銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

シンパシー・フォー・デリシャス(2010)☆★SYMPATHY FOR DELICIOUS

2011-11-29 | 映画:ミニシアター

 夢を叶えるための、奇跡──

評価:→80点

京都みなみ会館にて鑑賞。4日間限定上映、しかもレイトショ―のみ。月曜日の21:00に観に行って来ました。観客は私含めて3名(笑)これがこの日最終作品でもありました。

俳優マーク・ラファロの監督デビュー作で、2010年サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞したそうです。キャストもかなり豪華です。
オーランド・ブルーム、ジュリエット・ルイス、ローラ・リニー、ノア・エメリッチ。でも彼らは脇役です。

主役ディーンを演じるのはクリストファー・ソーントンという俳優さん。役柄は事故で体が麻痺し、車椅子生活を送っている。実は実生活も登山の際事故で車いす生活に、、、、。この頃、俳優として映画やテレビの出演が決まり始めた時だった。でも彼は諦めることなく、テレビ番組等のテスト番組を含め、広範囲に渡って活動し続ける。パワーのある役者さんです。

 

突然のアクシデント、苛酷な状況に陥っても、それをバネにまたこんな素晴らしい脚本を自ら作り、映画化とは凄い人だと思いました。

今回は伝説の指導者、ステラ・アドラーの下で20年共に学んだ頃の友人、マーク・ラファロがメガホンを取り、クリストファーが脚本を書き製作されたのが本作です。

 あらすじ

ロサンゼルスのアンダーグランド音楽シーンで有望視されていたDJ、“デリシャス・D”こと、ディーン・オドワイヤー(クリストファー・ソーントン)。オートバイ事故により体が麻痺状態に陥ったディーン。前途洋々に見えた将来は泡と消える。スラム街での車上生活を強いられ、ディーンは深く心を沈ませていく。

そんな時、彼はジョー・ロセッリ(マーク・ラファロ)という情熱的な若き神父と出会う。


マーク・ラファロ 髭にめがね、ちょっと雰囲気違うね。

人生の再スタートを切るための稀有な方法として信仰治療の世界に導かれた際、自分に人々の病気を治する力を秘めていることに気づく。

わあこれって凄いわ~!相手の患部に手を翳したりあてたりするだけで、あっという間に完治するなんて、、、、、。
そういえばこういう宗教あったような、、、、、?

でも不思議なことに自分の足を動かすことは出来ない。憤りを感じるが仕方ない。まあそんなことで口コミでディーンの治癒能力を聞きつけた人々がわんさかとやって来る。

 

ジョーはこの力を利用して施設建設の献金をもらうことを考えだす。ジョーの考えにむっときたディーン、住む場所や生活保障のためのお金を出してくれるようにとジョーに提案。
ただ働きさせられるなんて許せない!結局1日、47・5ドル+ホテルで折り合うことに、、、、。
 

ところが人間の欲望というのは、だんだん大きくなっていき、限りなくなっていくのです。人助けもここまで来るとディーンも限界。

道具扱い?とでもいいましょうか。ジョーへの怒りが増していくわけです。それなら、自分自身のこのパワーを利用して名声と富を欲しいと思うディーン。

ということで、 ディーンは成し得なかった音楽の世界での成功を目指し、ロックバンドに加わる。バンドを率いるカリスマ的リーダー・ステイン(オーランド・ブルーム)、ベーシストのアリエル(ジュリエット・ルイス)、マネージャーのニーナ・ホーグ(ローラ・リニー)と共に新たな人生を歩み始めようとすることに・・・・。


オ―ランド・ブルームはロッカー役で登場!片手にガンガン

 
ジュリエット・ルイスもイケてる!

 
DJが彼なの?ちょっと不満そうなマネージャー ニ―ナにはあのローラ・リニー

久しぶりに観ましたわ。ディーンのポジションは彼のあのパワーを客席の観客に見せるというちょっとした余興的なもの。

もちろんこれでガンガンファンもせられるわけだ。


順風満風な予感?

ところがある日、ステージでアクシデントが!ベースシストのアリエルが倒れてしまう。持ち前のパワーで彼女の治癒をしてみたが、そのかいもなく、、、、。

このことがきっかけでディーンは加害者として疑われることに。ここから彼の人生は大きく下降?

いやそうじゃない。今までのディーン自身に問題があるんだ!本当に人々を癒してあげたいと思ってやったのではなく、あくまでも自分の利にかなうものに過ぎなかったことに気づくわけだ。

同じくしてジョーもそうだった。彼の力を本当に人のためと思ってやっていたはずが、いつのまにか自分の利益だけのための利用だったことに気づく。

心から人のために癒しをすることが大切だと気づいた時、解き放たれるのだ。ラストは無のディーンだが、彼が進む一本の果てしない道には希望が見えているようだった。

メディア 映画
上映時間 101分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ファインフィルムズ)
初公開年月 2011/04/30
ジャンル ドラマ

 解説(goo映画より)

元DJが人を治癒する力に目覚め、音楽での成功を目指すが……。「シャッターアイランド」の俳優マーク・ラファロの監督デビュー作で、2010年サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞。出演は、「ローラーガールズ・ダイアリー」のジュリエット・ルイス、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのオーランド・ブルーム。

オフィシャル・サイト
http://www.finefilms.co.jp/delicious/

 

 

 

 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1911☆★辛亥革命

2011-11-28 | 映画:シネコン

  1911年10月10日、辛亥革命。歴史に残らなかった「命」の物語。

評価:→50点(好みだけで採点)

ジャッキー・チェンが映画出演100本目を記念して、自ら総監督も務めて主演した歴史エンタテインメント大作!
これエンタメ性あるのかな?とても重くて暗いし・・・・。やっぱり私にはあわなかった(涙)

もともと歴史ものは苦手で(汗)案の定睡魔に襲われた。ヤバかったというかもう約3分の1は眠ってしまいましたわ。

お客さん層はやはり年齢層高く。若い人は確か1人くらいだったと思う。きっとこういう作品好きな人でしょうね。

孫文の義士団、新少林寺などに繋がるということで楽しみにしていましたが、、、、。とてもしんどくてダメでした(涙)


孫文役ウィンストン・チャオは2006年公開の孫文-100年先を見た男-でも孫文役を演じている。

でもこの人が主役ではありません!


