銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017)**THE BEGUILED

2018-02-25 | 映画:シネコン

 ひとりの男、
狂いゆく女たち

東宝シネマズ二条にて鑑賞。個人的にはそこそこ面白かったです。それにしても女って怖い動物?!ラストはとても衝撃的でした。それぞれひとりの男に狂うのだけれど・・・・。こんな結末になるとはほんまに驚きです。まあこのマクバニー伍長も大概だけれどね。一人の女性に愛を語るなら分かるけれど。八方美人すぎる。


教師エドウィナを演じるのはソフィア・コッポラ監督作品常連のキルステン・ダンスト 
一目見たときから恋に堕ちたというマクバニー伍長から告白を受ける。

 
そうかと思えば生徒アリシア(エル・ファニング)にも何やら意味深な態度。まあアリシアも性欲満々でマクバニー伍長に迫っていたからね。

結局アリシアと伍長良ろしくない関係に・・・・。それを見たエドウィナは発狂!!その後の結末はここでは書きませんが。えらいことになります。


ミス・マーサ(ニコール・キッドマン)もなんだかんだ言いながらも伍長にフラッとなり。我を忘れそうに。

皆どこかで伍長の魅力にまいるのですね。


伍長にはあのコリン・ファレル


伍長は敵軍だと知りながらも存在を告げることなく。傷が治ったらこの学園を去ってもらおうとマーサは伍長に告げる。

あらすじ(allcinemaより)

南北戦争さなかの1864年、バージニア州。ひっそりと佇むその女子寄宿学園には園長のマーサ、教師のエドウィナと5人の生徒が静かに暮らしていた。ところがある日、負傷した北軍兵士マクバニーが見つかり、やむを得ず学園で看護することに。男子禁制の園に突如現われた敵兵に女たちは警戒しつつも興味を抑えることができない。そしてマクバニーの紳士的な振る舞いが、さらに女たちを浮き足立たせてしまうのだったが…。


女の園に入り込んだセクシーな男性。そりゃまいりますよね。みんなそれぞれにその色香に迷って我こそはって感じ。狂いゆく果てに見たものはなんと意外な結末。これは観てのお楽しみですね。

解説(allcinemaより)

「ロスト・イン・トランスレーション」「マリー・アントワネット」のソフィア・コッポラ監督が、1971年のクリント・イーストウッド主演作「白い肌の異常な夜」の原作となったトーマス・カリナンの小説を、女性の視点から再映画化したサスペンス・ドラマ。南北戦争を舞台に、女子だけの寄宿学園に負傷した男性兵士が匿われたことから、静かに営まれてきた日常がかき乱され、女たちの秘められた欲望と嫉妬があぶり出されていくさまを描き出す。出演はニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニング、コリン・ファレル。


それぞれの衣装も素敵ですね。

1時間半という短さでしたが、ハラハラドキドキさせられるお話でした。

メディア 映画
上映時間 93分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(STAR CHANNEL MOVIES=アスミック・エース)
初公開年月 2018/02/23
ジャンル ドラマ/サスペンス
映倫 PG12

オフィシャル・サイト
http://beguiled.jp/

 

 

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グレイテスト・ショーマン(2017)**THE GREATEST SHOWMAN

2018-02-21 | 映画:シネコン

 夢が、踊りだす。

東宝シネマズ二条にて鑑賞。テレビでもかなり宣伝していましたね。興味はそんなになかったのだけれど・・・・。一応チェックのための鑑賞。それでどうだったか?やはり不安は的中!!ありきたりなストーリーでもう一つ乗りきれず。そもそもミュージカルが苦手な上だけに、ミュージカル嫌いにももっと感動を与えて欲しいなあと思った一本でした。


個性的なメンバーをそろえている割には、何かそれぞれの面白さやインパクトが少なかったような気もする。P・T・バーナム役のヒュー・ジャックマンはさすが歌うまいけどね。

 
妻役のミシェル・ウィリアムズも中々歌お上手でびっくり!これ吹き替えではないでしょう?!


フィリップ・カーライル役にはザック・エフロン 格好良かったけど、この人もこの作品ではそんなに光っていなかった。

あらすじ(allcinemaより)

19世紀半ばのアメリカ。貧しい少年時代を過ごしたP・T・バーナムは、幼なじみのお嬢様チャリティとの身分違いの恋を実らせ結婚する。そして愛する家族のために成功を追い求め、挑戦と失敗を繰り返した末、ついに前代未聞のショーをつくりあげ、大衆の心を掴むことに成功する。しかし、そのあまりにも型破りなショーに上流階級の人々は眉をひそめるばかり。そこで英国で成功を収めた上流階級出身の若き興行師フィリップを口説き、パートナーとして迎えるバーナムだったが…。

 

上記にも書いたけど、あまりにも普通ぽい、ヒュー演じるバーナムの型破りにもそこまで感じないし・・・・。とにかくもっとインパクトが欲しい。ということでこれはこれから観る方、あまりお薦めじゃあないですよ!

解説(allcinemaより)

 「レ・ミゼラブル」「LOGAN/ローガン」のヒュー・ジャックマンが「ラ・ラ・ランド」でアカデミー歌曲賞を受賞した作詞作曲家チームとタッグを組んで贈る感動のミュージカル・エンタテインメント。誰も観たことのない画期的なショーを生み出した伝説の興行師P・T・バーナムの波瀾万丈のサクセス・ストーリーを華麗な歌と踊りで描き出す。共演はザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ。監督はVFXアーティストで本作が長編デビューとなるマイケル・グレイシー。

「ラ・ラ・ランド」もそこまでインパクトなかったけど、音楽は断然良かったよね。

ということで期待はずれな1本でした↓

メディア 映画
上映時間 104分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2018/02/16
ジャンル ミュージカル/伝記
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/

 

 

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デトロイト(2017)**DETROIT

2018-02-13 | 映画:シネコン

 1967年、米史上最大級の暴動勃発。街が戦場と化すなかで起きた“戦慄の一夜”

東宝シネマズ二条にて鑑賞。正直後味が悪かった。ここまでのいじめってありなの?いやあいじめというより拷問に近いか?そこへきて実話というから空恐ろしいものも感じる。観なきゃ良かったかなという後悔もちょっとあったり。

あらすじ(allcinemaより)

1967年7月、デトロイト。黒人たちによる暴動が激化し、鎮圧に乗り出した軍や地元警察との衝突で街はまるで戦場と化していた。そんな中、運悪く暴動に巻き込まれ身動きできなくなった人気バンド“ザ・ドラマティックス”のメンバー、ラリーが宿泊していたアルジェ・モーテルで銃声が鳴り響く。それは黒人宿泊客の一人がレース用の空砲をふざけて鳴らしたものだった。しかし、それを狙撃手による発砲と思い込んだ大勢の警察官がモーテルになだれ込んでくる。やがて、偶然居合わせただけの若者たちが、白人警官のおぞましい尋問の餌食となっていくのだったが…。

 

 
一生懸命な青年ラリー、大きな夢をもって頑張っていたのに・・・・・。

悲劇はあのモーテルに宿泊したことで起きる。


その白人警察官クラウスにはウィル・ポールター 嫌な役がお似合いだった!無抵抗な黒人たちに平気で銃を向ける。もちろん殺すことも。

 
観ている私も無性に腹が立ってくる!とにかくやり方汚い!


無抵抗な人に無理やり銃をもっていたなんて言わそうとするなんて言語道断!!最初に書いたように何か生理的に後味悪し。

 
警備員ディスミュークス役にはジョン・ボイエガが登場。この人は良い役でしたね。

解説(allcinemaより)

キャスリン・ビグロー監督が「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」に続いて再び脚本にマーク・ボールを迎え、1967年の“デトロイト暴動”のさなかに起きた衝撃の事件を映画化し、今なお続く銃社会の恐怖と根深い人種対立の闇を浮き彫りにした戦慄の実録サスペンス。黒人宿泊客で賑わうモールを舞台に、いたずらの発砲騒ぎがきっかけで、警察官に拘束された黒人宿泊客たちを待ち受ける理不尽な悲劇の一部始終を圧倒的な臨場感で描き出す。主演は「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のジョン・ボイエガと「メイズ・ランナー」のウィル・ポールター、共演にアルジー・スミス、ジョン・クラシンスキー、アンソニー・マッキー。

ここからネタバレです。結局白人警察官クラウスを筆頭に3人が裁判にかけられるのですが、なんと裁判の結果は3人とも無罪というもの!これにもまたまた腹立たしい結果。実際にそうだったようですね。まあ時代が時代なのでしょうか?人権に対してあまりにも理不尽だったようですね。

メディア 映画
上映時間 142分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2018/01/26
ジャンル サスペンス/ドラマ
映倫 G


右はキャスリン・ビグロー監督

オフィシャル・サイト
http://www.longride.jp/detroit/

 

 

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スリー・ビルボード(2017)**THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI

2018-02-07 | 映画:シネコン

 

東宝シネマズ二条にて鑑賞。いやあフランシス・マクドーマンドがなんと言っても凄かった。個人的にはこのミルドレッド・ヘイズという女性は嫌なタイプでしたが。その役柄をマクドーマンド、見事に演じていましたね。

ミルドレッドの気持ちは確かによくわかるのだけれど、事件が解決しないことで腹が立ち。大きな看板に個人的な中傷するのはどうかと思う。

 中傷されるのは署長のウィロビー。人間的にはとても良い人だけに・・・・。それゆえにミルドレッドが被害者なんだけど、分からちんの嫌なおばちゃんに見える。

ウィロビーにはウディ・ハレルソン ほんまに寛容で人格者やなあと。。。。こういうひとに限って持病があってお気の毒な運命に立たされる。

一方部下のディクソンは差別主義者でどうにもならない奴、その上にマザコンときている。

 ディクソンにはサム・ロックウェル 

広告の看板を請け負った会社のレッドをぼこぼこにしたり、もちろんミルドレッドにも暴言を吐いたりと。まあ気持ちはわからないわけではないけどね。暴力はいけません!

そんなディクソンのことを署長ウィロビーはいいところもあると唯一褒める。ほんまに良い人だわ!

あらすじ(allcinemaより)

アメリカ、ミズーリ州の田舎町エビング。ある日、道路脇に立つ3枚の立て看板に、地元警察への辛辣な抗議メッセージが出現する。それは、娘を殺されたミルドレッド・ヘイズが、7ヵ月たっても一向に進展しない捜査に業を煮やして掲げたものだった。名指しされた署長のウィロビーは困惑しながらも冷静に理解を得ようとする一方、部下のディクソン巡査はミルドレッドへの怒りを露わにする。さらに署長を敬愛する町の人々も広告に憤慨し、掲載を取り止めるようミルドレッドに忠告するのだったが…。

ミルドレッドはとにかく自分の身内に何か起こるとそれに対して怒りをあらわにするらしく、、、、。息子への学校でのいじめにも自ら立ち向かうという凄い家族愛の強い人間。気持ちは分かるけどちょっと異常かもしれないね。それゆえに娘をレイプされ殺されたことに対してはそりゃ凄い思いはあるのは理解できる。しかし怒りを行動に起こすのはいかがなものか?憎しみを憎しみで返すのはやはりちょっと行きすぎのようにも。

息子への嫌がらせにも暴力で・・・・。ダメ!それはいけないよ!

結局のところ、署長ウィロビーはこの事件を解決するまでに、患っている病気を苦に自殺。ミルドレッドが訴える事件は迷宮いり?のような感じに。とも思っていたら後半で思わぬ展開となる。苦虫をかみつぶしていたミルドレッドには唯一の希望が見えてくるんだけどね。


そのきっかけを作ったのが警察をクビとなったディクソン 後半のディクソンは中々良かった!火だるまになって大けがするという目にもあったけど。ミルドレッドの良き理解者となり彼女を助けるということに。

ラストのミルドレッドは嫌な女から、ごく普通の女に変貌していた。う~ん良かった。

解説(allcinemaより)

 「ファーゴ」のフランシス・マクドーマンドが娘を殺された母親の怒りと悲しみを体現して絶賛された衝撃のサスペンス・ドラマ。アメリカの田舎町を舞台に、主人公がいつまでも犯人を捕まえられない警察に怒りの看板広告を掲げたことをきっかけに、町の住人それぞれが抱える怒りや葛藤が剥き出しになっていくさまを、ダークなユーモアを織り交ぜつつ、予測不能のストーリー展開でスリリングに描き出す。共演はウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル。監督は「ヒットマンズ・レクイエム」「セブン・サイコパス」のマーティン・マクドナー。

  

メディア 映画
上映時間 116分
製作国 イギリス/アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2018/02/01
ジャンル ドラマ/サスペンス/コメディ
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://www.foxmovies-jp.com/threebillboards/

 

 

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