、時折不可解な行動が目立つ。思い出の洪水の中で、デニスの遺品を手に取り彼女は「あなたは幸せだった?」とつぶやくのだった……。


経済の建て直しの為の国営化政策の撤廃、頻発する暴動への妥協しない対決は時には民衆のバッシングを受けても気丈なサッチャー。

        
こうして比べてみると本当によく似ていますね。

もうこれは内容はともかくそっくりというだけで絵になるし。。。。。

さて実際のサッチャーさん、お元気ならびっくりされるでしょうね。
 

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 イギリス
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2012/03/16
ジャンル ドラマ/伝記
映倫 G

解説(allcinemaより)

主演のメリル・ストリープがみごとアカデミー主演女優賞を獲得した伝記ドラマ。男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の異名をとった英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる素顔を家族との関わりを軸に描き出していく。共演は「アイリス」「家族の庭」のジム・ブロードベント。監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。

オフィシャル・サイト
http://www.theironladymovie.co.uk/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://ironlady.gaga.ne.jp/
 
 
 
 
 
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

捜査官X(2011)☆★武侠

2012-04-24 | 映画:シネコン

 挑むは、偽りの真実。

好き度:+5点=45点

MOVIX京都にて鑑賞。

鑑賞したのはドニ―・イェン観たさにだったのですが、、、、。前半睡魔に襲われてしまいました。字幕を追うのが一苦労何が良くないんだろう?

ドニ―といえばやはりアクションです。前半はそれほどアクションが登場しないこともあって、何だか退屈でもありました。それが原因なのかだんだん寝落ちしてしまう。もっとテンポがあれば良いのかもしれませんが、、、、。それとお話自体もさほど惹きつけられるものでもないような。

さて山間の小さな村で武術の心得のある凶悪犯が何故か殺されてしまう。殺したのはドニ―演じる紙すき職人のジンシー。まったくの武術とは無縁の彼がどのようにして彼らを自滅させたのか?という疑問をもつ捜査官シュウ。


鼻をおさえながら捜査官シュウは検死を始める。ポイントは両目の充血。おぉ~目が死因を突き止める大事なものなのね。

これは武術の達人でないと絶対無理!!と睨む。ということは、ジンシ―にそのような心得があるということだ。一見丸腰ぽいジンシ―がどうして?

ということでジンシ―の尋問を開始。状況再現をしてもらう。偶然が重なって自滅したようだが、それにしても摩訶不思議な話。偶然にこんな凶悪犯を手にかけることが出来るとは益々不可解である。

執念深く捜査を継続して、ついにかつて故郷の荊州で殺人を犯して10年の刑に服した後、村に流れ着いた、というジンシーの告白を引き出す。

さらに、彼の反射神経を試そうとしたシュウは、背後から鎌を振り下ろすが、避けなかったジンシーの右肩を抉ってしまう。またも行き詰る捜査。そこへ、荊州でジンシーの過去を探っていた同僚から重大な知らせが届く。

その驚くべき事実はこうだ。それは、ジンシーが凶悪な暗殺集団“七十二地刹”のナンバー2ではないかというものだった。

逮捕状を手に、村へ急ぐシュウ。その頃、村には“七十二地刹”の一味が押し寄せ、無法の限りを尽くしていた。果たしてジンシーと“七十二地刹”の間には、どんな因縁があるのか。家族の前で絶体絶命の危機に陥ったジンシーは、どのような行動に出るのか。極限状況の中、シュウは一か八かの提案をジンシーに持ちかける……。

 ジンシ―には別の名があった。これこそ暗殺集団との大きな関係があるポイントです。

この暗殺集団の絡みからド派手なアクションが繰り広げられ。。。。いよいよドニ―の凄いアクション満載状態となり、後半はドニ―ここにあり!って感じですね。

ちょっと話の流れがしっくり行かないもんで最初は今一つ乗れなかったけど。最後の最後でドニ―の巧みな技が見れたという感じですね。

やっぱりこれでなきゃドニ―ではありませんわ。

 あらすじ(allcinemaより)

 1917年、雲南省の小さな村。のどかなこの村である日、不可思議な事件が発生する。強盗に押し入った2人組が、たまたま居合わせた紙職人ジンシーともみ合いになった末、死んでしまったというのだ。捜査に当たった刑事のシュウは、強盗犯が武術に長けた男たちであることに気づく。さらに検死の結果からも、男たちが偶然に倒されたのではないと確信、ジンシーの素性に疑いを抱き始める。しかし、ジンシーを観察すればするほど、真面目で温厚な好人物との印象は強まり、とうてい殺人とは結びつかなくなってしまうシュウだったが…。

メディア 映画
上映時間 115分
製作国 香港/中国
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2012/04/21
ジャンル アクション/ミステリー
映倫

PG12


ジンシーの妻アユーにはタン・ウェイ

ラスト・コ―ションは未見。

解説(goo映画より)

20世紀初頭の中国を舞台に、田舎の村で発生した怪事件に挑む捜査官を中心に、謎めいた1人の村人の素性と事件の真相を巡るミステリー・アクション。本作のアクション監督も兼任する「イップ・マン 葉問」のドニー・イェンと「レッドクリフ」2部作の金城武が共演。監督は「ウォーロード 男たちの誓い」のピーター・チャン。

 金城武ファンには必見?!
そんなに強くありません。

オフィシャル・サイト
http://sousakan-x.com/

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マンイ―タ―(2007)○●◎ROGUE

2012-04-21 | 映画:シネコン

 逃げ場なし!

好き度:=60点

東宝シネマズ二条にて鑑賞。

実は製作されたのは2007年だったそうで、何故今頃公開なんだろう?

キャストが意外にもプチ豪華。アバターでブレイクしたサム・ワーシントンに「アリスインワンダーランド」のミア・ワシコウスカが出演しています。

実は彼らの、ブレイク前の出演らしく、ミアはこの作品がデビューみたいですね。こんな作品に出ていたとは驚きでした。てっきり最近の作品だと勘違い。

さてお話は映像で分かりますように、人喰い巨大ワニに狙われ殺されると人たちの映画です。あんまり趣味の良い作品ではありませんが。まあそれなりに見ごたえ?ありですかね。

タイトルのマン・イ―タ―とは人喰いという意味。 マン(人)イーター(食べる)ですね。とても分かりやすいです。


ガイド・ケイトにはラダ・ミッチェル

あらすじ(Moviewaklerさんより)ネタばれしています↓

9名のお客を乗せてツアークルーズに出発。ケイトのアシスタント犬ケヴィンも同乗します。物語の舞台となるオーストラリア北部のカカドゥ国立公園だそうで、絶景です。こんな素晴らしい場所があるんですね。

アメリカ人ライター、ピート(マイケル・ヴァルタン)の目的はリバー・クルーズの体験取材。アレン(ジョフ・モレル)は、余命宣告された妻エリザベス(ヘザー・ミッチェル)のために娘のシェリー(ミア・ワシコウスカ)とともに最後の思い出を作ろうとしていた。エヴェレット(ロバート・テイラー)とメアリー(キャロライン・ブレイザー)の夫婦は観光旅行。サイモン(スティーブン・カリー)はカメラ・マニア。中年男性ラッセル(ジョン・ジャレット)の目的は、愛妻の遺灰を川に撒くこと。中年女性グウェン(セリア・アイルランド)は気ままな一人旅を楽しんでいた。やがて折り返し地点に着いた頃、救命信号弾が空に上がる。現場に向かった一行の目に飛び込んできたのは、沈没した小型ボートの残骸だった。次の瞬間、船に何かが衝突。船底に穴が開くが、ケイトの機転によって全員が川の中央にある小島に避難する。しかし、船は完全に沈没し、救助を待つことに。一体、船体に穴を開けたものは何だったのか?その答えはすぐ明らかになった。目の前で体長8メートルほどもある巨大な人喰い生物が、エヴェレットを瞬時に水中に引き込んだのだ。彼らのいる小島も、あと数時間もすれば満潮で沈む。そこに通りかかった地元の若者ニール(サム・ワーシントン)のボートも、巨大な水しぶきに吹き飛ばされてしまう。

ワニの縄張りに入ってしまった人間たちに待ち受けていたものは!


左端が若きサム・ワ―シントン

何とか小島に泳ぎ着いたニールは、ボートにあったロープを両岸の木にくくりつけ、それを渡って移動することを提案。自ら泳いで対岸へ向かう……。しかし、ひとり、またひとりと、巨大な影の餌食となってゆく。果たして彼らは生き残れるのか……!?

確かに餌食となるわけですが、意外にもあらという感じで助かる人が大半。しかしここでお終いかと思ったらまだ続きがありました。陸地に上がって一安心かと思いきやここからが核心部分。


ケイトも餌食?

後半はライターのピートが中心となって物語が進みます。あ!ケイトのアシスタント犬ケヴィンも同行。生き残ったその他の人たちはその後助かったような?ちょいとこの時点では分からず。

不気味な洞窟に遭遇。(この洞窟こそワニの巣穴)そこで見たものは、ニ―ルの喰われた死骸だったり。これで完全にサム・ワ―シントンは出てこないことが判明。

そして何とあのケイトの姿も発見。やっぱり彼女は何とか生きていたのね。そうじゃないとお話にならないか。傷だらけで瀕死の状態。ピートはそんな彼女を何とか助けだそうとしますが、、、、。

あの人喰いワニはそこにいたんですよ!よく考えたらワニって水中だけにいるわけではないことに気づく。陸でもOKなんですよね。

ここからピートvsワニの死闘が繰り広げられることに。 

よくぞここまで生き延びれるなという感じ。このあたりはちょっとドキドキもんでしたが、、、、。ピートは果たしてこの状況から抜けることが出来るのかというのが見どころですね。


ピートの活躍が見どころってところです。

解説(allcinemaより)

長編デビュー作「ウルフクリーク 猟奇殺人谷」が世界的に評判となったオーストラリアの新鋭グレッグ・マクリーン監督が贈る戦慄の生物パニック・ホラー。人喰い巨大ワニが棲息する流域の小島で孤立した観光客たちを待ち受ける衝撃の運命をサスペンスフルに描く。主演は「サイレントヒル」のラダ・ミッチェル。共演にマイケル・ヴァルタン、バリー・オットー。また、オーストラリア出身のミア・ワシコウスカやオーストラリアで活動していた時代のサム・ワーシントンなどブレイク前の若手2人の出演もみどころ。


ということで見事に生還。

メディア 映画
上映時間 92分
製作国 アメリカ/オーストラリア
公開情報 劇場公開(フェイス・トゥ・フェイス=ポニーキャニオン)
初公開年月 2012/04/14
ジャンル ホラー/パニック
映倫

  

オフィシャル・サイト
http://www.maneater.jp/
 
 
 
 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルート・アイリッシュ(2010)▲▽ROUTE IRISH

2012-04-17 | 映画:ミニシアター

 世界で最も危険な道路(ルート)

好き度:=60点

京都シネマにて鑑賞。

久しぶりにミニシアターへ。ちょっと気になっていた作品でしたが、う~んでもこれはちょいときつい作品でした。

あのケン・ロ―チ監督が無名の俳優たちを起用し、イラク戦争におけるコントラクターと呼ばれる民間兵の存在に焦点を当て、その暗部を背景に描く社会派戦争サスペンス。


今までの監督作品とはうって変わってハードな面が登場するのでびっくり。目には目をみたいな場面も結構多い。とはいってもハリウッド映画のようなタッチの作品ではなく、結構重いです。

特に主人公ファーガスが親友に手をかけた相手に報復するやり方にはどうも共感出来ないというか?

確かに相手がどれだけのことをしたかは十分分かるのだが、何だかやりすぎじゃあないの?と思ってしまうくらいなのだ。また彼の異常までのテンションの高さにもちょっと引いてしまう。全体の雰囲気からするとテンション抑えめの方が良いようにも思うけど。

そうそうファーガスはキャラクター的にはジェイソン・ステイサムぽい感じもしますね。


ファーガスとフランキーは幼馴染み 冒頭は若い2人の場面が映し出されたり、、、、。

 あらすじ(Moviewaklerより)ネタばれ含みます。

 2007年、リバプールの教会。イラクで戦死した兵士フランキー(ジョン・ビショップ)の葬儀が行われていた。

 亡きフランキーの妻 レイチェル

参列したファーガス(マーク・ウォーマック)は、戦死した当日、電話に“大事な話がある”という親友フランキーからのメッセージを受けながら、それに答えることができなかった。関係者の話によるとフランキーは、イラクで最も危険なエリア“ルート・アイリッシュ”にいるときに車が炎上し、帰らぬ人になったという。しかし、その説明に納得できないファーガスとともに、残されたフランキーの妻、レイチェル(アンドレア・ロウ)も衝撃を受けていた。葬儀の場で、知人のマリソル(ナイワ・ニムリ)から、フランキーの残した手紙と携帯電話を受け取ったファーガスは、携帯電話に保存されていた画像の言語の翻訳を、イラク出身のミュージシャン、ハリム(タリブ・ラソール)に依頼。そこに映っていたのは、罪のない2人の少年が銃殺される様子だった。撃ったのはイラクにいる兵士ネルソン(トレヴァー・ウィリアムズ)。その場にいたフランキーは激怒していた。それを見たファーガスはフランキーの死に対して不信を抱く。フランキーをイラク戦争に誘ったのは彼だったが、身分は国家の軍隊が派遣した兵士ではなく、戦争をビジネスにする企業が大金と引き換えに派遣したコントラクター(=民間兵)だった。しかし、タフなファーガスとは違い、性格の優しいフランキーは、戦場で精神を崩壊させていったのだった。協力して事件の真相を追ううちに、次第に惹かれ合うようになるファーガスとレイチェル。しかし、彼女との関係には背を向け、ファーガスはひたすらに事件の真相を追う。そして見えてきたのは、軍事企業の秘密。その一方で、事件の証拠となる携帯電話を狙ってレイチェルの家に何者かが押し入り、ハリムは暴行を受ける。やがて、フランキーの死の真相が明らかになってゆく……。

 
お堅いケン・ロ―チ監督作品、今回はちょっと恋愛劇あったり、、、。この辺も一味違うような。


戦争ビジネス企業の社長 へインズ

それにしても戦争ビジネスとは凄いですね。そんな会社まで生まれるとは。。。。

大金欲しさに民間兵を志願する低階級層の人。そしてそんな人たちを雇い、戦争で金儲けしょうともくろむ人たち。驚くのはその裏事情も凄いということ。
監督はそのあたりに切り込んだんでしょうね。そして戦争がいかに無意味であるかを描いている。

ラストがあまりにも虚しい。好意を抱いたフランキーの妻への愛のラストメッセージが身につまされた。最後まで救われることなく、、、、。

あ!劇中に何度も出て来たあの言葉、「ヤバいときにヤバい場へ」頭に刻み込まれましたよ。

解説(goo映画より)

「麦の穂をゆらす風」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したケン・ローチ監督が、イラク戦争で戦死した友人の死の真相を探る男の姿を通じて、戦争の後遺症を抱えながら生きる人々の姿をスリリングに描く。出演は「アンダー・ザ・スキン」のマーク・ウォーマック、『主任警部アラン・バンクス』のアンドレア・ロウ。

 

メディア 映画
上映時間 109分
製作国 イギリス/フランス/ベルギー/イタリア/スペイン
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2012/03/31
ジャンル ドラマ/戦争/サスペンス
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://www.route-irish.jp/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーパー・チューズデー ~正義を売った日~(2011)☆★THE IDES OF MARCH

2012-04-13 | 映画:シネコン

好き度:=50点

MOVIX京都にて鑑賞。 監督は大統領候補役で出演のジョージ・クル―ニ―だった。そしててっきり主役だと思っていたら、メイン主役はライアン・ゴスリング君でした。

製作総指揮には何とデカプリオ君も参加していたんですね。その上キャスト陣も豪華で凄いんですが、、、、。さて中身はというとサスペンスというジャンルにしてはもう一つのような。なんて言いたいこと言ってすみません!っていうかありきたりな感じというのが良いのかな。

ライアン君ファンにとったらドライヴとは一味違う彼を観れるので良いかもしれませんが。

ライアン・ゴスリング演じる広報官スティーヴン・マイヤーズはジョージ・クル―ニ―演じるマイク・モリス民主党予備選の最有力候補をサポートしている。そんな彼はモリスの語る理想に心酔する一人でもあった。

弱冠30歳にして周囲も一目置く辣腕ぶりを発揮するという役どころ。なかなか格好良いですね。自信に満ちた感じで眩しい。


色々な顔を見せてくれるライアン君です。

 ところがそんなスティーヴンにライバル陣営の選挙参謀から巧みな引き抜き工作を仕掛けられることに、、、、。行きゃなければ良かったのにと思うけど。そうでないとお話にならないか(笑)

 
ライバル陣営の参謀トム・ダフィーには、ポール・ジアマッティおじさん。久しぶりに観ました。

自責の念があった彼は言わなきゃ良いのに先輩参謀のポールに引き抜き工作をかけられたことを告白する。

 マリサ・トメイに、、、。
その事はポールとの間に亀裂が生じ、しかもダフィーとの密会は新聞記者アイダ(マリサ・トメイ)にも嗅ぎつけられてしまうし。最悪な事態に、、、。

結局敵対候補陣営からの呼び出しを断らなかったことからポールにクビを宣告される羽目になるのである。一方で、部下の選挙スタッフ・モリーからモリスに関する重大な情報を入手することに。

ポールから言われた「政界で唯一頼れるのは忠誠心」だと言う説教の上、挙句の果てクビなんだから。こうなったら手段をなど選んでいらない。やられたらやり返す。正義もくそもないというところでしょうか。

あの手この手で這い上がろうとするスティーヴンでありました。まあ何となくこういう展開になるのでは思っていたらやはりそうでした。

斬新なお話ではないのでちょっと物足りなさも感じるかもしれませんね。それにしても脇を固める俳優陣の豪華な事!!


先輩参謀 ポールにはフィリップ・シーモア・ホフマン


美しい選挙スタッフ モリ―にはエヴァン・レイチェル・ウッド 

彼女は二股かけていた?みたいな。モリスの子供妊娠しながら、スティーヴンとも寝たなんて。結局最後は、、、、。ああこうなるか。


トンプソン上院議員にはジェフリー・ライト


クル―ニ―作品は今一つでしたね。

ストーリー(allcinemaより)

ペンシルベニア州知事としての確固たる実績に清廉潔白なイメージ、おまけに申し分ないルックスで有権者の心を掴み、民主党予備選の最有力候補に躍り出たマイク・モリス。いよいよ迎えた天下分け目のオハイオ州予備選を目前に、陣営は緊張と熱気に包まれていた。そんなモリスの選挙キャンペーンをベテラン参謀のポール・ザラとともに支えるのは、弱冠30歳にして周囲も一目置く辣腕ぶりを発揮する広報官のスティーヴン・マイヤーズ。彼もまた、モリスの語る理想に心酔する一人だった。ところがスティーヴンは、ライバル陣営の選挙参謀から巧みな引き抜き工作を仕掛けられる。そんな中、選挙スタッフの美人インターン、モリーと親密な関係となり、束の間の安らぎを得るスティーヴンだったが…。


スティーヴンの壮絶な駆け引きによって、逆にポールが犠牲となる。

正義もくそもない。とにかく汚い政治の世界を映し出しておりました。まあこんなもんでしょう。

解説(allcinemaより)

「グッドナイト&グッドラック」のジョージ・クルーニーが自らメガフォンをとり、民主党の大統領予備選を舞台に描くサスペンス・ドラマ。高い理想と野心を胸に有力候補の選挙スタッフとして奔走していた若者を主人公に、彼が直面する一筋縄ではいかない政治の現実と、そこにうごめく裏切りや愛憎渦巻く濃密な人間模様をスリリングに描き出す。原作は、実際に2004年の民主党予備選で有力候補のキャンペーン・スタッフを務めたボー・ウィリモンの戯曲。主演は「ブルーバレンタイン」「ドライヴ」のライアン・ゴズリング、共演にジョージ・クルーニー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ。

 

メディア 映画
上映時間 101分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2012/03/31
ジャンル ドラマ/サスペンス
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://supertuesday-movie.com/
オフィシャル・サイト
http://idesofmarch-movie.com/ (英語)
 
 
 
 
 
 

 

 

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーティスト(2011)☆☆THE ARTIST

2012-04-10 | 映画:シネコン

 温かい涙、溢れ出す愛。この感動に世界が喝采――

好き度:=80点

すみません!いきなりわんちゃんです。本当に演技が上手いもんでびっくり!このわんちゃんがこの物語のポイントとなってとても素敵な流れを作っていました。

サイレント映画って多分初めてだと思うんだけど、ちょっと違和感感じる部分も。要するにセリフがない分、どんなストーリーかを把握しなければならない。それが分かるところもあるんですが、分からない部分も正直あったりして、、、、。

セリフが字幕として登場しますが、すべてではありませんし・・・・。後はついていくしかありませんね。必死で見据えている。前半は正直たるかったです。眠たくなりそうな場面もいくつかあり、、、。ヤバいなあと思いながらドンドン進んでいきます。

結局は役者さんの演技に尽きるわけで、彼らの演技でこのお話の魅力を探りだす。そういう意味では主人公ジョージ・ヴァレンティンを演じたジャン・デュジャルダンさんは上手かったと思います。

サイレント映画のスタ―俳優が次第に没落していくさまをリアルに表現していた。あくまでもサイレント映画のスタ―の威厳を壊したくないというプライドが邪魔をすることでその姿勢を貫くのが哀れにさえ見える。う~んこれがまたとても痛いんですよね。

そんな彼の心の寄り何処りとなるのが、いつもそばにいる愛犬ジャック。このわんちゃんの存在はある時は生きる力、ある時は悩みを分かち合うパートナー。彼の支え的存在だろうか。

何しろこのわんちゃんが凄い。ジョージを窮地から助ける。病になれば傍で寄り添う。何と素晴らしいわんちゃんである。

とにかくこのわんちゃんに尽きます。戦火の馬のお馬さんよりもっと凄いなあと思いました。何だかわんちゃんのことばかりですみません!

そのくらいこのわんちゃんが素晴らしい♪


名前はアギ―と言います。

さてあらすじ

今回はキネマ旬報さんより拝借。ネタばれしていますのでまだご覧になっていない方読まないで下さいね。

1927年、サイレント映画全盛のハリウッド。大スター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、共演した愛犬とともに新作の舞台挨拶で拍手喝采を浴びていた。熱狂する観客たちで映画館前は大混乱となり、若い女性ファンがジョージを突き飛ばしてしまう。それでも優しく微笑むジョージに感激した彼女は、大胆にも憧れの大スターの頬にキス。
 
 
その瞬間を捉えた写真は、翌日の新聞の一面を飾る。写真の彼女の名前はペピー・ミラー(ベレニス・ベジョ)、未来のスターを目指す新人女優だった。映画会社キノグラフでオーディションを受けた彼女は、愛らしい笑顔とキュートなダンスで、ジョージ主演作のエキストラ役を獲得。撮影後、楽屋を訪ねてきたペピーに、ジョージは“女優を目指すのなら、目立つ特徴がないと”と、アイライナーで唇の上にほくろを描く。その日を境に、ペピーの快進撃が始まる。踊り子、メイド、名前のある役、そして遂にヒロインに。
 
1929年、セリフのあるトーキー映画が登場すると、過去の栄光に固執し、“サイレント映画こそ芸術”と主張するジョージは、キノグラフ社の社長(ジョン・グッドマン)と決別する。しかし数か月後、自ら初監督と主演を務めたサイレント映画は大コケ。心を閉ざしたジョージは、心配して訪ねてきたペピーすら追い返してしまう。それから1年。今やペピーはトーキー映画の新進スターとして人気を獲得していた。一方、妻に追い出されたジョージは、運転手クリフトン(ジェームズ・クロムウェル)すら雇えなくなり、オークションで想い出の品々を売り払う。執事にその全てを買い取らせたペピーは、ジョージの孤独な背中に涙を流す。酒に溺れるジョージは自分に絶望し、唯一の財産であるフィルムに放火。愛犬の活躍で救出されたジョージの元へ駆けつけたのは、変わらぬ愛を抱くペピーだった。“銀幕のスター”ジョージを復活させる名案を携えて……。  

 

復活の名案は、これぞ極め付けタップダンス♪これがこの映画の一番の見どころだと私は思いましたよ。

また最後の最後でサイレントからト―キ―ということで突然音ありセリフありに変わる。ここもこの映画の最大の見どころかもしれません。

 

解説(allcinemaより)

フランスで人気のスパイ・コメディ「OSS 117」シリーズのミシェル・アザナヴィシウス監督と主演のジャン・デュジャルダンのコンビが、ハリウッド黄金期を舞台に白黒&サイレントのスタイルで描き、みごと2012年のアカデミー賞作品賞に輝いた異色のロマンティック・ストーリー。共演はベレニス・ベジョ。また、劇中で主人公のチャーミングな愛犬を演じたタレント犬アギーの名演も大きな話題となった。

メディア 映画
上映時間 101分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2012/04/07
ジャンル ロマンス/コメディ
映倫

G

オフィシャル・サイト
http://artist.gaga.ne.jp/
 
 
 
 
 
 

 

 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドライヴ(2011)☆★DRIVE

2012-04-05 | 映画:シネコン

 疾走する純愛――

好き度:+8点=68点

不思議な味わいのクライムアクションサスペンス

さそり座の男は飄々としながら、最初は狂気を闇に隠していた、、、、。前半はたるくて寝むそうになった。しかし一転して後半はドライヴ状態が加速!そして男はまるで人が変わったように次々と手をかけていくのだ。眠る私を起こしてくれた。ラッキー!

わああ~すげっえ!!

常に冷静で目立たないところがこの男の魅力かもしれない。そんな男をあのライアン・ゴスリングが好演。「ラースとその彼女」のイメージとはまったく変わってしまった。というか「ラブ・アゲイン」、「ブル―ヴァレンタイン」あたりからちょっと雰囲気が違ってきたのは目に見えて分かりますよね。

役どころは自動車修理工場で働く孤独で寡黙な男。卓越したドライビング・テクニックを買われ、映画のカースタントマンとして活躍する一方、夜には強盗の逃走を手助けする闇の仕事も請け負っていた。

 
本当に格好良いです 絵になるよね

静から動へと男は変貌、、、、。
そしてこんな男と偶然出会い恋に陥るのはキャリー・マリガン演じるアイリーン。

しかし彼女は人妻で幼い息子との2人暮らし。そんな息子に男はなつかれ、次第に親密になっていくが・・・・。やがてアイリーンの夫スタンダードは服役中だったが、出所して来る。

そんな彼は服役中に多額の借金を背負ってしまい、強盗を強要されていた。男は妻子のためにスタンダードの強盗計画のアシストを引き受けることにするのだが…。


スタンダードにはあのオスカー・アイザック

 ところがこの強盗計画のアシストを引き受けた結果、何と男自身とアイリーン母子に危険が及ぶことに、、、、。

というのもこの強盗計画の裏にはマフィアの存在があったのだ!その事実を知った男は一転して復讐の鬼と化する。この変貌がたまらなく恐ろしい。前半のゆったりと進むシーンとはまったく違いヴァイオレンスシーンが沢山登場するのである。

覚醒した私はそのマフィアの手下を血祭りに上げていくシーンに釘付けとなってしまう!!

   
鈍器のようなものでたたきまくるシーンは何とも凄い。

愛する者を守る気持ちと憎い裏切り者への復讐への怒りを爆発。

 
マフィアの大御所 バーニー・ローズ アルバート・ブルックス


その手下ニーノには顔に大インパクトのあるロン・パールマン 
この人いつ観ても凄いよね。まるでゴリラのようです。

  

 
ラヴシーンはこのエレベーターの中のワンシーンだけだったけど、これだけで十分伝わる感じ。この後がまた凄い驚きの場面あり。

とにかくライアンが良いです!!

 解説(allcinemaより)

 ジェイムズ・サリスのクライム・ノベルを基に、闇の稼業に手を染めたハリウッドの孤独なスタント・ドライバーが、愛する女性のために裏組織に戦いを挑む姿を、クールかつスタイリッシュに描き出したクライム・アクション。主演は「ブルーバレンタイン」のライアン・ゴズリング、共演にキャリー・マリガン、アルバート・ブルックス。監督は異色のバイオレンス映画「Bronson」で注目を集めたデンマーク出身の新鋭ニコラス・ウィンディング・レフン。本作でみごとカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。
 
メディア 映画
上映時間 100分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(クロックワークス)
初公開年月 2012/03/31
ジャンル サスペンス/犯罪/アクション
映倫 R15+
 
 
 
オフィシャル・サイト
http://drive-movie.jp/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘルプ ~心がつなぐストーリー~(2011)◇◆the Help 

2012-04-02 | 映画:シネコン

 彼女たちの物語が、私を変える。私の物語が、世界を変える。

好き度:=80点

東宝シネマズ二条にて鑑賞 もうもうウルウルもんです。涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃ状態でした。お隣の方も私と同じ(笑)ベタなお話だと思いますが、私大好きでしたよ。2時間30分弱の上映なんだけど、今回は長さを感じることなくじっくり鑑賞させて頂きました。

ヘルプとは、通いメイドのことだそうで、かってのアメリカ南部で、白人家庭に通う黒人メイドたちを指した言葉だそうです。メイドたちのホットさもなかなか素晴らしいし、白人の女性たちも個性豊か?で面白いです。


とりわけ先頭を歩く女性ヒリーが意地悪で嫌な女。あのプライス・ダラス・ハワードが演じる。
そういえば50/50でもそうだったね。徹底的な悪役を演じている。そのうえこの役お似合い(笑)

あ!ファッションも良いですね。時代は1960年代だそうで、このころのアメリカ南部は白人優位で黒人差別が保たれていたそうな。病院、学校、小売店などが人種別とされていたようです。黒人たちは劣悪な環境や待遇を強いられたんですね。

そういえば、ヒリーのメイドミニ―が屋内の家庭用のトイレを使用したというだけでクビに、、、、。 酷い話ですよね。
そんな酷い仕打ちを受けながらも明るくたくましく、そして優しく接する黒人メイドたちの姿が何とも感動的で、涙なくしては観れません。

主役のスキ―タ―を演じるのはこの人


エマ・ストーン
ゾンビランドではしたたかな女詐欺師を演じたり、最近色々な作品に登場していますね。

さてあらすじ

1960年代前半のアメリカ南部。大学を卒業したスキーター(エマ・ストーン)がミシシッピ州ジャクソンの町に戻ってきた。ボーイフレンドもできないスキーターは母シャーロット(アリソン・ジャネイ)の心配の種だが、本人は結婚よりも作家になることを夢見ている。地元の新聞社に就職したスキーターの初仕事は、家事に関するコラムの代筆だった。家事の知識がないスキーターは、実家のメイドのコンスタンティン(シシリー・タイソン)に知恵を借りるつもりだったが、ひさしぶりに帰った実家に彼女の姿はなかった。問いつめるスキーターに、母は言葉を濁す。

スキーターは友人エリザベスの家のメイド、エイビリーン(ヴィオラ・デイヴィス)に話を聞くが、取材を続けるうち、自分をとりまく南部の上流社会への疑問が芽生えてくる。

そんな中、同級生のリーダー格、ヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)は黒人が不潔だと主張し、各家庭に黒人メイド専用トイレを設置させる活動をしていた。ヒリーに感化されたエリザベスも屋外にエイビリーン用のトイレを造らせる。そんな仕打ちにも黙って従うエイビリーンの姿に、スキーターは胸を痛めた。黒人メイドの現実を伝える本を書きたいと、ニューヨークの編集者スタイン女史(メアリー・スティーンバージェン)に電話をすると、メイドたちの証言がとれるなら出版できるという答えだった。スキーターはエイビリーンにメイドの苦労話を聞かせてほしいと頼むが、頑なに断られた。南部で黒人が自由にものを言うことは、身の危険を意味しているのだ。だが、エイビリーンの親友で、ヒリーの家で働いていたミニー(オクタヴィア・スペンサー)が、家族用のトイレを使用したために解雇されたことをきっかけに、エイビリーンはスキーターの取材に応じることを決意する。そしてその小さな一歩は数多くの勇気へと広がり、やがて彼らを取り巻く社会を根底から揺るがす大事件へと発展していくのだった……。

 

耐え抜くエイビリーンの姿は何とも言えず、頑張って!負けないで!と叫びたくなります。そんな彼女が一生懸命主人であるエリザベスの娘に愛情を注ぎ、本当の母親以上に子育てする。これこそ母性なのかもしれませんね。

何かこうして書いていると何だか白人がどんなに悪者かと思えますが。そんな人ばかりではないので気持ちは救われますけどね。


例えばミニ―が次に雇われたシ―リアはとても彼女に親近感を持たせる女性。元々貧しい家庭の出身であるため、上流階級の女性たちには相手にされないばかりか目の敵にされていたんですね。行き場のないもの同士、立場を超えた友情が芽生えるそんな感じです。

差別は黒人だけでなく、生活階級までに波及していたんですね。

とことん悪い奴がいて、とことん虐げられるそんな時代背景。そんな彼女たちがスキ―タ―の本を介して心の叫びを訴える。その本によって少しでも気持ちが届けば良いのだと思ったのでしょう。こうなったらいちかばちかかな。

ついに本は完成!世の反応は?

勇気と希望が与えられる。しかしその反面苛酷な現実も、、、、。


ヒリーはメイドたちを擁護するスキ―ターに反感!!

結局友情は破滅となるが、それでも自らの行動には後悔なし。

解説(allcinemaより)

 キャスリン・ストケットの全米ベストセラーを映画化した感動のヒューマン・ドラマ。人種差別意識が根強く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、勇気ある行動で世の中に大きな波紋を投げかけた作家志望の若い白人女性とメイドとして働く黒人女性たちとの友情の軌跡を綴る。主演は「小悪魔はなぜモテる?!」のエマ・ストーン、共演にヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー、ジェシカ・チャステイン、ブライス・ダラス・ハワード。監督は原作者とは同じ南部出身の幼なじみで、これが長編2作目の新鋭テイト・テイラー。


くせ毛を直髪にするカーラー。こんな大きなカーラーがあるんですね。


左が監督さん

メディア 映画
上映時間 146分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2012/03/31
ジャンル ドラマ
映倫

G


お話もさることながらファッションにヘアスタイルにも目を奪われました。良いですね!

 

オフィシャル・サイト
http://disney-studio.jp/movies/help/
オフィシャル・サイト
http://thehelpmovie.com/us/ (英語)
 
 
 
 
 
 
 
Comments (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする