それは、愛か罪か――
京都シネマ開館10年特別企画② 2013年を究極の愛でふりかえる 京都シネマBEST10
2月1日~3月7日まで開催されているということでこの作品を鑑賞してきました。この作品、多分京都市内のシアターで上映されていないんではないはず・・・・。見逃したということもあって早速鑑賞。
長いタイトル。どうもこの作品の舞台となった地名のようである。
一番気になったのはゴズリングとクーパーが共演していること。どんな風に絡むのかが気になっていた。前半はゴズリングが登場。待てどくらせどブラッドリー君は登場せず・・・・。でも共演しているんでしょう?なんで出てこない?う~んおかしいてなことを考えながら、画面にくぎ付け。ライアン君演じるルークの話が続くのである。
ようやくブラッドリー君?らしき警官がルークを追いかけて他人の家へ追い込むのだ。ようやく警官役がブラッドリー君だと確認。ここで2人が絡む。と思っていたら、ルークは・・・・。亡くなってしまい。チャンチャン
前半はルークの物語、そして後半はブラッドリー君演じるエイヴリーの物語へと進んでいく。まったく別の話が2つあるわけではない。もちろん2人の間には繋がるものがあるので。後半はエイヴリーが中心となって亡くなったルークの人生も関わっていくのである。
ルークはライダー。
あらすじは以下のとおり(MovieWaklerより)ネタばれしています。未見の方読まないで下さいね。
移動遊園地で命懸けのバイクショーを行い、その日暮らしの生活を送る天才ライダー、ルーク(ライアン・ゴズリング)。巡業先で、偶然かつての恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)と出会った彼は、それまでの生活を抜け出し、彼女の住むニューヨーク州スケネクタディにやってくる。
ロミーナが密かに自分の子を生んでいたことを知ったルークは、2人を養うため、彼のバイクテクニックに目を付けた修理工の誘いに乗り、銀行強盗を行う。計画は無事に成功し、大金を手にするルーク。その後も強盗を繰り返していた彼は、ある時、ミスを犯して警察の追跡を受ける。立身出世に野心を燃やす新米警官のエイヴリー(ブラッドリー・クーパー)はその追跡に加わり、ルークを追い詰めたものの、直接対峙した時に重大なミスを犯してしまう。誰にも打ち明けられず、自分の過ちを深く恥じ入るが、皮肉にも、彼はこの一件で周囲から高い評価を受けることに。複雑な思いを抱えたまま出世してゆくエイヴリー。それから15年。親同士の過ちが、子どもたちに報いを及ぼすことになる。高校生になったルークの息子ジェイソン(デイン・デハーン)とエイヴリーの息子AJ(エモリー・コーエン)は、何も知らないまま同じ学校に入学。同級生として親しくなるが、やがて父親のルークとエイヴリーの間に横たわる因果を知ったジェイソンは、湧き上がる復讐心を押さえられなくなってゆく。葛藤の末、ジェイソンが取った行動とは……。
ライアン・ゴズリング、今回もブルー・バレンタインの監督とタッグを組んだ。そして気ままなやさぐれ男を見事に演じていた。「ラースとその彼女」のあの印象がいまだに強いゴズリング。なんだかまったく別人なんじゃないの?と改めて思ってしまうのだ。
長い長い物語だったけど、一体どういう風にエンディングを迎えるのかも凄く気になった作品でした。観られて良かった。
解説(allcinemaより)
「ブルーバレンタイン」でコンビを組んだデレク・シアンフランス監督とライアン・ゴズリングの主演で贈るクライム・ドラマ。ある罪を巡る父親同士の因果が、その息子たちへと引き継がれて展開していくさまを、それぞれに視点を変えた3つの物語で描き出していく。共演はブラッドリー・クーパー、エヴァ・メンデス、レイ・リオッタ。
そうそうあの癖のあるレイ・リオッタも出演。もう少し出番あると良かったね。せっかく登場しているのにもったいないなあと思いました。
メディア | 映画 |
上映時間 | 141分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ファインフィルムズ) |
初公開年月 | 2013/05/25 |
ジャンル | サスペンス/犯罪/ドラマ |
映倫 | PG12 |
見逃した方、DVDが出ているようなので是非ご覧下さい。
http://finefilms.co.jp/pines/