その瞬間、世界の全てが敵となった。
東宝シネマズ二条にて鑑賞。 フィリップ・シーモア・ホフマン最後の作品ということで気になっていたもの。サスペンスですが、そんなにハラハラドキドキ感はないです。
理解力がない私なもんで、ホフマン演じるギュンター・バッハマンが何者なのかが最初は分からず(汗)
実はテロ対策チームだということらしいです。
その他脇を固める俳優さんたちも良く観たら超豪華!!レイチェル・マクアダムスにウィレム・デフォー・・・・。
CIA側のショートヘアーの女性は何とあのロビン・ライト・ペンです。
超豪華なキャストにしては作品は超地味ですね。
何でも原作は「裏切りのサーカス」などでお馴染のジョン・ル・カレだとか。これは未見なのですが、分かりにくい作品のよう?
あ!でも「ナイロビの蜂」は好きだったなあ。
あらすじ(allcinemaより)
ドイツの港湾都市ハンブルク。同国の諜報機関によって一人のチェチェン人青年イッサ・カルポフの密入国が確認される。イスラム過激派として国際指名手配されている人物だった。テロ対策チームを率いるギュンター・バッハマンは、彼を泳がせてさらなる大物を狙う。一方、親切なトルコ人親子に匿われ政治亡命を希望するイッサを、人権団体の若手女性弁護士アナベル・リヒターが親身になってサポートしていく。イッサは、そのアナベルを介して銀行家のトミー・ブルーと接触を図る。CIAも介入してくる中、アナベルとトミーの協力を強引に取り付けるや、ある計画へと突き進むバッハマンだったが…。
この男がイッサ・カルポフ。雰囲気的にはテロらしくない感じしたけど、、、、。
親身になっていくうちに2人の関係も微妙な感じに、、、、。ちょっと恋愛ぽいものも期待したけど、残念ながらそこまでは行かなかった。
そうそうこの人も登場。ダニエル・ブリュール。そんなにセリフなかったけど。
行き詰まる迫力感は今一つなかったけど、まあまあ重厚感はあったとしよう。
バッハマンが狙っていた大物とはこの左の人、ファイサル・アブドゥラ博士
ラスト近くでこれも分かるんだけど、やっぱりこういう流れだったんだってね。
緊迫感あるラスト近くのシーンで意外などんでん返し?でもそんなにびっくりしなかったな。
解説(allcinemaより)
ジョン・ル・カレの同名スパイ小説を「コントロール」「ラスト・ターゲット」のアントン・コルベイン監督で映画化。ドイツのハンブルクに密入国した国際指名手配中のチェチェン人青年を巡って、ドイツの諜報員はじめ様々な組織や個人の思惑が激しく交錯していくさまを緊張感あふれる筆致で綴る。主演は2014年2月に本作の一般公開を迎えることなく急逝した「カポーティ」「ザ・マスター」のフィリップ・シーモア・ホフマン、共演にレイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー、ロビン・ライト、ダニエル・ブリュール。
ということでそんなに解説に書かれているほどの緊張感あふれるものではなく全体的に淡々とした感じでした。それにしてもホフマンさん、亡くなられて残念としかいえない。映画の中でお酒とたばこにおぼれている姿がとても印象的でした。普段の彼もこんな感じだったのかしら?なんてちょっと思ったり。
ともあれご冥福お祈り申し上げます。
メディア | 映画 |
上映時間 | 122分 |
製作国 | アメリカ/イギリス/ドイツ |
公開情報 | 劇場公開(プレシディオ) |
初公開年月 | 2014/10/17 |
ジャンル | サスペンス |
映倫 | G |
オフィシャル・サイト
http://nerawareta-otoko.jp/