銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

桜はまだか、、、、?いよいよ4月に。気になる映画に観たい映画。

2012-03-31 | 映画全般

いよいよ4月が始まります。寒くなったり、暖かくなったりしながら、本格的な春がやって来るんでしょうね。

さて4月の上映作品はどんなものでしょうか?調べたところ意外にもそんなに多くはなさそうな。

ということで今回も観たい度、気になる度、チェック作品というかたちで作品を紹介していきたいと思います。

◎→観たい ○→気になる ●→チェック作品

まずはシネコン上映作から

4月7日公開

アーティスト

 アカデミー賞最多受賞作品 

サイレントからトーキーへと移り変わるころのハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤(かっとう)と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。 

キリング・ショット

ブルース主演作品。 migさんの映画評によると、タラちゃん作品に似ているとか?

4月13日公開

バトルシップ

大好きな浅野忠信が出ているからちょっと気になっています。

4月14日公開

マンイータ―

嚙みんぐSoon!

4月21日公開

捜査官Ⅹ

ドニー・イェンが出演ということで要チェック

裏切りのサーカス

ゲイリー・オールドマン主演

ミニシアター作品

4月14日公開

ルート・アイリッシュ

ケン・ロ―チ監督最新作

4月28日公開

少年と自転車

別離

 4月28日~5月11日

セットアップ

これもブルース主演作だけど、さてどんな作品なのか?

ブラック&ホワイト ジョン・カーターは多分観ないと思うのであげておりません。ということでしめて10作品のみ。

 

 

 

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青い塩(2011)▽▲BLUE SALT

2012-03-30 | 映画:シネコン

 辛くて切ない、無償の愛

好き度:=50点

ソン・ガンホ主演ということで気になっていた作品なんだけど、今一つわけがわからないくらいややこしい背景にちょっと乗れず。睡魔が私を襲う。そういえばソン・ガンホ作品で「義兄弟」も同じく睡魔状態だった

もっと刺激的な映像を期待していたんだけどね。いっそうの事アクションに重点をおくか、ドゥホンとセビンの無償の愛をもっとせつららに描くとかそうしたらもう少し良かったんじゃないでしょうかね。何か中途半端なのような??

その上上記にも載せている映像のような感じで終わればまだ良かったのに、この後えぇ~こんなことになるの?!という180度の展開に驚き桃の木だったのでした。この終わり方でまた一層冷めてしまったのです。

ドゥホンとセビンの愛は恋人関係の愛なのか?はたまた人間同士の愛情関係なのか?どうも掴めません。セビンはアジョシとドゥホンを呼んでいたしね。友情関係にしてはそれ以上な関係とも取れる。

私的にはいずれ結ばれるのかな?とひそやかな期待も持ちながらちょっとイライラ。しかし背景の人間関係が今一つ複雑なので、どうもそのあたりがごっちゃになり。やっぱり乗れないし面白くなくなっていく。

そんなことが頭を過りながらドンドン睡魔に襲われ、結局朦朧としながら映像を追いかけるだけでした。

まあ結局は2人の無償の愛が主題で、それ以外何かお添えもののような気がしたんですけどね。


やたらスマートホンが出て来るあたりは今の時代を映し出しているようで。

えぇ~カチンカチンとぶっけあえば番号が記憶されるというのはちょっとびっくり。これって本当なのかしら?

さてあらすじ(MovieWalkerより)

 ソウルの伝説の闇組織から足を洗い、母の故郷プサンでレストランを開いて穏やかに過ごしたいと願うドゥホン(ソン・ガンホ)は、通い始めた料理教室で少女セビン(シン・セギョン)と出会う。

一見普通の女性に見えるセビンだったが、その正体は闇組織の便利屋。ドゥホンの動向を探るために近付いたのだった。かつては優秀なライフル競技の選手だったが、ある事件をきっかけに、闇社会へ足を踏み入れた過去を持っていたセビン。彼女は、ドゥホンの人間的な人柄に触れるにつれ、戸惑いを感じてゆく。少しずつ距離を縮める2人だったが、ついにセビンはドゥホン暗殺を命じられる。正体を知りつつも彼女を組織から守ろうとするドゥホン。スタイリッシュな都市ソウルと美しい塩田風景のプサンを舞台に、2人の運命が絡み合う……。


ドゥホンを殺さなければ、自分の命も危ないセビン、関わりが深くなるほどその命令を実行するのが辛くなる。
そんな緊迫感はちょっと弱いような気も、、、、。これって演出が悪いのか?

ソン・ガンホという名優が出ているのに何かとても残念な気がしました。

ということで、せっかく前売りチケット購入して勢いよく鑑賞したのですが、残念な結果でした。それにしても眠かった。
あ!これ2時間以上でちょっと長過ぎませんかね?

解説(allcinemaより)

引退した元ヤクザのボスが、自分の命を狙う少女の運命を守るべく危険な闇組織との戦いに立ち上がる姿をスタイリッシュな映像で描き出すサスペンス・ラブストーリー。主演は「グエムル -漢江の怪物-」「義兄弟 SECRET REUNION」のソン・ガンホとTV「明日に向かってハイキック」のシン・セギョン。監督は「イルマーレ」のイ・ヒョンスン。

メディア 映画
上映時間 122分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(CJ Entertainment Japan)
初公開年月 2012/03/17
ジャンル ロマンス/サスペンス/犯罪
映倫 G
 
 
オフィシャル・サイト
http://www.aoi-shio.com/
 
 
 
 
 
 

 

 

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トロール・ハンター(2010)★★TROLLJEGEREN

2012-03-27 | 映画:シネコン

 本当に、本当にいる!

好き度:=50点

気になる映画リストに挙げていなかった本作を鑑賞して来ました。かなり期待度上げて観たのが悪かったのか?う~ん私的にはそこまでという感じでした。

ネタばれになりますが、もちろんトロールは実際存在しない?というより北欧の伝説の妖精をモチーフにしてまったくキャラを醜くした怪獣とでも言いましょうか。あくまでも本当にいるんだと強調してますが、あくまでもドキュメンタリー的フィクションです。

それにしてもこの姿がチンケですね。人間が化けて妖怪になった感じですね。色々種類もあったりしてこのへんはぷっと吹き出したくなるような事をハンターのハンスがまともな顔して説明するので、何とも言えませんでした。

キリスト教徒が嫌いだとか、光を当てると石になってしまうとかそれなりに色々な苦手なものがあるらしく。山のトロールに森のトロールもあるらしく横文字の種類はちょっと難しく覚えられませんでしたが。顔が3つあるものも、、、、。でも1つだけが本当の頭で後2つは違うらしい。

 あらすじ

世界で初めて生きたトロールをとらえた衝撃のドキュメンタリーであると繰り返し宣言する。怪しげな男のクルマをを山奥まで追い、暗い森でトロールに追われてもカメラだけはまわし続ける暗視カメラでトロールの姿を映し出す大学生トマスたち。

大学生のトマスたちは、トロールハンターのハンスに密着取材を申し込む。深夜、森の奥深くでトロールを見つけたハンスは、紫外線でトロールを石化した後、爆薬で粉々し、トマスたちは一部始終の撮影に成功する。

頭が3つある。老人のような顔つき。何とも中途半端な姿である。

トロールの存在をノルウェー政府はひた隠しにし、彼らによる被害をクマのせいにする偽装をし竜巻に仕業と発表する。トマスたちは政府機関から嫌がらせを受けるがそれが逆に彼らの気持ちに火をつけ、事の真相に迫ろうとする決意させる。ハンスもまたトロール殺しに嫌気がさし、事実を公表することに賛同する。


あくまでもトロールが存在することを強調してまるで当たり前のようなところが何ともきな臭いものを感じるのだ。わざとらしいという気もしてならない。


トロールの手がハンスを襲う。ハンス危機一髪!


ぶっ飛ばされる!大丈夫?鉄の鎧のような防護服に身を包みトロールに立ち向かうハンス。

 トロールのテリトリーに出向き退治をするハンスに同行するトマスたちには行く先々で危険が待ち受けている。


トロールの足で踏まれそうになったり。          見ようによったら雪男かな??

そうそうトマスはトロールに背中を嚙まれてしまうんだよね。これがまたえらいことに。何でもトロールは狂犬病にかかっているとかで、、、、。つまりそのトロールに嚙まれたトマスも狂犬病にかかっているらしい。ヤバいです。

その後のトマスや仲間の所在は分かりませんって事でチャンチャンでした。

解説(allcinemaより)

北欧の伝説の妖精“トロール”を題材に、ノルウェー映画ながら世界各地で大きな話題となった異色のホラー・ファンタジー。ドキュメンタリー作品の製作に乗り出した3人の学生が、図らずもトロールの姿をカメラに収めてしまうまでの一部始終を、疑似ドキュメンタリー・スタイルで描き出す。

まあこんなもんでしょう。あ!トロールの唸り声は凄かったですね。衝撃度はそこまででは(笑)

メディア 映画
上映時間 103分
製作国 ノルウェー
公開情報 劇場公開(ツイン)
初公開年月 2012/03/24
ジャンル アドベンチャー/ミステリー/ファンタジー
映倫 G

  

オフィシャル・サイト
http://troll-hunter.jp/
 
 
 
 
 
 
 
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SHAME -シェイム-(2011)■□SHAME

2012-03-24 | 映画:シネコン

 愛なら、毎晩ティッシュにくるんで捨てている。

好き度:+5点=65点

もしや睡魔に襲われたらと思いスル―するはずだったのですが、やっぱり気になって観ることにしました。

ストレス発散のために何かに没頭したり、好きな趣味を持つということは皆さん誰でもあると思いますが。それが高じてその対象物や行為に依存してしまい、身が破綻するというところまで堕ちてしまうのが依存症です。


本当に怖い。S○xして快楽を味わっているとは思えない。むしろ苦しそうな感じ。


冒頭シーン、これはセクシーでしたね。始まり方もお洒落。大事な部分は見えそうで見えない。上手くぼかしたり暗くしたり、なかなか良い!

主人公ブランドンはS○x依存症。見た目はダンディなイケメンですが、ふたを開けたらこんなやりマンな男性だとは、、、。かなり衝撃的な性描写だという事で話題沸騰だった問題作ですが、、、、。色気のようなものはまったく感じられず単にそういう過激なシーンがあるだけ。特に目のやり場に困るというところまでは行きませんでした。やっぱり心が通っている男女の絡みじゃないとはちょっと違うような気がします。


過激なシーンはあるものの意外にもそこまで気にならない。


プレイは楽しいのだろうか?

何故彼がどんなストレスからこういう依存症になったのかは詳しい経緯は語られていないのでその辺をもう少し描いてくれると理解しやすいんですけど。

妹シシ―の出現でちょっといわく因縁的なことあるのか?と匂わす程度。どうも妹とは何か過去にありそうな感じ。何だろう?妹の存在も単に肉親関係だからという感じではなく、兄妹を超えた恋人に近いような感情があるような、、、。そんな意味ありげなものも見え隠れするのでした。


この視線はそうだよね。やっぱシシーに特別な感情ありそう。


キャリー演じるシシ―の歌「ニューヨーク、ニューヨーク♪」がなかなか
このシーン好きでした。

あらすじ(goo映画より)

ニューヨークに暮らし、仕事もスマートでソツのない独身男ブランドン(マイケル・ファスベンダー)。彼は、仕事以外のすべての時間をセックスに注ぎ込んでいた。中毒といっても過言ではない。行きずりの女性やプロの女性との一夜限りの情事、シャワールームやオフィスのトイレでのマスタ○ーション、ネットでのポルノ動画の収集……。

ありとあらゆる性欲を処理する行為によって日々をやり過ごしていた。ところが、こうして確立されたシングルライフを過ごすブランドンのアパートに、妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がりこんでくる。他者の愛を渇望し、激情の塊となって生きるシシー。人との心の繋がりを一切求めず、感情を排して生きてきたブランドン。激しく衝突する2人の想いはすれ違い、それぞれの孤独を更に深めてゆく。


同僚とのデート。その後男女の絡みとなるも何故か最後までいけないのは?


結局帰って頂戴って感じで、、、、。心あるとかえって無理なのかしら。

やっぱりS○xをプレイとしか考えられないのかも。

その上シシ―の存在が彼を更に追い詰める。う~ん観ている方もブランドンの苦しみが手に取るように分かる。もがき苦しみながらもS○xをする相手を探す彼の姿が何とも痛々しいのだ。


今夜も相手を探しては口説こうとする。

 
助けてと心の叫びを感じる!

結局は寂しいんじゃないだろうか?シシ―への想いも封印しているような。。。。

 解説(allcinemaより)

イギリスの新鋭スティーヴ・マックィーン監督が、デビュー作「Hunger」に続いてマイケル・ファスベンダーを主演に迎え、セックス依存症の男の苦悩と孤独を鮮烈に描き出した衝撃の問題作。赤裸々かつ過激な性描写が物議を醸す一方、チャレンジングな役柄をみごとに演じ上げたマイケル・ファスベンダーには多くの賞賛が寄せられ、ヴェネチア国際映画祭男優賞をはじめ数々の賞に輝いた。共演は「17歳の肖像」「わたしを離さないで」のキャリー・マリガン。


ピンクの帽子を被った方がステーヴ・マックイーン監督。

あの有名な大御所俳優と同性同名なのね。映画観ていた方、大御所俳優だと思っている人がいましたよ。

メディア 映画
上映時間 100分
製作国 イギリス
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2012/03/10
ジャンル ドラマ/エロティック
映倫

 

オフィシャル・サイト
http://shame.gaga.ne.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.foxsearchlight.com/shame/ (英語)
 
 
 
 
 
 

 

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グッド・ドクター 禁断のカルテ(2010)●◎THE GOOD DOCTOR

2012-03-20 | 映画:ミニシアター

 神の手(ゴッドハンド)による完全犯罪。

評価(好き度):+5点=55点

京都みなみ会館にて鑑賞!

自信喪失していた新米医師が、若い女性患者を快復させたことで立ち直るものの、やがて彼女に対する思いが暴走してゆくさまを描いている。う~ん本当のところダイアンの事をどう思っていたんだろうか?

恋愛感情あるのかな?いやあそんな感じやないような。確かに独占欲的な気はしたが、何か物質的な扱いのような。そう大事な宝物のような扱いって表現が合っているような。

つまりだ。若い研修医、マーティンは日々一生懸命頑張っているにも関わらず、治療施した患者がアレルギー反応を起こして悪化したりと失敗が続く。そんなことからベテラン看護師から甚振られる始末。不安に自信損失感を募らせ日々悩んでいた。

そんな時に若い女性患者 ダイアンが入院して来る。マーティンに信頼と尊敬を持ってくれる彼女の態度が次第にマーティンは自信を取り戻すことになる。ダイアンの存在はマーティンにとっては神様のような存在♪

とここまでは良かったが、、、、。ここからが問題!
ダイアンの美しさに特別な思いを寄せることになる。これは恋愛?いやそうではないような・・・・?

献身的な治療のおかげでやがてダイアンは無事退院となる。ところが何故かマーティン、執拗にダイアンへの思いが強くなるのだ。これって一体どんな感情なのかしら?

ダイアンを人間として扱っていないような気もした?まるで私物化とでも言おうか、、、、?このマーティンの感情はただ事ではないように思えるのである。固執と言ってもおかしくない。

というわけで再入院ことに、、、、。わざわざ自宅まで乗り込んで薬をすり替えたマーティンのおかげでこんなことに。

ここからがまた凄い行動。点滴を巧妙にすり替えて快復を妨げるようにする。彼女を何やと思っているんだろう。やっぱり物扱いやんかと。その後も点滴を何度もすり替えるマーティン。結局ダイアンの病状は悪化の一途を辿り、ついに取り返しのつかない事態に……。

マーティンは犯した罪の重さに苦しむ?いやそうではないような?もちろん殺してしまったことはえらいことをしたという感情はあったかもしれないが、むしろ周囲にばれないかが気になっているだけのような気がした。やっぱりダイアンを大事な宝物というだけの感情かもしれない。

ところが、事はこれだけで済まなかった。病室でダイアンの日記帳を発見した掃除係のジミー(マイケル・ペーニャ)が、彼を脅迫してきたのだ。


その執拗な脅迫から逃れ、次に取ったマーティンの行動は、、、、。永遠のこの罪を消すための恐ろしい手段だった。

ダイアンの日記にには一体何が書かれていたのか?そのあたりはよくわからない。ひょっとしてマーティンの行動を一部始終書かれていたのかも、、、、。でないとこんなに慌てないでしょう?

それにしてもラストは事なきを得て研修医からちゃんとしたドクターになるなんてね。皆気がつかないのかしら?ジミーの変死はどう見ても、マーティンが疑われるような感じですよね。釈然としない終わり方にちょっと疑問だらけではありました。何でこうなるの??


解説(allcinemaより)

 「パイレーツ・オブ・カリビアン」のオーランド・ブルーム主演で描く医療サスペンス。理想に燃える青年医師が、若い女性患者に恋したばかりに破滅の道を進んでしまうさまを描く。共演はエルヴィス・プレスリーを祖父に持つモデル出身の若手ライリー・キーオ。監督はアイルランド出身のランス・デイリー。


主演のオ―リ―は製作にも関わっています。

メディア 映画
上映時間 97分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(日活)
初公開年月 2012/01/21
ジャンル サスペンス
映倫 G

 
オフィシャル・サイト
http://good-dr.com/
 
 
 
 
 
 
 
 
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灼熱の魂(2010)★★INCENDIES

2012-03-17 | 映画:ミニシアター

 お母さん、あなたが生き続けた理由を教えてください。

好き度:+5点=65点 


アカデミー賞ノミネートに地元カナダ・アカデミー賞8部門独占したという本作。また世界30ヶ国以上の映画祭で絶賛されたということで、気になり早速鑑賞して来ました。

しかしこんな映画を観てほんまに疲れたことはありません。だから好きかどうかと聞かれると悩んでしまう。あまりにも主人公の人生が壮絶で、言葉を失ってしまった。パワーが要る映画でした。

母のルーツを訪ねて双子の姉弟が中東の母の故郷へ、、、、。その行き着いた先にはあまりにも衝撃な事実が待っていたというもの。
こんな事って実際あるのでしょうか?あまりにも偶然が重なり、えぇ~!と思ってしまう。


この母の表情がキ―ポイントですね。この後彼女は亡くなるわけですが。

さてこの作品は、「双子」、「ナワル」、「ダレシュ」、「デレッサ」、「クファリアット」、「サルワン、ジャナーン」、「ニハド」、「シャムセディン」という8つの章からなっており、トータルで2時間11分のストーリーです。
カナダ・フランスが製作したらしいですが、何かそんな感じがしない。決めつけるわけじゃないけど中東が製作したのではないかと思うくらいベタベタの中東の何処かの国ぽいんですよ。

とにかく主人公ナワルの辿ってきた奇妙というか何というか、、、。とにかく凄い!魂の叫びがヒシヒシと伝わるんですよね。

第一章「双子」では、、、、。

ナワルがプールサイドで原因不明の放心状態に陥り、入院後しばらくして息絶えてしまう姿から始まる。そして、公証人ジャン・ルベル(レミー・ジラール)から、ナワルの奇妙な遺言を聞かされた双子の姉弟ジャンヌとシモンが母親のルーツを訪ねる旅に出発することに。

奇妙な遺言

死んだと聞かされていた「父」と、存在すら知らなかった「兄」に、それぞれ一通ずつ、手紙を届けてほしいという内容だ。弟は母と馴染めずておらず、この遺言に激しく拒否。その上通常の埋葬まで不要ということに弟は益々理解出来ずせめて、「せめて葬儀くらい普通の方法で」と提案するが、姉はそんな弟をたしなめて結局一人で遠い母の故国へと旅立つ事にする。一葉の写真を手掛かりに。 

 

 第二章「ナワル」では、、、。

母ナワルの20代初め頃の回想録が映し出されます。
中東某国南部の村デルオムでキリスト教系の家庭で生まれたナワルが20代始め頃、異教徒である難民の青年ワハブと恋に落ち、はからずも彼との子を授かる姿と、そのためにワハブが殺され、ナワルも一族の名を汚したとして村から追放される姿が描かれる。出産したばかりの男の子の赤ちゃんを祖母に取り上げられたナワルは、別れ際に「いつか必ず捜しに来ると言い残す。

しかし宗教が違うというだけで相手は殺され、本人は村から追放とは凄い仕打ちですよね、宗教対立って日本じゃあ考えられない。

第3章「ダレシュ」では、、、。

ここから宗教対立はいっそう拍車がかかります。学生運動に、大学の封鎖などが映し出されます。そしてキリスト教徒とイスラム教徒との本格的な内戦まで勃発と、、、情勢は大変な様子。
大学に見切りをつけたナワルは、故郷に残した息子を捜し出すため南部に向かったが、息子が預けられたはずの孤児院はイスラム系武装勢力の襲撃によって無惨な姿になっており、孤児たちはデレッサという町の難民キャンプに連れていかれたらしい

ナワルは十字架のネックレスをはずしてイスラム教徒を装ってバスに乗り込みデレッサに向かったが、そのバスはキリスト教系武装勢力によって射撃を受け、ガソリンをまかれ燃やされるという凄い場面に。実は正直なところ、ここまでのシーンにくるまでは淡々と進んでいて、ちょっと退屈な感じもあったのだが、このあたりから面白くなって来たかな。

命を守るために、十字架を見せてキリスト教徒だと必死に難を逃れるさまは凄まじいものさえ感じる。私たち日本人では想像もつかない話である。

 この後4章から8章まで様々な苦難を体験する主人公ナワルの様子が映し出されているがそれをを書いていると尽きないので詳細には書かないことにする。

後はシアターで観て頂けたらと思います。とにかく予想以上に凄い話です。

 イスラム系武装勢力のテロリストになったり。
この経緯は詳しく描かれておらず分かりにくい。

キリスト教右派の指導者のあんさつをしたため、南部のクファリアット監獄に送られ、15年間にも渡る拷問を含む過酷な刑罰を受けることに。

ここからもさらに凄い事に、、、、。リアルなシーンはないが、目をふせてしまいたいような内容です。

とまあナワルの人生が映し出されながらもう一方で娘や息子の母を訪ねての旅のシーンが交互に描かれています。

 

頭の中が混乱するほどに複雑怪奇な物語です。双子の姉弟は調べて行くうちに母の遺した遺言に隠されている真実に遭遇して行くことになります。

あらすじ(概要)allcinemaより

中東系カナダ人女性ナワル・マルワンが亡くなり、公証人から遺された双子の姉弟ジャンヌとシモンに遺言が伝えられた。それは、父親と兄を見つけ出し、それぞれに宛てた母からの手紙を渡してほしいというもの。死んだと思い込んでいた父ばかりか、存在すら知らなかった兄がいることに当惑するジャンヌとシモン。それでもジャンヌは遺言に従い、中東にある母の祖国へと旅立つのだったが…。

解説(allcinemaより)

カナダに在住するレバノン出身の劇作家ワジ・ムアワッドの同名戯曲を「渦」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化した衝撃のヒューマン・ミステリー。亡くなった母の遺言に従い、父と兄を探す旅に出た双子の姉弟が、やがて自分たちのルーツでもある激しい宗教対立に翻弄され続けた母の数奇にして壮絶な運命と向き合っていく姿を、現在と過去それぞれのエピソードを通して力強い筆致で描き出していく。主演は「愛より強い旅」「パラダイス・ナウ」のルブナ・アザバル。2010年度のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

メディア 映画
上映時間 131分
製作国 カナダ/フランス
公開情報 劇場公開(アルバトロス・フィルム)
初公開年月 2011/12/17
ジャンル ドラマ/ミステリー
映倫

PG12

 

 
 
 
 
オフィシャル・サイト
http://www.shakunetsu-movie.com/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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第14回 土と色ーひびきあう世界ー京都展

2012-03-16 | アート

京都府・滋賀県下の障がい者施設を利用している人たちによるアート展がただ今、京都市美術館にて開催されています。今日はその作品展の紹介をしたいと思います。

初日に覗いて来ました!個性的で迫力のある作品がいっぱいです。特に陶芸作品はとてもインパクトのあるものが多いですね。細かい作業がとても印象的でした。

例えばこのワニさん。本当に根気がいるでしょうね。凄いです!驚きました。目を見張るものがあります。どんな人が作ったのかな?とても気になります。

                              

カメラの電池がなくなりかけていたので残念(>_<) あまり撮影出来ず、、、。

 
会場風景

日時:3月13日(火)~3月18日(日) 9:00~17:00(入館16:30まで) 入場無料

京都市美術館 (左京区岡崎公園内)

 お近くの方、興味のある方是非お出かけ下さい。


 

 

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戦火の馬(2011)◇◆WAR HORSE

2012-03-13 | 映画:シネコン

 このお馬さん、演じているのかな?

評価(好き度):+10点=70点

期待度下げて観たところ、意外にもそんなに悪くなかった。いやあこのお馬さん、なかなかの演技馬です。びっくりしました。流石タイトル通り、彼が主人公かもしれません。

奇跡の馬はドラマの中だけでなく、現実にも奇跡のような演技?をしているので本当に奇跡の馬かもしれませんね。

スピルバーグ監督作品なのでてっきりアメリカらしい作品かと思いきや出演している俳優さんはイギリス人、フランス人、ドイツ人キャスト。その上イギリスでのロケということで、えぇ~びっくり。

あらすじ

第一次大戦前夜のイギリス。農村の小さな牧場で一頭の仔馬が誕生する。その仔馬は貧しい農夫テッドによって競り落とされ、少年アルバートの家にやってくる。アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)は、“ジョーイ”と名付けられたその馬とかけがえのない友情を結ぶ。


アルバートはこの馬に魅せられていた。その馬が自分の家にやって来るとは、、、、。
馬と少年の深い絆は誰も邪魔する事が出来ないくらいものだった。

 
ジョーイを手放す事を拒否するアルバートにニコルズ大尉は役目が終わればジョーイを返すという約束をする。


ニコルズ大尉にはトム・ヒドルストン。何処かで見憶えあると思ったらマイティ・ソーでロキ役だったあの人でした。                                   

しかし戦争が始まると、ジョーイは英国軍の軍馬として売られ、フランスの戦地に送られる。そしてジョーイは訓練施設で黒馬・トップソーンと出会うことに。


騎馬として渡仏、前線に出たジョーイはトップソーンとともに独軍に捕らわれたり、フランスの女の子エミリーと出会ったり。。。。馬に仲間を思いやる気持ちがあるようで、トップソーンに荷引き用馬具のはめ方を教えたり、負傷した彼の代わりに大砲を引こうとするシーンはとても印象的だった。トップソーンと頬ずりすることで、お互いの気持ちを確かめあっているようだった。なんか微笑ましいよね。それにしてもこの馬、人間のように感情表現があり、本当に驚きました。

出演者たち

 
ドイツ軍ではこの人、記憶のある方はあ!あの子だと左の男性を見て思いだしたと思う。愛を読むひとのデヴィッド・クロス君ですよ。

 
アルバートを演じたのは無名の若手舞台俳優 ジェレミー・アーヴァイン そんなにイケメンという雰囲気でもなく、普通の青年って感じかな。どういう経緯で抜擢されたのかは分からないが。手にしている旗は父のものでジョーイに委ねられるもの。


母親役にはあのエミリー・ワトソン。


そうそうこのエミリーの祖父役で出演した人、確か「サラの鍵」でも印象深かったあのニエル・アレストリュプ。今回は英語のセリフでしたね。

後、ハリポタシリーズのデヴィッド・シューリス、隊長役でちょこっと出演のエディ・マーサンとかなり豪華キャストが脇を固めていたんですね。


ラスト近くでお馬さん、解き放たれ暴走します。途中有刺鉄線に絡まっちゃい、、、どうなるのかとハラハラしていたら。
そんなジョーイを英独双方の兵士が協力して救出する。敵同士で殺し合っていてもここではちょっとした友好関係で。何かホッとしましたね。ジョーイはそんな人間の気持ちを呼び起こしたのかもしれませんね。


 

メディア 映画
上映時間 146分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2012/03/02
ジャンル ドラマ/戦争
映倫 G

 解説(allcinemaより)

巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が第一次大戦を舞台に、軍に徴用され最前線に送られた一頭の馬とその飼い主の青年との友情と奇跡の物語を美しい映像とともに描いた感動ドラマ。マイケル・モーパーゴの同名児童文学を映画化。主演はこれがスクリーン・デビューのジェレミー・アーヴァイン、共演にエミリー・ワトソン 、デヴィッド・シューリス、 ベネディクト・カンバーバッチ。

オフィシャル・サイト
http://disney-studio.jp/movies/warhorse/
 
 
 
 
 

 

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セイジー陸の魚ー(2011)

2012-03-10 | 映画:ミニシアター

 破滅と救いが世界を変えていく。

評価(好き度):+5点=65点

久しぶりに邦画を鑑賞。西島秀俊君主演ということで気になっていた作品。

西島秀俊ってこういうキャラ、本当に似合うな。破滅的って感じが良く出ているよね。言葉少ないところは魅力的じゃあないですか。森山未来君がそんな彼にぞっこん惚れたっていう表現はおかしいか?彼のことをもっと知りたくなった気持ちは何となくわかるような。

でもこのテンポがどうもまたまた苦手なジャンルで。。。。。途中案の定睡魔にヤバいなあと思ったらやっぱり。めくるほどの展開があるわけではないだけに余計にを起こさせる。

まあでもずっとなかったので良かったです。セイジという男に惚れた人なら、これは森山未来君演じる“僕”のように取りつかれるかもしれませんね。

あらすじ(goo映画より)

広告代理店で仕事に追われる日々を送る“僕”(二階堂智)のもとに、ある一通の企画書が届く。それは、忘れていた20年前の夏を思い出させるものだった。何かに突き動かされるように、その送り主に会いに行く。20年前。バブルの熱気冷めやらぬ頃。適当に就職先を決めた“僕”(森山未來)は、学生最後の夏休みに1人で当てのない自転車旅行に出かけた。

いくつも街を超え、気ままにペダルを漕ぎ続けていると、山道でカズオ(新井浩文)が運転する軽トラックに衝突してしまう。幸い大した怪我ではなかったものの、手当てのためにと、旧道沿いの寂れたドライブイン“HOUSE475”に連れて行かれる。

新井浩文のリーゼントヘアが何ともいえない。写真がありませんが、なかなか味ありましたね。


邦画久しぶりの裕木奈江さん。いったいいくつになられたんでしょうか。今もお若い。そういえばアイスランドの映画に出演以来かしら。


立っているだけで絵になる西島君。良いよね!

そこで出会ったのは、雇われ店長のセイジ(西島秀俊)。自由に生きているように見えるセイジは、普段は寡黙だが心を捉える言葉を持ち、夜な夜な集まる個性溢れる常連客たちからも慕われていた。そんな彼らに強く惹かれた“僕”は、いつのまにか住み込みで働き始める。深い哀しみや不完全さを抱えながらも、必死に生きる店のオーナー翔子(裕木奈江)や常連客たちとの触れ合いの中で、少しずつ“僕”は自分の居場所を見つけ出してゆく。

ある時、セイジが常連客の一人、ゲン爺(津川雅彦)の幼い孫娘りつ子に対して特別に心を許していることを知った“僕”の中に、もっとセイジを知りたいという欲求が生まれてくる。ある晩、こっそりセイジの部屋に忍び込んだ“僕”は、古い8ミリのテープを発見。そこには、唯一セイジの過去が垣間見える映像が残されていた。やがて、夏が過ぎて秋の気配が近付いてきた頃。それは、“僕”が現実へ戻る日が近付いて来たということでもあったが、その時、突然事件が起こる。無差別殺人の被害者となったりつ子は左腕を失う大怪我を追い、両親の命も奪われてしまったのだ。心を閉ざしたりつ子。必死に看病をする翔子たち。しかし、りつ子のもとを訪れずにセイジが取った行動とは……。


津川雅彦さん、盲目の老人役で登場。すっかり老けてしまいました。

 
怪優だと称された西島君の演技。確かにそうかもね。

確かにあの衝撃なシーンは寝てしまった私をビクッとさせたかもしれません。あのシーンだけで吹っ飛んでしまったかも(笑)

余談ですが、現在の僕はあの二階堂智さん、20年前の僕は森山未来君っていう設定はどう見ても合わないように思えましたが。もう少し合う人なかったのかな?

そして現在のりつ子もあの時とは随分雰囲気が変わって明るくなっていた。このあたりはどうも過去と現在の違いが大きいようにも感じたのですが、、、。皆さん、どうでしょうか?

 解説(allcinemaより)

俳優として活躍する伊勢谷友介が「カクト」以来8年ぶりに撮り上げた監督第2作。辻内智貴のベストセラー『セイジ』を「真木栗ノ穴」の西島秀俊と「モテキ」の森山未來主演で映画化。共演に裕木奈江、新井浩文、津川雅彦。

 

メディア 映画
上映時間 108分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ギャガ=キノフィルムズ)
初公開年月 2012/02/18
ジャンル ドラマ
映倫

PG12

オフィシャル・サイト
http://www.seiji-sakana.com/
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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おとなのけんか(2011)■◇CARNAGE

2012-03-07 | 映画:シネコン

 顔で笑って、心に殺意。

評価(好き度):=80点

東宝シネマズ二条にて鑑賞。

「戦場のピアニスト」「ゴーストライター」の巨匠ロマン・ポランスキー監督が、ヤスミナ・レザの大ヒット舞台劇を、4人のオスカー受賞&ノミネート俳優の豪華共演で映画化したコメディ・ドラマ。

面白かった!ジョディ演じるぺネロぺの青筋立てたあの怖いお顔が何とも言えず笑いが起こる。チュリーップの花を投げまくるケイトの発狂ぶりやゲロ吐くまくりシーンも吹き出しそうになる。

こどもの喧嘩に親がかむというのは、どうもね。でもこの場合被害者と加害者という立場になったということで双方の両親が話合いを持つという事に。

まあそりゃ前歯を2本も折られたんですから、被害者の両親にとってはたまらないですよね。被害者の両親マイケル&ぺネロぺ夫妻は加害者の両親アラン&ナンシ―夫妻を自宅に招き和解の話し合いを開始することに。

当初の話し合いは、ぺネロぺ特製のコブラーを食べながら和やかに進んだ。

次は子供を交えてというスケジュールを持つことになったが、、、。次第に4人の話しはかみ合わなくなる。

 話は不発に終わり、帰ろうとするアラン&ナンシ―夫妻に何だかんだと言いがかり?をつけるぺネロぺ。結局夫妻は帰れずまたこの自宅とどまらなければならない羽目に。

 

次第に険悪状態。その第一の原因は弁護士アランにひっきりなしにかかってくる携帯電話。製薬会社の薬の副作用問題の訴訟等が優先なのもで、実は実際のところ子供の問題については正直どうでも良かった。きりの良いところで妻ナンシ―に任せたいところだが、それがまたナンシ―の気分を損ねる。

 携帯が話せないアランにはあのクリストフ・ヴァルツさん

口論となり、挙句の果ては何とナンシ―は嘔吐!!わあ~やってしまった~~!ぺネロぺが大事にしている画集ココシュカにゲロ吐く。

「ココシュカが~~!!」と叫ぶぺネロぺの表情は青筋がたつ。笑ちゃいけないけど、思わずふき出してしまった。

吐きだした途端、ナンシ―はすべてが楽になったのか、今度はぺネロぺ&マイケル夫妻の愛息子イ―サンにも非があるなんて言いだす始末。そしてその後も何だかんだと詰り合いとなる。

おとなもこうなれば、子供以下かもしれないね。


ジョディ・フォスター演じるぺネロぺ、なかなか凄い。カリカリモードで詰りあう姿も絵になる。


ナンシ―のバックまで投げつけて堕ちこませるぺネロぺ。してやったりと笑うぺネロぺ。

シアターでは笑いの渦がまいていました。


スコッチを飲んだ4人は酔いに任せて言いたい放題!!

舞台劇と同じく、これリハーサルもあり。撮影期間中、彼らは毎日同じセットに通い、丸一日4人のシーンを演じ続けたらしい。

あらすじ(goo映画等より抜粋)

ニューヨーク、ブルックリン。ザッカリー・カウワンがイーサン・ロングストリートの顔を棒で殴ったという11歳の子供同士の喧嘩の後、彼らの両親が話し合いのため集まることに。リベラルな知識層であるロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー/ジョディ・フォスター)は、カウワン夫妻(クリストフ・ヴァルツ/ケイト・ウィンスレット)を家に招くが、冷静に平和的に始まったはずの話し合いは、次第に強烈なテンションで不協和音を響かせる。やがてお互いの本性がむき出しになっていき、夫婦間の問題までもが露わになっていくのだった……。

時には夫同士・妻同士意見が一致し、ついには夫婦間で普段口にできなかった本音が飛び出したりして、修羅場と化した客間は収拾がつつかない状況となり。。。。。親たちの話合いなど関係なくあのほかしたハムスター生きているし。しかも子供たちは仲良く遊んでいるのは何と皮肉な話である。

大事な携帯も水の中にジャボン~!

メディア 映画
上映時間 79分
製作国 フランス/ドイツ/ポーランド
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2012/02/18
ジャンル コメディ/ドラマ
映倫 G

 

解説(allcinemaより)

子ども同士の喧嘩を穏便に解決するべく親同士が和解の席を設けるが、平和的だったはずの話し合いが、いつしか本音が飛び交う混沌と狂騒の場と化していくさまを、リアルタイムの進行で、ユーモラスかつシニカルに描き出す。出演はジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツ、ジョン・C・ライリー。

オフィシャル・サイト
http://www.otonanokenka.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.sonyclassics.com/carnage/ (英語)
 
 
※余談ですが→2011年2月から3月にかけて、パリで撮影が行われた。ブルックリンが舞台であるにもかかわらずパリで撮影が行われたのは、ポランスキーのアメリカへの入国が法的に困難だったためだそうです。(ウィキぺデイアより)
 
 
 
 
 
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