もちろんジャッキーが主役です。孫文の右腕として革命成就のために尽力した男・黄興役で登場。

 
黄興の妻 徐宗漢役にはリー・ビンビン メイクのせいか?華がない方で、、、、。かなり地味

私、ファン・ビンビンと間違えていました(汗)いつまで経っても出ないし、どうしたのかな?と思っていたら、ビンビン違いでした(笑)

 
前線では看護に徹していた。

他の主なキャスト

  張振武 孫文を慕い黄興とともに同士となり絆を築く。
ジャッキーの息子さん、ジェイシー・チェン


汪兆銘役 ユィ・シャオチュン。この人見憶えありますよね。新少林寺で浄海(じょうかい)を演じた俳優さんでした。


林覚民役 フー・ゴー 格好良い人だと思ったら、何と歌手兼人気俳優でした。

辛亥革命に先立ち1911年4月に広州に黄興らとともに蜂起。これに失敗して処刑されるという役どころ。

 
袁世凱 スン・チュン
清朝軍を掌握する謀略の天才

他に隆裕皇太后役に、ジョアン・チェン。秋瑾にニン・チン。。。。

 

あらすじ(goo映画より)

清朝末期の中国。ホノルル留学中に近代思想を学んだ孫文(ウィンストン・チャオ)は、衰退する祖国の現状を憂い、革命を志すが、武装蜂起に失敗して日本に亡命。そこで義に厚く実直な黄興(ジャッキー・チェン)や張振武(ジェイシー・チェン)と出会い、同志の絆を結ぶ。1908年に溥儀が宣統帝として即位すると、1911年に張振武らの指導によって武昌で武装蜂起が発生。やがて各地に飛び火し、全土規模の辛亥革命へと発展してゆく。黄興は、米国から帰国した孫文に合流。援軍として奮闘、軍司令官として孫文を支える。しかし、総督府の占拠に失敗すると、大勢の部下を失った上に黄興自身も負傷。悲しみに打ちのめされるが、献身的に彼を看病する女性、徐宗漢(リー・ビンビン)や同志たちの勇気ある行動に励まされ、再び立ち上がるのだった……。一方、滅び行く清朝内部でも虎視眈々と権力の座を狙う軍人の袁世凱や、隆裕皇太后(ジョアン・チェン)がそれぞれの思惑を持って動いていた…。 

 
孫文は新政権を確立する。しかし自らトップに立つことはなかった。あくまでも脇役に徹したんですね。

 作品紹介(goo映画より)

中華民国建国のきっかけとなった辛亥革命が1911年に起きてから、100年。それを記念し製作された、ジャッキー・チェン映画出演100本目となるエンターテイメント歴史超大作。ジャッキー・チェン演じる黄興の妻役に中国の人気女優・リー・ビンビン。また、孫文役はウインストン・チャオ、袁世凱役にはスン・チュン、NHKの「蒼穹の昴」でおなじみの若手俳優ユィ・シャオチュン、歌手兼人気俳優であるフー・ゴー、そして、ジャッキー・チェンの実の息子ジェイシー・チェンも出演している。監督は『レッドクリフ』で撮影監督をつとめたチャン・リー。

戦争の場面がかなり多かったし、何かその映像でちょっと気が滅入りましたが。重厚な雰囲気でそれはそれで良かったかもしれません。

メディア 映画
上映時間 122分
製作国 中国
公開情報 劇場公開(東映)
初公開年月 2011/11/05
ジャンル ドラマ/歴史劇
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://1911-movie.jp/

 

 

 

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銅版画工房のカレンダー展2012

2011-11-26 | 銅版画関連

         開催日時: 2011年12月4日(日)~17日(土)
                     月~土:12:00~23:00 日曜日:休み
                ※4日(日)は13:00~19:00まで オープニングパーティ 16:00~
                          最終日(17日)は17:00まで

 

今年もカレンダー展あります。場所は昨年同様、大阪の阿波座にあるカフェ シェ・ドゥーヴにて。

4つの工房から42名の方の作品が展示されます。もちろんカレンダーですので、気にいったカレンダーがあれば購入可能です。

昨年は出品しませんでしたが、今年は私も参加することになりました。展覧会の様子はまた記事をアップしたいと思っています。

一年の締めくくりはカレンダー展となりました。来年も良い年になるように

おいで頂いたら素敵なカレンダーに巡り会えるかもしれません。お部屋に飾ってみては如何でしょうか?

昨年の展覧会会場風景


奥がギャラリーです。                       お洒落なカフェでも・・・・。

 

お近くの方、お茶飲みがてら、是非お立ち寄り下さいませ!

 シェ・ドゥーヴル

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラブ・アゲイン○◆▽CRAZY, STUPID, LOVE.

2011-11-25 | 映画:シネコン

 皆何か何処かで繋がっていたんだ!

評価:→80点

冒頭のテーブル下での男女の靴の絡みのシーンは何ともお洒落です。足の動きから、テーブルでどんな会話が展開しているのか、想像してしまいます。

さてお話、両想いの人もいれば片想いの人も、、、、。親子愛や家族愛、男女の愛に、、、、。それらがみんな繋がって素敵な輪を作っているっていうそんなお話でした。

それにしてもカレルさん、今回も真面目だけど何か面白いわ(笑)ダサいんだけど可愛いし良いんだよね!


今どきこんな7・3ヘアスタイルなんて珍しい。そしてこのシャツ。

こういうキャラは良い人なんだけど、恋愛の対象にならないんですが、、、、、。ところが意外にも片想いされていた!それが友人の娘でベビーシッターをしてくれていたジェシカでした。まったくそんな思いにも気づかないキャルです。

突然の愛妻からの爆弾発言、「離婚して!」  楽しいディナーのはずが、同僚と浮気したなんて堂々の告白にただただショックなキャル。

 メニューが離婚?!


帰りの車でショックのあまり、ドアを開けて落ちるという始末。その行為に妻エミリーもびっくり!自○か?!と・・・・。

順風満風だっただけにこの出来ごとには、キャル自身参ったんでしょうね。カレルさんってマジこんな人なのかしら?

 離婚宣言後からキャルは消失状態自宅を出るキャルでありました。


もてる男が羨ましい~~!

「妻が浮気した~~!・・・・・」色々バーで独り言。誰に言うでもなく・・・・。捨てられた男の惨めな姿につい同情してしまいます。


親友にまで、味方することは出来ない。妻エミリーに着くなんて言われる始末


確かにキャルとは違う。こんなに格好良かった?ライアン・ゴスリングさん。

「ラースとその彼女」の彼とは別人よね。あれしか知らない私(笑)

それでだ。キャルの情けないつぶやきを聞いたライアン演じるジェイコブは見るに見かねてキャルをイケメンに変身する提案を持ちかける。

 身体から鍛えなければと。


女性の誘い方を指南。所謂ナンパですね。


そしてこんなに変身見違えた?

 
ついにこの女性と・・・・。職業は教師なんだけど。マリサ・トメイが肉食系女性を演じる。かなり積極的で何ともいえないオーラ


この勢いにキャルは圧倒されることに。

一方でキャルの13歳の息子、ロビーがキャルに片思いするジェシカにぞっこん状態。猛烈なアタックでジェシカに迫る!


ジェシカにとってロビーは子供?たった4歳差だけじゃん!とロビーは諦めない感じ


学校の生徒の前でのラブコールまで始めちゃい。ジェシカ大弱り。愛があるなら年の差なんて!


まで用意!魂の伴侶なんて事を言う。まあなんておませ。キャル、ちょっと見習った方が良さそう(笑)

キャル&エミリーには娘がいたんだ!最初はこの繋がり分からず。

 
娘ハンナにあのエマ・ストーンでした。


ハンナの意中の人がこの男性。弁護士らしいけど。何処か良いのか理解できない(>_<)

結局片想いは実らず、失恋の流れでこの男ジェイコブに・・・・・。まさかキャルの娘ハンナと彼が?!

 
こんなことになっちゃった。


学校ではロビーは問題児とされ、面談となる。おかげで2人の間は何か良い方向へ行きそうな感じだったんだけど。

その教師が・・・・!ということでまたまたややこしいことになってしまう。

 
ジェシカの片想い問題も最悪な方向、、、、。


エミリーの不○相手とロビーの対決?ケヴィン・ベーコンがエミリーの同僚役。


すべてが繋がり、絡みも起きて結局どう収まるのか?かなりごちゃごちゃ状態です。

あらすじ(goo映画より)

真面目を絵に描いたような40代のキャル・ウィーバー(スティーブ・カレル)は理想的な人生を送っていた。安定した職に就き、マイホームを手に入れ、高校時代の恋人だった妻との間には可愛い子供たちがいる。だが妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)が男をつくり、離婚を考えていると知ったときから、キャルの“申し分のない”人生は脆くも崩れ去る。おまけに昨今の“独身市場”では、キャルのようにウン十年もデートから遠ざかっている中年男はヤボなバツイチとして相手にもされない。そんなある日、ひとりの夜を地元のバーで寂しく過ごしていたキャルは、30代の遊び人ジェイコブ・パーマー(ライアン・ゴズリング)と知り合い、舎弟のようになっていく。ジェイコブは妻への未練を断ち切れないキャルにもう一花咲かせてやろうと考え、キャルを未知の世界へと誘う。男慣れした女性を紹介し、男らしい酒の飲み方を手ほどきし、GAPでは手に入らないハイファッションを見立ててやった。しかし、柄に合わない恋愛ゲームに興じているのはキャルとエミリーだけではなかった。13歳の息子のロビー(ジョナ・ボボ)は17歳のベビーシッターのジェシカ(アナリー・ティプトン)に夢中になり、そのジェシカはキャルにぞっこん。そんなモテ男に変身を遂げたキャルだったが、心までは簡単には変えられなかった。キャルの思いはいつも振り出しに戻ってしまうのだった・・・・・。 

  
皆幸せになって欲しいよね。

もっとコメデイぽいのかと思っていましたが、シリアスな感じ。でもクスっと笑える場面も。。。。素敵な物語でした。

解説(allcinemaより)

長年連れ添った妻から突然の離婚を突きつけられ途方に暮れる中年男が、妻への気持ちを断ち切ろうと新たな恋に悪戦苦闘する姿を、彼を取り巻く男女の複雑に絡み合った恋愛模様とともにハートウォーミングに綴るロマンティック・コメディ。主演は「40歳の童貞男」「リトル・ミス・サンシャイン」のスティーヴ・カレル、共演にライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、エマ・ストーン、マリサ・トメイ、ケヴィン・ベーコン。監督は「フィリップ、きみを愛してる!」のグレン・フィカーラ&ジョン・レクア。

メディア 映画
上映時間 118分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/11/19
ジャンル コメディ/ロマンス/ドラマ
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/crazystupidlove/
オフィシャル・サイト
http://crazystupidlove.warnerbros.com/ (英語)

 

 

 

 

 

 

Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新少林寺/SHAOLIN

2011-11-23 | 映画:シネコン

 守れ。人々の希望のため――!

評価:+5点=85点

カンフー映画はほとんど馴染みがなく、というか観なかったんですが。結構皆さんの評判も良さそうなので、観て来ました。

面白かった!何も考えず楽しめました。最近薬のせいで、作品によっては睡魔に襲われる傾向があるのですが、何とか今回はクリアされました。前半は少しヤバかったけど・・・・。

実はもう一つ観たい理由が。それはニコラス・ツェーが出演していること。でも今回はアンディ・ラウの方が良かったかな(笑)

前半のアンディ演じる侯杰(こうけつ)は非情で傲慢な将軍。敵の大将を無惨に撃ち殺すという冷酷さ。娘の勝男にも「お父様は戦争好き」なんて言われていた。


なかなかこの姿もお似合い。何とお年、50歳だそうで・・・・。若く見えますよね。

少林寺に逃げ込んだ、敵方の大将が見逃して欲しいと哀願するものの、殺してしまい・・・・。血も涙もないとはこのこと!

 
ニコラス・ツェーは侯杰(こうけつ)の腹心の部下・曹蛮役

忠実な部下だったんだけど、ある事?がきっかけで侯杰を裏切る。いやあ最初からそのつもりだったのかもしれない。頂点に立って力で皆を抑えつけたかったのだろうね。

まさに侯杰は悪いお手本だったんですね。

部下に裏切られ、愛する娘の怪我の治療を頼むために少林寺へ・・・・。しかし治療のかいも無く、娘は亡くなってしまう。妻額夕(がんせき)に責められ。

 方丈(ほうじょう)ユエ・ハイ


方丈(ほうじょう)にも悲しみをぶつけるが、亡くなってしまった娘が戻ることはなかった。

妻は少林寺を去って行く。侯杰は全てのものを失ってしまう。

土足で蹂躙した少林寺の僧たちに救われて、候杰は過去を見つめなおすことに。。。。

権力のみで生きて来た人生、信頼してくれていた将軍を追い込んだこと、信頼していた部下に足元をすくわれたり、、、、。

そんな自分とはまったく違い、少林寺で日々慈善事業に取り組んだり、武術を学ぶ僧侶たち。決して武術を己の利に使うのではなく、あくまでも魂を磨くためのものとして修行する姿だった。

人間は利益や私欲に流されてしまうけど、僧侶たちはそんなことはしないんですね。これはなかなか出来ることじゃない。

ということで候杰はそんな彼らの生き方に触れ、自ら頭をまるめ煩悩に生きることに決意!

 単にカンフー映画というだけではなく、人間にとって何が一番大切なのかを教えてくれる。ありがたいお話でもあります。

でも修行は大変!


こんなこと出来るのか?人間業だとは思えないわ。

 
ジャッキー、やっと登場!中盤くらいからかな?役どころは少林寺の厨房係。

候杰がお尋ねものとして賞金かけられているよと悟道(ごどう)ジャッキー・チェンが告げる。


子供の僧侶たちとの絡みが絶妙!ひょうきんなキャラがジャッキーらしい。

 やがて候杰の身柄を抑えようと曹蛮の大軍が少林寺を攻めに、、、、・

背後からは外国軍の大砲による攻撃!曹蛮軍とともに少林寺の建物を破壊していく。

 
運命の再会。戦争は無駄なことだと諭すものの、曹蛮は耳を貸そうとしない。


侯杰の額夕(がんせき)を盾にとる。

 悟りを開いた候杰は僧侶を率い、戦火に追われる平民たちと少林寺を守ることが出来るのか??

登場する主要人物

 浄海(じょうかい): ユィ・シャオチュン

 
浄能(じょうのう) ウー・ジン                   浄空(じょうくう)シー・イェンレン

 

 
悟道(ごどう)ジャッキー・チェン              額夕(がんせき)ファン・ビンビン

 索降図(ソルント)ション・シンシン

 今回のニコラス・ツェーは悪役ということでちょっとね。

あらすじ(allcinemaより)

 辛亥革命によって清王朝が倒れて間もない中国。各地で争いが絶えず、混沌が続いていた。そんな中、登封市にある少林寺では、僧侶たちが戦火で傷ついた者たちの救助に奔走していた。冷血な将軍・侯杰(こうけつ)は、そんな少林寺に馬上のまま乗り込むや、逃げ込んだ敵将を殺害、揚々と去っていく。ところが、ほどなく腹心・曹蛮(そうばん)の裏切りに遭い、今度は自らが少林寺に逃げ込むハメに。全てを失った彼は、心を入れ替え出家を決意する。厨房で料理人・悟道(ごどう)の手伝いをしながら修行に励む侯杰。やがて侯杰を捕らえようと、曹蛮が大軍を率いて少林寺に攻め込んでくるが…。

※監督は「コネクテッド」のベニー・チャンだったんだ!納得。

メディア 映画
上映時間 131分
製作国 香港/中国
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ=カルチュア・パブリッシャーズ)
初公開年月 2011/11/19
ジャンル アクション/格闘技/ドラマ
映倫 PG12

 

公式ウェブサイト

 

 

 

 

Comments (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蜂蜜(2010)

2011-11-21 | 映画:ミニシアター

 原題:Bal

さよならは、心の奥にしまい込んだ。
いつか蜂蜜が甘く香るその日まで――

評価:→70点

幻想的な森を舞台に、主人公ユスフの成長を通して父、母との絆、そして人の心の機微を情感豊かに描く。監督はデビューからわずか5作品で異例とも言える計40以上もの賞を受賞した、現代トルコ映画界を代表するセミフ・カプランオール。本作は第60回ベルリン国際映画祭において、名だたる競合を退け金熊賞を獲得したという作品。そういえば、あの「キャタピラー」も出品され、寺島しのぶさん、女優賞ゲットだったね。

「恋の罪」を鑑賞直後に観た本作。あまりにもギャップがあり、ちょっと戸惑ったな。過激過ぎた恋罪だけに、今度はまったくといって良いほど静かなもので、例のごとく、睡魔に襲われる。

いきなりネタばれ?いやそうじゃない。最初からこういう風になることを知らせているんでしょうね。

冒頭は主人公ユスフの父が高い木に登り、仕掛けた特製の巣箱で養蜂しているんです。高くて大きい木に綱で登る際、突然予想もつかないアクシデントに。。。。。。

ここで映像はぷつりと、、、、、。

そして本題へと繋がって行きます。

あらすじ(goo映画より)

幼いユスフ(ボラ・アルタシュ)は、手つかずの森林に囲まれた人里離れた山岳に両親と共に住んでいる。養蜂家の父、ヤクプ(エクダル・ベシクチオール)は、森深くにある高い木のてっぺんに仕掛けた特製の巣箱で黒蜂蜜の養蜂を行って生計を立てていた。ユスフにとって、森は神秘に満ちたおとぎの国で、父と森で過ごす時間が大好きだった。木漏れ日の眩しさで、目を伏せたくなるくらい高いところで仕事をしている父を、ユスフは憧憬にも似た眼差しで見つめる。ある朝、ユスフは夢を見た。父に「夢を人に聞かれてはいけない」と教えられたユスフは、父にだけこっそりと夢をささやく。すると父は「その夢は誰にも話しちゃダメだ」とユスフに告げる。この夢は二人の間で永遠の秘密となった。

小学校に入ったばかりで読み書きを学んでいるユスフは、クラスメイトの前で教科書を読んでいると突然吃音になり、他の生徒たちから笑われてしまう。


ユスフのピュアな眼差しが何かとても心洗われる。

思いだすとほとんどセリフが無い?そうそうそうなんです。日常生活を映し出しているって感じで。何故にユスフは吃音になったのか?

本を読んでいる同級生の真似をして何とか上手く読みたいと思うユスフの姿が印象的。それで手をあげて読もうとしたら、他のところを読むように先生から言われてしまい(笑)なかなか読めないユスフ。

予告では父の失踪でそうなったように思っていたのですが、どうもそれが原因ではなさそうでした。そのあたりも説明されてないのでまったく謎ですね。

上手に音読できたら先生からもらえる“よくできましたバッジ”を自分一人だけがもらえないのではないかと焦っていた。そんな中、森の蜂たちが忽然と姿を消す。ヤクプは家族の生活のため、蜂を捜しに遠く深い森に巣箱を仕掛けに入っていく。すると父が旅立ったのと同時に、ユスフの口からは言葉が失われてしまう。母のゼーラ(トゥリン・オゼン)はそんなユスフを心配し、どうにかして話をさせようとするがユスフの口は閉ざされたままだった。

父がなかなか戻らず、不安がっているユスフを目にしたゼーラは、彼に昇天祭(ミラージュ)の夜を祖母の家で過ごさせることにする。そこで預言者の昇天の話を聞いたユスフは、預言者に父をなぞらえ、必ず帰ってくると信じるようになる。翌日、母とアララト山の祭りに父を捜しに行くも父は現れず、ユスフの心は晴れない。月日が流れ、ユスフに心配をかけまいと毅然と振る舞っていた母さえも、日を追うごとに哀しみに暮れていく。そんな母を、ユスフは大嫌いだったミルクを飲んで励まそうとする。

ミルクが嫌いだというのもなかなか分からなかった。何故に嫌いなのかもまったくふれていないので、、、、。

 
父が飼っていたミミズク

このミミズクに導かれて父が消息を絶った森の奥に足を踏み入れるユスフ。木の下で深い眠りについているユスフは、夢の中で父に出会っているのだろうか?

 父の死をどこまで受け止めているんだろう?その辺はよくわからないけど、母を励まずために嫌いなミルクを頑張って飲んで見せるのは、父がいなくなって悲しむ母の姿を何とか理解したのかもしれないですね。

説明も音楽も、セリフも極力少ないだけに、私にとってはなかなか把握出来ず。その上、静か過ぎるもので困りました。

でも森の中の幻想的なシーンはとてもヴィジュアル的には良かったです。

 
いやあユスフ演じるボラ・アルタシュ君、本当に可愛くて素晴らしい!

メディア 映画
上映時間 103分
製作国 トルコ/ドイツ
公開情報 劇場公開(アルシネテラン)
初公開年月 2011/07/02
ジャンル ドラマ
映倫 G

現代トルコ映画界を代表するセミフ・カプランオール監督が、幻想的な森を舞台に少年ユスフの成長を通して父、母との絆、人の心の機微を情感豊かに描くユスフ三部作の最終章。主演は、本作が映画初出演となるボラ・アルタシュ。

』(Yumurta)、『ミルク』(Süt)に続くユスフ3部作の第3作だそうですが、面白いのは、「卵」がユスフの壮年期で、「ミルク」がユスフの青年期。逆のパターンなんですね。


この方がセミフ・カプランオール監督。

 

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋の罪(2011)

2011-11-19 | 映画:ミニシアター

 ようこそ、愛の地獄へ!

評価:+5点=85点

園子温ワールド全開!やっぱり期待通り凄かった。かなりきわどい作品ではありますが。。。。。

私的には好みです

冷たい熱帯魚は色で例えると灰色でしたが、こちらは色で例えるとやっぱり赤色かピンクかな。で、底知れないエロさが絡み、、、、、。それぞれのキャスト陣も素晴らしい
富樫真さんは初めて拝見した女優さんですが、彼女のあの声とあのセリフ回しが何とも言えず、きつくて不気味。

お顔もそのキャラ同様凄い!

水野美紀さん演じる吉田和子は作品の中では黒子役らしい。刑事の和子が、事件捜査を通じて、2人の失踪事件の足跡を辿っていくというすじがきなんですね。

なので、富樫さんや神楽坂さんたちとはまったく絡みはありません。

神楽坂 恵さんといえば、園子温監督作品常連女優。しかもつい最近、園監督とめでたくゴールインしたとか・・・・・。

おめでとうございます

3人の主演女優の1人、菊池いずみ役で登場。貞節な妻なのだが、ある日を境に変貌を遂げる。詳細は後ほど・・・・。


 あらすじ

激しい雨が降る夜、ラブホテルで浮気相手とセッ○スをしている最中、後輩刑事、木村一男から携帯に連絡が入る。

                         
和子の浮気相手、正一(児嶋一哉)は何と夫正男の友人   夫正男(
二階堂智)いかにも優しい普通の夫

3人の女性

一人目は、、、、、。

 殺人課の刑事 吉田和子

渋谷円山町の廃墟と化した木造アパートで女性の死体が発見されたのだ。

マネキンと接合されている凄惨な変死体!接合部分からウジ虫が~~!!気持ち悪いよ


壁には「城」と大きく書かれた謎めいた血文字があった。

優しい夫と可愛い娘に恵まれながら、密かに心と体の渇きを抱えてる和子。被害者女性に何となく興味を抱きながら、捜査を進める・・・。

 

2人目・・・・。

  専業主婦、菊池いずみ

有名作家の貞淑な妻・いずみ。静かな日々を毎日過ごしていた。仕事場へ夫を送りだした後は、家事以外特にすることもなく・・・・。食事も一人で取る。寂しさと虚しさを感じていた。


潔癖夫 由紀夫には津田寛治

そんなある日、スーパーのアルバイトの募集の貼り紙を見つけ、昼間食品売り場で働くことを決める。

「いらっしゃいませ・・・・。ソーセージはいかがですか?」

 おどおどしながら、試食コーナーに立つ彼女。そんないずみの前に、ス―ツ姿の女が声をかける、、、、。

 モデルプロダクションのスカウトウーマン

翌日そのプロダクションに行ったいずみに待ち受けていたのはAVの撮影だった!!なされるがままに、、、。そしてこの日を境にいずみは大きく変わって行くのだった。それは女としての喜びとにかく大逆転な人生だよね。 ひょっとしたらこれを読んでいる貴方にも、明日別の人生が待ち受けているかも。。。。もちろん私も(笑)

抑えていた気持ちに火をつけ、更なる刺激を求めて渋谷・円山町をさまよいだす。

  小林竜樹
カオルという何やら意味深な男と出会い。そしてついにあの運命的な女性と出会うことになる。

そしてその3人目、、、、、。

 これ昼の顔だよ!
彼女が演じる尾沢美津子

この人が凄いんだよね!派手なメイクとファッションで街かどに立つこの売○婦は表向きは有名大学の助教授。エリートで才媛。ところがその裏に隠された過激な本性が凄いんだ。


こんな表と裏のギャップって本当にあるのかな?

いずみは何故か彼女に惹かれ、、、、。大学の講義にまで顔を出して、行動を共にすることになる。

「S○X!しょ」とか「わたしのとこまで堕ちてこい」なんて、もうそりゃ凄い言葉を連発。まるで悪魔の囁きだ。

いずみは美津子と共にあの廃墟アパートで体を売る。。。。

  

それにしてもどう表現してよいやら。映像も凄いけど、やっぱり言葉ですね。

一体美津子はどうしてこんな事をすることになったのか?

それは彼女の出生と生い立ち、家庭環境にあった。

美津子の母 尾沢志津

 大方斐沙子さん

母との深い確執というか、戦慄な家族関係!「貴方も○春されているの?」といずみに優しい物腰で語りかけなから、その行為を軽蔑し、そのことを強く批判!まあそりゃまともなことじゃないからそのことに反論するのは当たり前だ。

驚くのはその事をこんなにも冷静な口調で、しかも凄くオドロオドロしく聞こえるのは何故?

美津子は「クソババ、早く死ねよ!!」 母志津は笑いながら「貴方こそ早く死ねば良いのにね」と、、、、、。お互いにファニーフェイスで度肝を抜くようなやり取りに、笑っていいものか?それともどう反応すべきなのか?

このシーンは予告編でも何度も見たけど、映画の中ではほんの僅かのシーンだ。でもこのシーンはとても衝撃的だったし。この志津さんの存在は確たるものだったということである。

驚くのはもう一つ、いずみの旦那、潔癖症という事だったが、、、、、。これがまた笑えて来た。もうここまで書けば分かると思う。

ネタばれになるのであえて書きませんが。大かた予想はついていたけどね。

犯人も大体分かりますよね。

作品紹介(goo映画より)

『冷たい熱帯魚』で衝撃を与えた園子温監督描く、21世紀直前に渋谷区円山町のラブホテル街で実際に起きた殺人事件からインスパイアされたオリジナル・ストーリー。殺人課の女刑事、大学のエリート助教授、人気小説家を夫に持つ専業主婦の運命が交錯するサスペンスだ。水野美紀、冨樫真、神楽坂恵─3人の女優が役者生命をかけた渾身の演技で難役に立ち向かっている。充満する激しいエロス、過激なSEX描写もさる事ながら、3人の女優の身も心も剥き出しの演技バトルが見どころだ。詩人・田村隆一の「帰途」を引用したり、マーラーの交響曲第五番をBGMに使用するなど、荘厳さを感じさせる味付けがなされているところは園子温監督ならではだ。


水野美紀は園子温監督作品のファンだそうです。

 

メディア 映画
上映時間 144分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(日活)
初公開年月 2011/11/12
ジャンル ドラマ/ミステリー/エロティック
映倫 R18+

 

 

オフィシャル・サイト
http://www.koi-tumi.com/

 

 

 

 

 

Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンテイジョン(2011)■□CONTAGION

2011-11-18 | 映画:シネコン

 【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。

評価:=70点

ソダーバーグ監督の最新作は、感染パニックサスペンス。確かに冒頭のグネス・バルトロウー嬢の口から泡ふき、痙攣して亡くなるシーンは本当にビビりました(汗)

誰でも感染って聞くだけで、わお~!と思ってしまうだろうし。。。。私なんか、近くにいる人が咳をしているだけで何かうつりそうな気分になるもの(笑)だからラストで、フィクションですと言われても、ドキドキハラハラします。

それにしても旦那はすでにもう免疫があり、感染しないというのが、ちょっと不思議??その免疫があるという夫役にはあのマット・デイモンです。

 
嫁のべス(バルトロウ)は仕事で香港に出張中、感染したみたい。しかも浮気も。。。。。
何となくマット演じる夫はうだつのあがらなさそうな感じで(笑)

マットにバルトロウ、、、、、。そして以下主要キャストの顔ぶれは。


ドクター・エリン・ミアーズ役にケイト・ウィンスレット
もうこの人、この役はまり役!医師らしい雰囲気。


同じく医師ドクター・レオノーラ・オランテスにマリオン・コティヤール
意外に出番はそんなに多くない。


フリー・ジャーナリスト役にジュード・ロウ
結構インパクトな役どころ。ブログで政府が伝染病だということを隠しているのではないかと指摘。


エリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)いつも一物ありそうな役の多い方ですが、今回はそういう役どころではなく。



おぉ~この人はドリーム・ホームのジョシ―・ホ―。ハリウッドに進出なんだ。

チョイ・ティンヤウ
ジョシ―・ホ―演じる香港の女性の恋人?弟?どちらか分からないけど、彼も感染しちゃう。

その他の主なキャスト陣


ドクター・アリー・ヘクストールにジェニファー・イーリー、そしてそのお隣はディミトリ・マーティン。「ウッドストック~」で主役を演じた方

ジェニファー演じるドクターの活躍が意外にも多かった。エリス・チーヴァー博士の片腕として頑張る!

ケイト演じるドクター・エリン・ミアーズも色々手を尽くして頑張っていたんだけど・・・・・。

 


    感染の輪は広がる~~!!

前半は猛威を震うこの新型のウィルスに翻弄されていく。

あらすじ

ベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は香港出張の帰り、夫のミッチ(マット・デイモン)が待つミネソタの自宅に向かわず、シカゴで元恋人と密会する。だが、ベスは咳と熱を発症しており、同じような症状の人間が香港、ロンドン、東京など各地で次々と亡くなっていた。その事件に疑惑を抱いたフリー・ジャーナリストのアラン・クラムウィディ(ジュード・ロウ)は、政府が伝染病を隠しているのではないかとブログで指摘する。さらに帰国から2日後、ベスが死亡し、続けてベスの連れ子クラークも命を落とす。


べスの死にも立ち会えないミッチ

報告を受けた世界保健機構(=WHO)のドクター・レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)たちが、続いてアトランタの疾病予防センター(=CDC)が調査に乗り出す。エリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)の指示でミネソタに派遣されたドクター・エリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)は、感染が疑われる人々の隔離を実施。カリフォルニア大学の医師が、コウモリと豚のウィルスが混ざった新種のウィルスであることを解明したが、現時点では治療法もワクチンもない。WHOはウィルスが48時間以内に世界主要都市に拡散すると宣告。ワクチン開発に全力が注がれるものの、ウィルスは変異し、恐るべき速度で感染拡大してゆく。折しもネットでは、米仏が治療薬を極秘に製造しているとの噂が広まったことから、中国衛生部のスン・フェンが故郷の村人のワクチンとの引き換えとして、オランテスを拉致。

 
ワクチンの取り引き材料にされたレオノ―ラ・オランティス。ところがレオノーラは弱者である中国人に理解を示し、弱者のために舞い戻ることに。

任務途中で感染するミアーズ。恋人に極秘情報を漏らしてしまうチーヴァー。


チーヴァの恋人


とうとう感染

娘を家に閉じ込めるミッチ。それぞれが愛する者を守ろうとする中、アランは政府が有効な治療薬を隠していると主張。恐怖はウィルスよりも早く感染し、パニックを起こした人々によって、各地で暴動が勃発する。それぞれが選んだ決断は……?そして明かされるウィルスの発生地点とは……?

いち早く感染症を見抜いたWEB記者のアランは独自に特効薬を見つけブログにアップ!植物の名前忘れた(汗)何だっけ?

ネット上で話題になり、ウイルスよりも早く巷間に流失していく。。さらに彼のもとには情報が集まり、当局の対応のまずさを批判し身内を優遇する責任者に物申すって感じ。それでアランは捕まってしまう。


チーヴァ博士、彼の子供にもいち早くワクチン接種するはめに。。。。。

緊迫した状況の中で、我先に身近な親族や恋人を助けたいという気持ちは分かるけど、、、、。でももっとまんべんに助けないといけないはずだが。でもそんな冷静にはいかないのが、人間の心理かもしれません。

まあその辺を上手くソダバーグ監督は描いていますね。


ソダバーグ監督、香港ロケ

終息に向けてか、後半は静かな雰囲気です。群像劇って難しいと思うけど、なかなか上手く描かれていました。

解説(allcinemaより)

「トラフィック」「オーシャンズ11」のスティーヴン・ソダーバーグ監督が、マット・デイモン、ジュード・ロウ、ローレンス・フィッシュバーン、マリオン・コティヤールをはじめとするオールスター・キャストで描く衝撃の感染パニック・サスペンス。未知の致死性ウイルスが猛烈な勢いで世界中に拡散していく中、各国関係当局の懸命の対策もむなしく、恐怖と混乱が人々を支配していくさまを、科学的な考証とシミュレーションをベースとした圧倒的なリアリズムによる緊迫感溢れるドキュメンタリー・タッチの筆致で描き出していく。

メディア 映画
上映時間 106分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/11/12
ジャンル サスペンス/パニック
映倫 G

 

 

 

 

 

Comments (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄色い新幹線?ドクターイエロー

2011-11-17 | お出かけ

ただ今、「コンテイジョン」の記事草稿中ですが、、、、。ちょっとその間に記事を一つ。先日仕事で新大阪駅まで出かけました。
支援している中学3年生の男の子が大の新幹線好きということで、入場券を買ってホームへ・・・・。

その時初めて見たこんな黄色の新幹線!?何だこれ???

ところがこの新幹線を見つけたお客さんたちがどんどん走ってこの場所へやって来る。携帯でぱちり!と写真を撮っていた。

ちょうどそこへ乗務員さんが来られたので、「この新幹線の名前は?」と聞いてみました。

「ドクターイエローです。」とおっしゃる。

どうも通常の新幹線ではないらしく・・・・。線路などの歪みなどをチェックする新幹線らしい。ちなみに時刻表などもあるとか?

初めてこんな新幹線を見る機会に遭遇出来てラッキーでした。

H君ありがとう ということでもう1枚載せますね。

ドクターイエロー  ←詳しくはこちらから!

 

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラビット・ホール(2010)◇◆RABBIT HOLE

2011-11-15 | 映画:ミニシアター

 大きな岩のような悲しみは、やがてポケットの中の小石に変わる。

このコピー、良いですよね!!

評価:+5点=75点

ニコール・キッドマンがウディ・アレンの作品を降板して、この作品にかけたというくらい、キッドマン全身全霊な演技かも。。。。。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」「ショートバス」のジョン・キャメロン・ミッチェル監督が、「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマンを主演に迎え、愛するわが子を失った母親の悲痛な再生への道のりを繊細に描いたヒューマン・ドラマ。


右が監督。

ショート・バスは観たけど、あまり好みじゃなかったな。

ところで余談ですが、ニコールのこの美貌の裏にボトックスなるプチ整形をしたという話が?

それがこの写真↓


愛する息子を失いその悲しみで愕然となるシーンのこの顔。しわ一つないというところがどうもそうらしい。

名演技で力入れて頑張っているのに、、、、、。こんなこと書いてすみません!

愛する息子をある日不慮の事故で失ってしまうベッカ。病気で命を失われるなら、心の準備も出来ているだろうけど、これはあまりにも突然!

これを境にベッカは生きる糧を失ってしまう。


夫ハウイー・コーベットにはア―ロン・エ―カット。彼は息子ダニーの動画を何度も見ながら、失った息子のことを忘れることが出来ない。

お互いに心の傷はいえないまま8ヶ月が過ぎようとしていた。ハウイ―は息子ダニーの思い出を胸に焼き付け、何とか前に進もうと頑張る。しかしそれに比べてベッカは面影から抜け出せず、トラウマ状態のようだった。

いつしか2人の間には大きな深い溝のようなものが・・・・。

 


電話の使い方を教えたら、ダニーの動画を消してしまったベッカ

 あらすじ(goo映画より)

郊外の閑静な住宅街に暮らすベッカ(ニコール・キッドマン)とハウイー(アーロン・エッカート)のコーベット夫妻。彼らの幸せな生活が一変したのは8か月前。一人息子ダニーが道路に飛び出して交通事故に遭い、わずか4歳でこの世を去ってしまったのだ。それ以来、2人の心には埋めようのない欠落感が生まれていた。


そんなベッカの気持ちを逆なでする存在がこの妹。警察沙汰となり、ベッカに頼る。


その上妹は妊娠だ。

ダニーとの思い出を大切にして前に進もうとするハウイーとは対照的に、亡き息子の面影に心掻き乱されるベッカ。同じ痛みを共有しながらも、夫婦の関係は少しずつ綻び始める。

 
                                      喧々轟々のベッカはすぐに退散

ハウイーの提案で、身近な者に先立たれた人々のグループセラピーに参加するベッカ。だが、やり場のない苛立ちから、他のメンバーに辛辣な言葉を浴びせ、退席することになってしまう。


母もベッカ同様に息子を亡くしていた。そのことを話して、ベッカを慰めるが。そんな愚かな息子の死とダニーの死を一緒にされてはたまらないと反論!

立ち寄った実家でも、母親ナット(ダイアン・ウィースト)との間に漂う気まずい空気。

要するにベッカの心の中は怒りと消失感なんかで安らぎはまったくなかった。そんな時、あの少年と出会う。

その帰り道、ベッカはある少年(マイルズ・テラー)を目撃する。翌日、尾行して図書館に入ると、彼が返却した『並行宇宙(パラレル・ワールド)』という科学の本を借りる。次の日、ベッカはその少年から声を掛けられる。彼の名前はジェイソン。8か月前、ダニーを車で轢いた高校生だった。しかし、ベッカには彼を責めるつもりはなかった。ぎこちない対面を果たした2人は奇妙な安らぎを覚え、やがて公園のベンチで会話するのが日課となってゆく。

『並行宇宙』を読んでいることを打ち明けたベッカに、ジェイソンはそれを参考に描いた漫画を差し出す。タイトルは『ラビット・ホール』。科学者の父親を亡くした少年が、パラレル・ワールドに存在する別の父親を探すため、“ウサギの穴”を通り抜けるという不思議な物語だった。

一方その頃、ハウイーは心の癒しを求めるかのように、セラピーで出会った気さくな女性ギャビー(サンドラ・オー)と急接近してゆく。

お互いに埋められないもどかしさや悲しみを忘れるかのように2人は心のやすらぎを見つけたわけだ。


このシーンを遠目で観たベッカは涙してしまう。それは何故に?

ハウイ―は思いつめたように、ギャビ―宅を訪ねる事に。しかし門の前で思い返す。やっぱりベッカが、、、、。

幾度となくほつれかける夫婦の絆。ベッカとハウイーは、再び共に歩み出すことができるのだろうか……。

 さて“ラビット・ホール(ウサギの穴)”とは、「不思議の国のアリス」でウサギを追いかけてアリスが落ちた穴の事。不思議の国に迷い込んでしまったアリスのように、子どもの死をきっかけに今までとは別な世界に迷い込んでしまったというたとえだろう。
(goo映画作品紹介から)

メディア 映画
上映時間 92分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2011/11/05
ジャンル ドラマ
映倫 PG12

 

   オフィシャル・サイト
http://www.rabbit-hole.jp/

 

 

 

 

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする