銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ザ・マスター(2012)◇◆THE MASTER

2013-03-27 | 映画:シネコン

 男はただ、信じようとした。

好き度:=70点

東宝シネマズ二条にて鑑賞。実は観たい映画にうっかり挙げるのを忘れていた作品です。

この前に「クラウド・アトラス」を観たのですが、ほぼ爆睡。レビュー書くどころかまったく記憶になし。ということでお恥ずかしいながらスル―することに。

今回は久しぶりにフォアキン・フェニックス主演の作品です。中央の男性がフォアキンだとは観るまで分からず、えらい彼は老けてしまったと思いました。何やら最初から酒浸りでどうしょうもない男を演じていました。ちょいとスケベな感じも。でもなかなかこの役がぴたりとハマっているのです。戦争が終わってアメリカに戻るのですが、どんな仕事をしても上手く行かず、、、、。事あるごとにトラブル!怒りを押さえることが出来ず物を投げたり壊したり、暴力沙汰。気性がとても粗い役です。彼のソコハカトナイ感じが顔つきや姿全体にオーラのごとく現れています。その雰囲気が何かこれから起こることを示唆しているかのようです。そのあたりから呑みこまれて行きそうな感じです。

彼はある男性と知り合いとなります。それがフィリップ・シーモア・ホフマン演じるランカスター・ドッドというマスターという男です。


いわゆる新興宗教?の頂点にいる人のようですね。ある船に忍び込んだフォアキン演じるフレディ・クエルを歓迎してくれるのです!

この出会いがフレディのその後の人生を大きく変えることになります、、、、。


エイミー・アダムスがランカスターの妻ペギーで登場。てっきりフォアキンと男女の絡みがあるのかと思っていたらまったくなし。期待していたわけではありませんが。

あらすじ(Moviewalkerより)ネタばれ含みます。未見の方読まないで下さい。

第二次世界大戦末期。海軍勤務のフレディ・クエル(ホアキン・フェニックス)は、ビーチで酒に溺れ憂さ晴らしをしていた。やがて日本の敗北宣言によって太平洋戦争は終結。だが戦時中に作り出した自前のカクテルにハマり、フレディはアルコール依存から抜け出せず、酒を片手にカリフォルニアを放浪しては滞留地で問題を起こす毎日だった。ある日、彼はたまたま目についた婚礼パーティの準備をする船に密航、その船で結婚式を司る男と面会する。その男、“マスター”ことランカスター・ドッド(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、フレディのことを咎めるどころか、密航を許し歓迎するという。フレディはこれまで出会ったことのないタイプのキャラクターに興味を持ち、下船後もマスターのそばを離れず、マスターもまた行き場のないフレディを無条件に受け入れ、彼らの絆は急速に深まっていく。マスターは“ザ・コーズ”という団体を率いて力をつけつつあった大物思想家だった。独自の哲学とメソッドによって、悩める人々の心を解放していくという治療を施していたのだ。1950年代。社会は戦後好景気に沸いていたが、その一方では心的外傷に苦しむ帰還兵や神秘的な導きが欲されていた時代であり、“ザ・コーズ”とマスターの支持者は急増していった。フレディにもカウンセリングが繰り返され、自制のきかなかった感情が少しずつコントロールできるようになっていく。マスターはフレディを後継者のように扱い、フレディもまたマスターを完全に信用していた。そんな中、マスターの活動を批判する者も現れるが、彼の右腕となったフレディは、暴力によって口を封じていく。マスターは暴力での解決を望まなかったものの、結果的にはフレディの働きによって教団は守られていた。だが酒癖が悪く暴力的なフレディの存在が“ザ・コーズ”に悪影響を与えると考えるマスターの妻ペギー(エイミー・アダムス)は、マスターにフレディの追放を示唆。フレディにも断酒を迫るが、彼はそう簡単にはアルコール依存から抜けることができなかった。やがてフレディのカウンセリングやセッションもうまくいかなくなり、彼はそのたびに感情を爆発させ、周囲との均衡が保てなくなっていく……。

 

新興宗教って分からないですけど、ハマるとのめり込んでしまうのでしょうね。酒浸りで生きていく方向が見えなくなっているフレディには、唯一の心のよりどころだったんだと思います。そのあたりがリアルに描かれていると思いました。しかし信じるものは救われるなら良いのですが、彼はマスターを批判する人に対して自制がきかくなり逆に暴力で封じ込めるようなことになります。
禁酒が出来れば少しはましになるようにも思えましたが、なかなかそれには抜けられない事態がどんどん彼を追いつめていくようです。宗教より依存症の方が勝っている状況だともはやどうにもならないのでしょうか。ドロドロした状況が手に取るように感じました。

あまり気分の良い作品ではありませんでしたが、目をくぎ付けにさせられました。

解説(allcinemaより)

「マグノリア」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が新興宗教を題材に、カリスマ教祖と迷える復員兵の愛憎入り交じる関係性を俳優陣の重厚な演技で描き出した人間ドラマ。出演は「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のホアキン・フェニックス、「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマン、「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。

メディア 映画
上映時間 138分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ファントム・フィルム)
初公開年月 2013/03/22
ジャンル ドラマ
映倫 R15+

 

オフィシャル・サイト
http://themastermovie.jp/
 
 
 
 
 
 
 
 
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愛、アムール(2012)**AMOUR

2013-03-21 | 映画:ミニシアター

 人生はかくも長く、素晴らしい。

好き度:=90点

京都シネマにて鑑賞。「白いリボン」に続くミヒャエル・ハネケ監督新作!カンヌでは最高賞。アカデミーでは外国映画作品賞を受賞。
それだけの価値は確かにありましたね。期待通りの作品でした。

日本でも高齢化が進んで高齢者が高齢者の介護をするという現状は珍しくないですが、やはり他の国でもこんな状況なのかしら?

高齢者問題に焦点を当てて1組の夫婦の愛の行く末を淡々とそしてある意味衝撃的に描いています。考えたらいつこういうことが起きないとも限りませんよね。私自身も今まではそんな深く考えなかったけど最近は他人事とは思えないように考えるようになりました。

ネタばれになります。未見の方読まないで下さい!

冒頭のシーン。アパート一室に警察官が入るところから、妻アンヌはベッドに横たわっていました。周りには花が飾られていました。どうなったかはこれで大体分かると思います。

あらすじ(goo映画より)

パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らすジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)とアンヌ(エマニュエル・リヴァ)は、ともに音楽家の老夫婦。その日、ふたりはアンヌの愛弟子のピアニスト、アレクサンドル(アレクサンドル・タロー)の演奏会へ赴き、満ちたりた一夜を過ごす。翌日、いつものように朝食を摂っている最中、アンヌに小さな異変が起こる。突然、人形のように動きを止めた彼女の症状は、病による発作であることが判明、手術も失敗に終わり、アンヌは不自由な暮らしを余儀なくされる。医者嫌いの彼女の切なる願いを聞き入れ、ジョルジュは車椅子生活となった妻とともに暮らすことを決意。穏やかな時間が過ぎる中、誇りを失わず、アンヌはこれまで通りの暮らし方を毅然と貫き、ジョルジュもそれを支えていく。離れて暮らす一人娘のエヴァ(イザベル・ユペール)も、階下に住む管理人夫妻もそんな彼らの在り方を尊重し、敬意をもって見守っていた。だが思い通りにならない体に苦悩し、ときに「もう終わりにしたい」と漏らすアンヌ。そんなある日、ジョルジュにアルバムを持ってこさせたアンヌは、過ぎた日々を愛おしむようにページをめくり、一葉一葉の写真に見入るのだった。アンヌの病状は確実に悪化し、心身は徐々に常の状態から遠ざかっていく。母の変化に動揺を深めるエヴァであったが、ジョルジュは献身的に世話を続ける。しかし、看護師に加えて雇ったヘルパーに心ない仕打ちを受けた二人は、次第に家族からも世の中からも孤立していき、やがてジョルジュとアンヌは二人きりになってしまう。終末の翳りが忍び寄る部屋で、ジョルジュはうつろな意識のアンヌに向かって、懐かしい日々の思い出を語り出すのだった……。

 最初の方は良かったんだけど、、、、。

右半身が麻痺した妻アンヌを自らの手で介護するというのはやはり考えただけでも大変。そのうちに妻の様子は悪化を辿る。食べさせたリ水分を摂取させるのにも妻は拒否。そんな状況になっても表情を変えず一心に介護するジョルジュ。妻への思い、愛はそれ以上に強かったのかな。


娘エヴァが母を心配して訪ねて来るもあわさないように鍵をかけるジョルジュの心境はどうも掴めない。何だか彼の心理が良く分からなかったなあ。

最後までジョルジュ自身、妻の介護一人でやり遂げたかったのかしら?それにしてもあの行為は理解出来ないし、、、、。そうそう気になったことがもう一つ、ハネケ監督に聞きたいよ!鳩のシーンはどういう意味がこめられているのかしら。

この鳩が2人のアパートに迷いこんでくるシーンが2回あるのですが、一度目はジョルジュは追い出します。2回目はね何とか捕まえてしまう。その後はどうしたのかは映らなかったんだけど・・・・。これって彼の心境の変化を現しているような気もしてなりませんでした。これがラストへと繋がるのかもしれないと。どう受け止めるのかは見る側の判断かもしれません。

ラストは突然暗転となりエンドクレジットです。色々考えさせるものはありました。ジョルジュのアンヌへの究極の愛はこんな感じなのかしら。 

どちらにしても老い、死から避けることは出来ませんし、、、、。だから理想の介護が出来るわけでもない、厳しい現実は目の前にあるわけです。この現実から目をそむけるわけにはいかないことをこの作品から教えられたような気がしました。愛って難しいですね。

解説(allcinemaより)

 「ピアニスト」「白いリボン」の名匠ミヒャエル・ハネケ監督が、「男と女」のジャン=ルイ・トランティニャンと「ヒロシマモナムール」のエマニュエル・リヴァを主演に迎え、“老い”と“死”をテーマにひと組の夫婦の人生の最終章を丁寧な筆致で赤裸々にして崇高に描いた感動作。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞をはじめ数々の映画賞を席巻、米国のアカデミー賞でも外国語作品ながら作品賞を含む5部門で候補になるなど各方面から絶賛された。

メディア 映画
上映時間 127分
製作国 フランス/ドイツ/オーストリア
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2013/03/09
ジャンル ドラマ
映倫

G

 

 

オフィシャル・サイト
http://ai-movie.jp/
 
 
 
 
 
 
 
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オズ はじまりの戦い(2013)▲▽OZ: THE GREAT AND POWERFUL

2013-03-17 | 映画:シネコン

 魔法の国に迷いこんだ奇術師と、3人の魔女たち
その出会いは、美しすぎる戦いのはじまり――

好き度:=60点

MOVIX京都にて鑑賞。

う~ん観なきゃよかったかな。ファンタジーはやっぱりダメかも(笑)一番の目的だったフランコ君見れただけが収穫かな。しかしオズを囲む3人の魔女たちの顔ぶれは凄いです。私が男性ならわくわくドキドキもんですね。


西の魔女セオドラにはミラ・クニス


そして西の魔女の姉で東の魔女エヴァノラ役にはレイチェル・ワイズ

オズという国を巡って魔女同士が国取り合戦。オズという名前の奇術師が救世主と間違えられ、彼もかの争いに一役かうというものなのです。まあお話自体はそんな斬新なものではありませんでした。監督があのサム・ライミなので少々期待度高めだったのですが、あくまでもファンタジー色が強いのでドロドロ感はありません。見何処はモノクロからカラ―になる場面は何かちょっとお洒落だったかも。

 ミラ・クニスの顔が魔法によって邪悪な風貌になるところはちょっと必見かもしれませんが。でも全体的にここが凄いというお薦めはないかも、、、、。

あ!彼女は可愛いかった。↓陶器の少女ちゃん。オズに壊れた足を治してもらうところは何だかほのぼの感あったよね。


ミシェル・ウィアムズ演じる南の魔女。彼女の美しさもなかなか良かったな。

あらすじ(Movie waklerより)ネタばれ含みます。未見の方読まないで下さいね!

カンザスの若き奇術師オズ(ジェームズ・フランコ)は、ありきたりではなく、偉大な人間になることを夢見ていた。ある日気球に乗り込んだところ、竜巻に巻き込まれてしまう。そしてたどり着いた先は、筆舌に尽くしがたいほど美しい魔法の国・オズだった。しかし降り立ってみると、オズの国は邪悪な魔女が支配し、苦しめられている民たちは偉大な魔法使いオズが国を救うとの予言を心のよりどころにしていた。オズはその魔法使いと同じ名前であるため誤解されてしまい、西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)の案内で、彼女の姉である東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)の住むエメラルド・シティの宮殿へ行く。二人の美貌と財宝に目が眩んだオズは、自分が単なる奇術師であることも忘れて、南の悪い魔女を倒せばこの国の王になれるとのエヴァノラの言葉のまま、翼の生えた猿・フィンリーとともに南へ向かう。道中、悪い魔女により破壊された陶器の町を通るオズ。孤児となった陶器の少女と出会い、邪悪な力により虐げられた様を目の当たりにしたオズはほのかに使命感を芽生えさせる。ついに南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)のもとまで来たオズは、グリンダの清らかな美しさと優しさに魅了される。グリンダから一片の邪悪さも感じられなかったオズが疑問を持ったとき、魔法の国の秘密が明らかにされる……。


翼の生えたお猿フィンリーをお供に、、、、、、、。

どうってことないって言うのはいけないですが、本当にただのファンタジードラマなので悪の強さもなし。単に映像が綺麗いだけそれ以外言う事はありません。

解説(allcinemaより)

ジュディ・ガーランド主演の名作ミュージカル映画でも知られるL・フランク・ボームの『オズの魔法使い』を下敷きに、“偉大なる魔法使いオズ”誕生の知られざる物語を、「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督が3Dで映画化したファンタジー・アドベンチャー大作。ひょんな誤解から魔法の国の救世主に祭り上げられてしまった奇術師の青年オズが、3人の魔女と繰り広げる過酷な冒険を通して次第に成長していく姿を壮大なスケールで描き出す。主演は「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ、共演にミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズ。

メディア 映画
上映時間 130分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2013/03/08
ジャンル ファンタジー/アドベンチャー
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://www.disney.co.jp/movies/oz-hajimari/
オフィシャル・サイト
http://disney.go.com/thewizard/ (英語)
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

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キャビン(2011)☆★THE CABIN IN THE WOODS

2013-03-13 | 映画:シネコン

 あなたの想像力なんて、たかが知れている

好き度:+8点=78点

MOVIX京都にて鑑賞。

まったく今までのホラーとは違うということで少々期待度アップで観て参りました。怖いというより予想不可能な展開とでも言いましょうか
観るまではB級ホラーかと思いきやその顔ぶれは意外にも豪華ですし、、、、、。

観た感想はう~ん面白いというよりこういう作り方もあるんだなと感心しました。やっぱり皆さん通常のホラーは飽きてきているかもしれませんね。そういう意味では異色なものかもしれません。

あらすじ及び感想も含み ネタばれ含みます。観ていない方は読まないで下さい。

デイナ (クリスティン・コノリー)、カート (クリス・ヘムズワース)、ホールデン (ジェシ・ウィリアムズ)、ジュールズ (アナ・ハッチソン)、マーティ (フラン・クランツ) の5人は、週末をカートの従兄弟が所有する山奥のキャビンで過ごす計画を立てます。途中立ち寄ったほとんど廃屋のガソリン・スタンドの経営者は彼らに好意的 ではなく、一行は不快な思いをさせられます。やっと着いたキャビンは思ったよりもさびれていたが、それはそれで雰囲気があります。早速思い思い に過ごし始めるのです・・・・。

 
5人の若者の一人にあのソーでお馴染のクリス・ヘムズワースが登場。

その夜、5人は地下室の入り口を見つけると、さっそく中へと入り古いノートを発見。それは身の毛もよだつ殺人鬼が綴った日記でした。いい感じに盛り上がった5人は、調子に乗ってそこに書かれていた復活の呪文とやらを読み上げてしまうのだったが…。その呪文がこのキャビンに住むゾンビたちが復活してしまうのでした。もちろん次々と彼らに襲いかかります。とここまではよくあるパターンなんです。

この映画は何と別の場面があるのです。↓こんな監視する部屋なのです。

何と監視だけではありません。この5人の若者を操り、一人一人ゾンビの手にかけて殺して行こうするという何とも言えないエグさ。観た感じそんな感じの人たちには見えないのですが、、、、。その上誰がどうなるとか面白がって金を賭けている。何とも悪趣味な部分も。一体この人たちは何者なのか?最初にこのキャビンに向かうところからこの謎の集団は手を下していたようですね。一見科学者の集団にも見えますが、、、、。何だかワケがわからない。


謎の科学者集団?のメンバーにはあのリチャード・ジェンキンスンさんも。この人がこんな役で登場とは・・・・。それにしてもまともそうな集団がまともでないというのが不気味。一体何故にこのようなゲームのようなことを、、、、。


逃げ道を閉ざされたカートは必至の思いでバイクでジャンプ!したのに、、、、。

さてお話ですが。こういう風に進んで行きます。まずジュ―ルスが手をかけられその恋人ジュールスを取り戻そうとするカートも重傷を負います。その後はマーティ、ホールデンと・・・・。最後にデイナが生き残る。これは何となく想像つく展開です。何故なら彼女は処女だからだとか?良く分かりませんが。この理由は最後の方で解明されます。

マーティが死んだと思ったら生き残っていたというのもありゃ?!そしてデイナとともにゾンビやエイリアンと死闘をくり返すことになります。この展開も何ぞや?


キャビンの底は実験用動物の隔離部屋みたいです。

確かに意表をつく展開ですね。まさかここまでひっぱるとは、、、、。謎の集団の人たちも一人づつ殺されて行きます。

そしてラストが待っています。意外な大物女優が謎の集団の影武者というところですかね。この人の登場で謎が明かされることに。

 解説(allcinemaより)

 若者たちが人里離れた山小屋で戦慄の恐怖に見舞われるという従来のホラー映画のお約束を踏まえた、巧妙かつ予測不能のストーリー展開が映画ファンから絶賛された異色のホラー・サスペンス。「クローバーフィールド/HAKAISHA」やTV「LOST」の脚本で知られる新鋭ドリュー・ゴダードが、TV「バフィー~恋する十字架~」などでタッグを組んだ「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンと共同で脚本を執筆、自ら初メガフォンをとり映画化。出演は恐ろしい目に遭う若者たちに「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースのほか、アンナ・ハッチソン、クリステン・コノリー、フラン・クランツ、ジェシー・ウィリアムズ、そしてベテランのリチャード・ジェンキンス、ブラッドリー・ウィットフォードが脇を固める。

メディア 映画
上映時間 95分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(クロックワークス)
初公開年月 2013/03/09
ジャンル ホラー/SF
映倫

R15+

 
 
 
 
 
 
 
オフィシャル・サイト
http://cabin-movie.jp/
オフィシャル・サイト
http://discoverthecabininthewoods.com/ (英語)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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フライト(2012)◇◆FLIGHT

2013-03-08 | 映画:シネコン

 彼は英雄(ヒーロー)か犯罪者か

好き度:+5点=65点

東宝シネマズ二条にて鑑賞。 何の情報も入れず観たのが良かったのか、悪かったのか、、、、。

色々考えさせられる作品でした。もちツッコミどころも満載ですね。何故にデンゼル演じる主人公ウィップ・ウィトカーはパイロットになれたんでしょうね。そもそもこんなに酷いアルコール依存症なのに不思議です。まあそう言っちゃ話しにならないけど。その上にドラッグの常習者でもあるのです。もちろん腕利きな操縦士なのですから、今まで運よくミスもなかったのかも。それにしても不思議な話です。見た方そう思われませんか?

どうしてもデンゼルさんの印象が悪いおじさんというより良いおじさんという印象が強いので今回のだめ男というのもちょいと柄に合わないような気がしました。依存症役は確かに上手く演じていたと思います。でもね何だか今一つ合わないんだよね。

あらすじ(goo映画より)ネタばれ含みます。未見の方読まないで下さい。

フロリダ州オークランド発アトランタ行きの旅客機に乗り込んだウィップ・ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)。一流の操縦テクニックを誇る彼は、この日も激しい乱気流を鮮やかに切り抜け、機体が安定すると副操縦士に任せて眠ってしまう。

だが突然の急降下が、ウィトカーの眠りを破る。機体は制御不能、車輪を出し、燃料を捨て、あらゆる手段で速度を落とそうとするが、降下は止まらない。緊迫するコックピットでウィトカーは、機体を逆さまにする背面飛行を決行。高度は水平に保たれ、前方に草原が現れた。ウィトカーは機体を元に戻し、決死の不時着陸に挑む……。アトランタの病院で目覚めたウィトカーは、パイロット組合幹事のチャーリー(ブルース・グリーンウッド)から、102人中生存者は96人だと告げられる。高度3万フィートからのそれはまさに奇跡の着陸だった。しかし密かに付き合っていた客室乗務員のトリ―ナ(ナディーン・ヴェラスケス)が亡くなったと聞き、ウィトカーはショックを受ける。見舞いに来た友人のハーリン(ジョン・グッドマン)が、興奮して世の中の騒ぎをまくし立てる。マスコミがウィトカーの偉業を称え、彼は一夜にしてヒーローとなったのだ。

翌朝、チャーリーに呼び出されたウィトカーは、弁護士のラング(ドン・チードル)を紹介される。フライト・レコーダーから、事故の真相は機体の故障だと解明されるはずなのに、なぜ弁護士が必要なのかと声を荒げるウィトカー。実は調査委員会で、ある重大な疑惑が浮上していた。事故後、乗務員全員に行われた検査の結果、ウィトカーの血液中からアルコールが検出されたのだ。それが事故の原因と特定されれば、ウィトカーは過失致死で終身刑となる。一方、10人のパイロットに挑戦させた事故のシミュレーションでは、全員が地面に激突、全乗客が死亡、ウィトカーの神の腕が証明される。だがマスコミが疑惑を嗅ぎつけ始める中、ある客室乗務員はウィトカーを命の恩人だと感謝しながらも、彼に有利な証言を断り、副操縦士はTVのインタビューで思わせぶりな発言をするのだった。心の拠り所だった一人息子にも罵られ、次第に追いつめられていくウィトカー。そして全てが白日の下にさらされる公聴会の日がやって来た……。
カメラマンでドラッグ依存症のニコールと入院先で知り合ってラブラブとなるが。


そんな彼女も最後はウィトカ―を見離す結果となる。

 公聴会で彼に調査を行う運輸安全委員会調査班リーダー、エレン・ブロック役にはあのメリッサ・レオだったと後で気づきました。まったく分からなかった。


出演はほんの僅かだけでした。

ウィトッカ―の発言がかなり気になりましたが、意外にもあっさり?うんこれでいいの?!

詳しくは書きませんが、気になる方是非劇場へ、、、、。

解説(allcinemaより)

「トレーニング デイ」「デンジャラス・ラン」の名優デンゼル・ワシントンが心の弱さを抱えた一人の男の葛藤をみごとに演じきり、4度目のアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たした衝撃のヒューマン・ミステリー・ドラマ。奇跡的な緊急着陸を成功させて多くの人命を救い一躍国民のヒーローとなったパイロットが、一転してアルコール中毒の疑惑で全てを失う危機に直面するさまをサスペンスフルに描く。共演はドン・チードル、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマン。監督は2000年の「キャスト・アウェイ」以来久々の実写作品となる「フォレスト・ガンプ/一期一会」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。

 

メディア 映画
上映時間 138分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(パラマウント)
初公開年月 2013/03/01
ジャンル ドラマ/ミステリー/サスペンス
映倫

PG12

オフィシャル・サイト
http://www.flight-movie.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.paramount.com/flight/ (英語)
 
 
 
 
 
 
 
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012)☆★DJANGO UNCHAINED

2013-03-04 | 映画:シネコン

 これがワイルドだ。

好き度:=90点 MOVIX京都にて鑑賞。

本当にワイルドです!スカッとしました。いきなりドンパチ、血がぶっ飛び凄いです。何と2時間45分。中弛みもなく思い切り楽しめました。クスっと笑える部分もありますが。とにかく次の瞬間どうなるかが分からないところがまたわくわく。さすがタランティ―ノさんらしい西部劇ですね。

今回あのレオ様が初の悪役ということでかなり話題になっていましたが。なかなか板についていました。本来はもう少し年齢のいった人物だったらしいです。レオ様の熱望もあってそのように設定されたとか、、、、。

 

しかしなんといってもこの人、クリストフ・ヴァルツさん。前作に続き素晴らしい演技で私たちを魅了してくれました。あのポーカーフェイスで、えらい過激なことをやらかしてくれるところがとても良かった!拍手ものです。

主役ジャンゴのジェイミーを喰う凄さかもしれませんね。ジェイミーはちょっと大人しいような気もしましたが、、、、。喜怒哀楽を抑えての演技だからかな?

奴隷制度を真っ向から斬るタランティ―ノの作品に対して問題定義されているとのうわさも。。。確かにストレートすぎるとえばそうなんですが。

あらすじ(allcinemaより)

南北戦争勃発前夜のアメリカ南部。賞金稼ぎのドイツ人歯科医キング・シュルツは、お尋ね者三兄弟の顔を知る黒人奴隷ジャンゴを見つけると、彼の鎖を解き放ち、三兄弟の追跡に繰り出す。その後、ジャンゴの腕を見込んだシュルツは、彼を賞金稼ぎの相棒にして2人で旅を続けることに。

しかし、そんなジャンゴが真に目指す先は、奴隷市場で生き別れた最愛の妻ブルームヒルダのもと。やがて、彼女が極悪非道な農園領主カルビン・キャンディに売り飛ばされたことを突き止めたジャンゴとシュルツ。2人はキャンディに近づくため、ある周到な作戦を準備するのだが…。


極悪非道なレオ様演じるキャンディは何と死ぬまで黒人同士を戦わせたり、犬の餌食させたり本当に酷い奴。

 手の傷は実際ガラスで本当に切ったそうです。テーブルは血だらけに、、、、。
迫真的な演技。かなりこの役に入れ込んでいたようですね。


キャンディの執事スティーブン役であのサミュエル・L・ジャクソンも登場。忠実な部下として仕える。
この人がまたなかなかの曲者。鋭い目利きでジャンゴたちの計画を見抜く。

二転三転と状況は変わります。ハラハラドキドキもんです。そうそう監督のタランティーノさんもちょい役で登場しますよ!!

解説(allcinemaより)

「キル・ビル」「イングロリアス・バスターズ」のクエンティン・タランティーノ監督が、南北戦争直前の黒人奴隷制を真正面から取り上げつつ、マカロニウエスタンへの愛を爆発させた痛快バイオレンス・アクション。元奴隷のジャンゴがドイツ人の賞金稼ぎキング・シュルツの助けを借りて壮絶な復讐に乗り出すさまを描く。主演は「Ray/レイ」のジェイミー・フォックスと「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツ。また、非道な農園領主を演じたレオナルド・ディカプリオのかつてない悪役演技も話題に。

メディア 映画
上映時間 165分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2013/03/01
ジャンル

アクション/ドラマ/西部劇

 

オフィシャル・サイト
http://unchainedmovie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/djangounchained/
 
 
 
 
 
 
 
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3月の気になる映画、観たい映画・・・・。

2013-03-02 | 映画全般

暖かな日があったり寒い日があったりしながら、季節は春に向かっているようですね。さて今月はどんな作品が上映されるのか、恒例の映画紹介をして行きたいと思います。

ではシネコン上映作品から。。。。

もう始まっていますが、、、、3月1日~

ジャンゴ 繋がざれる者

あのクエンテイン・タランティ―ノ脚本・監督作品 アカデミー賞脚本賞ゲット作品!

フライト

デンゼル・ワシントン主演、ロバート・ゼメキス監督作品

3月2日~

すーちゃん まいちゃん さわ子さん

大好きな寺島しのぶさん登場!

3月8日~

オズ はじまりの戦い

サム・ライミ監督、大好きなフランコ君主演作品

野蛮なやつら SAVAGES

3月9日~

キャビン

 3月29日~

アンナ・カレーニナ

キ―ラにジュード・ロウが登場!

 

ミニシアター上映

3月9日

愛、アムール

ハネケ監督作品 アカデミー外国映画作品賞受賞

千年の愉楽

若松孝二監督最後の作品。残念ですね。

 

以上9作品。意外に多かった。多分全部観れない。2月の分も残っています。

 

 

 

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