あの小さな家に閉じ込めた、私の秘密
京都シネマにて鑑賞。もう上映終了してしまいましたが、、、。リバイバルでベストヒットしたものを上映しています。そうそうこの作品でタキ役の黒木華さんはベルリン映画祭で銀熊賞をゲットしたんですね。凄い快挙です。
その時の写真。監督の山田洋次と・・・。
お話は小さな家でお手伝いとして働くタキさんがその家族の姿を見つめた作品。
奥さん平井時子には松たか子さん。相変わらず演技は素晴らしい!小さな可愛いおうちの奥さんなんだけど、ある日主人の部下である板倉正治に一目ぼれして不倫しちゃうのです。男の子がいるんだけれど、どうも原作によると、現在の旦那との間に生まれた子供ではないようです。ということで、時子は再婚らしい。その辺は映画では説明されていない。旦那が女性に対して関心がないようなことも説明されていないので時子と旦那の間には男女の関係はなさそうである。そのあたりも映画では説明されていない。そんな状況だから、時子は他の男性に興味がわくのかもしれない。
板倉正治役には吉岡秀隆。北の国からの印象ももう消えてきたよね。
タキさんの晩年役には倍賞千恵子さん。小さいおうちの出来事を手記にしたらと甥荒井健史に言われて書いているんだけれど・・・・。
甥健史役には妻夫木聡君。爽やかな青年役で相変わらず光ってはります。
色々過去には事情があるようで、それはやはり奥様と若き青年とのことなのか?
そのことを思い出し泣き崩れるタキ。意味深である。
まあ物語としてはそんなに対して凄いものではないけど、時代背景その頃のモダンな雰囲気などが出ていてなかなかお洒落で良い!
もっと写真があればいいのだけれど残念ながら探せず(汗)
あらすじ(allcinemaより)
大学生の健史は、亡くなった大伯母・布宮タキから彼女が遺した自叙伝を託される。そこには、健史が知らない戦前の人々の暮らしと若かりしタキが女中として働いた家族の小さな秘密が綴られていた――。昭和初期、山形から東京へと女中奉公に出たタキは、小説家の屋敷に1年仕えた後、東京郊外の平井家に奉公することに。その家は、赤い三角屋根が目を引く小さくもモダンな文化住宅。そこに、玩具会社の重役・雅樹とその若い妻・時子、そして幼い一人息子の恭一が暮らしていた。3人ともタキに良くしてくれ、タキはそんな平井家のためにと女中仕事に精を出し、とりわけ美しくお洒落な時子に尽くすことに喜びを感じていく。ある年の正月。平井家に集った雅樹の部下たちの中に、周囲から浮いた存在の青年・板倉正治がいた。美術学校出身の心優しい板倉に恭一がすぐに懐き、時子も妙にウマが合って急速に距離を縮めていくが…。
解説(allcinemaより)
中島京子の第143回直木賞受賞作を「男はつらいよ」シリーズ、「東京家族」の名匠・山田洋次監督が映画化した感動ドラマ。日本が泥沼の戦争へと向かっていく昭和初期の東京を舞台に、赤い三角屋根のモダンで小さな家に女中奉公することになった若い娘タキによって語られる庶民の暮らしぶりと美しい女主人・時子の秘めたる禁断の恋の行方を、リアルな時代風俗描写とともにミステリアスに綴る。出演は時子役に松たか子、女中タキ役に黒木華、現代のタキ役に倍賞千恵子。その他の共演に片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡。
メディア | 映画 |
上映時間 | 136分 |
製作国 | 日本 |
公開情報 | 劇場公開(松竹) |
初公開年月 | 2014/01/25 |
ジャンル | ドラマ/ミステリー |
映倫 | G |
オフィシャル・サイト
http://www.chiisai-ouchi.jp/