6月10日、MOVX京都にて鑑賞。300人vs1,000,000人のバトルえぇ~そんな戦い、勝てっこないじゃん。しかし彼らは100万人相手に戦うことを望んだ。弱い者は生きることさえ許されないスパルタの男たちはそのようなところに生まれ、そのように育った。①服従しない②退却しない③降伏しないそれがスパルタの掟なんだ。
《ストーリー》紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェルド・バトラー)のもとにペルシア帝国からの遣いがやって来た。ペルシアは1000もの国を征服した国だ。そのペルシアは今度はスパルタを始めとするギリシアの地に目をつけたペルシアの大王クセルクセス(ロドリコ・サントロ)は服従せよと使者に伝えさせる。「服従か死か?」と問われれば、スパルタの答えはひとつ服従はありえない。使者を葬リ去った瞬間、スパルタは100万人の大軍を敵に回す事に・・・・・。
神々に開戦の許しを乞うためにレオニダスは司祭のもとに訪れたが、欲と妄執にとらわれた司祭たちは託宣者のお告げだと、出兵を禁じる。託宣者のお告げには従わなければならないが、兵を出さないと国は滅ぼされてしまう
苦悩するレオニダスに、王妃ゴルゴ(レナ・へディー)は穀然として言う。「自分の心に従いなさい」と・・・・。戦いを決意した王レオニダスの元に集まった兵士は300人。この300人はただものではない何とスパルタの精鋭の300人なのだ
レオニダスの戦略海岸線の山道に敵を誘い込めば、大軍の利点を封じ込めるそしてそこで、スパルタの盾で食い止めればと考えた(ほんまに大丈夫なのか)
作戦の地テルモビュライに兵を進めたレオニダス一行は、海岸線を延々と埋め尽くすペルシアの大軍に出会うわずか300人のスパルタの兵士に向かって、ペルシアの指揮官は「貴様たちは今日の正午には死んでいる」と挑発的だ。しかし彼らは決してひるむことはなかった。解き放たれる瞬間を待ち受けていたのだ。そして鍛え抜かれた剣の腕で縦横無尽に突き進むのである何と緒戦は死者も出ず100万対300の戦いは、ペルシア軍にとっては予想外の展開だスパルタ軍の勝利で、一日目を終えたが・・・・・。
新映像革命と呼ぶにふさわしい初めての視覚体験何でも生映像はひとつもないらしい。すべての映像は“クラッシュ”されている。う~ん凄い・・・・。未体験の映像世界を創り出す。リアルを越えたリアルそんな映像を紀元前という時代背景に持ち込まれた、この作品は体感できる3Dのようだ。確かに刺激的かもね。
マッチョな肉体は本当に鎧のようである。レオニダス役のジェルド・バトラーは、この映画で知った。『オペラ座の怪人』に出演した俳優さんだそうだ。王妃ゴルゴ役には、『ブラザーズグリム』でお馴染みのレナ・へディーという女優さん。映画を観たが印象なくごめんなさい
どちらかと言えば、この手の作品はそんなにお好みな映画ではないが・・・・。生映像ではなく、視覚体験的に創られているということでは大変刺激的なものだと思うし、技術の高さにしたい。
スパルタ詳細はこちらをご覧下さい。作品の登場人物も歴史上の人物です。
300〔スリーハンドレッド〕 公式サイト
原作・製作総指揮 フランク・ミラー、映画「シン・シティ」のクリエイターでもある。今回の作品は自身のグラフィック・ノベルを元に製作された。