銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

明日から、京都駅ビルシネマ・フランス映画祭♪そして・・・・。

2008-08-31 | 映画全般

また暑さが戻ってきたようですねいよいよ明日から9月です。先日お伝えしたグループ展も、明後日より始まります。そんな中、京都駅ビルでは明日から28日(日)まで、駅ビルシネマ・フランス映画祭が始まるのです嬉しいけど、展覧会もあるのでちょっと一週目は観に行けません。残念です。今回の企画は京都みなみ会館が企画協力されているそうです。みなみ会館は京都のミニシアターの本家?みたいなところで、実は私も会員登録して、利用させて頂いているところでございます。

京都にはこの他、京都シネマ、新京極シネラリーベがあります。この3つのシアターは、横のつながりもあるようで、いずれかのシアター会員ならちょっと割引がききます。ほんの少しだけれど

と少しお話が横にそれましたが、とにかく明日からの駅ビルシネマ・フランス映画祭、古い映画から最新作までを約1ヶ月、盛りだくさんのメニューで観れますので、ぜひおいで下さいと言いながら、明日私は「ハンコック」を鑑賞する予定です(何のこっちゃ)

 

駅ビルシネマ・フランス映画祭

 

RCS(京都みなみ会館)こちらからも映画祭の詳細が分かります

 

そして、明後日からは、私も参加しております、ENNEN FACTORY 銅版画展が始まります。もし京都においでになることがありましたら、覗いて見て下さい。

会期日時:2008年9月2日(火)~9月7日(日) 12:00~20:00(最終日は19:00迄)

場所:平安画廊 中京区寺町三条上ル西側

 

 

 

 

 

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ブレス 今回のキム・キドクのラブワールドは天国と地獄・・・・・。

2008-08-29 | 映画:ミニシアター

二人のブレスが交わったら・・・・・?!

 

8月23日上映開始になった大好きなキム・キドクの最新作「ブレス」を鑑賞。「闇の子供たち」で、京都シネマは大入り満員。この作品は、そんなに多くないので、ゆったりと鑑賞できて良かった。

 

キム・キドク独特の不思議な世界にまたもや遭遇した。今回も監督は観客の期待を裏切らないありえないような物語こんな愛の世界ってありなのか???愛欲の果ては本当に地獄が待っていた!恐ろしくも果敢ない物語。いやいや凄いです。

 

○殺未遂を繰り返す、ある死刑囚の吐息(ブレス)ーーーー

ハンソン刑務所、その極寒の監房の中・・・・。刑の執行が間近となった死刑囚のチャン・ジン(チャン・チェン)は鋭い錐で喉を突き、自○を図った。しかし一刻も早く死のうとする努力もむなしく、声を失っただけで、再び刑務所に送り返されてしまう。そこでは彼を愛する若い囚人が、彼を温かく包もうと待ち侘びていた。しかしチャン・ジンにとっては残されたわずかな“生”は何の未練もないものでしかなかった。

 
チャン・ジンを愛する若い囚人、彼の行動は本当に怖いくらいの愛情を示していた!

 

夫の浮気で人生が狂い始めた、ある主婦の吐息(ブレス)・・・・・・・

夫と幼い娘と一緒に、裕福でモダンな家に暮らす主婦のヨン(チア)。何の不満もないように思えた彼女の人生は、夫の浮気を知ったことで狂い始めた。浮気がばれても、まったく悪びれた様子のない夫に、激しい怒りとやるせなさを覚えるヨン、そんな中、偶然テレビのニュースで死刑囚、チャン・ジンの○殺未遂を知ったヨンは、彼に不思議な同情を覚え、彼に会うため刑務所に向かった。

 

二人の“ブレス”が交わったとき、天国と地獄が始まる。。。。。。。

ヨンは、チャン・ジンの昔の恋人だと言い張り、保安課長の許可をもらって、面会を果たした。見知らぬ女の面会に戸惑うチャン・ジンに、ヨンは幼い頃に経験した死の瞬間を告白。9歳のとき、水中で息ができなくなり、5分間、臨死体験をしたのだ。自らの体験を語ることで、ヨンは閉ざしていた心が次第に開かれていくのを感じいた。

面会後、ヨンはチャン・ジンのため自分が何をしてあげられるか探し始めた。そして考えたのは、彼に四季をプレゼントすることに。

春模様の壁紙を貼って、春服を着て、カセットテープから流れる春の歌にあわせて、歌い踊るヨン。

 

 

  そして秋・・・・定期的にチャン・ジンを訪ねては、季節を彼に贈り続ける〈写真付き〉 それは死ぬこと以外に何の希望のなかった彼にとって、生の温もりを吹き込む行為となった

やがてこの出会いが繰り返されるうちに、二人には単純な欲望以上の感情が芽生えていく。しかし死刑間近のチャン・ジンにとって、ヨンを愛することで生まれた死の恐怖は、まさに生き地獄ともいえる苦痛を与えるものだった

 

 キム・キドク監督、保安課長役で登場!

常にモニターで保安課長が監視、面会場所にも監視員がいるという状況にも関わらず、二人の感情は見る見るうちに頂点に達する刑務所という特異な場所でのは誰しも考えられない想定だろう。不思議な世界だと思った。

 

 季節はずれの衣服で外出するヨンに不信感を抱いた夫は、彼女の後を追うのだった。

 

そしてこの二人の関係を知ったヨンの夫、二人のを邪魔し始めるのだが?

 

ついに最後の一線を、この場所で越えるのだ。チャンの気持ちは、このことによって死というものが恐怖へと変わる!!!!!

面白い設定だ。まさにありえない二人の愛、本来ならチャンとヨンが出会う必然性もないのに出会うなんてね。夫に浮気された女がテレビのニュースで知った男に会いに行くというのも何か奇想天外?にも思えるのだが、でも何か引きつけられるのだ。度肝を抜くというような驚きではないけど、この映像に惹かれるのは何なんだろうか?

 

 

ネタばれになりますが・・・・・。このシーンがまた驚き!愛するがゆえに、若い囚人はチャン・ジンに手をかけてしまうのだ。凄い緊張感を感じるシーンだヨンとチャンの関係に嫉妬した男の気持ちがヒシヒシと伝わるも、やっぱり怖~い

 

言葉を失った死刑囚を演じたチャン・チェン、台湾映画界のプリンス。言葉のない役を表情や動きで見事に演じていた今回の役の名前、チャン・ジンは韓国語で、チャン・チェンだそうだ。キム・キドク監督とのコラボが実現した。

 

ヨン役、チア 今回でキム監督作品3作目となる。02年の「コースト・ガード」のオーディションで、キム監督に見出される。

 

ヨンの夫役 ハ・ジョンウ 前作の「絶対の愛」、キム監督作品にも出演。

 

若い囚人役 カン・イニョン、ソフトな容貌から第二のパク・ヘイルと呼ばれている。

 

※何とこの作品を前作「絶対の愛」の計17回撮影回数をさらに下回る10回の撮影で本作を完成させたそうだ。15日間で撮り終えるため、シナリオを20回以上修正したということだ。

 

ブレスオフィシャルサイト

 

追記:オダギリジョーとキム・キドク監督による新作『非夢』 が年内公開されるそうです。詳細はこちらをご覧下さい。

 

  

 

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闇の子供たち 初日は阪本順治監督の舞台挨拶がありました!

2008-08-25 | 映画:ミニシアター

 

 

アジアの現実を直視することが、今の私たちには必要なことではないか?

 

8月23日、京都シネマにて鑑賞。実はこの日は、キム・キドク監督の「ブレス」だけ鑑賞する予定だった。この日の京都シネマはいつになく、物々しさを感じた。人が多いのも一つあったが、明らかに「ブレス」を鑑賞する人たちではない。実は観客の多くは、「闇の子供たち」を鑑賞する人だった。初めは何で?と・・・・・。そうだ!この映画初日に監督、阪本順治さんの舞台挨拶があることを思い出した。そうなれば絶対鑑賞せねば!と思い、チケットを購入して観ようと決意したわけである。

予告編で、重いテーマだと知っていたので、すぐに観ようか?どうか迷っていたのもありましたが、やはり監督のお話を聞きたいと思った。

テーマは人○売○、臓器売○・・・・・。値札のついた命、このコピーを見るだけで何かぞっとする。(申しけありませんが、gooブログは禁止用語があると、TBできませんのであえて○にさせてもらいます)

値札のついた命や人○売○等のターゲットになるのはすべて幼い子供たち!これがまさに今のアジアの現実なのである。

原作者は梁石日氏彼の作品の中では特別な作品だそうだ。親や社会から見放されて路上生活をよぎなくされているストリート・チルドレンは時々、メディアなどで取り上げられているかもしれないが、ぺトファイル(幼児○愛者)についてはあまり知られていない。私もこのことは、阪本監督のお話で初めて知った。突然作品の中での子供たちのもてあそばれるシーンが生々しく思い出され、なんともいえない消失感が心の中を襲う・・・・・。

アジア諸国では、麻薬、幼児売○、臓器○買といういまわしい取引きがされて、マフィア、警察、軍までが絡んでいるまさに闇の世界なのだ。それはまさに貧しい国と富める国との関係性なのだと。臓器売○の話について、私が仕事でお世話になっている施設のスタッフさんに、実際にこのことがあるのか?聞いてみた。実は毎年タイでの研修を実施されているので、足を運んでおられるからだ。このことははっきりとした状況は掴めていないとのこと。買○については事実である。きっと観たくないと思う人が多いかもしれない。でも観て欲しいと思う。この現実を私たちは知らなければいけないのだ。何故なら、これに絡んでいるのは日本人観光客である。他の国以上に多くの日本人がツアーを組み、子供たちを○春している現実があるそうだ。この衝撃がさらに、私の心をグサリとえぐった。

 

ストーリー

日本新聞社バンコク支局の記者南部浩行(江口洋介)が東京本社の社会部からあるネタの調査を依頼される。それは近く日本人の子どもがタイに渡り、臓器移植手術を受けるらしいという情報だった。闇社会の事情に通じるタイ人の知人に金を握らせた南部は、臓器密売の元仲介者に接触。その元仲介者から聞き出したのは、提供者の子供が生きたまま臓器をえぐり取られるという衝撃の事実だった。そのことを東京の社会部に報告した南部は、さらなる取材を決意するのだった。

そして同じ頃、若い日本人女性、音羽恵子(宮崎あおい)がバンコクの社会福祉センター〈バーンウンアイラック(愛あふれる家)〉に到着した。東京の大学で社会福祉を学んだ彼女はアジアの子供たちのために何かしたいという思いで、このセンターにやってきたのだ。それは音羽にとって本当の自分を発見するための旅でもあった。女性所長ナバボーンのスラム街の視察に同行した音羽は、そこでバンコクの貧民層の現実を目の当りにする!所長の気がかりは読み書きを教えていたアランヤーという少女のことだった。最近センターに来なくなったアランヤー、親に問いただすものの、仕事が忙しいからそれどころではないという。そんな矢先センターに南部が現れる。彼から聞いた子供の臓器移植手術の情報に聞かされた所長や音羽は戦慄を覚える。

実はアランヤーはチェンライの街の一角にある○春宿に売り飛ばされていた!マフィアが仕切るこの○春宿には大勢の子供たちが劣悪な監○部屋に閉じ込められていた。そして欧米や日本から来た幼児○愛者の相手を強いられている。客の要求を拒む子供は容赦ない暴力で痛めつけられ、病気で弱りきった子供は病院に連れて行かれることなく、物のように捨てられてしまう。

ある朝○春宿からトラックに乗せられた黒いごみ袋には、エイズを発症したヤイルーンという少女が包まれていた。

彼女の故郷は国境の向こうの美しい山間部の村。捨てられた彼女に入れ替わるように妹センラーもこの○春宿に・・・・。彼女もヤイルーンのように身を○ることになるのだ。

 

 ヤイルーンは故郷に戻るが、まもなく息絶える。

妹センラーの名を呼び続けながら両親は娘の最期を看取る。結局何も出来なかった。今も母が泣き崩れる姿が目に焼きついている。

そんなある日、アランヤーから助けを求めるがセンターに届いた。ナバボーン所長や音羽はチェンライに飛び、○春宿を探りあてるも、警察は証拠不十分として動こうとはしない。自力でアランヤーを救い出そうにも、マフィアの監視の目を妨げられどうすることもできなかった。

臓器○買のことで、南部と音羽は東京へ飛ぶ。そしてそのネタを拒んだ清水と合流することに・・・・。梶川(佐藤浩市)という商社マンの自宅を訪ねる。梶川こそ、タイで手術を受けようとしている子供の父親だった。取材は音羽の「人の命をお金で買うんですか」という叫びで、決裂してしまう。音羽の願いはまさに命の危機にさらされている子供を助けること!!そんな音羽に、南部は「ひとり救っても新たな犠牲者が出る。それを食い止める方法を見つけるべきだと主張。子供を救おうという目的は同じでも、二人の間には決定的な亀裂が生じていた。

やがてタイに戻った音羽は無力感に打ちのめされながらも、チェンライの○春宿から新たに捨てられたごみ袋から、病に冒されたアランヤーの救出に成功した。

 

一方、南部はバンコクで日本人のフリーカメラマンの青年与田(妻夫木聡)を協力者として迎え、臓器提供者の子供が病院に連れて来られる決定的瞬間を撮影しようと試みる。しかしマフィアチットに拳銃で脅かされ、子供たちを救おうという思いと心に潜む闇との間での葛藤に苦しむ

 

 

臓器提供者の子供は、ヤイルーンの妹センラーだった可愛いピンクの洋服の姿を見て、チットは「よく似合っているよ」と最期の言葉をかける。センラーは自分の身に何が起こるのかも知らず・・・・・。このシーンは辛い何でこの子がこんな目に合わなければいけないのか。大人の醜い欲望のために踏みにじられるなんて・・・・。

 

子供はこの後、どうなるのかも知らず。本来なら未来のある子供たちに待っているものは、大人の玩具なのだ。人間への尊厳はないのか?物として扱う大人たちの気持ちは一体どうなっているのか?まさに人間の心なんか無いに等しい。

 

音羽は自分なりに一生懸命、子供たちを守ろうとした。ラストは、南部と音羽の人生の明暗を分ける結果になる。

 

 阪本順治監督 タイロケについて少し話を聞かせて頂いた。昨年の4月から1ヶ月かけて現地で撮影。4月はこちらの夏同様かなり暑くて、若いスタッフは倒れたとのこと。子供たちは現地でオーディションで選ばれた。実際の状況も、彼らは知っていた。こういう現状で、こういう役を演じることもあらかじめ説明した。彼らはそれをちゃんと受け止めて演技に臨んだという。ただそれぞれの絡みはなるべく見せないように演技指導をされたそうだ。

豪華キャストがこれほどまで結集したのか?と驚きも感じますが。それはこちらを読んでいただければと思います映画評「闇の子供たちついて」

 

アジアの現実ということで仕事関係の仲間から教えて頂いたのが、タイにあるクロントイスラム、タイにあるスラムの現状です。それについてもこちらをご覧下さい。

 

闇の子供たち 公式サイトです。

 

 

 

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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

2008-08-22 | 映画:シネコン

 想像以上が、待っている

8月19日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。ポイントがたまっていたので、今回は無料で鑑賞しました。実はこのシリーズはまったく未見。いきなり“3”を拝見したというこの大胆な話なのですがシリーズをすべてご覧になられた方の感想は、前作までは妻役にレイチェル・ワイズだったのに、いきなりマリア・ベロに変ったので、違和感を感じたこと、また息子アレックスが大人になっての登場ということ、その割には主人公リックは年齢を重ねた様子がない?そりゃ何か変な感じがしてもおかしくないですよね。

 

私の場合はまったく知らずに鑑賞したから、違和感も感じず観れました。寝不足状態で行ったので、途中状態になるのではと思っていましたが、あまりのテンポの早さに目をグルグルまわしながら、観ることになり・・・・。寝られるような状態ではなく、画面を追いかけ続けました。

壮大なスケールで繰り広げられる映像に驚きやら、迫力を感じますが、ちょっと忙しいようにも思います。あれよあれよとお話は進んでいくもので、何がなんだか分からないというのがあります。鑑賞後、色々なサイトからあらすじを見て、なるほどこういうストーリーだったんだと・・・・・。

実はリックを演じているブレンダン・フレイザーという俳優さんもこの作品で初めて知ったようなことで、お恥ずかしいことです。リアクションの激しい人だななんていう印象です。オーバーなのでしょうか?はたまた目の演技が凄いのか?とにかく目がチャームポイントということですかね。

彼の目に私の目がいきますどうも目を見てしまうのだ!

何千体?いや何万対の兵馬俑もどきが呪いから解けて、・・・・・・・。列をなして歩く姿、見慣れた光景?のような気もしますが、これはCGと実写が使われているそうです。やはり迫力があって物々しさを感じますね。この辺は観ていてう~んと言わずにはいられないかな。

 

呪われた皇帝の復活 お馴染みバトルのプロジェット・リーが悪役で登場リックとアクションで一騎打ち

 

 

マリア・ベロ エヴリン・オコーネル

リックの妻で、レイチェル・ワイズに代わって登場どうなのでしょうか?レイチェルと比べてしまう方もおられると思いますが・・・・。マリア・ベロといえば、「ジェーン・オースティンの読書会」を思い出しました。

 

ミシェル・ヨー ツイ・ユアン

見覚えがあるのだが?全然思い出せなくて、調べたらあの真田広之やキリアン・マーフィと共演した「サンシャイン2057」だった。今回はジェット・リー演じる皇帝にに愛されるも、彼の部下と恋に落ち、皇帝の憎しみをかってしまう悲劇の女性。

皇帝率いるミイラの兵馬俑もどきに対抗するために、部下率いるミイラ軍団を蘇らせるまさにこのシーンはその蘇らせる寸前。

 

ルーク・フォード アレックス・オコーネル

オコーネル夫妻の息子、中国で発掘をしていて、皇帝の墓を発見した。突然息子は大きく成長したので、前作までご覧になった方はさぞただろう。

 

解説&あらすじ(goo映画より)

幸福だが退屈な日々を過ごしていたリックとエヴリンの夫妻は、秘宝「シャングリラの眼」を届ける任務を受け、一路上海へ。ジョナサンや息子アレックスと再会し、アレックスが発掘した皇帝のミイラを見学しに向かうが、皇帝の復活を目論むヤン将軍に襲われてしまう。「シャングリラの眼」を手にしたヤン将軍は、秘宝の力で皇帝のミイラを目覚めさせることに成功。リックたちは謎の女性リンと共に逃亡した皇帝とヤンを追うが……。

中国を舞台に繰り広げられるハムナプトラシリーズの第3弾。ミイラから復活して世界の征服を目指す皇帝を打ち倒すため、リック、エヴリン、アレックスのオコーネルファミリーらが立ち上がり、戦いの中で親子の絆を深めていく。今作で監督は『ワイルド・スピード』のロブ・コーエン監督にバトンタッチ。CGをふんだんに使用し、雪山の戦闘など、迫力あるテンポのよいアクションを演出した。復活した皇帝を演じたジェット・リーはさすがの存在感を見せ、強敵として立ちはだかる。ブレンダン・フレイザーやジョン・ハナといったおなじみの顔に加え、マリア・ベロ、ルーク・フォードら新たに加わったメンバーが活きのいい演技を見せている。

 

さてさてそんなことで、前作も観ずにいきなり鑑賞したハムナプトラシリーズ3、良かった?面白かった?微妙なところですが・・・・・。とにかくこともなく最後まで鑑賞できて良かったっていうのが感想かな。

 

公式サイト(英語版)

 

 

 

 

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たみおのしあわせ♪生真面目青年をオダジョーが演じる!

2008-08-20 | 映画:ミニシアター

 結婚しても、しなくても、どのみち君は後悔することになる。ーーーーソクラテス

真面目でダサい青年を味わい深くオダジョーは演じていました。後悔かあ~~!生きていることさえ後悔していることもあるようなときもあるような(笑)

ということで、オダジョーの新作「たみおのしあわせ」。8月14日の夕方、京都シネマにて鑑賞。お盆休みの真っ只中に行って来ました。

 

今回はオダジョーと原田芳雄が親子で共演です。しかも父子家庭という設定。生真面目な青年民男を自然体でしかもコミカルにオダジョーは演じていましたね。それに対して、父伸男役の原田芳雄も一見子どもの幸せを一途に思うお父さんってイメージなんだけど、その裏では、勤務先の宮地(大竹しのぶ)とラブラブで。上手くやっているちょっとやるじゃんおっさんという、そんなニつの顔を持つ役です。

 

たみおを何とか結婚させたい父、そりゃ、できるなら結婚したい、息子

 

さてしあわせとはなに?たみおと一緒に考えよう!うんうん興味あるキャッチコピーです。

神崎民男(オダギリ ジョー)は、とある郊外の町で父伸男(原田芳雄)とともに暮らしている。2人が住んでいるのは亡き母の実家で離れには、医者の祖父が使っていた診察室が残っていた。

民男は女性との付き合いがあまり得意ではない。そんな民男は父が勤める会社の社長の紹介で見合いをしたばかり。相手の瞳(麻生久美子)はちょっとワケありの風情が漂う美女デートでも巧みにリードする。父伸男とも話を上手く合わせる。

そんな瞳から、プロポーズの言葉を先に切り出され、ちょっとたじろぐ民男我に返った民男は家まですぐに父に縁談がまとまったと報告伸男はこれで社長に面子が保てると、ホッと胸をなでおろした

神崎家は、伸男の家ではない。亡き妻の実家である。そこに息子民男と暮らしているわけだ。そして離れには医者だった祖父の診察室が残されていた。

そんな神埼家に怪奇現象が起こる。

怪奇現象その①消して外出したはずなのに、エアコンが付いていた?

怪奇現象その②部屋の中がタバコ臭い?

伸男の見解は、以前交際していた宗像(石田えり)が嫌がらせのため、に侵入したのではと思っていた。そんなこんなで、宮地のアドバイスで玄関の鍵を変えるんだけど・・・・・。

実は亡き妻の弟、透(小林薫)が天井裏に住んでいたのだニューヨークで一旗揚げるはずが、失敗して舞い戻ってきたというのだ。

でもタバコを買いに出たところで、近所の老人に見つかってしまうことに。その後はその老人たちと関わることになり、離れの診察室を貸し出すということになっていく。宮地とは、神崎家に訪ねてきたことが縁で、となってしまう。伸男はそれを知らず、お気の毒ってところ。

宮地に振られたものの、民男の婚約者、瞳にもアプローチされたりと・・・・。民男とはまったく違いモテモテのおじさんである。

瞳自身も何を考えているのか?伸男にネクタイをプレゼントしたり、結婚式当日伸男に肩を寄せるなどと不可解である。その一方、民男に「私のこと、ちゃんと見ていてね」と言い、民男をその気にさせるのだから。

 この浴衣姿で瞳は、民男の心をパンチ!

宮地と伸男の交際を知った民男は、自分同様父も結婚して幸せになってほしいと願うだがある日診室が老人の利用場所となっていることを発見!そして宮地と透が付き合っているという事実をも知ることに父のことを思うとやるせない思いに駆られる民男だった。

いよいよ結婚式当日、何故か、宮地、透、宗像の姿もある。不穏な空気に包まれて挙式は始まる。

 

さてさてこれでいいのか?しあわせってなに?結婚ってなに?愛ってなに?そんな疑問が駆け巡る。そして民男、伸男が選んだ結末は???

 

そうこれです。もうお分かりですよね?民男の脳裏、伸男の脳裏に巡ったそれぞれのことはこのような結末へと・・・・・。

 

 解説&あらすじ(goo映画より)

父・伸男と2人暮らしの神埼民男はオクテで恋愛下手だが、最近お見合いした瞳とはうまくいき、結婚を目前に控えていた。一方伸男は部下の宮地と交際中。しかし民男の目を気にして、関係を秘匿していた。そんな中神埼家の天井裏に、ニューヨークから逃げ帰った親戚の透が居着く。透は偶然宮地に発見されてしまうものの、なんと2人は恋に落ちてしまい……。

お見合いをしてなんとなく結婚へと進んでいく息子・民男。部下とつきあいつつも息子の目を気にしてしまう父・伸男。そんな2人の関係を通して、しあわせのかたちをゆるゆると映し出していく、コミカルなドラマ。オクテな青年の民男を演じたオダギリジョーは、その格好良さを完全に封印。ダサいオーラを身にまとっての演技はなかなか新鮮だ。伸男を演じた原田芳雄も息子に弱い伊達男を好演。そんな2人の演じた親子の関係は、民男の婚約者・瞳をはじめ周囲の人々や出来事に揺れ動かされ続けながら、クライマックスで衝撃の展開を迎える。その姿は爆笑ものだが、同時に胸にちょっとだけ刺さるものを感じることになるだろう。

 

 監督は、あの岩松了さん。15年ぶりにメガホンを撮ったそうです。

岩松さん、この作品を持って、ニューヨークへ。詳細はこちら

 

公式サイト 

 

 

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ベガスの恋に勝つルール What Happens in Vegas 

2008-08-17 | 映画:シネコン

 ド派手なラブ・コメです。

8月13日、休みということもあって、東宝シネマズ二条にてこの映画を鑑賞。レディスディーで1000円、お盆休みのせいか、夕方なのにたくさんのお客さんでした。

キャメロン・ディアスは特に好きな女優さんではありませんが・・・。モデル出身ということで、やはりスタイルは抜群ですねハリウッド俳優の典型的なド派手な人という印象ですね。それに合わせてかのように、作品も超派手な感じですね。彼女の相手役ジャックには、アシュトン・カッチャーです。私が観た彼の作品は「ボビー」、「守護神」、どちらもシリアスな作品でした。今回のようなハチャメチャな役柄もそれなりにはまっているようです。何といってもやはり私生活での年齢を超えた結婚が話題ですよね。お相手はかってブルース・ウィリスの妻だった、デミ・ムーア。そういえば今回の共演者キャメロンも彼より年上ですから・・・・。

ということで、レビューからかなりそれたお話になってしまいましたが。

あらすじ・解説(goo映画より)

フィアンセにフラれたキャリアウーマンのジョイ。父親が経営する工場を解雇されたジャック。ウサ晴らしに親友とラスベガスにやってきた二人は、偶然知り合い意気投合!ゴキゲンでハメを外しまくるが、翌朝目が覚めると、なんとジョイの指には結婚指輪が…!!酔った勢いでの結婚、もちろんすぐ離婚するつもりだったが、今度は何の気ナシに回したスロットマシンが大当たり!転がり込んだ300万ドルのために、離婚するわけには行かなくなった二人は…!?

原題はことわざ「What Happens in Vegas,stays in Vegas」(旅の恥はかき捨て)から。出会ったばかりの人と、その日のうちにノリで結婚…なんてクレイジーな話も、ラスベガスが舞台なら“ありえそう”と思えてしまうのがスゴイ。全編ドタバタコメディに走りすぎず、この虚構と“ありえそう”の境界を、絶妙なバランスで綱渡りしていくラブ・コメディ。主演は“ラブコメの女王”キャメロン・ディアスと、彼女に負けないほどスウィート&キュートなアシュトン・カッチャー。性格もライフスタイルも正反対な二人の、おかしな共同生活を茶目っ気たっぷりに演じている。反目しあう二人が、いつのまにかお互いの奥にある素顔に惹かれていく様子も胸キュンもの。本物の恋を見つけるために、お手本にしたいラブコメだ。

 

まあこの結末も大体予測がつくというお話でした。何がポイントなのか?というと、行きがかり上夫婦として半年間暮らさなくなってしまった2人の生活に様々な問題が次々と発生するわけです。これは通常ありがちなことなのですが、別に愛し合ってした結婚じゃないだけに、相手の嫌な部分や性格、生き方の違いなどがやたらと目に付く

 

ジャックの場合 ① 家の中は散らかし放題 散らかした部屋の方が居心地がいい。      

       ② 結婚願望なし 自由な恋愛を楽しみたい。ボーイフレンドとしては

       ③ 仕事よりお気楽人生 出来ればラクして暮らしたい

       ④ プレッシャーに弱い

                      人生とは決断の連続。でもプレッシャーに
                      弱いカレはいざとなると逃げ腰に…。男と
                      してちょっと頼りにならない!?

       ⑤ とにかく子供っぽい

                 “少年っぽい”カレには母性本能をくすぐられるけど、
                 “子供っぽい”の線を越えると一気に恋愛対象外に!

            

ジョーイの場合 何事も完璧主義

①部屋の掃除のことからトイレの便座の上げ下げまで、細かく口うるさいカノジョ。自由奔放に生活してきた男性にとっては厳しい!

②仕事の鬼

仕事を頑張るキャリア思考のカノジョは輝いていて素敵。でも常に“仕事第一”じゃなくて、周囲のことをもう少し気遣ってほしいかも。

③いつもハイテンション

常に元気でパワフルなカノジョ。一緒にいるのは楽しいけど、時には安らぎも欲しいというのが本音…

④計画魔

“計画を立てるための計画”を立ててしまう程の計画フリーク。思っている以上に、男性は束縛されているように感じてしまうみたい。

⑤とにかく負けず嫌い

ついつい勝気になって前に出てしまうけど、実際、カノジョには敵わないので男性は余計にイライラ。でも恋愛には譲り合いが必須です。

というように、まったく何もかもが合わない二人が、半年間暮らしながら、スロットで手にした300万ドルを何とかものにしようと、お互いに妨害しながらバトルを繰り広げるという大変バタバタしたお話。さてさてその二人の恋の行方はどのようになっていくのか

楽しめるか?どうか?は観た人によって違うかもしれませんが、どうも今ひとつ盛り上がりがなかったと私は感じました。ちょっと全体に薄っぺらい出来上がりのようにも思えるのです。どたばた、ハチャメチャならとことんその路線で行けばいいのでしょうが・・・・・。どうもシリアスな恋にとたんに変身する!そのつなぎめが上手くいっていないように感じました。どうも流れが悪いし、歯切れも良くないなんて

 

この場面はとってもムード満点で良いのですが・・・・・・。彼女のこのドレス姿もなんだけどね。

 

結局はハッピーエンドとなるわけですが・・・・。このシーンでちょっとがっかり

ハチャメチャなウエディングにテンションが下がりました

いやはややはりラブコメってこんな感じ?なのか・・・・・。「近距離恋愛」の方が良かったと思うのですが。

 

公式サイト

 

 

 

 

 

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歩いても 歩いても・・・・・。

2008-08-15 | 映画:ミニシアター

 歩いても~♪歩いても~

このタイトルは、これだったのだそう、あのいしだあゆみが歌った「ブルーライト・ヨコハマ」。懐かしい~~

8月8日、京都シネマにて鑑賞。何が凄いって、樹木希林の演技だ漂々としていて、彼女の口から吐き出す言葉は結構怖いものがある。まあ演技なのだから、それをそのままストレートに受け止めることはないにしても。凄かったし、やっぱり役者としての存在感がと心に突き刺さった。無論彼女ひとりがそうではないけどね。彼女の娘役を演じたYOUも負けず劣らずである。まるで本当の親子のような自然体の会話だった。どこかの家庭にある家族の日常が目に浮かぶくらいで、「うんうん分かる!分かる!」と思わずうなずきたくなる。

是枝監督最新作「歩いても 歩いても」、ここまでシンプルな表現を、じわじわ感動させる作品はないと思う。きっと山あり谷ありというお話のほうが作りやすいだろう。

 

ということで、ちょいと簡単にあらすじを・・・・・。

夏の終わり、横山良多(阿部 寛)は15年前に亡くなった兄の命日のため、妻ゆかり(夏川結衣)と息子あつし(田中祥平)を連れて実家へ。良多は子連れのゆかりと再婚したばかりなので、渋々の帰郷車中で泊まらずに帰ろうなんて言い出す良多の複雑な心境もじわじわと伝わる。それにはわけあり開業医だった父恭平(原田芳雄)とのそりがあわないこともあるからだ。そしてそのうえ、失業中ということも重なってかなり気が重い唯一救われたのは、姉ちなみ(YOU)の一家も来ていたおかげ老いた両親の家には久しぶりに笑い声が響く一見和気藹々の一家かな?と思って観ていると、この家族の心のズレやわだかまりが次第に見えてくる。実は長男の死は病死ではなく、事故死だったということが話が進むにつれて解明される。

海で溺れた子どもを助けるために、溺れて死んだ長男。その助けられた子どもは今は大学生となり、毎年命日にお線香を上げに来る。汗をかきながら、就職活動しても、職が見つからないと屈託なく話すその男性、その姿を見ながら不満げな父親恭平、それに対して対照的な母としこ(樹木希林)、「来年も来て頂だいね。」と優しく声をかける。その男性が帰ると、家族間での様々なやりとりがまたなんともいえない。太ったその男性の食べっぷりに長女ちなみは「自分で持ってきた水羊羹を二つも食べるんだから!」と呆れた様子。良多は毎年やって来るこの男性の思いを察するかのように「もういいのでは?充分罪を償っているはず」と言う。そんな良多にとしこはどんなに償いっても、長男の死は浮かばれない。訪ねて来てもらわないと許せない。ちょっと記憶が定かではないが、そんな意味合いだった。子どもを失った母親の気持ちを鋭い言葉で語るところは、ドキッとする恨む親の心を垣間見るところだ。

 

 

食事作りをしながら、母娘は他愛もない話で盛り上がる。食事の準備をする母としこの手早さには目を見張る。きっと樹木希林自身も上手いに違いない

 

良多の家族は何となく家族に馴染めない感じ。居心地はちょいと悪そうだ?表面的にも何とか溶け込もうとするのが良く分かる。

 

長女一家は帰っていく。その後は良多一家と両親だけのひとときとなる。お風呂に入る際も、良多の寝巻きは準備されているが、息子あつしのものはない。ゆかりは疎外感を感じる。やはりただのお客さん扱い?と良多に気持ちをぶつける。この辺もありがちな話だなと思う。

突然家に舞い込んだ黄色いを見た母としこ「純平かもしれない?」と必死に追いかける姿、いまだに長男の死を受け止められないような気がする。かたや父恭平、向かいのおばあさんが倒れたことで、連絡あるがもう自分では対応できず、救急車を呼ぶことに。救急車で運ばれる際、救急隊員にアドバイスするも、聞き入れてもらえない。そんな老いた両親の姿を目の当りにした良多。

 

いまだに医者だった昔を忘れられず、診察室にこもる父恭平の姿も印象的だ。

 

そして家族は昨晩の出来事は何もなかったように、次の朝を迎える。

 

良多の家族と母としこ、長男純平が眠るお墓に・・・・・。ここでもとしこの言葉が何か怖い。ゆかりに向かって「もう子どもは産まないわよね」なんて。

 

いよいよ良多たちが帰るときがやって来た。バス停まで見送る両親、見送った後二人は長い石の階段を上がる後ろ姿がまた印象的。まさかこれが最後になるとは・・・・。

さてちょっとネタばれです。何年後か忘れましたが、両親は亡くなってしまいます。またこのお墓に良多の家族が墓参りに。家族は増えていました。まぎれもなく、良多とゆかりの間に生まれた女の子です。それぞれの姿は分かるけど、かなり遠くに映し出されていてはっきり顔は分かりません。あつしも大きくなりました。

 

ということで、家族の一日は大きな出来事もなく過ぎていくという、まさにどこかにありそうな家族と重なるそんなお話でした。久しぶりに聴いたゴンチチの演奏もいい感じです。

 

歩いても 歩いても 

 

是枝監督のインタビューはこちらからどうぞ

 

 

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THE DARK KNIGHT★★

2008-08-12 | 映画:シネコン

  

ヒース・レジャー、これが本当に最後の作品に・・・・・。

8月11日、MOVX京都にて鑑賞。昨日も映画館は多くの人でした。「ダーク・ナイト」もお客さん多いです。いい席はゲットできず・・・・。端っこの前の方でした。まあいいか主役のバットマンは前作に引き続き、クリスチャン・ベールです。なにやら、ベールは事件を引き起こしてちょいと警察ざたになったらしい?その後どうなったのかは知りませんが。

今回はバットマンの宿敵はジョーカーという得体の知れない人物、そのジョーカー役があのヒース・レジャーということで、公開前から楽しみにしていた作品です。だけど素顔のヒースはほとんど見ることはなく。顔全体が真っ白なので、ヒースとは分からないくらいです。

実はジョーカー登場には、前作「バットマン・ビギンズ」のラストで、当時警部補だったジム・ゴードン(ゲイリー・オールドマン)がバットマンに向かって「武装強盗、殺人の前科2犯、そして君のように演出を好む犯罪者がいる。」と言い、証拠品のトランプのジョーカーを見せた時から、すでにジョーカーの犯罪が始まっていたそうです。何とね観たのに覚えていない

前回同様、マイケル・ケインにモーガン・フリーマンという大御所。お馴染みゲイリー・オールドマン、そしてあのアーロン・エッカートにマギー・ギンレイホール(バットマンの恋人役)が初参加という凄い豪華なキャストです。ところで、ちょろっと一瞬、キリアン・マーフィも登場したのを皆さん分かりました?前作にも登場していたつながりでの登場だったようです。まるでエキストラですから、よく観ていないと分からないかも・・・・。

ところで、ヒースはこの完成を待たずに亡くなってしまったらしいです。何か辛いものを感じます。ラストの字幕にヒース・レジャーと特殊効果技師のコンウェイ・ウィックリフ(この撮影中に亡くなった)を偲んで二人に捧ぐと出たときは思わず涙が出てきました。本当に残念というしかないですね。

 

ストーリー

ジョーカーと名乗る究極の悪がゴッサムシティーに現れた。そして「犯罪こそが最高のジョークだ」と不敵に笑うその男は、銀行強盗を犯す際には部下ですら躊躇なく殺害するなど、殺人に対する抵抗がまったくない。犯罪を嬉々として楽しみ、他人を不幸に突き落とし嘲笑うことに喜びを感じる狂気の男である。一方、バットマンはゴードン警部補と組んでゴッサムに蔓延るマフィアを撲滅すべく奔走する。まずは資金洗浄を行っていた市内の銀行を次々に摘発し、マフィアの資金源を断つことに成功。「光の騎士」として尊敬される正義漢の検事ハービー・デントもそれに加わり、ゴッサムを平和な街にすべく奮闘する。ブルースはデントこそがゴッサムを平和に導く次代のヒーローだと確信し、バットマン引退を考え始める。その頃、ジョーカーはマフィアに接触し、全資金の半分と引換えにバットマンの殺害を提案する。だがジョーカーの本当の狙いは金ではなく、街に恐怖と混沌をもたらす事だった…。

遂に始まった、ジョーカーが仕掛ける生き残りゲーム、開幕の合図は「正体を明かさなければ、毎日市民を殺す」。というバッドマンへの脅迫。メインイベントは暗殺のオンパレード市警本部長や市長狙撃するが、失敗市長をかばったゴ-ドンが銃弾に倒れてしまう

ところが、ハービーは記者会見で、自分がバットマンだと発表。ジョーカー逮捕の囮となる。ハービーの護送車を追いかけるトレーラー中からジョーカーがバズーカ砲でバンバン撃ちまくる。それをバッドポッド追いかけるバットマン。

 

 

これがバットマンの新兵器 バットポットです

ジョーカーはに乗って・・・・・・。

 

とうとう二人は宿敵同士、正面から向き合った。一騎打ちの結末はバットマンの勝ちと思われたが

 

これでことはおさまることではなかった。それはジョーカーの用意した悪のフルコースの始まりに過ぎなかった

ハービーとレイチェルを誘拐し、別々の場所へ・・・・。バットマンが選んだ方だけが助かるという残酷な罠

入院患者で満杯の大病院の爆破宣言市民が互いに殺しあう殺人ゲームの参加を強制する犯行声明果たして生きて帰れる者はいるのか

 

ちょいとネタばれです。結局ハービーは助かるんですが・・・・・。炎で火傷を負い、顔半分は見るも無残な状態にそのことはハービーの精神的打撃となります。そしてついにトゥーフェィスに変身していきます

 

概要

コミックス版シリーズの連作『バットマン:ダークナイト・リターンズ』から継承されていたシリアスな作風である。

監督のクリストファー・ノーランや主演のクリスチャン・ベールら前作の主要キャストはほぼ続投。レイチェル役のみケイティ・ホームズからマギー・ギレンホールへと変更になった。

今作の悪役は、原作シリーズで最凶の敵と言われるジョーカーと、トゥーフェイス。ジョーカーを演じたヒース・レジャー2008年1月22日に本作の完成を待たずに急逝した。今作は彼と撮影中に亡くなった特殊効果技師のコンウェイ・ウィックリフ(Conway Wickliffe)に捧げられている。

前作からさらに向上した監督・脚本力、ダークな世界観、リアルな町並みとダイナミックな映像技術、急逝したヒース・レジャーを始めとする実力派俳優たちの演技により観客、批評家達からアメコミの域を越えたと賞賛され、近年稀に見る高評価を獲得している。

映画の冒頭シーンを含む6つのシーンではIMAX用の大型IMAXカメラで撮影された。これは劇映画では初の使用となる[1]

音楽はテーマ曲といえるような印象的な旋律を排したシンプルなものとなった。オープニングで使われた9分14秒の曲には、一つのテンポと2つの音で構成されている[2]。作曲を担当したのは、前作に引き続きハンス・ジマージェームズ・ニュートン・ハワード。 (Wikipediaより)

 

 キャスト・キャラクター紹介

 

 悪の根源ジョーカー(ヒース・レジャー)

主役のバットマンも食うほどの迫力声も本来のヒースとは思えないくらい、何か不気味な感じだった。本人もかなり役に入り込んでいたようだ。役作りに徹していたという。監督クリストファー・ノーランと話し合ったほど。たとえば、「時計じかけのオレンジ」のアレックスというキャラクターの影響について話したとのこと。

 

 バットマン/ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)

冷静沈着なバットマンを見事に演じるベール、「マシニスト」(04)が私には凄いインパクトがあります。365日眠らない男を演じたときは彼の面影はないくらいがれがれ状態まで痩せていましたね。

 

 ハービー・デント/トゥーフェィス

アーロン・エッカート 「サンキュースモーキング」で、ゴールデングローブ賞をゲット話し方に特徴のある俳優さんです。「幸せのレシピ」、「ブラックダリア」など最近色々な作品に登場!

 

 レイチェル・ドーズ(マギー・ギンレイホール

「ワールド・トレードセンター」「パリ・ジュテーム」でお馴染みの女優さん。特に美人な方ではないけれど。

 

 ルーシャス・ホックス(モーガン・フリーマン

71歳の今も現役俳優、事故で重傷だとか・・・・。大丈夫なのかな?

 

 アルフレッド(マイケル・ケイン ) 
「スルース」でも大活躍、キャリアは半世紀というまさに、大御所俳優

 

 ジム・ゴードン(ゲイリー・オールドマン

今回はかなりの活躍でした。ハリーポッターシリーズではお馴染みの方

 

クリストファー・ノーラン監督

 

※なかなか重厚な作品でした。アメコミがベースの作品ですが、そんな雰囲気を感じさせないですね。

 

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再会の街で・・・・。かなり前に鑑賞した作品

2008-08-09 | 映画:ミニシアター

アダム・サンドラー&ドン・チードル共演作。リヴ・タイラーも出演。「ハルク」に出ていたもので、リヴ・タイラーつながりで、この作品を紹介!

 

実はかなり前に鑑賞していたのにも関わらず、レビューせず、お蔵入りしていた1本です。今年の1月29日に、京都シネマで鑑賞しました。かなり反響のある作品だったようですが。確かにお話の内容は凄くいいのですが・・・・。何故か?いまいち乗れないのは何なのか

監督はマイク・バインダー。9,11の体験を元に生まれた作品だそうです。1日で全人生を失った人たちの姿が目に入ってきたと、マイクは振り返る。

9,11のあのテロ事件の模様が克明に表現されているものではありません。あの事件で、家族を失い、心に深い傷を負った男とそれを再生しようと助ける男の友情物語です。そういえば、最近観た「告発のとき」、「さよなら、いつかわかること」も9,11ではありませんが、アメリカが抱える戦争問題等などで人々に後遺症をもたらした作品でした。それらの作品とは少し表現が違うかもしれませんが、人間の病んだ心を詳細に訴えていた作品なのかもしれません。

 

9.11テロで妻子を失い心に深い傷を負って殻に閉じこもってしまった男と、彼の大学時代のルームメイトで仕事も家庭も恵まれた生活を送りながら満たされないものを感じていた男、そんな2人がニューヨークの街で偶然に再会し、再び友情を育んでいく中で、少しずつ互いの心を癒やしていく姿を切なく描いた感動ドラマ。主演は「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラーと「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル、共演にジェイダ・ピンケット=スミスとリヴ・タイラー。監督は「ママが泣いた日」のマイク・バインダー。
 ニューヨークのマンハッタン。歯科医のアランは、ある日、大学時代のルームメイト、チャーリーを街で見かけ声を掛けるが、彼は気づかずにそのまま去ってしまう。その後、アランは再びチャーリーと遭遇、言葉を交わすが、驚いたことに彼はアランを覚えていなかった。彼は9.11テロで最愛の妻と娘を亡くして以来、すっかり心を閉ざしてしまっていたのだった。そんなチャーリーのことが気がかりでならないアラン。彼自身は歯科医として成功し、美しい妻とかわいい娘2人にも恵まれ、幸せな人生を送っているかに見えたが、実際には公私両面で問題を抱え、苦悩を深めていたのだった。そんな2人は次第に一緒に過ごす時間が多くなり、ニューヨークの街をさまよい昔のように遊び回るようになるのだったが…。(allcinemaより)

 

iPodのヘッドフォンを付けて、原付キックボードで雑踏を滑り抜け、部屋に籠ればプレステに耽溺し、コミュニケーション不全に陥ったチャーリー

キックボードは日本ではあまり見かけないけど、iPodを肌身離さずいる若者は日本でも多い、それとやっぱりですかね。ある意味、いまどきの若い人もコミュケーション不全とはまでは言わないけど 、取ろうしない傾向はあるように思います。だからチャーリーの行動はそんなに欠落している状態なのか?どうか・・・・。と考えるとう~ん微妙です。それからプレステだって、大人も子どもも必死に食い入るようにやっている場面をよく見ます。遊ぶ相手が人間ではなく、機械?それはゲーム、ネットなど機械を媒体にしたものばかり・・・・。そういう私もパソコンを相手にしているわけですが(笑)

人間同士の関係が希薄になっているのは間違いないわけで。そんな心病んだチャーリーの状態をほっとけないとかってのルームメイト、アランは何とか助けたいと生活を犠牲にして救おうとするそうしているうちに、幸せなはずのアランも実は彼をヘルプしていくうちに、素の自分を出さず、生きたことに気づくのである。つまり二人にとって共に再生していくということなのだと・・・・・・。

アダムのヘアスタイルはディラン風だそうで、流れる音楽は70年代の

チャーリーを演じるアダム・サンドラーの出演作を観るのは実はこれが初めてです。またコメディアン出身の彼がこのようなシリアスな役はまったく初めてだとか?それだけに、今までの彼とは一味違う役に挑んだわけなのですね。彼を知っている人にとってはがらりと変った彼の姿にきっと驚いたことでしょうね

 

アランは何とかチャーリーを社会復帰させるため、精神科医に引き合わせようと試みるため芝居をするが見抜かれ、チャーリー怒らせてしまうことに・・・・。

 

一方アランがチャーリーのことに執心することで妻ジャニーンの不満を募らせるそして、「あなたは、チャーリーの自由を羨んでいる」と指摘それにはアランも返す言葉がなかった

 

遂にチャーリーはセラピーを受けることに同意アランの思いが通じたアランはアンジェラを紹介する。

 

若き女精神科医 アンジェラ(リヴ・タイラー)

彼女はチャーリーの心が開くのを待ち続けた。さて、チャーリーは話をしてくれるのか?

 なかなかいい作品なんですが。でもちょっと乗れなかったのは何故なのだろう?多くの人が絡み合いすぎてなのか?結構ごちゃごちゃしていたようにも思えるんですよね。もう少し二人に焦点を当てたほうが分かりやすいのではないでしょうか?

 

時間が経つと記憶が薄れてしまいますね。記事を書きながら映像を思い浮かべております。

 

オフィシャルサイト

http://www.sonypictures.com/movies/reignoverme/ (英語版)

 

 

 

 

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インクレディブル ハルク☆★

2008-08-05 | 映画:シネコン

 エドワード・ノートンがアメコミヒーローに・・・・・。

 

8月4日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。夏休みに入ったので、いつものような静かなシアターではありません。人・人・人!人だらけ・・・・・・。賑わっています。

 

マーベルコミックの人気ヒーロー「インクレディブル・ハルク」の映画化、そのハルクを演技派であるエドワード・ノートンが挑んだ。えぇ~~驚きですよね。ノートンのイメージから信じられないけど・・・・・。最初は少し抵抗もあったらしいです。でも違うことをやってみたいという時期だったようで、そんなときにこの話が舞い込んできたそうです。なるほどそういうきっかけだったのですね。

エドワード・ノートン、ヒーローにしては繊細な感じだけれど、よく観るとこのヒーローのもろさが、ノートンの持つ繊細さと合っているように思いました。実は個人的にはノートンという俳優さんも好きなので、新しいジャンルに挑戦するノートンにも期待して観にいったわけで・・・・。

そういえば、ティム・ロスも久々に観ました。今回はノートン演じるブルースの変身“ハルク”に対してのパワーに魅了され、自ら人体実験でハルクのように変化を遂げアボミネーションという姿になり、ハルクに戦いを挑むというブロンスキーという特殊部隊の兵士役。「海の上のピアニスト」での繊細なピアニストを演じていた彼の印象が強く残っていて・・・・・。今回の役はそれとは程遠いものでした。(ちょいとヨレヨレな感じでしたね)

疲れたティム・ロスだけど、モンスター願望も強い男を見事に演じていた。

さてこの映画のストーリーやエドワード・ノートンのこの作品への取り組みを交えながら、簡単に紹介?(いつも長ったらしいレビューなのもで)

出来るだけシリアスな方向にもっていきたいというノートンは脚本にも関わったらしい。若い頃に読んだコミックブックは漫画のような感じではなく、とてもリアルで大人っぽいファンタジーのように感じたと話す。これまで僕が観たヒーロー映画はあまり好きではなかった。ノーラン監督の「バッドマン ビギンズ」はこれまでのなかで最高のスーパーヒーロー映画だったという。

そんなノートンが演じた主人公、ブルース・バナーのストーリーはとても悲しい。科学者のバナーが、ロス将軍(ウィリアム・ハート)のもとで人体実験をしてた際、事故で多量のガンマを浴び、それ以来怒りを感じたりすると心拍数200を超えアドレナリンの分泌とともに約2.7メートルの巨大な緑色のモンスターに変身する体質となるわけだ。

そんなブルースの体質に注目したロス将軍は彼を利用しょうとするが、彼はそんなロスのもとから逃亡する。執拗以上に彼を追い続けていた。ある意味孤独な追放者というところだ。あまりひどい扱いを受けると自分の中から何かが飛び出し、相手を罰してくれる。そんなファンタジーには多くの人が共感できるとノートンは語る。

慎重で孤独な男 ブルース・バナー、自分の中にあるものをとても怖れて、ついに人々から遠ざかり、関わりをもたないようにしている。自分で自ら孤独にしている。そんな重荷を背負っているバナーをノートンはこだわって演じた。

ノートン演じるバナーは謎めいてなかなか良かった。

遠くブラジルで潜伏するバナー、怒りを制御することを学びながら、治療薬の開発に取り組んでいた元の体に戻るための方法を模索しているうちに、を通じてバナーは“ミスター・ブルー”というハンドルネームを持つアメリカの科学者とコンタクトを取ることに。自身の細胞の秘密を解き明かそうとしていた。ところがその矢先、バナーの潜伏先ロス将軍に割り出される特殊部隊員のエミル・ブロンスキー(ティム・ロス)率いる軍を送り込む。ついにバナーは包囲されてしまう。暴行を受けるバナー。そのとき、心拍数上昇し、体に異変が起こる

別人格ハルクが目覚めたのだたちまち部隊を蹴散らし、何処かへと消えていく・・・・。

ブロンスキーは目の前でおこったことに信じられないでいたハルクの圧倒的なパワーに魅了された。そして自らもこの“力”得ようとする。

 

心拍数が上昇すると、バナーの目は緑色に変身直前です。

 

ブロンスキーは軍の極秘研究“スーパー・ソルジャー計画”に志願するハルクとなったバナーの事故の真の目的はこの軍の計画の一環である。

バナーはミスターブルーの研究成果を頼りに、5年ぶりに密かにアメリカへ。彼がまず誰よりも会いたい人がいた。かって同じ研究室に在籍し、愛を確かめ合った女性、そしてロス将軍の愛娘ベティ(リヴ・タイラー)がいた。何も告げず去ったバナーのことを思いながら、もう彼女には新しい医師の恋人、レナード(タイ・バーレル)がいた。

 

   

べティ(リヴ・タイラー)とレナード(タイ・バーレル)

バナーはこのことを知ると、去っていきます。だがベティは最愛のバナーを見逃さなかった再会した二人は抱き合う

でもロス将軍とブロンスキーの追跡の手はすぐそこまでやって来た

 

 ロス将軍役(ウィリアム・ハート)

ヒゲがあって髪形もいつもとちょっと違うので、ウィリアム・ハートとは気がつきませんでした。そういえば最近観た「バンティジーポイント」にも大統領役で登場していましたね。

 

とにかくしつこく、バナーを追い詰めます追いつき追い越されとうとう追い詰めた~~~

バナーの心拍数は上昇ついにハルクに変身・・・・・。ベティも彼の変る様子を見て

爆発に巻き込まれるベティをハルクは助ける。そしてバナーから苦渋に満ちた胸の内を聞く。そして彼に協力することに。

いよいよ“ミスター・ブルー”に会うため、ニューヨークへと向かう

 

 ミスター・ブルーことスターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)

何か科学者には見えないひょうきんな人だけど・・・・?スターンズの研究の成果に最後の希望を託すバナーだ。

さて、元に戻ることが出来るのか????

ところがここにも軍の手が!!!ついにバナーは囚われることに

ブロンスキーはハルクに魅せられ、スターンズにバナーの血清を打つように迫る。そして彼はアボミネーションというモンスターへと変身する

 

これがアボミネーションですニューヨークの街を荒らしまわり、軍の力ではどうすることも出来ません

 

ついにブルース・バナーは、アボミネーションとの戦いに挑みます愛するベティのために、運命と対峙する覚悟を決めて。自らハルクになることを・・・・・。

 

 

ブルース・バナーの分身ハルク、何かあの繊細な彼とはかけ離れていて、衝撃的です。

 

エドワード・ノートンが演じるアメコミもこんなシリアスな作品になって、ちょっと今までのヒーローものが斬新に感じます。

結末は?これはどうぞシアターへ足を運んで観て下さい。

ところでちょいとネタばれです。何とラストにあの「アイアンマン」に主演のロバート・ダウニー・JRが主人公のトニー・スタークで登場します。マーベルつながりのようですね。次の作品紹介ってところですか。(9月27日公開です。)

 

 コミックはこのような本だそうです!マーベル・コミック

 

インクレディブル・ハルク 公式サイト

 

感想:ノートン的アメコミムービーはそれなりに楽しめました。主人公の刹那的なところも何かいいです。誰しもが心の中に持っている違う自分というものがハルクのような別の人格として現れ、何かを訴えるもしくは警告のような発信をしているのか?と思いました。エドワード・ノートン、大好きです

※もう長いレビューにはしないなんて言いましたが、また長いレビューになってしまいました。すみません

 

 

 

 

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