銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

やっと秋らしく・・・。これからは、映画の秋だね。10月もいっぱい!!

2011-09-30 | 映画全般

ようやく過ごしやすくなりました。お出かけするのも、爽やかな気候で良いですね。

もう10月、今年もあと2ヶ月で終わるとは・・・。早いですね。

さて調べてたら、もうもうあまりの多さにびっくりこれは困りました。とりあえず気になる作品、すべてあげます。

◎・太字→ 絶対観たい!○→出来れば観たい! 今回はたくさんなので、こんなふうに分けました。

まずはシネコン作品から。 

10月1日~

ゴーストライター

『戦場のピアニスト』などの巨匠ロマン・ポランスキー監督が、ロバート・ハリスの小説を映画化したサスペンス。ある秘密に吸い寄せられていくさまを鮮やかなタッチで描く。主人公を好演するのは『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガー。魅力的な元首相を、『007』シリーズのピアース・ブロスナン

スティ・フレンズ

ジャスティン・ティンバーレイク&ミラ・クニス主演で男女の友情と恋愛の本音を綴るラブストーリー。
こちらでは10月1日公開じゃあなさそう・・・・。

リミットレス

エンディングノート

熱血営業マンとして働き続け67歳で退職したサラリーマンが、第二の人生を歩み始めた矢先にガン宣告を受け、残された家族と自分の人生を総括するために“エンディングノート”を実行していく姿を収めたドキュメンタリー。

ファイナル・デッド・ブリッジ

10月7日

猿の惑星 創世記(ジェネシス)

人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで話題となった『猿の惑星』の前日譚(たん)をひもとく話題作。「127時間」のジェームズ・フランコが出演

10月8日

ラスト・エクソシズム

エクソシズムのまやかしを暴こうとした牧師とドキュメンタリー映画のスタッフたちが、思いも寄らぬ恐怖に巻き込まれるホラー映画。

10月14日

キャプテン・アメリカ ザファースト・アベンチャー

『ウルフマン』のジョー・ジョンストンが監督を務め、伝説のアメコミヒーローを実写化したアクション大作。

10月15日

ブリッツ

ジェイソン・ステイサム主演作品

10月22日

カーボイ&エイリアン

ダニエル・クレイグ&ハリソン・フォードの夢の共演。

ランゴ

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを大ヒットへと導いた名コンビ、ジョニー・デップとゴア・ヴァービンスキー監督が再びタッグを組んだ新感覚アニメ。

10月28日

三銃士/王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船

初の悪役挑戦となるオーランド・ブルーム、どんな感じかな。

ミッション・8ミニッツ

『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ監督の長編第2作となるSFサスペンス。ジェイク・ギレンホールが主演。

10月29日

ゲーテの恋~君に捧ぐ

フェア・ゲーム

ナオミ・ワッツ&ショーン・ペン共演。社会派サスペンス

モンスター上司

コリン・ファレルの頭が!

ミニシアター作品

10月1日~

海洋天堂

アクションスターのジェット・リーが無報酬で出演した作品。障害を持つ息子と余命わずかの父の物語。

スーパー

レイン・ウィルソン&エレン・ペイジ主演。これ一番観たい!

10月1日~14日

ミラル

10月15日~28日

ヒマラヤ 運命の山

ドイツ登山史のスキャンダルをメスナー本人の協力のもと映画化した、本物の登山映画! メスナー兄弟、有名な登山家です。

10月22日~

東京オアシス

『かもめ食堂』『マザーウォーター』の製作チーム最新作。 お馴染メンバー 小林聡美、加瀬亮、もたいまさこ、そして今回は原田知世が登場。

10月22日~11月11日

木漏れ日の家で

ポーランド映画、意外にもコメディ?だとか。

10月22日~11月4日

メアリー&マックス

世界のアニメーション映画祭で受賞したクレイアニメの傑作! 

10月29日~11月11日

リメンバー・ミー

グッド・ハーブ

 

 

Comments (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親愛なるきみへ☆DEAR JOHN

2011-09-29 | 映画:シネコン

 恋のときめき、愛の痛み。その2週間は、永遠になった。

評価:+5→45点

MOVX京都にて鑑賞。

「ショコラ」、「サイダー・ハウスルール」、そしてデップ&デカプリオの名作「ギルバート・グレイプ」でお馴染のラッセ・ハルストレム監督作品。どれも好きだったんだけどね。

これはちょっとダメだった。恋愛ものには障害がつきものですが、あまりにも腑に落ちない。ジョンをこれだけ愛しているのに、サヴァナはある理由で一方的に婚約したと別れを告げる。

サヴァナの気持ちがわからないわけではないけどね。ジョンがお気の毒!戦地に行ってしまい、会えなくなりそこへ来て色々お気持ちを揺るがすようなことが起きたのもわかるんだけどね。

  
一目惚れ たちまち恋に落ちた2人。ラブラブです。すぐに会おうとお互いに約束。

ジョンは米軍の特殊部隊の兵士。2週間の休暇で赴任先ドイツから、父の住むサウスカロライナに帰省中だった。1人暮らしの父は自閉症だったが、ジョンとは深い絆で結ばれていた。


父役には、モールスでアビーの父を演じたリチャード・ジェンキンス。コイン集めが趣味だった。

ある日、帰省中の女子大生サヴァナ・カーティス(アマンダ・サイフリッド)と海辺で偶然知り会ったジョンは、彼女との恋に落ちることに。

 
南部の裕福な家庭で愛情をたっぷり受けて育った陽気なサヴァナは、自閉症の子供たちのための施設を作るという夢を抱く理想主義者。
アランという男の子も自閉症だった。


ジョンは、タフなスポーツマンのイメージとは裏腹に、対人関係が苦手で心に孤独を抱えていた。自閉症の父親に育てられた環境でか?

