155人の命を救い、容疑者になった男。
Movix京都にて鑑賞。クリント・イーストウッド作品ということで楽しみにしていたものでしたが、う~んちょっと単調なのか、眠気が誘いました。飛行機が墜落するシーンや機内のパニック状態、水が浸水する様子などはかなりリアル描かれていたんですけどね。全体に単調な感じで、期待していたような作品ではなかったです。エンジンが鳥が当たったため、エンジンが故障するということで、空港に戻れる状態ではないと判断した機長が考えた策はハドソン川に不時着するというもの。その案が搭乗客全員を救ったのですが、、、、、。どうもその機長の案が事故捜査委員会には疑わしいものだったようですね。そのため一転して犯人扱い。
まあその後はそのことで機長自身も心労を起こしたり、その恐怖が夢にまで出てくるというシーンもあるのですが、なんかもう一つそのあたりが実感が湧かず。真に迫るものがもう一つない感じなのです。
飛行機がこれほどまで低いところを飛ぶのはどのようにして映像化しているのか?!これはちょっと驚きでしたが・・・・。
英語のタイトルは機長の名前サリーとはえらくシンプルですね。日本語のタイトルの方が良いかなあ。なんて色々思いめぐりながらの鑑賞。まあ結果は最後に実在の機長の元気なお姿も拝見できるので、結果オーライということですね。
あまり緊迫感が伝わってこなかったよ。
事故調査委員会での尋問などももう少し真に迫ったもの(これも前の方で書いていますが)あまり感じられないような?こういうお話を映画にするのは難しそうですね。そのあたりを監督がどのように表現するのか?がとても興味があったのですが、淡々しすぎたような気もします。
副操縦士ジェフ・スカイルズ役にはアーロン・エッカート。久しぶりに見たなあ!
主人公機長チェズレイ・“サリー”・サレンバーガーにはトム・ハンクス。白髪にして本物のサリーに似させていた。話はそれるけど、なんとトムは私より年下だったのが分かってかなりショックでした!
唯一、脱出場面が凄かったなあ!冷たい川の水に掘り出される人の悲壮感もよく出ていたかな。
あらすじ(allcinemaより)
2009年1月15日。乗員乗客155人を乗せた旅客機が、ニューヨークのラガーディア空港を離陸した直後に鳥が原因のエンジン故障に見舞われ、全エンジンの機能を失ってしまう。機体が急速に高度を下げる中、管制塔からは近くの空港に着陸するよう指示を受けるが、空港までもたないと判断したチェズレイ・“サリー”・サレンバーガー機長は、ハドソン川への不時着を決断する。そしてみごと機体を水面に着水させ、全員の命を守ることに成功する。この偉業は“ハドソン川の奇跡”と讃えられ、サリーは英雄として人々に迎えられた。ところがその後、サリーの決断は本当に正しかったのか、その判断に疑義が生じ、英雄から一転、事故調査委員会の厳しい追及に晒されるサリーだったが…。
初めてのタッグで、期待満々だったのですが、、、。ちょいとはずれたかな?う~ん微妙
解説(allcinemaより)
2009年にニューヨークで旅客機がハドソン川に不時着し、世界中で大きなニュースとなった奇跡の生還劇に秘められた知られざる実話を、「ミリオンダラー・ベイビー」「アメリカン・スナイパー」の巨匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎えて映画化した感動ドラマ。離陸直後に両翼のエンジンが止まってしまう非常事態の中、サリー機長が瞬時の冷静な判断と卓越した操縦テクニックで、乗客乗員155人全員の命を救うまでの緊迫の一部始終と、その後の“英雄”サリーを待ち受けた過酷な試練の行方を描く。共演はアーロン・エッカート、ローラ・リニー。
右から二番目が本物の機長さんです。
時間短めでしたが結構長く感じられました。物語がやはり淡々としているせいかもしれません。
メディア | 映画 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ワーナー) |
初公開年月 | 2016/09/24 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | G |
オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/