住む世界も性格も全く異なるものの、2人はともに、今まで自分の中に欠けていた何かを相手の中に見出し、惹かれあう。

 
愛し合っている2人の姿は目も当てられないね。とにかくダイレクトな表現で、すがすがしいわ。


サヴァナに片思いしていた彼は入り込む隙間なし。可哀想でしたね。

愛を育む2人だったが、瞬く間に2週間が過ぎ、ジョンが赴任地に戻る時が訪れる。機密事項のため行き先を告げることができないジョンと、学校で大学生として生活するサヴァナ。

 


遠く隔てた距離を埋めるように、2人は約束通り手紙の交換によって、大切に愛を育てていった。

時は流れ、世界情勢が複雑化し、ジョンは任務を延長せざるをえない状況に追い込まれる。祖国への献身とサヴァナの元に戻りたい想いの間で苦悩するジョン。

 故郷へ戻ったサヴァナも孤独に耐え、2人の絆をなんとか保とうと努力していた。だが、9・11同時多発テロ事件が2人の間を引き裂く。

9・11事件が原因という事だけど、、、、。それだけじゃないよね。


そいでこの人、サヴァナの知り合いテイム。調べてびっくりしたんだけど、あの名作「E・T」で主人公エリオットを演じたヘンリー・トーマスだったんです。一躍スターダムに登りつめたけどその後低迷時期が続いたとか。

アランのパパ役で、密かにサヴァナに惚れていた。ジョンに向かって、サヴァナを傷つけたら殺すなんて言っていたけど。ずるい男なんです!!

そしてある日、ジョンの元に届いたのはサヴァナからの別れの手紙にガ~ン生まれて初めて心を開ける相手を見つけたと思っていたジョンは打ちひしがれ、、、、、。お気持ち察します。

自ら激戦地での任務延期を志願する。やがて戦場で負った傷も癒え、故郷へ帰還したジョン。

サヴァナに再会して、更なる打撃

この展開に驚くよりむかつきましたね、私は・・・・。

その上、ジョンの父が倒れてしまい。


ジョンは救われないわ

テイムは救われたのかもしれません。病気で命も後わずかとはいえ。この幸せ者と!

そして最後の展開、やっぱりこうなるのね。何かこれって都合良すぎると思いました。原作読んでいないから分からないけど。

解説(allcinemaより)

「きみに読む物語」の原作者ニコラス・スパークスのベストセラー『きみを想う夜空に』を、「G.I.ジョー」のチャニング・テイタムと「マンマ・ミーア!」のアマンダ・サイフリッドの主演、「ショコラ」「HACHI 約束の犬」のラッセ・ハルストレム監督で映画化した純愛青春ストーリー。兵役中でなかなか会えない中でも手紙で愛を育む若い男女が辿る切ない運命を丁寧な筆致で描き出していく。

メディア 映画
上映時間 108分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(プレシディオ)
初公開年月 2011/09/23
ジャンル ロマンス/ドラマ
映倫 G

 
監督とチャンニング・テイタム

オフィシャル・サイト
http://www.cinemacafe.net/official/shinkimi/pc.html
オフィシャル・サイト
http://www.sonypictures.com/homevideo/dearjohn/ (英語)

 

 

 

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジョシ(2010)☆★THE MAN FROM NOWHERE

2011-09-28 | 映画:シネコン

 隣のおじさんというより隣のお兄さん。

評価:+5点→85点 ウォンビン大好き

いやあウォンビン、格好良すぎ私はファンになりました!!

正直言って私、キム・セロンちゃんになりたいです。

母なる証明でのウォンビのあのキャラが強く残っているので、今回のテシクが同じ人だとは思えないくらい、、、、。まさに大変身で驚き!

こうしてみると、彼はイケメン俳優だけでなく、演技派でもあるんですね。凄い俳優さんだと思いました。

切れのあるアクションと美しいいでたちのウォンビンに惹かれましたよ。


ロングヘアのウォンビンは何処となく、母なる証明の時と重なる。だけど美少年だな~!弱さも。

あ!ウォンビンのことばかり、書いて大事なもう一人のキャストを忘れていました。


そうこの子、「冬の小鳥」で一躍名子役となったキム・セロンちゃん。

「冬の小鳥」では親に親に捨てられた孤独な少女役を好演。殻に閉じこもり、反抗続けるという難しい役柄を見事に演じきった。寡黙なイメージが今も印象に残っている。

今回も役柄的にはちょっと重なるような設定。幸薄い少女というところは似ていますね。前回よりは寡黙ではありません。ひたすらウォンビン演じるテシクに愛を求める。

「アジョシ!」とはおじさんらしいけど、ウォンビンはお兄さんの方が良いんじゃない・・・・。

 さて前半はテシクが単に質屋のおじさんだという以外、正体はわかりません。隣に住む少女ソミは彼を「アジョシ」と呼び慕っていた。

まさに絵を描いたような2人の関係。


 

あらすじ(goo映画より抜粋等)

街の片隅の古ぼけたビルで質屋を営むテシク(ウォンビン)は家族も恋人も無く、質屋の客以外には、隣の部屋に住む少女ソミ(キム・セロン)が訪ねてくるだけだった。ソミを一人で育てているクラブダンサーの母親は自分の暮らしで手いっぱいで、ソミの世話も、小遣いもろくに与えない。ソミはテシクを“アジョシ(おじさん)”と呼び、慕っていた。ある日テシクは、通りの真ん中で鞄を盗んだと警察に突き出されていたソミと出くわす。母親の連絡先を教えろと言われたソミは、テシクをパパだと指差す。しかしテシクは、黙ってその場を立ち去る。その夜、テシクはソミから、それでもおじさんを嫌いにならないと言われ、言葉を失う。

ところがあることから、この孤独ながらも平和な毎日がある日崩れて行くことに。。。。。

それはソミの母が仕事先で盗んだ鞄に麻○が隠されていたのだ。回収に訪れた子分をテシクは返り討ちするが、、、、。


この男がこれまた凄い!テシクと同格くらいの腕 2人のバトルはかなり見ごたえあり!

麻○を取り戻して、ソミと母親を拉致していく。母子の人生は大きくて深い穴に落ちていくことに。

 

 テシクは全速力で車を追いかけるが、ソミの姿はあっという間に消え去る。

組織を仕切るマンソク兄弟(キム・ヒウォン、キム・ソンオ)はソミと母親を人質にして、テシクに麻○の運び屋を引き受けさせる。

しかしその取引の現場を通報し、テシクと取引相手を警察に引き渡すという筋書きになっていた。さらにテシクが使った車のトランクに、内臓を抜かれたソミの母親の死体が入っていた。


ソミの母の臓器はすでに売買されていた。

筋書き通り、テシクは殺人と臓器売買の容疑で警察に逮捕されてしまう。警察はテシクについて調べるが彼には前科や麻○歴はないただなぜか1998年から2006年までの記録が抹消されていた。

 

テシクは一体何者?

テシクは取調官の隙をついて逃走する。 

その頃ソミはこの中年女によって、軟禁されることに。

 
このおばさん、確か見憶えあるんですが。何の映画に出ていたんだろう?

軟禁場所には、同年代の子供たちがたくさんいた。実は子供たちを使い、麻○取引を行っていた。

そしてソミ探しをしていたテシクが目にしたのは、マンソク兄弟が子供たちに麻○作りを手伝わしているという恐ろしい事実。

一人の女の子、麻○中毒が原因?で倒れ込んでしまう。青白い表情で意識朦朧状態・・・・。

このままだと、彼女は臓器を取られ、売買の対象となってしまう。テシクはマンソク弟に立ち向かう!

マンシク兄弟からソミを救出するため、追いかけるテシク。そんなテシクを追いかける警察。と何だか追いつけ、追い越せじゃないけど。

いよいよテシクの正体が判明。捜査官は、テシクが暗殺を主な任務とする情報特殊部隊の元要員で、2006年の交通事故を最後に記録が途絶えていることを掴む。

 
テシクの知られざる過去も。


俊敏な動きで一瞬にして相手を殺す。甘いマスクから想像できないような早技に、、、。

 髪をばっさりと。う~ん良いですね 何をしてもサマになるウォンビン。

 


後半は自ら短く切ったヘアスタイルでスタイリッシュに次々と相手を倒していく。マンシク集団だけでなく、警察集団にも。

 
いよいよ2人の対決が始まる。                 タナヨン・ウォンタラクン タイ出身の俳優さん

 
狙った獲物は逃がさない。最期の最後まで、、、、。

ソミの目玉をえぐる?ってえぇ~!


大丈夫でした。ソミとテシクの微笑ましい場面に

解説(allcinemaより)

これが「母なる証明」に次いで復帰2作目となるウォンビンが、ハードなアクションで新境地を見せるサスペンス・アクション。ウォンビン扮する謎めいた近所のおじさん(アジョシ)が、掠われた少女を助けるべく巨大な犯罪組織に敢然と立ち向かう姿を、孤独な少女との切なくも感動的な心の交流を織り交ぜ、リアルかつ迫力のアクションでサスペンスフルに描き出していく。共演は「冬の小鳥」で注目を集めた天才子役キム・セロン。監督は「熱血男児」のイ・ジョンボム。

 

メディア 映画
上映時間 119分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(東映)
初公開年月 2011/09/17
ジャンル サスペンス/アクション
映倫 R15+

 

オフィシャル・サイト
http://www.ajussi2011.jp/

 

ウォンビン、本当に素敵

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BLACK BREAD(英語)2010 ラテンビート映画祭にて

2011-09-26 | 映画:ミニシアター

 原題:Pain Noir (Pa negre)

評価:→80点

2010年製作 スペイン・フランス 113分

ラテンビート映画祭で観た2本目は、「Black Bread」。おわかりのように黒パンという意味です。pa negraはカタルーニャ語で同じく黒パン。

上映前に映画祭主催、企画をされたアルベルト・カレロ・ルゴさんより挨拶がありました。主演のフランセスク・コロメール君は学校が始まったという事で残念ながら、挨拶に来られないとの事。

そうか、もしかしたら、このシアターに彼は来たかもしれないんだ。実はこの少年が気になり、作品を観ようと思ったのもあったのもあった。ひょっとしたら彼に出会えたかもしれない。残念です。

事前にチェックしていなかったんですが、本作は、2011年ゴヤ賞で作品賞、監督賞等9部門で賞も獲得したそうで、スペイン本国で大ヒットした秀作だったことを知りました。

そんなこともあってか、18:30からの上映。かなりお客さん、多かったです。

舞台はスペイン内戦後のカタロニア。いきなり馬車を引く男性がフードを被った男に襲われる!格闘するも、結局フードの男に凶器のようなもので殴られ、無惨にも殺されてしまう。馬車の中には男性の子供が乗っていた。フードの男は気づかず。

目隠しをされた馬を崖の端に連れていき、そのまま崖から突き落とす、、、。冒頭から凄いシーンでした(汗)この凄いシーンはあくまでも序盤です。

ここから物語は始まります。アンドレウが事件に遭遇して、様々な人たちと出会い、色々な話や出来ごとを見てどんな風に感じ、決断していくかを少し語ります。

 アンドレウ(11才の男の子)は、落ちたカートの残骸を発見します。男の遺体のそばに倒れていたのは、クレット。男性は ディオニス・セギーでクレットはディオニの息子である。アンドレウが駆け付けた時は虫の息、彼が最期に言った言葉は「ピトゥリウア」。そして息絶えてしまう。 

その後、事故の目撃者としてアンドレウは父親のファリオルに付き添われ事情聴取に応じる。

ピトゥリウアの意味を聞かれ、アンドレウは鳥の名前だと話す。また別にピトゥリウアが、森の洞窟に住むと噂される幽霊の名前だという事も付け加える。
警察は事故は何者かによって仕組まれた殺人事件と断定。その裏ではアンドレウの父ファリオルが疑われているようでした。

ディオニスとは、鳥の鳴き声コンテストに出場するために、鳥を育てるためにビジネスパートナーという間柄だったのもあるのだが、それだけではなく、下記のような経歴があったからだ。

アンドレウの父ファリオルは、左派の思想教育を受けており、保守/右派な田舎の村で生きるには、大変辛い状況だった。そして今回の事件はそんな父の存在を揺るがすような話へと進むのである。

更にこんな人間関係も・・・・。

数年前、少佐とファリオルはフロンレシアを巡って争っているライバルだった。結局、フロンレシアはファリオルを選ぶという結果に。このことに少佐はいまだにこだわり続けていた。今回の事件でファリオルを犯人だという思いと個人的な彼への憎しみも思いのほかあったようだ。


少佐役にはセルジ・ロペス おぉ~リッキーにパンズ・ラビリンスでお馴染の男優さん

間もなく、アンドレウは祖母の元へ身を寄せる。父ファリオルは逃亡。


 フロレンシア 母
アンドレウに母は語る。父ファリオルの今までの苦労。アンドレウのように医者を志したが途中政治的思想に入り込み、村の人たちから疎外状態となった話など。

祖母の家は大家族だった。

 ヌリア 従姉
大人社会の現実を話して聞かせる。父親フォンソはフランスに行っているということになっているが、、、、。実は自○しているという真実を知っている。ヌリアには知らされていないようだ。

 Quirze 従兄

 
 シオー おば 未亡人                      エンリケタ 未婚のおば 村のグディオルから言い寄られていた。

ヌリアとアンドリューは、一緒に不可解な森で過ごす。彼女はアンドレウに首ったけで、性の差によるゲームをしてみたり、、、。

しかし、アンドレウは彼女の性的な接近を拒絶します。

 

早熟で元気のよいヌリアは、アルコール中毒の学校教師と性的なゲームをしたりと何やら危ない感じです。そんなヌリアの誘惑にはどうもダメそうなアンドレウ。

要領の良さそうで、世あたり上手というところですね。アンドレウにとってどんな風に見えるのでしょうね。

 Àvia 祖母

寝る前に子供たちにお伽話を聞かせてくれる。

 森の川でアンドレウが見かけた青年

彼はハンディ、肺病を患っていました。そんな彼にアンドレウは食物を差し出して助けたり。

 呑んだくれ教師

 

これは書き出すとかなり長くなりそうにな感じなので、ここからは簡単にまとめたいと思います。

結局父ファリオルは逃亡したのかと思ったら、祖母に家の屋根裏に潜んでいました。このことを察知した少佐一行は、家を強行に捜索、父は連行されるという事態となります。

フロンレシアは体を張って夫を助けるために動きます。 村の有力者Manubens夫人に願い出て少佐宛てに手紙を書いてもらい、何とか刑務所から助け出してもらうこともやってみますが、、、、。           

それでも上手く行かず、少佐にじきじきに助けを請うフロンレシア。アンドレウは母が少佐と関係を持つ場面を見てしまう。

母や父の知られざる秘密も次第に明らかに。

最初の場面でクレットが言い残した「ピトゥリウア」という名前の人物についても判明します。

 Pauletta(Dionísの未亡人)が告白する真実も、、、、、。誰がディオニスや息子クレットを殺したというのもすべて解明します。

アンドレウは人間不信となり、その後の彼の決断は意外な方向へと進みます。

フランコ政権による厳しい弾圧が行われた冬の時代を一人の少年の目を通して描いたサスペンス。

かなり複雑なお話なので、ちょっと混乱しそうでしたが、、、、。こうして再度お話を辿ってみるとなかなか面白い作品でした。

Pan negro - Pa negre 公式サイト

※2012年 銀座テアトルシネマ他で公開。

 

 

 

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エクレール~お菓子放浪記(2011)

2011-09-25 | 映画:ミニシアター

 お菓子はやさしさを運んでくる。

評価:→(60点)

京都シネマにて鑑賞。

西村滋原作の自伝的ロングセラー小説を、『ふみ子の海』の近藤明男監督が映画化した作品。

お客さんはかなり年齢度アップ、しかも圧倒的に女性が多かったです。う~ん何というか、ベタな作品で・・・・。

主人公アキオを演じる吉井一肇君は言葉使い一つをとっても綺麗で、優等生タイプな男の子です。そんな彼とはちょっとイメージの違う役柄のような気もしますが。

しっかり、はっきり、一語一語正確にセリフを言うところも凄いし、大変しっかりとした子供さんだなと感心しました。

「お菓子と娘」♪という歌を唄うんですが、これまた上手いとても澄んだ声で優しさを感じます。

さてお話・・・。

孤児院を脱走したアキオが金平糖を盗み、逮捕されます。空腹のアキオに、担当刑事の遠山(遠藤憲一)が菓子パンをくれるんですね。


この味にアキオは夢ごこちになります。

その後若松千吉(太賀)、松尾春彦(根岸泰樹)と共に感化院に入れられたアキオは、指導員・伊集院鉄太郎(松村良太)から暴力的な軍事教育を受ける事に。

感化院での生活の場面ですが、思ったほど、辛い雰囲気は感じませんね。かなり省略されているような気もします。もう少しハードさがある方がリアルだと思いました。

 
希望のない日々を救ってくれたのは、教員・陽子(早織)が歌う「お菓子と娘」だった。この出会いがアキオを勇気つける。しかしその幸せなひと時は続かなかった。陽子先生は母の具合が悪くなり、実家へ。

アキオにも転機が訪れる。 昭和18年。野田フサノ(いしだあゆみ)の養子に迎えられるアキオ。家族ができたと大喜びのアキオだったが。

いしだあゆみ演じるフサノばあさんが、まあ憎たらしこと(笑)

昔からスレンダーな彼女ですが、年を経て一層ギスギスしていて痛々しい感じ。その姿がこの時代を死に物狂いで生きて来たんだなあと思いました。この役はいしだあゆみさんにぴったりかもしれませんね。

やっと家族らしき人物に出会えたと思ったら、このフサノばあさん、只ものではありませんでした。実はフサノにとって、アキオは労働力でしかなかった。
早速次の日から、映画館で働かされることに。仕事先のトミ子さん(竹内都子)、徳さん(尾藤イサオ)が良い人だったからアキオ自身、楽しく仕事が出来たのがせめてもの救いかもしれない。

そんな中、アキオは陽子先生との文通をしながら、一生懸命働く。


アキオの宝物は陽子先生からもらったお菓子作りのレシピ本
歌に登場するエクレールも載っていた。

 遠山夫妻宅に訪ね、甘いお菓子を頂いたり・・・。

しかしこの幸せもそんなに長くは続かなかった・・・・。フサノと男の話を立ち聞きしたアキオは、フサノが単にアキオを労働力の一つとしてしか見ていないことが分かる。

ショックと怒りのアキオは家を飛び出すことに。その後 放浪の身となったアキオは、旅回りの一座に加わる。旅回りの一座の人たちとの暖かいふれ合いで、このまま上手く行くかと思いきや、団員の自○等でまたまた、一座の皆と別れるという悲劇に。


出会いと別れを繰り返し、、、、。

東京大空襲でアキオは大事な人たちとまた悲しい別れに遭遇。持ち前のバイタリティで戦争孤児となった子供たちと闇の商売を始める。

とまあ波乱万丈な放浪記であるが、何処かそんなにハングリーさやドロドロさはそこまで感じられない。むしろ小奇麗にまとまったいるような気もする。

ラスト近く、のど自慢で歌うアキオの歌声はとても素敵なんですけどね。

  

えぇ~こんな展開なの?まあまったくなさそうな展開ではないけど、、、、。

どうもまとまりすぎみたいな気もするんですが。

解説(allcinemaより)

日本の戦中・戦後を舞台にした小説家・西村滋の自伝的作品『お菓子放浪記』を、「ふみ子の海」の近藤明男監督が映画化したヒューマン・ドラマ。孤児となった一人の少年が、甘いお菓子への憧れを心の糧に、過酷な時代をたくましく生き抜く姿を描く。主演は吉井一肇、共演に早織、いしだあゆみ。

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 日本
初公開年月 2011/05/21
ジャンル ドラマ/戦争
映倫 G

 

映画「エクレール・お菓子放浪記」公式サイト

 

 

 

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨さえも~ボリビアの熱い一日☆ラテンビート映画祭

2011-09-23 | 映画:ミニシアター

 ラテンビート映画祭始まる♪

評価:→(80点)入れるの忘れていた

始まりました。昨晩仕事の帰り、Tジョイ京都へ寄り道。

18:30から上映される「雨さえも~ボリビアの熱い一日」を鑑賞して来ました。

日本でもお馴染の俳優、ガエル・ベルシア・ベルナルが出演ということで話題となった作品ということもあって興味深々。

さて、内容はお堅い、社会派作品でした。


主演のお2人。 スキンヘッドの方はルイス・トサール。
う~んこの人何処かで見たような??

思い出しました!昨年のラテンビート映画祭で観た「テイク・マイ・アイズ」(2003年作品)で妻に暴力をふるう陰湿な夫アントニオを演じた方でした。本作で2004年のゴヤ賞で主演男優賞をゲットした素晴らしい俳優さんだったのです。

今回とはまったくキャラが違うので、ちょっとびっくりしました。今回は人間味溢れるコスタを好演♪ 「テイク・マイ・アイズ」の彼は本当に嫌になるようなキャラでしたよ。

それから何と監督も「テイク・マイ・アイズ」と同じ、イシアル・ボジャインだったんですね。

映画の中で映画製作。映画は歴史上の人物、新大陸の発見者 クリストバル・コロンを描いている。映画なのか?それとも現実なのか?なんてちょっと境目がわからないところもありますが、きっとこれはそういう風に描いているんでしょうね。

ハラハラドキドキするシーンあるのですが、実は映画の中だったり(笑)という風な感じですが、実はボリビアの現実をしっかりシビアに描いています。

水道事業独占

欧米企業が横暴な水道事業に着手。ただでさえ水を確保するのが困難なのに。自分たちで堀あてた井戸まで没収される。鍵をかけていた住民の前で鍵が壊され、新しい鍵に付け替ける企業。
このことで住民と企業側の闘争が繰り広げられるという状況です。

そんなボリビアのコチャバンバへ映画監督のセバスチャンとプロデューサーのコスタは映画撮影に訪れる。撮影費用の低コスト化のために、エキストラは現地住民を選ぶことに。そしてオーディション。

日当2ドルでエキストラを雇う。資金調達に四苦八苦だけにこの金額で製作コストがおとせる。ラッキーな話。

オーディション希望者が殺到、ひと悶着あるのですが、娘を出演させたいとゴネていた男、ダニエルに監督が目をとめます。

血気盛んなダニエルを見て、やめた方が良いと諌めるプロデューサー コスタ。

出資者の目を気にするコスタはダニエル採用に難色を示す。何となく物議を醸すようなキャラ。何か起こらないかと心配。

セバスチャンは彼の目には力がある!と彼を先住民のリーダー役に決めてしまう。

その予感は的中!実はダニエルは撮影の合間に水道事業の住民抗議行動の代表を務め、参加していたのだった。


ダニエル 凄い個性的な風貌。

映画の中身もキリスト教の布教活動、先住民を酷使した砂金の採取といった、スペインによる植民地化の歴史を描かれ、武力を背景にしたものです。先住民の子供を水に沈めたり、、、、。エキストラを演じる子供を持つ母親は演技だと分かっていてもセバスチャンの指示に逆らう。演技とは言え、納得がいかないようです。

映画の中では先住民の植民地への抵抗、そして現実の世界では、水道事業民営化への住民たちの抵抗。まるで2つの事が重なって描かれることで、同じ問題がクローズアップされているんですね。

素晴らしい作品だと思ったら、何と脚本はあの「麦の穂をゆらす風」等、ケン・ロ―チ監督作品で知られるポール・ラヴァーティでした。

 
先住民の子供たち。独特ですね。

 解説

2000年初頭にボリビアで起こった水道事業を巡る攻防「水戦争」を、映画スタッフの目を通して描いた社会派ドラマ。 劇中劇でコロンを演じたカラ・エレハルデは、2011年のゴヤ賞で助演男優賞を受賞

  También la lluviaEven the Rain

 

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アザ―・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!(2010)☆★THE OTHER GUYS

2011-09-21 | 映画:シネコン

評価:+5点=85点

Tジョイ京都にて鑑賞。

面白かった!これ最高で~す

実はウィル・フェレルの作品はまったく未見です。そしてあのマーク・ウォールバーグがコメディとは驚きました。ファニーフェイスでもない彼がコメディに出演するというのも意外でしたし、、、。どんな感じなのかなと興味もありました。

デスクワークが大好きな刑事・アレン、刑事なのに危険な場所に行きたがらない。何で刑事なったんだ?体はでかいのに情けないわと叫びたくなるところが何ともいえませんね

そりゃ相棒のテリ―にすればイライラしちゃうよね。


甚振りたくなるキャラですね(笑) 

イライラするにはちゃんとした原因があった。NY市警にはハイスミスとダンソンというスーパー刑事がいた。派手なカーチェイスや銃撃戦で、徹底的に追い詰めて犯罪者を捕えるという凄腕。その上マスコミ受けもよく、市民からも人気があったので、他の刑事にとっては、何とも羨ましい存在だったわけです。


ハイスミス(サミュエル・L・ジャクソン)とダンソン(ドウェイン・ジョンソン)

ところが何とこの2人、自分の力を過信しすぎて、あけっけなく殉職 あまりにもあけっけないもんでがっくりです。こんな凄い2人がすぐにスクリーンから消えてしまいました。

悲しみが癒えるまもなく、スーパー刑事の後釜を狙う奴らが・・・・。次期スター刑事の座を狙うのは、その他大勢のダメ刑事たちでした。

テリー・ホイツ(マーク・ウォルバーグ)ももちろんその座を狙っていた。

 
              

 コーヒーをかけられ

しかし、アレンのせいで、緊急無線が入っても出動できない。上司のジーン・マウチ警部(マイケル・キートン)や同僚たちからバカにされても、マイペースで屁理屈だけは一人前なアレン。

ストレス三昧のテリー、ある日アレンが珍しく腰を上げた。工事用の足場の設置許可を取っていないビルの建築主を摘発するという。地味な事件とはいえようやくのチャンス、テリーも一緒に出動し、建築主である大投資家アーション(スティーブ・クーガン)を逮捕する。

ところが、警察署に連行しようとしたところ、武装した側近が2人を取り囲み、アーションを連れ去ってしまう。身ぐるみ剥がされ、裸足で署に戻ったアレン&テリー、ジーン警部からは手を引くように命じられる。

手を引けと言われても、それでは納得いかないテリーは引き続き捜査を続行する。捜査をしていく内に大きな詐欺事件に行きつくことに。。。。

 アレンの知らざる過去も。

まさか真面目でダサいアレンがこんな人物だったの?!そしてびっくり仰天な私生活も。


何と妻はセクシーでナイスボディ♪ テリーも羨むほどの美女。

テリーは妻にほの字状態

ただアレンの乗る愛車はおよそアクションとは無縁のエコカー。日本車のプリウス 流れるバックミュージックもハードロックではなく、爽やかなリトルリバーバンド♪


気の毒にも愛車はこんなことになってしまうけど(笑)

過去の女の自宅に尋ねれば、えらいことに。思い切りねじ伏せられるアレンの姿に大爆笑!

  
警察官なのに、銃を撃ったことのないアレンは一発・・・・。実用ゼロの銃を渡されたり。

こんな調子ですが。気付かぬうちに巨大な陰謀に巻き込まれていくテリーとアレン。一体どうなるんでしょうか?

事件捜査の途中、愛妻シーラと、上手く行かなくなる場面があったりするも、愛を復活させるんですが。この復活劇もとんでもない感じで。

伝書鳩のように妻の母がえらいメッセージを言わされ、ついには母ぶち切れる。これはコント的な感じでなかなか面白かったです。

自然体でボケキャラがウィル・フェレルの良さかな?いやいやなかなか味があって良いです。 

 刑事もののパロディだが、テリーとアレンの2人が闘う相手がギャングではなく、金融界というのが今日風(goo映画)

なるほど今の時代に反映されたさまざまなことも要素に・・・・。

金融界のことは分からないけど、こういう楽しい作品に取り込まれていたら、馴染み安いかもしれませんね。

メディア 映画
上映時間 110分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(日活)
初公開年月 2011/08/20
ジャンル コメディ/アクション
映倫 G

解説(allcinemaより)

 「俺たちニュースキャスター」「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・フェレルと「ディパーテッド」「ザ・ファイター」のマーク・ウォールバーグという異色の顔合わせで贈る痛快アクション・コメディ。安全志向でデスクワーク好きの引きこもり刑事と熱血漢の空回り刑事の凸凹コンビが、ひょんなことから金融業界に巣くう巨悪に立ち向かっていく姿をコミカルに描く。共演はサミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソン。監督は「俺たちニュースキャスター」「俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-」のアダム・マッケイ

公式ウェブサイト(英語)

公式ウェブサイト(日本語)

 

 

 

 

 

 

Comments (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリーン・ランタン(2011)★☆GREEN LANTERN 2D字幕版

2011-09-19 | 映画:シネコン

 彼らの“光(リング)”が宇宙の“闇”を照らす!

評価:+5点=55点

MOVX京都にて鑑賞。ライアン・レイノルズがついにヒーローになったか・・・。

男前なんだけどね、ちょっと弱そうな感じ(笑)。いやそれが主人公ハルと重なるから、OKなのかな。

本作はマーベルコミックと並ぶアメリカ、DCコミックのヒーローものだそうです。

グリーンの指輪がヒーローを選び。そしてそのお眼鏡にかかったのがライアン演じるハル・ジョーダン。

グリーンランタンとは宇宙警察機構という組織。あちらこちらの星から有能な勇者を選びグリーン・ランタンの戦士に迎える。

そして選ばれた戦士が悪を滅ぼすために活躍するという話。


見習いパイロット、ハルはアビン・サ―を助ける。

命の恩人?(後に死去) アビン・サ―がリングに勇者を選べといったら、ハルが選ばれた。一体どうしてハルが選ばれたんでしょうね。

理由は分からないけど、とにかくハルはグリーン・ランタンに見染められたということだ。理由なんてあってないようなものかも。


このグリーンの物体に指輪かざすとハルはヒーローに変身!


格好良い!


案内役のトマ・レー(声:ジェフリー・ラッシュ)から、心に描いたイメージを物体化するパワーリングの使い方を指導されるが、意志の力が弱いハルはうまく操れず、訓練係のキロウォグ(声:マイケル・クラーク・ダンカン)に叩きのめされる。

ハルを取り巻く人物

ヒーローには美女がつきもの。そうハルの恋人、キャロル


キャロルには今が旬の女優 ブレイク・ライヴリー

美しいし可愛い 同性ですが、彼女の魅力にうっとりです

ヘクター・ハモンド博士にはピーター・サースガード アマンダ・ウォラー博士(アンジェラ・バセット)

ヘクターは生物学者で、ハルの恋人キャロルに好意があったが、見向きもされず、ハルへの嫉妬も。


ロバート・ハモンド上院議員にはティム・ロビンソン。何とヘクターの父役なんだって!
いやあどう見ても親子関係には見えないわ。

ヘクター老け過ぎ(笑) 

マーベルコミックより地味な感じですね。

グリーン・ランタン集団等キャラの紹介 そんなにインパクトがない?


グリーンランタンのリーダー シネストロ。誰かと思ったらあのマーク・ストロングでした。

ハルが勇者に選ばれたことに、何かの間違いじゃ?と・・・。まあ確かにね、言われてみると。しかし指輪が選んだということは、ライアンいやハルでOKなのかなあ。


そしてグリーン・ランタンメンバー トマ・レ―(声)にはあのジェフリー・ラッシュ

 
キロウォグ(声)にはマイケル・クラーク・ダンカン

 
伝説の戦士 アビン・サ―(テムエラ・モリソン)

 
そしてこの化け物 パララックス(クランシ―・ブラウン)、最も危険な敵 
アビン・サ―を攻撃して殺した張本人です。



宇宙の“ガーディアン”のお偉方のようですが、、、、。名前は分かりません。

さてアビン・サ―の遺体は政府に回収され、生物学者ヘクター・ハモンド(ピーター・サースガード)に調査が依頼されることに。だが父親のロバート・ハモンド上院議員(ティム・ロビンス)のコネだけでトップシークレットに関わることになったヘクターは何ひとつ解明できない上に、解剖中パララックスの細胞に感染してしまう。

 
元々酷いのに、感染したことでこんなさらに酷い風貌に・・・・。

パララックスに感染したヘクターは大暴れ。愛おしのパパにまで手をかけてしまう。キャロルへの想いも絡み、ハルに攻撃を始める。

 あらすじ(allcinemaより)

数十億年前、宇宙最強の力を手に入れ守護者となった不死身の種族が創設した宇宙警察機構“グリーン・ランタン”。その一員たる勇者は、強い意志を持ち恐怖心を克服できる者だけを選び出す宇宙最強の万能武器“パワーリング”により様々な星から厳選され、宇宙の均衡はそんな彼らによって保たれていた。だがある時、伝説の戦士アビン・サーに無人の星へ封じ込められていた最大の敵パララックスが復活。その復讐を受け、致命傷を負ったアビン・サーは後継者を求めて飛び立つ。やがて辿り着いた星は、未だかつて誰ひとりグリーン・ランタンの一員に選ばれることのなかった地球。そして、パワーリングが白羽の矢を立てたのは、腕は一流だが自信過剰でお調子者の戦闘機テスト・パイロット、ハル・ジョーダンだった。“栄誉と責任ある役目”をハルに託し、息を引き取るアビン・サー。その後グリーン・ランタンの拠点である惑星オアに呼ばれ、図らずも背負ったその数奇な運命に翻弄されるがままグリーン・ランタンの一員として叩き込まれていくハルだが…。

こういうヒーローものってアクティブさが売り物ですが、終始ゆっくりしたテンポで進んで行く。かなりゆるいですね。

 
ラブラブモード あわよくヒーローに抜擢されたハルはキャロルの心を独占出来てラッキーでした。

解説(allcinemaより)

 アメリカDCコミックの人気ヒーロー作品を「[リミット]」「あなたは私の婿になる」のライアン・レイノルズ主演で実写映画化したSFアクション・アドベンチャー。銀河の平和を司る宇宙警察機構“グリーン・ランタン”の一員に選ばれた男が宇宙存亡の危機に立ち上がり、最大の強敵との壮絶な戦いに挑む。共演にTVシリーズ「ゴシップガール」のブレイク・ライヴリー。監督は「007/カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル。

    

公式ウェブサイト(英語)

 

 

 

Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄色い星の子供たち(2010)◆◇LA RAFLE.

2011-09-16 | 映画:ミニシアター

 原題:一斉検挙

評価:+5→65点

京都シネマにて鑑賞。

1942年夏、ナチス占領下のパリでフランス政府によって行われた史上最大のユダヤ人一斉検挙「ヴェル・ディヴ事件」の映画化。

それにしてもナチスドイツってえげつない。何処までやるんだ!!ホロコーストの恐ろしさをまた感じました。

ただあまりリアルさをそんなに強く感じなかったんですよ。この手の作品はかなり作られているから慢性化しているのかしら?


この子が凄く可愛いかった。いくつぐらいなのかな。調べたら双子ちゃんだそうで。メラニー・ロラン演じるアネットとの微笑ましいシーンに和まされました。


主人公の少年ジョーと家族を含む1万3000人のユダヤ人が一斉検挙される。

ジョーを演じたユゴ・リヴェルデ君は200人以上の子供と面接された中から抜擢された11歳の男の子だそうです。


ジョーのモデルとなったジョゼフ・ヴァイスマン氏(80)が来日され、当時のことを生々しく語られています。下記をご覧下さい。

 

黄色い星のマークを胸につけられている子供たち、卑屈になることなく、毎日を楽しく生活していた。冒頭は屈託なく遊ぶ姿がほんわかとしている。まさか後半あのような展開になるとは思わない。着実に彼らに危機が迫っていたのだ。

しかし胸痛むよね。胸にユダヤ人ですという印をつけられるなんて、、、、。まさに差○的扱いです。もうこれだけでも人道的なものを感じられない。酷い話です。人間が人間を軽視するなんて何てことなのでしょう。


シモンとシモンの弟ノノ

彼らの母親役には、シルヴィー・テステュが演じていた。だけど途中亡くなってしまう。ノノは母が死んだことは最後まで知らず。

ユダヤ人だという事だけで、何も罪がないのに、迫害されるなんて本当に腹立たしい。こういう作品を観るにつけ、悲しいです。

1942年、パリ。少年ジョーの家は貧しかったけど、優しい両親や姉妹たちに親友シモン兄弟と幸せに暮らしていたが。その影ではナチス・ドイツの支配下のフランスでユダヤ人迫害政策を推し進める動きがあった。

ヒトラーはフランス政府にユダヤ人を引き渡すよう要求。それを受けてラヴァル首相はパリ地区の外国籍のユダヤ人2万4000人の検挙を決定する。当初ドイツ側は子供を除外する提案をしたようだが、、、、。

何と孤児の面倒を見切れないことから、ラヴァルが反対したんだって!信じられない話です。そりゃフランス政府は1995年まで「ヴィジー政権はフランスではない」として一切責任を認めようとしていなかったはずだ。

人の命を何と思っているんだ!面倒見切れないという理由で?

7月16日午前4時、女子供もあわせて1万3000人のユダヤ人が検挙され、ヴェル・ディヴ(冬季競輪場)に移送される。

  

赤十字から派遣された看護師アネット(メラニー・ロラン)が、ヴェル・ディヴにやってくる。数千人の患者に対し、医師は自身も検挙されたシェインバウム(ジャン・レノ)だけ、看護師はアネットを入れて6人しかいなかった。

 
実はメラニー・ロランの祖父も過去にアウシュヴィッツに強制送還されていた。それだけに本作への思い入れは半端じゃなかったようです。

突然、彼らはロワレ県ボーヌの収容所へ移送される。共に移動したアネットは、不潔で食料も乏しい環境に愕然とする。だんだん劣悪な状況に、、、、。

ユダヤ人と同じ食事を続け痩せ細ったアネットはその姿で知事を訪ね、食料の配給を受けることに。

 

その後も移動となる。但し大人のみ。ここから先は映像として映し出されることはない。そして運命の分かれ道。

 

ジョーの母は、彼にこう言う。「生きて!」と・・・・。

残されジョーは、ノノをおぶって脱走しようとシモンを誘う。シモンは腹痛のため、行けないと伝える。結局ジョーは他の少年と有刺鉄線をくぐり抜け、脱走することになる。

ジョーはラッキーだった。しかし、移動した大勢の子供たちには苛酷な運命が待ち受けていた。

命拾いしたジョーだけど、彼の心の中には死んで行った家族や友人への思い、そしてユダヤ人だから迫害を受けたというその現実にかなり苦しんだようだ。

11歳の少年にはあまりにも苛酷すぎる現実である。

 

 解説(allcinemaより)

1942年、フランス政府がナチスに荷担し行った史上最大のユダヤ人一斉検挙事件を巡る衝撃の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。元ジャーナリストのローズ・ボッシュ監督が、歴史的資料や生存者への丹念な取材を通して明らかとなった事実を基に、最愛の家族と引き離され強制収容所へと送られた人々の過酷な運命を描く。出演は「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロラン、「レオン」のジャン・レノ。

さて、京都で来年公開予定の「サラの鍵」も同じヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件をベースに描かれた作品だそうですが、さてどんな作品なのでしょうね。

  約束して。必ず、生き抜くと。

公式ウェブサイト

ちょこと感想追記です:ホロコーストの恐ろしさは感じるんですが、どうもリアルさが感じられず。それは何故なのか?分からないんですが。実話ベースであるにも拘わらず、フィクションぽく思えたのは何で?

 

 

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル(2010)★THE SON OF NO ONE

2011-09-15 | 映画:ミニシアター

  揉み消された二つの事件 鍵を握るのは“相棒”

評価:→50点

9月3日から公開、京都みなみ会館にて鑑賞して来ました。アル・パチーノ、ジュリエット・ビノシュとかなり豪華キャスト。しかし内容は意外にも薄っぺらいような感じ。

主人公はチャニング・テイタム演じる警察官のジョナサン・ホワイト。

男の子がドラッグ常習犯らしき人物を風呂場で射殺する場面があったりします。初めはこの男の子とジョナサンがどういう関係なのか?気づかず・・・・。

しばらくして男の子はジョナサンの少年時代だという事がわかる。要するにジョナサンの過去がどうだったかという事が説明されていたんですね。私、鈍感なのかな?

もう少し説明する場面があると良いのに。

ジョナサンは過去に2人の人物を殺してしまっている。正当防衛に近い。でも殺人には違わない。そんな殺人を起こしているにも関わらず、事件に立ち会ったスタンフォード刑事(アル・パチーノ)はジョナサンの父(殉職)とかって同僚だったことから、この2つの事件の真犯人であるジョナサンを黙認した。 

 
ジョナサンが手をかけたことを感づいていながら、一応尋問する刑事。

結局この事件はお蔵入り。その後何事もなかったように成長、そしてジョナサンは警官になる。

 

 妻子と平和に過ごしていたジョナサンは犯罪の多いクイーンズ地区に異動となり、片道2時間かけて通うことになってしまう。


クイーンズは、ジョナサンが少年時代を過ごした場所でもある。



ジョナサンの妻にはケイティ・ホームズ。


その時の記憶がトラウマとしてジョナサンを苦しめる中、何者かの脅迫状によって、誰も知らないはずの2つの事件が蒸し返されようとしていた。

警察のスキャンダルに神経をとがらせる上司マサーズ警部に命じられ、脅迫状の犯人捜しと新聞記事のもみ消しに躍起になるジョナサンだったが…。

 
新聞記者ブリッジス(ジュリエット・ビノシュ)

 ブリッジスは応じない。(その記事こそ、16年前にジョナサンが引き起こした後に闇に葬られた2件の殺人事件の事だった)
このままではジョナサンが犯人だということがばればれに。

これは警察としても現職警官が殺人犯だと公表されるとヤバい。何とかブリッジスの口を封じこめないと、、、、。

ということで、まもなくブリッジスは何者かによって殺されてしまう。ジュリエットの出番はここまででした。

 追い詰められたジョナサン、16年前の事件以降縁切りしていた公営住宅に戻り、昔の知人たちと再会。そしてこの事件を一番知っている親友ヴィニ―に会う。つまりこの事件の真相を知っている彼が多分脅迫状の差出人ではないか?と、、、、。


何とジョナサンの事件をもみ消したあの刑事が現れる!?そして当時の自分が取った行動の正当性を強調。

その横には上司マサ―ズ警部が・・・・。

これはジョナサンをかばうわけではなく、むしろ警察の汚名がつかないようにというための組織ぐるみの手段なんでしょうね。

 

情けは人のためにはならず?でもないか。スタンフォード刑事がこんなことをせず、ちゃんとジョナサンに過ちに対して決着をつけるべきだったのです。


ヴィニ―はお気の毒でした。

というような内容なんですが。豪華俳優陣登場させている割には、それぞれの役は何かお粗末な気がします。要するにせっかく素晴らしい役者さんを起用しているんだから、それを十分活かせて欲しいものだと思いました。

アル・パチーノは前半と後半だけ登場。重要な役どころのようではあります。でもアル・パチーノがどうしてもやらなくてはならないほどでもない気もしますし。。。。。

ジュリエット・ビノシュにしても必ず彼女でないとダメだという役でもなかったし。。。。。

解説(allcinemaより)

 ニューヨーク市警の若手警官が、自らの少年時代の苦い過去と警察内部の腐敗の中で追い詰められていく姿を描いたサスペンス・ドラマ。主演は「ステップ・アップ」のチャニング・テイタム、共演に「コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら」のトレイシー・モーガン。また、アル・パチーノ、レイ・リオッタらベテラン俳優陣が脇を固める。監督はこれが長編3作目のディート・モンティエル。

ところでジョナサンの子ども時代を演じたあの男のこ、何処かで観たような?

メディア 映画
上映時間 95分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(日活)
初公開年月 2011/07/09
ジャンル サスペンス/ドラマ/犯罪
映倫 PG12
揉み消された二つの事件

公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする